東京都議会の都民ファーストの会と立憲民主党は29日、長期欠席する都議の報酬を減額させる都議員報酬条例の改正案を議会運営委員会の理事会に共同提案した。無免許運転で人身事故を起こした木下富美子都議(板橋区選出)が辞職勧告に応じず、体調不良を理由に議会を欠席し続けていることを受けたもので、開会中の第3回定例会での成立を目指して他会派と調整する。
改正案では、逮捕、勾留された都議が議会を欠席した場合には報酬全額の支給を停止し、病気などで2回の定例会を続けて全て欠席した時は半減させる規定を設けている。ただし、出産や新型コロナウイルス感染などの場合には適用しない。
都議会局によると、木下都議には報酬と政務活動費合わせて月に約132万円が支給されている。木下都議は17日に道路交通法違反(無免許運転)容疑などで東京地検に書類送検され、28日には都議会が2度目の辞職勧告を決議したが、本人はホームページ上で議員を続ける意向を示した。