30年ぶり流鏑馬公演 市制120周年記念 会津若松

福島県会津若松市制120周年を記念した日光東照宮(栃木県日光市)の流鏑馬(やぶさめ)公演が23日、同市の旧県立会津総合病院跡地で開かれた。1989年の市制90周年事業で初めて開催されて以来30年ぶりで、多くの市民が人馬一体の妙技に見入った。
跡地に東照宮と同じ長さ220メートルの馬場が特設され、鎌倉時代の武士の装束をまとった射手らが計8回、馬で疾走。「イン、ヨー、イ」の掛け声とともに馬上から矢を放ち、1辺55センチの的を射抜いた。三つの的が全て射落とされると、会場に詰めかけた観衆から大きな拍手と歓声が沸いた。
旧会津藩主の松平容保(かたもり)が戊辰戦争後、東照宮の宮司を務めるなど、会津若松市と日光市は歴史的に深い関係があることから、会津若松市が東照宮に公演依頼をして実現した。【湯浅聖一】