京都大は、2016年の熊本地震に関する研究論文で不正が認定された理学研究科の
林愛明
(りんあいめい)元教授(62)について、新たに4本の論文で
捏造
(ねつぞう)などの不正が37件見つかったと発表した。元教授は最初の不正で停職1年の懲戒処分を受け、すでに辞職しているが、京大は28日付で懲戒解雇処分相当とした。
京大によると、19年3月に不正認定を公表した後、「ほかにも不正がある」と通報があり、元教授の9本の論文を調査した。
その結果、4本の論文で断層や亀裂の集まりを示す図を1枚の地図にコピーして貼り付けたり、事実と異なる説明をしたりするなどの捏造や改ざんが37件見つかった。京大はこのうち18件について、元教授が故意に行ったと認定した。
その他の3本の論文でも不適切な部分が多数見つかった。