「ストレスで全てがおっくうに」県職員、虚偽申告繰り返し計90日間不正欠勤

三重県は15日、「体調不良」と虚偽申告を繰り返して不正に計約90日間を欠勤したとして、県土整備部営繕課の主任男性(34)を懲戒免職にしたと発表した。
発表によると、主任は2016年10月~今年4月、父親の入退院に付き添うと虚偽申告して計15・5日間の家族看護休暇を不正に取得。今年4~9月には、有給休暇を全て取得したにもかかわらず、体調不良や医療機関で精神疾患と診断されたなどと虚偽申告し、計約76日間を不正に欠勤した。
県によると、上司の課長男性(54)が9月、主任の実家を訪れたところ、両親は休んでいることを把握していないことが判明。その後の聞き取り調査で、主任は「ストレスがたまっており、全てがおっくうになっていた」と虚偽を認めた。欠勤期間に受給した給与など計約126万円は、既に全額返還したという。
また、県は監督責任として、上司の課長を減給10分の1(1か月)の懲戒処分に、同課班長男性を訓戒の注意処分とした。
記者会見した県行財政改革推進課の福井崇司課長は、「このたびの規律違反で県民の信頼を損なうことになったことを深くおわびします」と陳謝した。