ほぼ無価値の商材を後払いで買わせ、「キャッシュバック」と称して現金を融通した後に高額の代金を回収する「後払い現金化商法」と呼ばれる手口で違法な貸金業を営んだとして、北海道警は29日、千葉県の40歳代の男らを貸金業法違反(無登録営業)の疑いで逮捕する方針を固めた。
コロナ禍の生活困窮者を狙う新たな手口として広まっており、道警は、融通した現金を元本、後で回収した代金との差額を利息と見なし、実質的な貸し付けに当たると判断した。道警は、男らが全国の4500人以上に2億円超を貸し約1億円の利益を得たとみており、出資法違反(超高金利)容疑でも調べる。捜査関係者によると、男は昨秋、東京都や札幌市の男らと共謀し、貸金業登録がないまま顧客数人に現金計約10万円を貸した疑いが持たれている。