自民党石原派(近未来政治研究会)は16日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開き、先の衆院選で落選した石原伸晃元幹事長の後継会長に森山裕前国対委員長が就任したと発表した。衆院選後に所属議員が7人まで減少する中、実力者で知られる森山氏の下、党内で存在感を発揮できるかが課題だ。
森山氏はパーティーで「決して多い人数ではないが仲間としっかり力を合わせて頑張りたい」と述べるとともに、「党是の憲法改正をしっかり進めていく」と強調した。派の事務総長には坂本哲志前地方創生担当相を充てた。
近未来政治研究会は1998年、山崎拓元副総裁が旗揚げし初代会長に就いた山崎派で、2012年に石原氏が継承した。
その石原氏は新型コロナウイルス対策の雇用調整助成金受給問題で10日に内閣官房参与を辞任。パーティーに姿を見せなかった。山崎氏は出席したが、衆院選で立憲民主党候補を応援したことで、13日に1年間の自民党員資格停止処分を受けたばかり。
じり貧状況からの出発となる森山氏はパーティー後、二階派など他派閥との連携について記者団から問われ、「政策によっては連携してやっていくこともあるが、特定の派閥を考えているわけではない」と述べるにとどめた。
[時事通信社]