強い寒気の影響による大雪は27日も日本海側を中心に広い範囲で降り続き、西日本では記録的な降雪となった。冬型の気圧配置は緩むが、降雪は28日まで続く見通し。気象庁は路面の凍結による交通障害や雪崩などへの注意を呼びかけている。
同庁によると、27日朝までの24時間降雪量は、兵庫県
朝来
(あさご)市で71センチ、滋賀県彦根市で68センチとなり、いずれも観測史上最高を記録した。27日午後5時時点の積雪は、青森市酸ヶ湯で210センチ、北海道
幌加内
(ほろかない)町で135センチ、福島県只見町で130センチなどとなった。
28日午後6時までの24時間降雪量は北陸70センチ、東北や関東甲信が60センチ、東海50センチ、近畿40センチと予想されている。
31日頃から再び強い寒気が流れ込み、日本海側を中心に大雪となる可能性があるという。
除雪中にけがをするケースも相次いだ。北海道留萌市では27日、無職男性(73)が自宅の屋根から約3メートル下の地面に落ち、背骨骨折の疑い。岩手県北上市では26日朝、除雪機に詰まった雪を取り除こうとした80歳代女性が、右手人さし指の先を切断する重傷を負った。
交通にも影響が出た。空の便は27日午後9時現在、日本航空と全日本空輸の国内線計83便が欠航。高速道路では、北陸自動車道や伊勢湾岸自動車道など各地で通行止めが相次ぎ、東海道新幹線でも遅れが出た。