栃木県那須町の「那須サファリパーク」は13日、キリンの国内最高齢記録を更新していた雌の「モモ」(32歳)が、老衰のため10日に死亡したと発表した。
那須サファリパークによると、モモは1988年12月、同園で誕生。若い頃から園内を周遊するバスなどに怖がらずに近づき、首を伸ばしてエサを食べる姿が来園者に愛されてきた。
飼育下のキリンの平均寿命とされる25歳を超えても、元気にエサを食べ、昔と変わらない人なつっこさを見せていたという。
ここ数年は高齢のため、来園者に姿を見せる時間は短くなっていた。10日昼頃に座り込み、夕方頃に飼育員に見守られながら息を引き取ったという。
内海一秀副支配人(49)は「大往生だ。モモが毎年、健康に年を重ねていくことが、職員たちの頑張る力になっていた。さみしい気持ちもあるが、ありがとうと言いたい」とねぎらった。
今後、モモの写真付きのパネルと献花台を園内に設け、来園者にモモをしのんでもらう機会を作るという。