自民党総裁選の4候補は24日の政策討論会で、首相に就任した場合の靖国神社参拝について、それぞれ考えを示した。高市早苗前総務相は「参拝する」と明言。河野太郎規制改革担当相は「首相在任中はしない」と表明した。岸田文雄前政調会長は「時期、状況を考えた上で、参拝を考えたい」と含みを残した。
野田聖子幹事長代行は「総理総裁という公職ではしない」と説明。「どうしたら天皇陛下がかつてのように出向いてくださるかをしっかり議論していきたい」と述べ、靖国に合祀(ごうし)されたA級戦犯の扱いを再検討すべきだとの考えを示唆した。
[時事通信社]