共産党は小選挙区唯一となる沖縄1区の議席を失った。小選挙区に158人を擁立して比例票の掘り起こしを図ったが、支持が伸びず、公示前の8議席を下回ることが確実となった。田村智子委員長は8日夜、党本部の記者会見で「政権と正面対決し、逆風だった」と述べた。
田村氏は、自民党が大勝したことを受け「高市早苗首相は国論を二分する政策を進めると解散を強行したが、その内容を有権者に広く語ることはなかった」と批判した。
防衛力強化など「高市カラー」の強い政策が進むことに警戒感を表明。非核三原則の見直しやスパイ防止法制定、憲法改正を挙げ「首相にフリーハンドを与えたということではない」とけん制した。
投稿者「F.Krueger」のアーカイブ
与党で“3分の2”到達 “大勝”に自民党内からは「勝ちすぎた」との声も【中継】
9日、自民党と日本維新の会の与党の獲得議席が310議席を超え、衆議院定数の3分の2を超えました。
高市総理の最新情報を、自民党本部から日本テレビ政治部キャップの矢岡亮一郎記者がお伝えします。
高市総理は、自民党本部を出て、いまは公邸に戻っています。
高市総理、今夜はとにかく笑顔を見せませんでした。
二つ理由があると思います。まず「勝ちすぎた」ので緩んだように見えないように、ということ。先ほど総理本人とやりとりした自民党の幹部と話したら、「これだけ勝たせてもらった責任を重く感じている」と話していました。
もう一つは、やはり12日間の選挙戦を駆け抜けた「疲れ」です。
こちらでは、今夜、zero選挙も含めて12回、メディアのインタビューに応じたのですが、特に印象的だったのは、答えた後に、何度か「ふーっ」と深く息をつく場面が見られたことです。声もかすれて、いつもに比べて小さい声でした。最終日の演説、私も聞きに行きましたが、初日の第一声と比べても声に張りがありませんでした。
一方で、今夜のインタビューで明らかになったのは、消費税減税への改めての意欲です。選挙番組への出演で、自民党内に減税に否定的な声があることから「やらなくていいのでは?」と問われると、「いやいや公約に書いてますよ」とここは語気を強めました。
──野党も含めた超党派の「国民会議」で議論するということですが、今後どのように進めていくのでしょうか
高市総理、今夜は「できるだけ速やかに開きたい」とは言いましたが、具体的な時期や枠組みには踏み込みませんでした。
今回の選挙戦では、自民党と維新の与党は2年間限定、野党第一党の中道は恒久的、国民は一律5%、と同じ消費税減税でも主張は割れています。
これだけ大勝したことで、ある自民党四役経験者からは、「今後、高市総理を否定できない雰囲気はある」という声や、別の政府関係者は、「もう高市総理の言う通りにするしかない」という声も出ています。
いかに野党も巻き込みながら、消費税の議論を収れんさせていくかについては、9日以降、具体論が問われることになると思います。
元立憲代表の中道・枝野幸男氏、30年ぶりに小選挙区で落選「不徳のいたすところです」
元立憲民主党代表で、中道改革連合前議員の枝野幸男氏(61)は埼玉5区で、自民新人の前さいたま市議・井原隆氏(43)に競り負けた。小選挙区での敗戦は1996年以来、30年ぶり。9日未明、さいたま市大宮区の事務所で「どんな風が吹いても、しっかりと立てる足腰を自分自身が持てていなかった。不徳のいたすところです」と語り、支援者に頭を下げた。
枝野氏は民主党政権時代に官房長官を務め、2017年には民進党内の左派議員らと立憲民主党を結党。リベラル系の旗頭として、選挙戦では応援演説のため全国を飛び回っていた。
ただ、今回は選挙区の情勢が厳しくなり、最終日の7日は終日地元で活動。「円安に歯止めをかけるべきだ」などと高市政権の経済政策を批判し、巻き返しを図ったが及ばなかった。
中道・枝野幸男氏が落選 元立民代表、埼玉5区
中道改革連合の枝野幸男氏が埼玉5区で、自民党新人の井原隆氏に敗北した。重複立候補した比例北関東ブロックで復活できず、落選した。2017年衆院選直前に旧立憲民主党を結成。代表に就任し、野党第1党に躍進した。20年には旧国民民主党の一部などが合流して誕生した新しい立民も率いた。
枝野氏は1993年衆院選で日本新党から出馬して初当選し、連続11期務めた。民主党政権で官房長官や経済産業相を歴任し、2011年の東日本大震災や東京電力福島第1原発事故の対応に当たった。
自民の裏金関係、42人が当選 萩生田、下村氏ら
8日投開票の衆院選では、自民党派閥裏金事件に関係した公認候補ら44人のうち旧安倍派の有力者「5人組」の1人、萩生田光一幹事長代行(東京24区)ら42人が当選を確実にした。小選挙区で33人が勝利し、2024年前回選で落選した下村博文元文部科学相(東京11区)も返り咲いた。4人が比例復活し、比例単独の5人は全員当選した。杉田水脈氏(大阪5区)と加納陽之助氏(大阪10区)は落選が確実となった。
自民は今回、比例代表との重複立候補を認めた。前回は一部候補を非公認とし、公認しても比例代表との重複を認めず、立候補した裏金関係46人のうち当選は18人にとどまった。
今回は小選挙区で、5人組の松野博一元官房長官(千葉3区)、西村康稔選対委員長代行(兵庫9区)、離党し無所属で出馬した世耕弘成元参院幹事長(和歌山2区)が勝利。旧二階派幹部の武田良太元総務相(福岡11区)も勝ち抜いた。
簗和生氏(栃木3区)、鈴木淳司氏(愛知7区)、中山泰秀氏(大阪4区)、宗清皇一氏(大阪13区)は比例復活した。
高市早苗首相「なんかいじわるやなぁ」 選挙特番で太田光が踏み込む…できなかった場合は「どういうふうに責任を?」質問
2026年2月8日に投開票が行われた第51回衆議院議員総選挙に際して放送されたTBSの選挙特番「選挙の日2026 太田光がトップに問う!結果でどう変わる?わたしたちの暮らし」での、自民党・高市早苗首相と、スペシャルキャスターをつとめたお笑いコンビ・爆笑問題の太田光さんとのやりとりがネットの注目を集めている。
「『サンジャポ』大好き」「私も早苗ちゃん大好き」とやりとり
各社の情勢報道によると、与党の自民党と日本維新の会が合計で350議席以上を獲得する見通しだ。
番組中、中継で太田さんが高市氏とやりとりする一幕があった。最初、太田さんは「高市総理、太田です。今度『サンジャポ(サンデージャポン)』でお待ちしてます」と自身がMCをつとめる情報番組をひきあいに呼びかけた。
これに高市氏は笑顔で「ありがとうございます」と応じ、太田さんが「本当ですね? ぜひ出ていただきたいと思ってます」と念を押すと、高市氏は「だって『サンジャポ』大好き」と快諾。太田さんは「私も早苗ちゃん大好きなんですけれども」と冗談まじりに語り、スタジオは和やかな雰囲気に包まれた。
笑顔で会話を交わしていた二人だが、「物価高対策やりきる?」との質問をきっかけに、その空気は一変した。
「高市総理はどういうふうに責任を取るんでしょうか?」
自民党が掲げた消費税減税案をめぐり、太田さんは「ここまで勝っちゃうと、自民党内でも『やらなくてもいいんじゃないか』という声が出てくるかもしれない」と疑問を呈した。高市氏は「公約を掲げて選挙を戦って、それで『やらない』という候補者はいないと信じています」と返答する。
太田さんはさらに「大変失礼なことを言いますが、日本の政治家っていうのは、責任の所在があやふやになることが僕は多いなと思うんですよね」と前置きした上で、「もし、(公約を実現)できなかった場合、高市総理はどういうふうに責任を取るんでしょうか?」と踏み込んだ。
高市氏は「できなかった場合?」と驚いた表情を見せ、「公約に掲げたんだから、一生懸命、今からやるんですよ」と強調。「できなかった場合とか、そんな暗い話はしないでくださいよ」とした。
太田さんは、「暗いというか……責任の取り方(の話)です。政治家としての責任の取り方をどうするかという、覚悟がおありなのかという。大変失礼ながら質問させていただきます」と続けた。
「最初から『できへん』と決めつけんといてください」
これに対し、高市氏は「なんかいじわるやなぁ……」と漏らし、「最初から『できへん』と決めつけんといてください」と関西弁で返答。声色には、やや苛立ちがにじんだようにも受け取れる。
高市氏は「一生懸命公約で訴えて、たくさんの方々にお認めいただいたことだと思っているんです」と述べ、「だから、他党にも呼びかけていって『財源はこうだから、一緒にやろうよ』と。給付付き税額控除に少しでも早く移行したいわけです」と説明した。
太田さんはなおも「責任の所在をどうするのか……」と食い下がり、「いじわるですかね? この質問」と自問。高市氏は「うん。これから必死にやろうとしている私に対して、すごいいじわる」と応じた。
SNSでは、こうしたやりとりが拡散。「この質問になんの意味があんねん」「意地悪だし聞いててイライラすると思ったら高市さんも同じこと言ってて草」「このタイミングで言う事じゃないよね」など厳しい反応があった。
高市首相、連立の拡大にも意欲 維新との連立を維持した上で政権基盤をさらに安定させるため
高市首相は8日、「zero選挙」に出演し、日本維新の会との連立の維持した上で、政権基盤をさらに安定させるため、連立の拡大にも意欲を示しました。
高市首相
「まず日本維新の会との連立。これはしっかりとこれからも続けていきたい。この思いは強くございます。さらに一緒にやろうよと言って下さる政党がありましたら、ぜひご一緒にやらせていただきたいなと思ってます」
一方、選挙後に閣僚や党役員を代える考えがあるか問われると、「まだ発足して3か月あまりだ。 それぞれの持ち場で一生懸命頑張ってくださっている」と述べ、現時点で交代させる考えはない、としています。
また、一部週刊誌が旧統一教会との関係を指摘した文書については、「統一教会と私の繋がりを示す記述は一切ない」「明確に否定する」と述べました。
【速報】中道・山井和則氏 小選挙区での敗北が確実に 京都6区で自民候補が当選確実【衆議院選挙】
2月8日(日)に行われた衆議院議員選挙。京都6区で中道改革連合・山井和則氏(64)が、自民党候補に敗れることが確実となりました。
山井氏はこれまで当選9回。立憲民主党から出馬した前回2024年の衆院選でも9万7千票あまりを獲得し、自民・園崎弘道氏に約3万2千票差をつけて当選していました。
しかし今回の衆院選では、園崎氏の当選&山井氏の敗北が確実となりました。
山井氏は比例代表近畿ブロックにも重複立候補していますが、8日午後11時半時点で復活当選の可能性は低い状況となっています。
神谷代表「決して喜べない」=議席増も目標届かず―参政【2026衆院選】
躍進した昨年の参院選に続いて外国人政策を打ち出し、議席を増やす見通しとなった参政党。しかし、比例代表で目標とした30議席には届かない可能性が高く、神谷宗幣代表は「決してそんなに喜べるものではない」と険しい表情を見せた。
午後8時15分ごろ、東京都新宿区に設けられた開票センターに、イメージカラーのオレンジ色のネクタイを締めた神谷代表が姿を見せた。テレビ各局のインタビューに応じ、「高市総理の人気は大きかった。得意としていたSNSは生かし切れなかった」などと厳しい選挙戦を振り返った。
キャッチコピーの「ひとりひとりが日本」は、有権者の政治参加の意識を高める意図だったと説明。神谷代表は「ちょっと分かりにくかった」と苦笑した。 [時事通信社]
首相、消費減税2年しかできない 結論得れば法案提出
高市早苗首相は8日の民放番組で、自民党が衆院選公約に掲げた飲食料品を消費税ゼロとする期間に関し「2年限定しかできない」と重ねて説明した。その後は中低所得者に税控除と給付を実施する「給付付き税額控除」に移行させたい意向を示した。具体的手続きについては「国民会議で議論し、検討を加速する。早期に結論を得られれば税法改正案を提出する運びになる」と語った。
円安を巡り「外国為替資金特別会計(外為特会)の運用もホクホク状態だ」とした自身の発言を巡り「切り取られて報道された。円高と円安にはメリットもデメリットもある。為替変動に強い経済構造をつくる」と強調した。