県女性職員に「早く結婚した方が良い」…昼夜問わずLINE、管理職男性に停職処分

福島県は30日、女性職員にセクハラ、パワハラ行為をしたとして、管理職の40歳代男性職員を同日付で停職3か月とする懲戒処分を公表した。
男性職員は今年4月~10月、女性職員に「早く結婚した方が良い。相手を紹介する」などとLINEで昼夜問わずに送り付けたほか、「仕事に取り組む姿勢にやる気が感じられない」などの長文メールで精神的な苦痛を与えた。
県の聞き取りに対し、男性職員は「当時は嫌がられているという認識はなかったが、苦痛を与えて申し訳ない」と話している。
県はこのほか、車を運転し速度超過で検挙された相双地方の出先機関の50歳代男性職員を減給1か月(10分の1)、夫に暴行を加えた20歳代女性職員を戒告とした。