事件に巻き込まれたわけでも、身の危険にさらされたわけでもなかった。
海外から違法に児童のヌード写真集を輸入したとして、千葉県船橋市の漫画家、鈴木健也容疑者(40)が今月7日、関税法違反(禁制品輸入)の疑いで愛知県警に逮捕、送検された。昨年9月29日と10月13日ごろ、鈴木容疑者はドイツから国際書留郵便で児童ポルノ写真集6冊を横浜税関川崎外郵出張所で通関させ、自宅まで配達させた。
愛知県警が今年7月28日、別の児童買春・ポルノ禁止法違反容疑事件で鈴木容疑者の自宅をガサ入れしたところ、ドイツのポルノ写真集を含む児童の裸が掲載された書籍46冊が見つかった。鈴木容疑者の「ロリコンコレクション」はまんまと税関をスリ抜けていた。
調べに対し、「日本では手に入らない海外の児童の裸の写真集がどうしても欲しかった」と供述しているという。
「鈴木は外国人の幼い子どもの裸が好きで、今回押収された作品もほとんど『洋モノ』だった。販売目的ではなく、自身の性欲を満たすため、外国人のポルノ写真集を収集していたようだ」(捜査事情通)
鈴木容疑者は2005年に漫画家デビュー。代表作の「おしえて!ギャル子ちゃん」は14年から「KADOKAWA」が運営するウェブサイトで連載が始まり、16年にはTOKYO MX系でテレビアニメ化された人気作品だ。
逮捕前日の今月6日を最後にSNSの発信が途絶え、鈴木容疑者と連絡がつかなくなったことから、ネット上では知人などから安否を気遣う書き込みが相次いでいた。
<漫画家の鈴木健也さんが今月6日に夕方ごろから連絡が取れなくなり現在消息不明です。自宅にはおらず電話もメールもつながりません。ご家族が警察に捜索願いを出したそうです。もし健也さんが今どちらにいるのかご存知の方がいらっしゃいましたらDM等でご連絡いただけるとうれしいです>
8日後の14日になって、関係者が<とにかく怪我なく見つかったということしかわかりません>とツイートしたため、ネット上では<携帯壊れた状態でホテルとかにカンヅメになっていた、とかかしら?><消息不明の期間が1週間という点を見ても、どこか宿泊施設にいた可能性は高そうです>とさまざまな揣摩臆測が飛び交っていた。
人気漫画家が、こつぜんと自宅から姿を消したものだから、周囲が心配するのも無理もなかったが、何のことはない。警察に逮捕勾留され、連絡したくてもできなかったのだろう。
家族から捜索願が出されたとみられる警察署に問い合わせると、「個人のことに関わることなので、回答は控えさせていただいています」とのこと。
まったくお騒がせというか、本人は恥ずかしくて真相を明らかにしたくないのだろうが、心配した読者にしてみれば「何があったのか、おしえて! ギャル子ちゃん」という心境だろう。