山梨県富士吉田市の遊園地「富士急ハイランド」でジェットコースター「ド・ドドンパ」の利用客の骨折が相次いだ問題で、同社が設置した第三者委員会(委員長・上山信一慶応大教授)は4日、正しい乗車姿勢などについての注意喚起の方法に「改善の余地がある」とする中間報告を発表した。設備の点検や整備に問題はなかったとした。
ド・ドドンパをめぐっては昨年12月~今年8月、利用客6人が頸椎(けいつい)や胸椎を骨折する事故が発生した。現在は運休中で、国が原因を調べている。
富士急側は、ド・ドドンパに乗る際、頭を座席の枕に付けて背筋を伸ばすよう利用客に呼び掛けていた。一方、第三者委は中間報告で「説明者の力量次第で、(利用客の)注視の度合いが違ってくる」などの声が遊園地スタッフへのヒアリングで出たと指摘。注意喚起が十分でなかった可能性があると判断した。
[時事通信社]