24人が死亡した火災現場となった大阪市北区の繁華街・北新地にある雑居ビル4階の「西梅田こころとからだのクリニック」に通院していた患者らが18日、ビルの前で手を合わせ、花束や飲み物を供えた。
大阪府内に住む50代女性は「月に1回(の通院)。院長先生は口数は少なく優しい方でした。変に明るく無理するような話し方をする人ではなかった。刺激しないように話してくださった。放火した犯人が憎い」と声を震わせた。女性によると、ビルのエレベーターは4人も乗るといっぱいになる小さなものだったという。また、非常階段は「段差が急で狭いので、階段は下りにくいと思う。逃げにくかったと思う」と話した。
毎月一度、土曜日に薬を処方してもらっていたという50代の男性会社員は、花束を置いて手を合わせ「金曜日は発達障害の人のリワーク(プログラム)が行われていた。他にも怒りをコントロールするプログラムもあった。警備員とかはいない。名前は知らなくても、同じグループで話をしていた仲間が火災にあったかもしれない」と涙を浮かべた。