10月10日午後2時ごろ、兵庫県加東市の遊園地「東条湖おもちゃ王国」で、立体迷路『カラクリ迷宮のお城』の3階の床が抜けて、男女7人が転落しました。この事故で、24歳の男性と27歳の女性が腰の骨を折るなどの重傷を負い、7歳の女の子を含む4人が軽いけがをしました。 警察は業務上過失傷害の疑いで捜査を開始して、11日朝から現場検証をしています。 遊園地は11日~14日まで臨時休園をするということですが、11日朝は知らずに来た家族連れの姿もありました。 そして、11日正午すぎ、東条湖おもちゃ王国の支配人が取材に応じました。 (東条湖おもちゃ王国 松崎直人支配人) 「誠心誠意もって対応させていただいています。多くの方にご迷惑・ご心配をおかけして、誠に申し訳ございませんでした」 事故が起きた迷路は一体どんなアトラクションだったのでしょうか。Youtubeで公開されている3年前に撮影された迷路内の映像を確認すると、カラクリ迷宮のお城は5階建ての迷路となっていて、映像には床が抜けた3階部分の様子も映っています。木製の迷路で床も木で作られていて、ロープや木で作られた仕掛けををくぐり抜けてゴールまで向かうというものです。千葉県の業者が2013年4月に設置したものだということですが、点検はどういった体制で行われていたのでしょうか。 (東条湖おもちゃ王国 松崎直人支配人) 「日々の毎日の点検は行っています。(Q点検は目視だけですか?)目視のみですね。第3土曜日に月1回の点検、ボルトの点検であったり板のひずみがないかとか」 ジェットコースターなどの遊戯施設は建築基準法で定められた点検基準などがありますが、迷路は対象外で、点検内容も遊園地側が独自で決めていたといいます。 2014年には同じグループ会社の「軽井沢おもちゃ王国」で迷路の床が抜けて、男女2人が足を打撲するなどのけがをする事故がありました。こうした情報は再発防止にいかされなかったのでしょうか。 (東条湖おもちゃ王国 松崎直人支配人) 「詳しくお伝えできないのですが、そちらの部分に関しても引継ぎ・共有はできるようにお話しはいただいています。強度というところに関してとか、確認はとれています。(Q今後の迷路の営業は?)まず原因究明ができなければ営業できませんので、しっかりと原因を究明してさらに検討していきたいと考えています」 そして11日午後、今回の事故の被害者が取材に応じました。 (事故にあった人) 「(自分は)左半身が首くらいから足まで全部と、あとは右肩と右足がちょっと痛い。嫁は今現在も病院で、背骨の骨折と2か所骨折しています。(Q当時の状況は?)いきなりすぎて何が起こったのかわからなくて、『気づいた時には下に落ちていて』、後ろにまだ6人くらいいたんですけど、全員倒れて『痛い痛い』という感じでした。嫁は血がすごかったので、『動いたら痛い。息するのもしんどい』みたいな感じでした。正直まだ整理できていない。子どもらは無事だったのでよかったんですけど」