山梨県は29日、新型コロナウイルスの検査結果を誤認し、陰性だった10代男性を10日間、コロナ陽性患者がいる医療機関に入院させたと明らかにした。県は男性の家族に説明し、謝罪した。
県によると、8月14日、県衛生環境研究所から男性のPCR検査の結果が陰性だったとの電話連絡を受けた峡東保健所の職員が、検査者一覧表に誤って陽性と記入。電子データとの照合もせずに、男性に陽性と伝え、男性は翌15日から24日まで、陽性患者がいる病棟に入院した。退院後の9月27日になって、患者の情報入力システムに男性が入力されていなかったため、確認したところ、陰性だったことが判明した。
男性は当時、コロナの症状がなく、周囲に陽性患者もいないことから、県は「感染の可能性はきわめて低かった」としている。【田中綾乃】