中部電に怒り「信頼ないがしろ」 静岡知事や地元住民、厳しく批判

中部電力が浜岡原発で想定される基準地震動に関する不正の疑いを発表したことを受け、原発が立地する静岡県と同県御前崎市の首長は5日、遺憾の意を示し、地元住民からも「信頼関係がないがしろにされた」と怒りの声が上がっている。
鈴木康友知事は「県民の信頼を損なう重大な事案であり、大変遺憾だ」とコメント。同社に説明を求めていくとともに、国に対して厳正な審査と指導・監督を求めるとした。下村勝市長も「安全性評価に重大な影響を与える可能性のある深刻な内容で極めて遺憾だ」とコメントを出した。
中部電の臨時記者会見では、耐震設計の目安とする基準地震動を意図的に過小評価した疑いが浮上。御前崎市の70代男性は「安全審査に真摯に取り組んでいると感じ、その姿勢は評価できると思っていた」と再稼働に賛成の立場だったが「もはや過去形。改ざんと受け止められても仕方がない」と失望をあらわにした。
再稼働に反対する市民団体の林克代表(70)は「基準地震動は安全対策の根幹で、とんでもない話だ。住民の命と暮らしをなんだと思っているのか」と憤った。

男子高校生への暴行動画がSNS拡散、栃木県警が加害者聴取「大変申し訳ない」…高校など問い合わせ殺到

栃木県立高校の男子生徒が校内で別の男子生徒に暴行を加える動画がSNSに投稿され、県警が暴行事件として捜査を始めたことが、5日わかった。
県警人身安全少年課によると、4日、高校生の暴力動画がSNSで拡散していると電話で情報提供があった。加害者とみられる生徒から話を聞いたところ、暴行の事実を認め、「大変申し訳ないことをした」と話したという。動画は昨年12月、校内で撮影されたもので、県警は動画に映っていた他の生徒らにも話を聞く方針。
高校や県教育委員会には5日朝から「事実なのか」といった問い合わせや対応を求める電話が殺到しているという。高校は同日、「事実確認をしており、県教委と連携して対応していく」とのメールを保護者らに送信した。県教委は取材に、「暴行が事実なら、再発防止や被害生徒への支援に早急に取り組む」としている。

「抵抗すれば殴られる」「ライターの火であぶって」怯える女子高校生を3人が強姦…「綾瀬コンクリ殺人事件」の加害者Fが語った、あの部屋で起きていたこと

〈 《女子高校生コンクリ詰め殺人事件》「女の子を騙して車に乗せてホテルに連れ込んだり…」加害者Fが語った、事件が起きる前の生活 〉から続く
史上最悪の少年犯罪と呼ばれる「綾瀬女子高校生コンクリート詰め殺人事件」。たった7日間しかなかった昭和64年(1989年)の1月4日に被害者のX子さんは命を落とした。その日から今日でちょうど37年が経つ。
事件から11年後、「ニュースステーション」ディレクター(当時)で、現在は北海道放送(HBC)報道部デスクを務める山﨑裕侍氏は、集団強姦に関与し少年院送致となった元少年・Fに接触した。刑を終え、家庭を持ち、社会の中で生活する彼は、事件とどのように向き合っているのか。山﨑氏の著書『 償い 綾瀬女子高校生コンクリート詰め殺人事件 6人の加害少年を追って 』より一部を抜粋して紹介する。(全3回の3回目/ 最初 から読む)
◆◆◆
部屋に入ったら見慣れない女の子が一人いて…
Fが綾瀬事件に最初に関わったのは1988年11月28日。
「A君から『ちょっと面白いものがあるから見に来いよ』みたいな感じで声をかけられた。夜中、ウチのお袋が寝静まったのを見計らってから出ていって、C君の家に行ったんですけど。部屋のなかに入ったら全然見慣れない女の子が一人いて、自分は最初誰かの彼女かなと思っていたんですけど、何時間かいるうちに段々雰囲気がおかしくなってきて彼女の様子もおかしかった」
被害者の女子高校生Ⅹ子さんがCの部屋に監禁されて3日目の夜だった。部屋にはA・B・C・Dの4人のほかに、Eもいた。EはFと中学の同級生だった。
「A君だかB君だかどっちかわからないですけど、『シンナー吸ってラリったふりしろ』と言われて、彼女もかなり怯えて、何せ4、5人もいたんで。 それから嫌がる彼女を押し倒したりとかして。B君か誰かに『やれ』って言われたんですよ。『いや、できませんよ』みたいに一応抵抗したんですけど『何でできねえんだ』って感じで。無理やりですよね。もう一人いた友だち(E)も嫌がっていたんですけど無理やりさせられて、腰まで押さえつけられて後ろで」
AやBの指示で、DとEとFの3人が強姦した。それだけではない。AはさらにⅩ子さんを凌辱し痛めつけ続けた。
「被害者の様子は?」
「もう放心状態ですね。はじめはすごい抵抗していたんですけど、抵抗すれば殴られる、何か言っても殴られる、当然1人、2人だけじゃなくて3人、4人の男が取り囲んでいるじゃないですか。最終的には無抵抗状態になっちゃって、目はうつろでしたね」
「そのときの表情は覚えていますか?」
「いまだにそれは忘れないですね。鮮明に焼き付いています」
彼女は「頑張れ、頑張れ」と小さくつぶやいていた
11月28日の集団強姦以降、AからⅩ子さんを見張るよう命じられたFは、Cの部屋に4、5回行ったという。
「何回か行くたびに彼女が酷い仕打ちを受けている場面も嫌というほど見ているわけですよ。ライターの火であぶったりとか。火傷の痕がケロイド状になってしまって、本当痛々しく、無数に残っていて。見るたびに傷とか痣とか増えるんで」
12月に入ると、Aたちは彼女を性の対象ではなく、暴力の対象とした。
「人を殴っていると言うよりサンドバッグを殴っているみたいに、何と言ったらいいか、憎しみじゃないんですけど怒りというか、自分のストレスをぶつけているような。何でそこまでできるのかなというぐらい。この野郎、この野郎という感じで、殴る場所も関係ないんですよ」
「殴られているときの被害者は?」
「とにかくはじめのうちは泣いて、平謝りなんですよね。ごめんなさい、ごめんなさいと、謝るしかないんですよ。彼女としては意味のないことで殴られて。言っても許してくれないし、自分が悪い訳でもないのに謝っている訳ですよ」
殴られているあいだ、彼女は「頑張れ、頑張れ」と小さくつぶやいていたという。
「三度目か四度目に行ったとき、彼女と2人きりになるときがあって、彼女から聞かれたんですよ。私このままどうなるのという感じで。それを聞かれたときに自分は何と言っていいかわからなくて『とりあえず自分は上の人に言われてやっているだけなんで、俺に聞かれてもわからないから』と逃げ口上で言うしかなくて、どっかで逃がしてあげられたらなとか何とかしてあげられたらという気持ちが全然ないわけではないんですけど、そんなことはできるはずもなくて。助けて逃がしてあげるチャンスもあったし、簡単なことだったんですよ。部屋のドアを開けてやればよかったわけですから。でも、やっぱりそれはできなかったですよね」
「彼女を最後に見たときは?」
「いや、もういわゆる(週刊誌に載った生前の)写真のイメージは全然なくて、やせ細っちゃって。すごい目の大きい子だったんですけど、違う意味で目がギョッとなっていて。日に日にやつれていっているのは自分でもわかっていて、おそらく食事もろくに摂っていないんじゃないかなと。自分も何回か『食事摂ったほうがいいよ』と言うんですけど、やっぱり食べられないんですね。食べられないですよね、食べる食べないの以前の問題なんで、扱いが」
Fは12年前のことを、まるで昨日の経験のように語る。後悔や罪悪感を繰り返し思い起こすことで、心に消えない痣ができているのだろうか。
最初の1、2日というのはどうしてもショックが大きくて
「チャンスはあったんですね。綾瀬のマンションで母子強盗殺人事件(1988年11月16日)があって刑事が家にも聞き込みに来たんですよ。何とか相談してみようと思って、刑事に『ちょっと相談があるんですけど』と言いかけたときに、刑事は『悪いけど担当違うから少年課に相談に行って』と言ったんです。当然、刑事はそんな事件が起きているなんて夢にも思っていないだろうし、自分の事件で頭がいっぱいだったと思うんですけど、結局それでその機会を逃しちゃったんですね」
Fは12月の暮れにはAたちと関係を絶ち、綾瀬に近寄らなくなっていた。事件の結末は、ニュースで知った。Fも強姦容疑で警察から取り調べを受ける。
「彼女が発見されたときの写真を出されたんですよ、目の前に。刑事に頭をつかまれて写真の前にぐっと近づけられて、『やったんだろ、やったんだろ』とずっとその繰り返しで。つらくて写真も見られないんですね。彼女と話したことや、生きていた姿を見ていただけに、すごい姿で写っていましたから。涙がボロボロ出てきてしまって、とにかく申し訳ないことをしたと」
犯行の関与度合いは低かったため、成人と同じ刑事裁判にかけられることは免れ、家庭裁判所の審判で少年院送致が決定した。Fは長野県の少年院、有明高原寮で半年間を過ごした。
「最初の1、2日というのはどうしてもショックが大きくて、食事もとれなくて」
少年院ではまず事件についてノートに書き記し、自分を見つめ直す作業から始めた。そして、都合の悪いことから逃げる自分の性格が、被害者を救えなかった原因だと思い知ったという。
「彼女がああいう形で死んだというのは悔しいですか?」
「悔しい。悔しいのもそうなんですけど、自分で自分に腹が立つというか、自分も危ない目に遭うかもしれないですけど、少なくとも誰も死なないで済む可能性だってあったわけじゃないですか。もうちょっと彼女の立場になって本気で考えてあげられたら、もうちょっと違う形でいろいろとあったんじゃないかなと。そうですね、悔やんでも悔やみきれないですけど」
Fの声が震えていた。その真剣な眼差しに、は感じられなかった。
「あそこまで真剣に人の命の大切さとか、一つの言葉にしても人がどう取るかということを学ぶところがないですから、普段の生活のなかでは。そんなこと真剣に思う時間もないですし、半年間丸々いたんですけど、いろいろな意味で考えさせられて、自分が変われた半年間でした」
(山﨑 裕侍/ノンフィクション出版)

長野・白馬村で男女遭難、男性は自力で下山女性は依然安否不明 警察がきょうも捜索

長野県白馬村の八方尾根でアメリカ人の男女がバックカントリースキー中に遭難し、男性は自力で下山しましたが、女性は遭難中に雪崩に巻き込まれたとみられ、警察がきょう(4日)も捜索を続けることにしています。
白馬村でおととい(2日)、八方尾根の標高およそ1300メートルの斜面をバックカントリーで滑走中に、アメリカ国籍の30代の男女あわせて2人が遭難しました。
2人は、おととい午後4時前に携帯電話の衛星通信サービスを通じて、「急な斜面で動けない」などと警察に救助を求めていました。
記者 「午前8時です。細かい雪がちらつく中、捜索隊が山に入ります」
警察などがきのう(3日)朝から捜索に向かいましたが発見には至らず、吹雪などのため午後2時に捜索を終了していました。
その後、午後3時前、男性が自力で下山して、通りがかりの人に助けを求めたと警察に通報があり、無事が確認されました。
男性は疲れているもののけがはなく、警察の聞き取りに「女性は遭難中に雪崩に巻き込まれて、姿が見えなくなった」などと話しているということです。
一方、女性の安否は不明で、警察ではけさから捜索を行うとしています。

「死んでいるとは知らなかった」カーペットに横たわり腐敗…89歳母親の死体を遺棄か 63歳兄・58歳妹を逮捕 滋賀・大津市

滋賀県大津市の自宅に同居していた母親の遺体を放置したとして、63歳の長男と58歳の妹が逮捕されました。

死体遺棄の疑いで逮捕されたのは大津市真野の無職・川崎理利容疑者(63)と妹の万澄容疑者(58)です。

警察によりますと、2人は去年10月ごろから同居していた母親の川崎祀子さん(当時89)の遺体を自宅に放置した疑いが持たれています。

きょうだいは母親と3人暮らしで、母親は部屋のカーペットに仰向けで横たわり、腐敗が進んでいたということで、1月2日、別居している次男が遺体を見つけ、警察に通報しました。

警察の取り調べに対し理利容疑者は「死んでいるのに気付いたのはきのうです」と話し、妹の万澄容疑者も「死んでいるとは知らなかった」といずれも容疑を否認しているということです。

名古屋で男女ひかれ重体 10代か、繁華街を歩行中

4日午前6時25分ごろ、名古屋市中区錦3丁目の繁華街で「事故を起こした」と乗用車を運転していた会社役員の男性(66)=同市千種区=から110番があった。愛知県警中署によると、横断歩道を歩いていた10代ぐらいの男女2人がひかれ、市内の病院に搬送された。いずれも意識不明の重体。男性にけがはなかった。署は男女の身元を調べ、男性から詳しい経緯を聴いている。
現場は「錦通」の信号がある交差点。男性は車に1人で乗っていた。

養鶏場の木造鶏舎2棟が全焼、ニワトリ10万羽焼け死ぬ…愛知・美浜

3日午前5時半頃、愛知県美浜町豊丘の養鶏場の鶏舎から出火、木造鶏舎2棟が全焼した。約3時間後に鎮火したが、飼育中のニワトリ約10万羽が焼け死んだ。けが人はいなかった。
愛知県警半田署によると、男性従業員が焦げ臭いにおいに気づき、鶏舎内を確認したところ、糞(ふん)を搬出するベルトコンベヤー付近から出火しているのを発見したという。同署で出火原因を調べている。

走行中のトラックから茶殻が500m飛散、後続車11台がスリップ…対向車線に出た1人が別のトラックにはねられ死亡

4日午前5時40分頃、栃木県佐野市高橋町の国道50号で、トラックや乗用車など十数台が絡む多重事故が発生し、1人が死亡、3人が重軽傷を負った。走行中の大型トラックの荷台から茶殻が飛散し、後続車11台がスリップして横転、追突するなどした。
県警佐野署によると、大型トラックに積んだ茶殻は約500メートルにわたって路上に飛散。スリップした軽トラックが中央分離帯に乗り上げ、運転していた埼玉県秩父市の建築業男性(78)が車を降りて対向車線に出た際、別のトラックにはねられて死亡した。このほか50~70歳代の男女3人も骨折や打撲の重軽傷を負った。
事故の影響で、国道50号は一部区間で約9時間、通行止めとなった。茶殻は湿っていたといい、同署が飛散の経緯などを調べている。

和歌山の弁当店で「食中毒」発生 95人に下痢・嘔吐などの症状 調理従事者らの便から「ノロウイルスGII」検出

和歌山県は1月4日、橋本市御幸辻の弁当店で食中毒が発生したと発表しました。

県はこの弁当店を、6日間の営業停止処分としました。

県によると、先月30日に岡山県倉敷市保健所から和歌山県の生活衛生課に「27日から29日に橋本市内で開催されたハンドボール大会に参加した複数の高校生に下痢及び嘔吐などの食中毒の症状がでている」という趣旨の連絡がありました。

これを受けて橋本保健所が調査したところ、ハンドボール大会に出場した11のグループと、福祉施設の1グループ、合計12グループ151人のうち95人に、下痢や嘔吐などの症状が発症していることが判明しました。

橋本保健所は、症状のある人で共通するのが、先月27日から29日にこの弁当店が提供した弁当を食べたことや、症状のある人と調理従事者の便から「ノロウイルスGII」が検出されたことなどかで、弁当が原因の食中毒と断定しました。

橋本保健所長は弁当店「おべんと村」に対して、1月4日から9日までの6日間の営業停止処分にしました。

なお、当該施設は1日から営業自粛しています。

県によりますと、食中毒の症状のあった全員が快方に向かっているということです。

餅を喉に詰まらせ7人が救急搬送 東京消防庁、80代女性死亡

東京消防庁は4日、1~3日に餅を喉に詰まらせ、80~96歳の男女7人が救急搬送されたと発表した。うち80代の女性が死亡した。「餅は小さく切ってゆっくりかみ、乳幼児や高齢者の様子を見守ってほしい」と呼びかけている。
東京消防庁によると、死亡した女性は1日午前1時10分ごろ、港区の自宅で大福を喉に詰まらせ、搬送先の病院で死亡が確認された。
1日午前7時55分ごろには品川区の80代男性が、3日午後0時40分ごろには中野区の80代男性が、それぞれ自宅で餅を喉に詰まらせ、病院に運ばれた。