奈良の飲食業界、時短要請求め異例の申し入れ 知事に

約300店が加盟する奈良県飲食生活衛生同業組合(奈良市)は7日、飲食店に営業時間短縮(時短)を要請するよう求める要望書を荒井正吾知事に提出した。従業員の感染防止などが目的だが、飲食店側から時短を求めるのは異例。ただ、荒井知事はこの日の記者会見で「奈良は飲食店で感染が広がっていない」と述べ、時短を要請・命令できる「まん延防止等重点措置」の政府への要請には消極的な考えだ。
一方、奈良市の仲川げん市長は7日、市民の一定数が飲食店で感染したと推定されるとして、まん延防止措置の適用を政府に求めるよう荒井知事に要請したことを明らかにした。
県内では7日、1日あたりの感染者が81人と3日連続で過去最多を更新した。同組合の増井義久理事長は「感染者は急激に増えている。知事が時短を要請し、全店が協力することが感染拡大を抑えるために必要なことだ」と話した。【久保聡、稲生陽】

空き家に勝手に居住、役所に転居届 不動産侵奪容疑、66歳逮捕

宮崎市霧島所在の他人の空き家に勝手に居住したとして宮崎県警宮崎北署は7日、同所の無職女性(66)を不動産侵奪容疑で逮捕した。「私の家」と容疑を否認しているという。1人暮らしで、この女性とみられる名前で転居届が市役所に出されていた。
容疑は2020年9月30日以降、埼玉県の70代男性所有の木造平屋の空き家に家財道具を持ち込み、侵奪したとしている。3月末、15年ほど空き家にしていた実家の確認のため久々に戻った男性が、使われた跡のある布団や衣類を室内で見つけ、届け出た。
現場は閑静な住宅街。署によると、電気も通っていた。両者に面識はないといい、同署が経緯を調べている。【塩月由香】

国内のコロナ感染3千人超 大阪過去最多、第4波鮮明に

国内で7日、新たに3千人を超える新型コロナウイルス感染者が確認された。3千人超は11都府県に緊急事態宣言が出されていた1月30日以来。大阪は878人で過去最多。東京は555人だった。宣言が先行して解除された関西圏での急増が目立ち、遅れて解除された首都圏でも増加傾向が続く。感染拡大の「第4波」の様相が鮮明になっている。
東京都は3月22日に宣言が解除される前の3月中旬から増加傾向で、直近7日間の感染者の平均は400人台に上昇。500人を上回ったのは2月6日以来だ。宣言が遅れて解除された首都圏も時間差で感染が拡大すると指摘する専門家もいる。

飲食店員「働くのが怖い」 感染者最多更新の大阪で広がる不安

大阪府の新規感染者が878人と初めて800人を超え、市民の間では驚きや不安が広がった。
大阪市北区のオフィス街に仕事で立ち寄った大阪府豊中市の自営業、清水力雄さん(72)は「市民向けには外出の自粛要請ぐらいしか対策がない。今後、感染者が1000人を超えるのかもと心配」と顔をこわ張らせた。夏の東京オリンピックについて「海外の選手から、感染が怖くて来日したくないと思われるのでは」と語る。
知人に会いに大阪を訪れた京都府の70代女性は「6人が昼、飲食店でマスクなしに食べているのを見た。互いに向き合わないで食事するなど、みんなが気をつけないと」と話した。
大阪・梅田で焼き肉店の店長を務める広瀬雄大さん(27)は「先週の土日などは花見客も重なり、祭りでも開いているのかと思うほどの人通りだった。そうした影響が今出ている」と受け止めていた。イタリア料理店の店員、浜名智広さん(36)は「感染のリスクがあり、正直働くのが怖い。人出を止めるには、一斉休業やメイン通りの夜間閉鎖など強い対策が必要だ」と訴えた。【田畠広景、古川幸奈】

吉村府知事、緊急事態再宣言を否定「同じ内容で名前だけ変えるのは意味がない」

大阪府の吉村洋文知事(45)が7日、関西テレビ「報道ランナー」(月~金曜後4・45)にリモート生出演。大阪府の新型コロナウイルスの新規感染者数が878人確認され、過去最多となったことについて触れ、これからの対策について語る場面があった。

「大阪モデル」の赤信号も点灯し、重症病棟使用率が70.5パーセントに及ぶという危機的状況にある大阪府。変異株の影響、3月末に人の動きが増えたことも原因として挙げられている。

メインキャスターの新実彰平(31)アナウンサーから「この月曜日から人手は減り始めているんですが(新規感染者数が)600人、800人となっても極めて高い人手なんですね。『まん延防止等重点措置』の効果が見られる前に“医療崩壊”、そうなった場合に『緊急事態宣言』が必要ということになりませんでしょうか」という問いかけが。

吉村知事は「本日ですね『医療非常事態宣言』を発出しまして、府民の皆さまに不要不急の外出の自粛をお願いしました。また大阪市内では夜8時までの時短要請、市外では夜の9時までの時短要請をしています。実はこの内容というのは、ほぼ『緊急事態宣言』と同じ内容です。そういった意味でご協力をお願いしていくしかない、中身はほぼ同じ要請をしているというわけです」と返答。

弁護士の菊地幸夫(63)氏が「今までにやっている対策では、限界が見えているのではないか。局面が違うような手段を用いるべきなのではないか」という質問に、吉村知事は「『緊急事態宣言』をやるのであれば、同じ措置をやるべきではないと思っています」と回答する。「冬にやった措置に関しては、我々は現在もやっています。それから『まん延防止の措置』が法律で決まりましたので、例えば命令ができるとか、義務になるというところでも適用されています」。

「同じ内容で、名前だけ変えるのはあまり意味がないと思っていて。10日後くらいには効果が出ていると思うんです。人を介してしかウイルスは広まりませんから、不要不急の外出の自粛をお願いする。どうしても会食しないといけない場合は、マスク会食の義務化や、アクリル板の設置などで徹底的に強化していくしかないのではないかと思っています」と語った。

1991年に失効、30年近く無免許運転か 容疑で75歳男逮捕

滋賀県警長浜署は7日、道交法違反(無免許運転)の疑いで、滋賀県長浜市、無職の男(75)を逮捕した。同暑によると、男の運転免許証は1991年6月に失効しており、30年近く無免許で運転していたとみて調べている。
逮捕容疑は、同日午前11時50分ごろ、同市内保町の国道365号で、無免許で軽乗用車を運転した疑い。

緊急事態宣言ぎりぎりの段階 日医会長、首都圏と関西

日本医師会の中川俊男会長は7日の記者会見で、新型コロナウイルスの新規感染者数が急増している首都圏や関西の状況について「次の緊急事態宣言が発令されるかどうか、ぎりぎりの段階だ」と強い危機感を示した。
中川氏は、2度目の緊急事態宣言が大阪府などで2月末に解除されたことに関し「早かったのではないか」と指摘。「3週間先行して解除した関西がこのような状況では、1都3県が近々そうなるという心配は当然ある」と述べた。
現在は宮城、大阪、兵庫の3府県に適用されている「まん延防止等重点措置」は、対象範囲を広げていくべきだとした。

住宅火災で2人死亡、親子か 東京・東村山

7日午後1時ごろ、東京都東村山市秋津町の望月直子さん(87)方で「住宅の2階から煙が見える」と、近隣住民から119番通報があった。木造2階建て住宅の約80平方メートルが焼け、焼け跡の2階部分から2人の遺体が見つかった。
望月さんと長男の圭一郎さん(60)と連絡が取れておらず、警視庁東村山署は、2人の可能性があるとみて身元などを調べている。

「中国のちの字も出ない」 茂木外相、韓国対応を弱腰と皮肉

茂木敏充外相は7日の衆院外務委員会で、韓国が中国の人権問題に沈黙しているとの認識を示唆した。共同声明で中国への名指しを避けた3月18日の米韓の外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を念頭に「近隣の国を見てほしい。2プラス2を開いても、中国の『ち』の字も出ない」と述べ、韓国の“弱腰”を皮肉った。
同月16日の日米2プラス2で新疆ウイグル自治区や香港の人権状況について「深刻な懸念」を表明した日本の方が、中国人権問題に適切に取り組んでいるとする見方をアピールした形だ。韓国の対中姿勢に関し、茂木氏は「(日本と)かなり違うのではないかと思っている」と指摘した。

明日8日(木)の天気 寒の戻りで北日本は雪や雨 関東以西もにわか雨注意

■ 天気のポイント ■

関東以西は晴れていても急な雨に注意
8日(木)午後の雨の予想
上空に強い寒気が流れ込んで地上との気温差が大きくなり、各地とも大気の状態が不安定になります。午前中は晴れていても、午後になると雲が増え、急に雨の降り出す所がある見込みです。特に関東は雨が降りやすく、洗濯物を外に干す場合は空の様子に注意し、外出時は折りたたみの傘など雨具をご用意ください。
北日本は雪や雨の降る所も
真冬並みの強い寒気が近づく影響で、北海道から東北北部にかけては雪や雨が降りやすくなります。昼間のうちは積もるような雪にならないものの、寒気のピークとなる9日(金)は広範囲で積雪のおそれがあるため、早めに雪対策を行ってください。
朝晩と昼間の気温差は大きい
朝は晴れて放射冷却現象の強まる所が多く、内陸部を中心に空気が冷たく感じられます。昼間は西日本から東日本で今日7日(水)と同様に気温が上がって、上着が要らないくらいの陽気です。夕方以降は再び冷えてきますので、一日の気温変化にお気をつけください。