東京メトロによりますと、浅草駅での発煙の影響で、銀座線は浅草駅と三越前駅の区間で運転を見合わせていましたが、午後7時19分ごろに運転を再開しました。銀座線全線での運転再開は、およそ13時間ぶりとなります。
東京消防庁などによりますと、きょう(22日)午前6時20分ごろ、銀座線の浅草駅で、線路内にあるケーブルから煙が出て、線路の切り替えを行うケーブルなど複数本が損傷したということです。
この影響で銀座線は、浅草駅と三越前駅の区間で運転を見合わせていましたが、午後7時19分ごろに運転を再開しました。
銀座線全線での運転再開はおよそ13時間ぶりで、乗客32万9000人に影響があったということです。
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日モンテネグロ首脳会談 EU加盟を後押しする考え伝える
高市首相は、日本を訪れているモンテネグロのミラトビッチ大統領と会談し、EU=ヨーロッパ連合への加盟を後押しする考えを伝えました。
高市首相「日本とモンテネグロの外交関係樹立20周年という記念の年にミラトビッチ大統領、初訪日してくださったということで、心から歓迎を申し上げます」
会談では、高市首相がモンテネグロを「価値や原則を共有する重要なパートナー」だとしたうえで、EU=ヨーロッパ連合への加盟を日本として後押しする考えを伝えました。
また高市首相は「ヨーロッパと大西洋、インド太平洋の安全保障は密接に関連している」とも強調し、両首脳は、経済分野などで、二国間関係をさらに強化することで一致しました。
また、会談に合わせミラトビッチ大統領は、高市首相へのお土産としてモンテネグロの伝統的な模様をあしらったブローチとスカーフを渡しました。
国民民主が「特別市」導入法案=副首都意識
国民民主党は22日、道府県から政令市に権限や財源を移して独立性を高める「特別市」制度を導入する法案の概要を公表した。自民党と日本維新の会が検討する「副首都」構想を意識したもので、道府県と政令市の二重行政解消について新たな選択肢を示す狙いがある。今国会提出を目指す。
概要では、特別市の要件は「人口100万人以上」。関係自治体議会の承認や住民投票実施などの手続きも盛り込んだ。 [時事通信社]
無線交信内容を調査へ=戦車砲弾破裂、究明急ぐ―陸自
陸上自衛隊日出生台演習場(大分県)で実弾射撃訓練中の10式戦車内で砲弾が破裂し、隊員4人が死傷した事故で、陸自が近くにいた隊員らから無線の交信内容を聞き取り調査する方針であることが22日、防衛省関係者への取材で分かった。陸自は事故調査委員会を立ち上げ、原因究明を急いでいる。
陸自などによると、訓練には西部方面戦車隊の約100人が参加。最新鋭の10式戦車には情報共有システム「C4I」が搭載され、共に射撃していた別の2台を含む同型車両や、近くで現場指揮を執っていた隊員らと、C4Iを通じた無線交信が行われていた。 [時事通信社]
大槌町の山林火災、220人が避難…岩手県は自衛隊に災害派遣要請
22日午後、岩手県大槌町の山林2か所で火災が相次いで発生した。地元消防が消火にあたっているが、午後8時現在で計約109ヘクタールが焼損。県は、自衛隊に災害派遣を要請した。町は周辺地域に避難指示を出し、午後9時現在で約220人が避難している。けが人は確認されていない。
最初の火災は、三陸鉄道大槌駅から北西約8キロの小鎚(こづち)地区で起きた。午後1時55分頃、住民から119番があり、住宅や納屋など5棟が焼けたほか、山林約9ヘクタールが燃えた。2か所目は三鉄吉里吉里駅から南西に1キロ付近で、山林約100ヘクタールが燃えた。午後4時20分頃に119番があった。二つの地点は約10キロ離れている。
盛岡地方気象台によると、この日の日中は同町を含む県沿岸南部に乾燥注意報と強風注意報が出ていた。
22日午後、岩手県大槌町の山林2か所で火災が相次いで発生した。地元消防が消火にあたっているが、午後8時現在で計約109ヘクタールを焼損。県は、自衛隊に災害派遣を要請した。町は周辺の約1900人に避難指示を出し、午後9時現在で約220人が避難した。けが人は確認されていない。
最初の火災は、三陸鉄道大槌駅から北西約8キロの小鎚(こづち)地区で起きた。午後1時55分頃、住民から119番があり、住宅や納屋など7棟が焼けたほか、山林約9ヘクタールが燃えた。2か所目は三鉄吉里吉里駅から南西に1キロ付近で、山林約100ヘクタールが燃えた。午後4時20分頃に119番があった。二つの地点は約10キロ離れている。
盛岡地方気象台によると、この日の日中は同町を含む県沿岸南部に乾燥注意報と強風注意報が出ていた。
「こんなことまで注意喚起をしなくてはならないのか」 川崎市、新人職員がSNSで研修資料拡散で市長苦言
川崎市の福田紀彦市長は20日の定例会見で、新規採用職員が不特定多数が閲覧できるLINE(ライン)のオープンチャットに研修用資料の写真を投稿し、外部に拡散する事態が起きていたことを明らかにした。情報の取り扱いについて「認識がまだ非常に甘い。意識を深めることをやっていかないといけない」と、全庁的な課題として再発防止策を講ずる必要性を指摘した。
市人材育成課によると、外部からの指摘を受けた16日夕に、写真が転載されているX(旧ツイッター)の投稿を確認。新規採用者向けの実施要領で、日程や目的のほか、外部講師の氏名や勤務先が写り込んでいた。福田市長は「こんなことまで注意喚起をしなくてはならないのか。驚きを隠せない」と苦言を呈した。
【京都男児遺棄事件】なぜ〝臭い〟でバレなかったのか 遺体移動の謎を法医学者が徹底解説
京都府南丹市の小学生・安達結希さん(11)の遺体が遺棄された事件で、死体遺棄容疑で逮捕された養父・安達優季容疑者(37)が遺体を移動させていたことに衝撃が広がっている。そんなことをすれば逆にバレそうなものだが、どうやって運んでいたのか。
優季容疑者は市内の複数か所に遺体を運んで隠した疑いを持たれている。遺体の臭いによって周囲から気付かれそうだが――。
結希さんは3月23日に行方不明となり、4月13日に市内の山林で遺体で発見された。それまでに容疑者は市内の公衆トイレ周辺などにも遺体を置いたとされる。
法医学の第一人者で、連続ドラマの医療監修もしてきた千葉大学法医学教室の岩瀬博太郎教授は、遺体の臭いを周囲が気付くかどうかについて「気温によります。あとはご遺体が置かれた場所が日陰かそうでないかにもよります」と話す。
気温の目安は20度だという。南丹市の3月下旬~4月上旬のおおよその気温は最高20度ほど、最低5度ほど。
岩瀬教授は「南丹市の春の気温であれば死後3日~1週間くらいから臭いがしてくると思います」と指摘。遺体をビニール袋などに入れれば臭いを漏らしづらいという。「通常、10度ほどであればご遺体は腐敗しにくく長持ちします。といっても多少臭いはする。見た目でいうと、1か月たっても原形をそれなりにとどめたままのケースもあります」
一般的な冷蔵庫で、室温がおおよそ5度以下の冷蔵室で肉や魚を保存できることを思えば分かりやすいとした。
「20度ほどになると急激に腐敗が進みやすくなります。死後1週間くらいすれば、ご遺体は膨れ上がったり、緑色に変色したり、身元が分からなくなるくらい腐敗します。夏であれば、2日もすれば臭いがします」
京都府警は結希さんの行方不明時の捜索で情報提供を求めた際、身長134・5センチのやせ形としていた。体重には触れられなかったが、小5男児の平均体重を踏まえれば30キロ前後だったとされる。
岩瀬教授はこれまで自身が検証したケースで「犯人はご遺体をスーツケースに入れることもありました」という。結希さんのように「130センチ台であれば入ります」と指摘した。
容疑者としては過ごしやすい気候で遺体の腐敗が進みにくかったこともあり、複数か所に運べた可能性があるが、悪事が許されるはずはなく、府警が容疑者の行動履歴を丁寧に洗い出すなどして遺体の発見につなげた。
首相、靖国神社に真榊を奉納 春季例大祭、参拝は見送り
高市早苗首相は21日、東京・九段北の靖国神社で始まった春季例大祭に合わせ「内閣総理大臣 高市早苗」名で「真榊」と呼ばれる供物を奉納した。関係者によると、23日までの期間中の参拝は見送る方向だ。参拝すれば、関係が冷え込む中国や、改善基調が続く韓国の反発を招くのは必至で、外交問題化するのを避ける狙いとみられる。
昨年10月の高市内閣発足後、初の例大祭を迎えた。例大祭では歴代首相が真榊を奉納しており、高市首相も踏襲した形だ。過去には閣僚在任中も終戦の日や春秋の例大祭に合わせ参拝していた。だが首相就任直前だった昨年10月の秋季例大祭では参拝せず、私費で玉串料を納めていた。
森英介衆院議長、関口昌一参院議長の他、閣僚では上野賢一郎厚生労働相、赤間二郎防災担当相、城内実経済財政担当相が真榊を奉納した。
日本維新の会の藤田文武共同代表、中司宏幹事長らは参拝した。参拝後、藤田氏は記者団に「英霊が命懸けで守ってくれた日本に私たちが生かされている。定期的に自分の胸に問うのが政治家のあるべき姿だ」と述べた。
高市一強の裏で自民党内に漂う「反高市」ムード 麻生・鈴木ラインと小林鷹之氏らの自民党執行部が「高市包囲網」 首相の“看板政策”にも次々と反旗
先の衆院選を圧勝に導いた高市早苗・首相は、自民党で「一強体制」を築いたように見えたが、ここにきて異変が起きている。党執行部や側近との対立が深まり、看板政策をめぐる反発も表面化している。そうしたなか、解体されたはずの「派閥」までもが息を吹き返し、もともと無派閥の高市首相への包囲網となりつつある。”獅子身中の虫”だらけとなった党内では、誰が、何を狙っているのか――。【全3回の第1回】
麻生・鈴木ラインが掌握する自民党執行部と火花
総選挙で延期されていた自民党大会が4月12日に開かれた。会場には早苗グッズなどが当たるカプセルトイが20台並べられ、ゲストの世良公則がヒット曲「燃えろいい女」のサビを「燃えろ、サナエ~」と歌うと首相も立ち上がってノリノリ。党をあげた「サナ活」で異様な盛り上がりとなった。
この「高市一強」を誇示する演出とは裏腹に党内は「反高市」の不穏なムードが漂っている。
党大会の前々日、高市首相は官邸で麻生太郎・副総裁、その義弟の鈴木俊一・幹事長、萩生田光一・幹事長代行と1時間ほど昼食を共にした。
「総理と党執行部の緊張関係が高まっているため、萩生田さんが『麻生さん、鈴木さんとメシを食って腹を割って話をしたほうが良い』と総理に勧めたと聞いている。しかし、話は全く弾まなかったようです」(官邸スタッフ)
総選挙での圧勝以来、高市首相と麻生・鈴木ラインが掌握する自民党執行部は水面下で激しく火花を散らしている。
「選挙後の人事で総理が麻生氏を衆院議長に”棚上げ”しようと工作して不興を買ったのをはじめ、鈴木幹事長ら執行部に『予算案の年度内成立』を命じ、国会運営を担う梶山弘志・国対委員長が強く反対すると、総理は相当、腹に据えかねた様子だった。鈴木幹事長や萩生田さんがなだめたが、梶山さんのほうが、国会運営の現実がわかっていない総理と距離を置くようになったという」(自民党ベテラン議員)
3月の訪米前にはコバホークこと小林鷹之・政調会長とも衝突した。
小林氏はNHKの『日曜討論』(3月15日)でホルムズ海峡を通る船舶の護衛に自衛隊艦船を派遣することに、「紛争が続いている状況では慎重に判断すべきだ」と反対論を展開。後日、小林氏は官邸に呼び出されたという。
「総理は自衛隊派遣の可能性を探っていたが、小林政調会長ら執行部は強硬に反対した。党執行部の賛成が得られず、総理は日米首脳会談で派遣の約束をすることを断念することとなった」(前出の自民党ベテラン議員)
新型コロナ後遺症「ブレーンフォグ」、脳に霧がかかったようにぼーっとする人が増加
新型コロナウイルス感染症の後遺症として、記憶障害や集中力低下が起こる「ブレーンフォグ」の症状を訴える人の割合が増えているとの調査結果を岡山大病院がまとめた。新型コロナの法律上の位置づけが引き下げられてから5月で3年となるが、後遺症に長く苦しむ人もおり、きめ細かなケアが必要だ。(神戸総局 行成靖司)
オミクロン株の患者に「ブレーンフォグ」多く
同病院は2021年2月、専門外来の「コロナ・アフターケア外来」を開設。大学病院として全国的にも早い取り組みで、26年3月までに20都府県の1233人を診察した。〈1〉日本で最初の感染者が見つかった20年に流行した「従来株」(120人)〈2〉21年夏から流行した「デルタ株」(140人)〈3〉22年以降に変異を重ねながら流行している「オミクロン株」(973人)――に分け、症状などを分析した。
その結果、ブレーンフォグを抱える患者は従来株では15%、デルタ株では24%だったが、オミクロン株では37%となった。従来株の約2・5倍の割合だ。一方、後遺症の特徴といわれた味覚障害や嗅覚障害は、オミクロン株では各12%で、従来株の半分ほどだった。
専門外来を担当する大塚文男教授によると、炎症が続いたり、ホルモンのバランスが乱れたりすることがブレーンフォグの原因とみられる。オミクロン株の患者にこの症状の割合が高い理由はわかっていない。
感染から時間がたつと、後遺症の症状がなくなる人も多いが、同病院の専門外来には今も368人が通院。感染から5年以上たっている人もおり、長期化が懸念される。働いていた人の半数は休職や退職などを余儀なくされていた。抑うつ症状の悪化もみられた。
新型コロナは23年5月、感染症法上の位置づけが引き下げられたが、感染の波は繰り返し、後遺症の患者も出続けているとされる。
専門外来では、時間をかけて患者から経過を聞き取る問診を重視。検査結果も踏まえて診断するといい、大塚教授は「後遺症は身体、精神などの要因が複雑に絡み合って起こると考えられる。これからも患者さんの苦悩に伴走する姿勢が求められる」と話す。
新型コロナの後遺症に対する「診療の手引き」の編集に携わった岡部信彦・川崎市健康安全研究所参与の話「後遺症には依然としてわからないことも多く、診療、研究の継続が重要で、岡山大病院の長期の取り組みは非常に貴重といえる。今後も患者一人ひとりに寄り添う診療を続けていただきたい」
◆ブレーンフォグ=医学的な用語ではなく、脳に霧がかかったように、頭がぼーっとする状態を指す。記憶障害や集中力低下のほか、頭痛などが起こることもあり、仕事や生活に支障を来す。詳細なメカニズムはわかっていない。
仕事に支障「公的支援を」…症状3年超の男性
2022年の年末に新型コロナウイルスに感染した中国地方の男性(60歳代)は3年以上たった今も、ブレーンフォグに悩んでいる。漢字が頭に浮かばなかったり、簡単な暗算ができなかったりするという。
感染から2、3週間で、せきなどの症状は改善したが、体調は戻らなかった。最初の違和感は、物忘れだった。たびたび、ロッカーに携帯電話を置きっ放しにした。認知症を疑って脳の検査を受けたものの、異常は見つからなかった。
仕事をスムーズにできなくなり、定年の延長を断念して退職した。様々なことを調べ、昨年4月、岡山大の専門外来を受診。新型コロナ後遺症と診断された。自身に起こっていることの理由がわかり、ホッとしたが、治る見通しは立たない。薬を飲みながら、毎月2回、話したり、書いたりするリハビリを受けている。
男性は再就職先を探しており、「仕事がないのは厳しい。私と同じように苦しんでいる人が他にもいると思う。公的支援があれば助かる」と話した。