軽油販売8社、都内の運送事業者向け販売で価格カルテルか…公取委が強制調査開始

東京都内の運送業者ら向けに販売する軽油の価格を巡ってカルテルを結んだ疑いが強まったとして、公正取引委員会は10日午前、犯則調査権に基づき、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで、石油製品販売会社8社に対し、強制調査の捜索を開始した。価格高騰が続く軽油を巡り、各社が安定的に利益を確保しようとしたとみて、検察当局への刑事告発を視野に調べを進める。
公取委は今年5月、今回の8社のうち6社について、神奈川県内の運送事業者に販売する軽油の法人向け価格でカルテルを結んだ疑いがあるとして、行政調査の立ち入り検査を行った。神奈川県内だけでなく、都内でも同様のカルテルの疑いが浮上したことで、全容解明には強制調査が必要と判断した模様だ。
この6社は、「東日本宇佐美」(東京)、「ENEOSウイング」(愛知)、「太陽鉱油」(東京)、「エネクスフリート」(大阪)、「キタセキ」(宮城)、「吉田石油店」(香川)で、ほかに「新出光」(福岡)、「共栄石油」(東京)を加えた計8社が今回、強制調査の対象になっている。
◆犯則調査権=裁判所の令状に基づき強制的に捜索や差し押さえができ、検察当局への刑事告発を目指して調査を行う。悪質な価格カルテルや入札談合などで、行政処分では改善が困難と判断された事案が対象になる。

【速報】日本航空 機長の飲酒問題で国交省から厳重注意 昨年に業務改善勧告を受けたばかり 国交省「社員一人一人に安全意識が徹底されていない」

国際線に乗務予定だった日本航空の機長が、滞在先で禁酒という社内規定に違反し、合わせて3便に遅れが出た問題で、国土交通省は10日、日本航空に厳重注意を行いました。
先月、国際線に乗務予定だった日本航空の男性機長が、滞在先での禁酒が社内規定で定められていたにもかかわらず、乗務の前日に滞在先のホテルで飲酒し、当日、乗務を取りやめたことで、合わせて3便に最大18時間の遅れが出ました。
日本航空では去年、機長らの飲酒問題が相次ぎ、去年12月に業務改善勧告を受けていて、再発防止策を進めている最中でした。
これを受け、国土交通省は10日、「管理監督が十分であったとはいえない」とした上で「社員一人一人に安全意識が徹底されていない」として日本航空に厳重注意を行いました。
国交省は、日本航空に今月末までに改めて再発防止策を提出するよう求めています。

【速報】不信任決議受けた田久保市長が“議会解散”を議長に通知…40日以内に市議選へ(静岡・伊東市)

市議会から全会一致の不信任決議を受けていた静岡・伊東市の田久保市長が、10日、議会の解散を議長に通知しました。
学歴詐称疑惑が浮上する田久保真紀市長は、9月1日、市議会から全会一致の不信任決議を受けていて、10日以内に議会を解散か、辞職・失職かどちらを選択するかに注目が集まっていました。
期限があす11日に迫る中、10日 午前10時ごろ、田久保市長が議長室を訪れ、議会解散を議長に通知しました。これにより、伊東市では40日以内に市議会議員選挙が行われることになりました。

名古屋・栄のぼったくり、被害1億円超で4割が県外客…9割は客引き由来「客1人で3千円バック」

名古屋・栄地区の飲食店で、当初の説明と異なる高額な料金を請求されるといった「ぼったくり被害」の相談件数が8月末時点で180件となり、年間の最多を更新したことが愛知県警への取材でわかった。被害者の9割が客引き経由の来店だったため、県警は9月から客引き行為への取り締まりを強化している。
県警によると、現在の手法で統計を取り始めた2017年の相談件数は51件で、18年は6件、19年は1件と減少傾向にあったが、コロナ禍後の23年は127件、24年は147件と急増。今年は8月末時点で180件となった。客が請求された額は、23年が計6617万円で、24年が計9042万円、今年は8月末時点で計1億2099万円だった。
県警は、複数店の客引きを請け負うグループが組織を拡大していることが増加の一因とみている。30歳代の客引きの男性は、「店に客1人を連れていくと3000円のバック(紹介料)がもらえ、かなり稼げる。警察がいない時を見計らってやっている」と明かす。
被害者の4割は観光や出張などで訪れた県外客だった。来年秋のアジア・アジアパラ競技大会の期間中は多くの県外客が訪れることが予想され、県警保安課の青山征司次長は「客引きの取り締まりとともに、栄を訪れた人に客引きを利用しないよう一層強く呼びかけていく」と話した。

【速報】e-Taxでウソの確定申告 1400万円あまりだまし取ったとして元海上自衛隊員の男2人を逮捕 千葉県警

オンラインで確定申告ができる国税庁のシステム、「e-Tax」でウソのデータを入力し、還付金1400万円あまりをだまし取ったとして元海上自衛隊員の男2人が逮捕されました。
捜査関係者によりますと、いずれも東京都に住む元海上自衛隊員の三上淳平容疑者(29)と山本裕也容疑者(23)は去年1月から今年1月にかけて、「e-Tax」で去年と2023年分の確定申告をする際、ウソの内容を入力し、還付金1400万円あまりをだまし取った疑いがもたれています。
2人は知人同士で、主に三上容疑者が申請手続きを担当し、実際には働いていない会社に勤めていると偽ったり収入を大幅に水増ししたりするなどしていたということです。
2人が関与したとみられる別の事件の捜査の過程で今回の事件が発覚したということで、だまし取ったカネは借金の返済などにあてていたとみられています。

中指立てるしぐさを注意した上司に「偉そうに言うな」と大声…降格の53歳「大阪弁の通常のやりとり」

大阪府豊中市は9日、上司に暴言を放ったなどとして、市資産管理課の男性職員(53)を停職1か月の懲戒処分とし、主査から主事に1階級降任させたと発表した。
発表では、男性職員は今年6月、中指を立てるようなしぐさをしたとして同課の課長が注意したところ、「偉そうに言うな」などと大声で暴言を放ち、職場の秩序を乱した。昨年3~5月には、職場のノートパソコンで業務に関係のないショッピングやグルメなどのインターネットサイトを計115時間閲覧し、職務専念義務に違反した。
市によると、男性職員は暴言について「大阪弁での通常のやりとりだ」とし、サイト閲覧について「職務上、必要だった」と説明しているという。

「従業員を指導していたら殴られました」飲食店経営者(37)を拳で殴ったか ムカついたから…アルバイト従業員の男(48)現行犯逮捕 北海道函館市

北海道函館市の飲食店で、上司の男性に対し暴行を加えたとして、9日、アルバイト従業員の男が現行犯逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは函館市のアルバイト従業員の男(48)です。
男は、9日午後8時前、函館市若松町にある飲食店で、店の37歳の男性経営者に対し、顔を拳で殴る暴行を加えた疑いが持たれています。
男性が「従業員を指導していたら殴られました」と警察に通報、駆けつけた警察官がその場で男を逮捕しました。
男は店のアルバイト従業員の男(48)で、警察の調べに対し「ムカついたから殴りました」と容疑を認めているということです。
警察が、詳しい動機や経緯を調べています。

こってりラーメンにゴキブリ混入の「天下一品」、害虫対策の記録なし…保健所報告は10日後に

20店舗に立ち入り調査開始

ラーメンチェーン「天下一品」を運営する「天一食品商事」(大津市)は、フランチャイズ系列店の「新京極三条店」(京都市中京区)で8月に提供したラーメンの中に、体長約1センチのゴキブリの死骸が混入していたと公表した。同社は、経営者が同じ「河原町三条店」(同)と合わせて営業を停止させた。
運営会社によると、新京極三条店で8月24日、看板メニューの「こってりラーメン」を注文した女性の申告で混入が判明した。店舗の調理場で混入した可能性が高く、同社は女性に謝罪して返金を申し出たが、断られたという。
同店ではその後、専門業者が害虫駆除などを行い、混入から10日後の9月3日に京都市保健所に報告。ホームページ上で8日公表した。
保健所は新京極三条店に立ち入り調査を実施し、衛生状況に大きな問題はなかったが、普段実施している害虫対策の記録が残っていなかった。食品衛生法では記録を残すことが義務となっており、保健所はこの点を問題視。衛生管理の徹底などを指導するとともに、9日から京都市内の天下一品チェーン約20店舗の立ち入り調査を始めた。
同社は報告や公表の遅れについて「事実確認に時間を要した」と釈明。「ご心配とご迷惑をおかけしましたことを重ねておわび申し上げます」としている。

【警察官名乗る詐欺】藤枝市の男性 約1800万円だまし取られる 警察で注意呼びかけ(静岡)

藤枝市に住む60代の男性が福岡県警の警察官を名乗る男らにおよそ1800万円をだまし取られました。
警察が特殊詐欺事件として、男らの行方を追っています。
警察によりますと、2025年6月中旬藤枝市の60代の男性の自宅に福岡県警の警察官を名乗る男から「詐欺の犯人を捕まえたところ、あなたのキャッシュカードがありました」「あなたが口座を売ったんじゃないですか」などと電話がありました。
その後も検察官や金融庁の職員を名乗る男からSNSを通じ「お金を調査する必要がある」などと連絡があり男性は8月15日までの間に現金およそ1800万円を指定された口座に振り込みだまし取られたということです。
9日、男性が状況確認のため銀行窓口に行ったことから、被害が発覚しました。
警察は特殊詐欺事件として男らの行方を追うとともに「警察官や検察官がお金の振り込みを指示することは絶対にありません」などと注意を呼び掛けています。

宇宙船に搭載、名前を一般募集 NASA、月を周回

【ワシントン共同】あなたの「名前」を月に送りませんか―。米航空宇宙局(NASA)は9日、宇宙船オリオンで飛行士とともに月を周回できる名前の一般募集を始めたと発表した。名前は記録媒体に収められてオリオンに搭載され、応募者は「搭乗券」をダウンロードできる。来年1月21日までNASAのホームページから応募可能。
NASAは「宇宙の奥深くへ共に歩む機会を提供する」としている。
月周回は米主導の国際月探査「アルテミス計画」の一環。オリオンは、NASA飛行士ら4人を乗せ、来年4月に打ち上げられる予定となっている。約10日間のミッションで、月を周回した後、地球へ帰還する。