「冤罪事件で私がした事ではない」52歳男性を殺害し車を奪った等の罪 40歳男が起訴内容を否認し無罪主張

3年前に愛知県阿久比町で当時52歳の男性を殺害し、軽自動車を奪ったなどの罪に問われている男は、26日の初公判で「冤罪事件」と主張し、起訴内容を否認しました。 住所不定・無職の大谷将也被告(40)は2023年12月、阿久比町の派遣社員・林治彦さん(当時52)の住宅に金品を盗む目的で侵入し、首を絞めて林さんを殺害後、軽自動車を奪った罪などに問われています。 26日の初公判で、大谷被告は「冤罪事件であって、私がした事ではございません」などと起訴内容を否認し、弁護側も2人は知人同士で「林さんの夜逃げを手伝っただけ」と無罪を主張しました。 一方、検察側は冒頭陳述で「大谷被告は消費者金融に200万円以上の多額の借金を背負うなど、金銭に困っていた」などと犯行の動機を指摘しました。

青森のスノーモービル遭難、8人全員が下山 かまくらで一晩明かす

25日午後9時半ごろ、青森県警黒石署に「スノーモービルに乗りに行った家族が帰ってこない」と通報があった。警察と消防などが山岳遭難とみて、26日朝から同県平川市の切明(きりあけ)滝の森の山中を捜索したところ、午前9時半過ぎに自力で下山途中の男性8人と遭遇した。すでに全員が下山し、けが人はいない。
署によると、一時遭難したのは、青森県内在住の20~50代男性8人のスノーモービル愛好家グループ。男性たちは25日朝に入山したが、吹雪で視界が悪くなって動けなくなり、雪でかまくらを作って一晩を明かしたという。【川上珠実】

記録的大雪の深夜…除雪作業員に“のこぎり”向け「刺してやる」58歳の男逮捕 北海道小樽市

北海道・札幌方面小樽警察署は2026年1月26日、暴力行為等処罰法違反の疑いで、自称・小樽市の無職の男(58)を逮捕しました。
男は2026年1月26日午前0時半ごろ、小樽市桂岡町の路上で、重機を使って除排雪作業をしていた34歳の男性に対し、手に持ったのこぎりを向け「刺してやるから降りてこい」と脅した疑いがもたれています。
一緒に作業をしていた人から「除雪中の作業員が刃物を持った人に文句を言われもめている」と通報があり、事件が発覚しました。
警察によりますと、男は調べに対し「除雪車の運転手に文句を言ったが、のこぎりを相手に向けてはいない」と供述し、容疑を一部否認しているということです。

大分市の中学校の暴行動画 市教委が「いじめ重大事態」認定

大分市の中学校で生徒間の暴力行為を撮影した動画が交流サイト(SNS)で拡散した問題で、市教育委員会は26日の市議会文教委員会で、動画の暴力行為を「いじめ重大事態」に認定したと明らかにした。
動画は8日にX(ツイッター)に投稿。校内の廊下で体操服姿の男子生徒が別の男子生徒に馬乗りになって複数回殴ったり、頭を蹴ったりする様子が映っていた。更に、同じ加害者の生徒が別の生徒に暴力を振るう2本の動画も、Xに投稿されていることが確認されていた。
関係者への聞き取りなどから、市教委は3本の動画に映っていた行為がいずれも、いじめ防止対策推進法に基づく「いじめ重大事態」に該当すると判断。今後、第三者委員会を設置して詳しく調査する。【山口泰輝】

「ルフィ」藤田被告、一部否認=強盗指示役、「ほう助」主張―東京地裁

フィリピンを拠点とした「ルフィ」などと名乗る指示役らの広域強盗、特殊詐欺事件で、強盗致死罪などに問われたグループ幹部藤田聖也被告(41)の裁判員裁判の初公判が26日、東京地裁(戸苅左近裁判長)であった。藤田被告は特殊詐欺について起訴内容を認める一方、強盗致死などは一部否認。弁護人は「ほう助にとどまる」と主張した。
検察側は冒頭陳述で、藤田被告が2019年9月、リーダー格の渡辺優樹被告(41)が率いる特殊詐欺組織にリクルーター役として加入したと指摘。現地当局に摘発され、入管施設に身柄が移されると、強盗の実行犯らへの指示役を担うようになり、被害者から現金など1億円超を奪ったとした。「犯罪の遂行に重要な役割を果たしており、共同正犯は成立する」と訴えた。
一方、弁護側は「渡辺被告らに指示されるまま関与した。入管施設では日本人の集団に加わることが最も安全で、強盗に反対する選択肢はなかった」と主張した。
グループ幹部の公判は、リクルーター役で強盗致傷ほう助などの罪に問われた小島智信被告(48)=一、二審で懲役20年、上告中=に続き2人目。渡辺被告と、強盗の計画立案役とされる今村磨人被告(41)の公判のめどは立っていない。 [時事通信社]

米兵3人が女子小学生を暴行、理由は「日本の女性は銃を持たないから」 届かない沖縄の怒り「人ごとなんだよ、東京で事件が起きてごらん」

1冊の分厚い年表がある。「6歳の女児が米兵に拉致、強姦された上、惨殺された由美子ちゃん事件」(1955年9月)、「高校2年の少女が学校から帰宅途中、米兵3人にナイフで脅され、公園内で強姦される」(1984年10月)…。太平洋戦争末期、1945年4月に米軍が沖縄本島に上陸してから発生した米兵による性犯罪を、沖縄の女性がまとめたものだ。 中でも、県民に大きな衝撃を与えたのは1995年、米兵3人が女子小学生を連れ去り暴行した事件だ。猛烈な抗議が広がり、米軍普天間飛行場(宜野湾市)返還の日米合意につながった。しかし、事件から30年以上が過ぎた今も普天間飛行場は返還されていない。米兵による事件は後を絶たず「受け入れ難い現状」は変わらない。性犯罪の被害者の支援者や米兵公判を見続けてきた女性たちは、尊厳を守るよう訴えている。(共同通信=石原聡美)
高里鈴代さんや宮城晴美さんらがまとめている年表「沖縄・米兵による女性への性犯罪」
▽頭を割られた衝撃 高里鈴代さん(85)は、沖縄で性暴力に遭った被害者の支援を続けてきた1人だ。1995年9月10日、那覇空港で、中国・北京での第4回世界女性会議から帰国した高里さんを待ち受けていたのは、衝撃的な知らせだった。 「こんなことが起きているのよ」。那覇空港に来た知人の女性が持っていた新聞の切り抜きには、沖縄県内で米兵3人に女子小学生が連れ去られ、暴行を受けたという記事。当初、事件の扱いは少女や周辺への配慮から決して大きくなかったが、高里さんは「頭を割られた」ような衝撃を受けた。
米兵の性犯罪根絶に向け開かれた意見交換会で発言する高里鈴代さん=2025年9月2日、沖縄県庁
▽広がる怒り 「少女への暴行は沖縄の全ての女性への人権侵害だ」。翌日の9月11日、当時の東門美津子副知事の部屋に女性団体が集まった後、高里さんは仲間と県庁で記者会見を開いた。高里さんが涙ながらに抗議した様子を地元紙が大きく報じると、県民の怒りに火が付いた。県内の女性団体は9月中に3日連続で集会を開き、翌10月には、宜野湾市で「県民総決起大会」が開催され、約8万5千人が参加した。 当時琉球大4年だった沖縄県議の仲村未央さんは、いてもたってもいられず、大学から友人たちと歩いて会場に向かって参加した。「行政の責任者として、一番大事な幼い子どもの尊厳を守ることができなかった」。当時の大田昌秀知事がそう謝罪した言葉は、そこにいた全ての大人の思いを代弁していると感じた。 「小さな島に基地の負担が押しつけられ、結果として一番弱い子どもを巻き込んでしまった。異常な環境だと痛感した。あれから30年たってもこの状況で、悔しい」
1995年10月、米兵による少女暴行事件に抗議し、約8万5千人が参加して開かれた県民総決起大会=沖縄県宜野湾市
▽救援センター設立 同じ1995年10月、高里さんは性犯罪被害者に寄り添う「強姦救援センター・沖縄(REICO)」を立ち上げ、代表となった。県民総決起大会で、被害に遭った女性たちが泣き寝入りしないよう「ひとりで悩まないで」と書いた小さなチラシを2000枚刷り、配布した。 「あなたは悪くない」と伝え続けたREICOは、2023年に活動を終えた。電話相談を受けた人数は、延べ4000人以上に上った。
▽目線に変化
1995年以前から、沖縄では米兵による性犯罪が頻発していた。高里さんや沖縄女性史家の宮城晴美さん(76)らが、米軍資料や新聞などに基づいてまとめたのが、冒頭の年表だ。 戦後、米軍の土地使用を巡る「島ぐるみ闘争(1956年)」や交通事故が引き金の「コザ暴動(1970年)」など、県内の反基地行動は何度もあった。ただ、宮城さんは、これらの反基地運動は「いずれも女性の尊厳を守るという視点ではなかった」と指摘する。 1995年の事件では、米兵の性暴力に対する目線に変化が生じた。「女性の自己責任とされがちだった被害が、米軍基地に起因する女性の人権問題として捉えられるようになった」と宮城さんは話す。
取材に応じる沖縄女性史家の宮城晴美さん=8月、那覇市
▽公平な裁判のため 1995年の事件で少女に暴行を加えた米兵3人の那覇地裁公判で、法廷通訳を務めた金城初美さん(78)は「米兵から少女への敬意を感じなかった」と振り返る。 金城さんは米軍普天間飛行場がある宜野湾市で生まれ育った。家に米兵が間借りして住むこともあり、米兵は身近な存在だった。 琉球大学に在学中、米国へ留学。日本に戻ってから父の知り合いに頼まれ、那覇地裁での法廷通訳を始めた。沖縄が本土に復帰した翌年、1973年のことだ。 「正確に訳することは公平な裁判につながり、被害を受けている沖縄の人の手助けになる」。通訳を引き受けることは「使命」だと感じた。 少女暴行事件の通訳も依頼された。いつも通り「冷静に、正確に」と心がけた。同時に、精神的に最もつらい通訳経験となった。
米兵による少女暴行事件の初公判が開かれた那覇地裁の法廷=1995年11月
▽息を飲むほどの侮辱 米兵の1人は犯行理由を「日本の女性は銃を持たないから」と供述。少女を「そんなに幼いと思わなかった」と話したという。金城さんは「なぜ何の落ち度もない少女が」とショックを受けた。「責任をお互いになすりつけ合っている」とも感じた。 「口に出すこともためらわれる」ような、少女を侮辱する発言が出た時は一瞬声が出ず、息をのみ込んでから訳した。 「被害者にとっては人生を左右する事件。どれほどの責任を感じているのか分からなかった」と語る。 米兵3人は起訴事実を大筋で認め、那覇地裁は1996年3月、懲役7年~6年6月の実刑判決を言い渡し、その後確定した。
▽受け入れ難い現状
金城さんは、2016年にうるま市で米軍属の男が女性を暴行し殺害した事件の公判も担当した。現在も、米兵事件での通訳を担っている。いまも米兵による事件が後を絶たず「沖縄で犠牲が引き継がれているような現状は受け入れ難い。本土の人には現実を知ってほしい。県民の立場ならどう思うか考えてほしい」と訴える。
インタビューに応じる法廷通訳人の金城初美さん=2025年8月20日、沖縄県浦添市
▽人ごと 米軍の基地負担は沖縄に偏ったままだ。在日米軍専用施設の約7割が国土面積約0・6%の沖縄に集中する。 米軍基地を抱える沖縄県内自治体の元首長の男性は、被害に遭った女性たちの話を何度も見聞きしてきた。海岸で、公民館の隣で、学校近くで―。「泣き寝入りが多い。被害者に『訴えましょう』と言っても『表に出ると良くないから』と断られる。補償があったとしても、すずめの涙。被害に遭った女性は、相当な苦悩だ」と語り、怒りをあらわにする。 「人ごとなんだよ、政府は。日本国民も『よそごと』『よその国で起きたこと』としか思っていないし、今でも変わらない。東京で事件が起きてごらん、どうなる。今の態度はおかしいんじゃないか、と言いたい」
▽7万筆超の署名
沖縄県の市民団体「フェミブリッジ沖縄」は2025年10月、相次ぐ米兵による性暴力事件に抗議する7万筆超の署名を、政府と与野党に提出した。署名は性暴力の根絶に加え、迅速な県への通報体制構築や、米軍に特権を許す日米地位協定の抜本的な改定などを求めている。 同じタイミングで、国会内で集会も開いた。集会には、約130人が参加。国に「性暴力から目を背けないでほしい」と訴え、再発防止策の強化を求めた。集会で仲村未央・沖縄県議は「県議会は何度となく地位協定改定を要求してきたが、一度たりとも指一本触れられていない」と憤った。
▽安保と人権の問題
本土復帰した1972年から2023年まで、沖縄県警が不同意性交などの疑いで検挙した米軍人・軍属やその家族は計159人に上る。被害は続く。高里鈴代さんはかつて、抗議活動中に突然「安保の問題を女性の問題に矮小化するな」と言われたことがあるという。高里さんはこう切り返した。「安保の問題であり、女性と人権の問題だ。国民一人一人の安全が守られていないのだから」 高里さんは事件が頻発する背景として、米側に特権を許す日米地位協定や、米軍の沖縄に対する差別意識があるとみる。 もう二度と犠牲者が生まれないように―。被害者と県民の願いが実現するまで、高里さんらは声を上げ続けている。

札幌で記録的な大雪鉄道・バス運休で7000人が新千歳空港で一夜明かす

北海道の新千歳空港では記録的な大雪で鉄道やバスが運休し、およそ7000人が空港で一夜を明かしました。
札幌ではきのう午後7時までの24時間で54センチの雪が降り、1月の観測記録を更新しました。新千歳空港では札幌方面に向かう鉄道やバスが運休となり、乗客らおよそ7000人が空港で一夜を明かしました。
札幌市民 「あと帰るだけなのに帰れなくて。寝てない」
JR北海道は、札幌圏の列車の運転再開は午後1時以降になるとしていて、影響は今後も続く見通しです。

スノーモービルで山に入り遭難していた約10人全員の無事確認 青森・平川市

青森県平川市でスノーモービルに乗り、山に入ったおよそ10人のグループの行方が分からなくなっていましたが、さきほど全員の無事が確認されました。
遭難していたのは、青森県内に住むとみられるおよそ10人の成人男性のグループで、きのう午後9時半ごろ、遭難した人の家族から「スノーモービルを乗りに行った人たちが帰ってこない」と警察に通報がありました。
警察によりますと、グループは平川市の山に入ったとみられていて、警察への通報の後に遭難者の1人から家族に「牧場にみんないる」と連絡がありました。
警察や消防などの捜索隊がけさ捜索を再開し、さきほど全員の無事が確認でき、これから下山するということです。

国民・足立康史氏「直ちに削除しろ!」京大医学部卒モデルの出馬巡り「オジサンの趣味?」に激怒

国民民主党の足立康史参院議員(60)が25日夜、自身のX(旧ツイッター)を更新。同党公認の新人で衆院選(1月27日公示、2月8日投開票)大阪7区から立候補予定の今井優里氏(25)に寄せられた一部の声に怒りを見せた。
今井氏は大阪府出身で、京大医学部人間健康科学科を卒業。大学在学時からモデルとしても活動し、ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏が出演するNewsPicks「HORIE ONE」には進行役で出演していた。
今井氏は自身のXで出馬予定を表明すると、さまざまな反応が寄せられた。その中には一般ユーザーが「国民民主党 なんで大阪には 高学歴で綺麗で若いお姉さんばっかり出馬させるんだろ? オジサンの趣味?」などと今井氏や、昨年7月の参院選大阪選挙区で同党公認で出馬し、落選した渡辺莉央氏(当時30)の写真を添付したポストがあった。
足立氏は当該ポストを引用した上で「こういう批判は、本当に止めた方がいいです。若い女性だから、どうした?」と投げかけた。続けて「完璧な被選挙権を保持していますし、お二人とも、大阪生まれ、大阪育ち。大阪人をバカにしているのは、君だ」と指摘した上で、「直ちに削除しろ!」と訴えた。
一般ユーザーによる当該ポストは26日午前8時現在、削除はされていない。
今井氏は23日に自身のXで「はじめまして。大阪7区から立候補を予定している、今井ゆうりと申します」と前置きした上で、写真を公開。続けて「【負担の世代から、挑戦の世代へ】これは、今回の選挙に向けて、私が大切にしたいと決めた言葉です」と長文で意気込みをつづっていた。
大阪7区には、自民党の渡嘉敷奈緒美氏(63)、日本維新の会の奥下剛光氏(50=現職)らが立候補予定。

東大汚職 元特任准教授を収賄容疑で書類送検 風俗店での接待同席か

東京大大学院の教授が共同研究相手の民間業者から高額接待を繰り返し受けたとされる汚職事件で、警視庁捜査2課は26日、教授の下で特任准教授をしていた男性医師(46)を収賄容疑で書類送検した。また、接待した側として一般社団法人「日本化粧品協会」(東京都文京区)の男性代表理事(52)も贈賄容疑で書類送検した。いずれも、教授と共にソープランドや高級クラブでの接待に同席していたとされる。
この事件では、大学院医学系研究科の佐藤伸一容疑者(62)が収賄容疑で逮捕された。警視庁などによると、共同研究は佐藤容疑者が実権を握り、形式上のトップには男性医師が就いていた。接待の具体的な調整役は男性医師が担い、代表理事とのやり取りをしていたという。
書類送検容疑は、男性医師が2023年3月~24年8月、東大と協会による共同研究の枠組み「社会連携講座」を設置、運営する見返りに、代表理事から東京・吉原のソープランドや銀座の高級クラブでおよそ190万円分の接待を受けたとしている。代表理事は、男性医師と佐藤容疑者に対し、計380万円分ほどの接待をした疑いがある。警視庁は認否を明らかにしていない。
代表理事が佐藤容疑者らを訴えた民事訴訟で、男性医師は「接待は負担だったが、佐藤容疑者に同席を命じられて断りづらかった」「接待を受けたことは反省すべき立場にあった」との見解を示している。
代表理事は提訴時の記者会見で「(教授から)接待を強要された」と主張する一方、「私も反省すべきところがある」と話していた。男性医師と代表理事は、東大の教員が「みなし公務員」に当たり、接待が賄賂に当たる可能性は認識していたという。【長屋美乃里】