大塚高司氏、公示前の情勢調査「落選は確実」で不出馬…大阪8区は新人3人が争い構図

今年1月に新型コロナウイルスの緊急事態宣言中に東京・銀座のクラブを訪れていたことが発覚し、自民党を離党した3氏は今回の衆院選で、三者三様の状況を迎えた。神奈川1区の無所属・松本純氏(71)は、安倍晋三元首相ら自民の重鎮の応援を受けるが、これまでにない厳しい戦い。強固な地盤を誇る奈良3区・田野瀬太道氏(47)も気を引き締める。一方、出馬を断念した大塚高司氏(57)の大阪8区は、新人3氏による混戦となっている。
「次男」の大塚氏は、公示1週間前の12日に不出馬を表明した。情勢調査で他候補に水をあけられ「落選は確実」(陣営関係者)だった。引退会見もなく自民はすぐさま、元豊中市議の高麗啓一郎氏(41)を擁立。立民は元議員秘書の松井博史氏(53)、維新は元大阪府議の漆間譲司氏(47)が立候補した。
大塚氏の14、17年の選挙は、いずれも僅差の勝利だっただけに、新人3人による争いとなった今回は本命が不在。情勢は混とんとしている。高麗、漆間の両氏は、これまでの実績をアピール。松井氏は「いのちと暮らしを守る」を掲げ、支持の拡大を目指している。
◆大阪8区(豊中市)
高麗啓一郎 41歳 自民新
漆間 譲司 47歳 維新新
松井 博史 53歳 立民新
※敬称略、届け出順。年齢は31日の投開票日