大阪・ミナミのビル一室でバカラ賭博場を開いたとして、大阪府警保安課は26日までに、賭博店「バニラ」を摘発し、賭博開帳図利容疑で、経営者の田中慎吾容疑者(52)=大阪市住之江区御崎=と、店舗責任者や従業員ら店側計21人を逮捕した。いずれの認否も明らかにしていない。
同課によると、店は24時間営業で、出入り口が鉄製の二重扉になっており、裏口には逃走経路も用意されていた。店舗幹部らによる面接をパスした客だけが入店を許されるなど、摘発対策を徹底していたという。
同課は摘発時、単純賭博容疑で客の20~50代の男8人も現行犯逮捕。店舗の家宅捜索では、現金約1160万円とバカラ台5台、チップなどを押収した。
田中容疑者の逮捕容疑は昨年11月、大阪市中央区東心斎橋のビル一室でバカラ賭博を行い、客から手数料名目で金銭を徴収して利益を得た疑い。 [時事通信社]
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194キロ事故、上告求め書面 遺族「過失」判決不当訴え
大分市の一般道で2021年、時速194キロで乗用車を運転し右折車と衝突、男性を死亡させたとして、福岡高裁が22日、自動車運転処罰法違反の過失致死罪を適用し、被告の男(24)に懲役4年6月を言い渡したことは不当として、男性の遺族が26日、上告を求める書面を最高検と福岡高検に提出した。一審大分地裁は、同法違反の危険運転致死罪に当たると判断し、懲役8年としていた。
高検の村中孝一次席検事は「判決内容を十分に精査し、適切に対処したい」とした。死亡した会社員小柳憲さん=当時(50)=の姉長文恵さん(60)は取材に「社会の一般常識がここまで通用しないものかと痛感した」と高裁判決を批判した。
「100%自分が悪い」も飲酒は否定 群馬・伊勢崎親子3人死亡事故
飲酒運転をして乗用車に衝突し、家族3人を死亡させた罪などに問われている男の被告人質問が26日に行われました。男は「100%自分が悪い」と法廷で述べましたが、飲酒については否定を続けています。
2024年5月、ゴールデンウイーク最終日に群馬県伊勢崎市で起きた事故。乗用車に乗っていた塚越湊斗ちゃん(当時2歳)と父親の寛人さん(当時26歳)、祖父の正宏さん(当時53歳)の3人が亡くなりました。
突然奪われた、家族の日常。遺族は…。
湊斗ちゃんの母(今月14日)
「アルコールを飲んでいない発言を聞いてから怒りしかなくて」
湊斗ちゃんの祖母(今月14日)
「怒りと涙とぐちゃぐちゃな感情になった」
飲酒運転をして家族3人を死亡させた罪などに問われているのは、トラック運転手の鈴木吾郎被告(71)です。事故後、基準値以上のアルコールが検出されていました。
鈴木吾郎被告(71)(今月14日)
「アルコールを飲んだ事実はありません」
しかし、これまでの裁判では、事故を起こしたことは認めるも飲酒は一貫して否定。
迎えた26日の被告人質問。争点はやはり、運転にアルコールの影響があったのかどうかです。
検察側
「運転の感覚を正しく認識できていなかったのはなぜですか?」
鈴木吾郎被告(71)
「…」
検察側
「アルコールの影響があったことを否定しますか? 否定しませんか?」
鈴木吾郎被告(71)
「否定します」
検察側の質問では、飲酒を再び否定。検察側は、過去にもドライブレコーダーにお酒のようなものを飲む様子が映っていたと指摘。
検察側
「何を飲んでいたんですか?」
鈴木吾郎被告(71)
「いや、知らないです」
検察側
「焼酎をバレないように一気飲みしていたのではありませんか?」
鈴木吾郎被告(71)
「覚えていないです」
自身の行動について、「覚えていない」「記憶にない」などと繰り返した鈴木被告。弁護側から、いまの気持ちについて問われると…。
鈴木吾郎被告(71)
「100%自分が悪い。慣れもあったと思います、これくらい大丈夫だろうと。えらいことしちゃったなぁと、遺族や被害者に申し訳ないと思います」
今月30日には遺族の意見陳述も予定されていて、判決は、来月13日に言い渡されます。
「今日で死ぬことになる」20代男性を暴行…車に監禁 男ら6人逮捕 トクリュウか 札幌市
北海道警察は2026年1月26日、男5人と19歳の少年1人を逮捕監禁・傷害の疑いで逮捕しました。
男ら6人は2025年6月4日午後8時45分ごろ、札幌市白石区南郷通18丁目の飲食店駐車場で札幌市に住む20代の知人男性を車に乗せ、車内で男性の顔や腹を殴るなどの暴行を加え重傷を負わせたうえ、午後10時ごろまでの間、車内に監禁した疑いがもたれています。
2025年9月上旬、男性が札幌方面南警察署に「顔見知りから暴力を受けた」と被害を申告し、警察が捜査を進めていました。
警察によりますと、男性は車内で刃物を突き付けられ「今日で死ぬことになるんだからな」と脅されましたが、午後10時ごろに解放されたということです。
警察は、男らがSNSを介して集まったグループであるとして、匿名・流動型犯罪グループ(通称・トクリュウ)の犯行とみて捜査しています。
高市首相、秋葉原で第一声=維新と合同、中道は弘前【26衆院選】
衆院選公示日の27日に与野党党首が第一声を行う場所が決まった。高市早苗首相(自民党総裁)は、日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)と共に、東京都千代田区の秋葉原駅前で合同演説会に臨む。中道改革連合の野田佳彦共同代表は青森県弘前市を選んだ。
都内には自維を含め8党が集まる。国民民主党の玉木雄一郎代表と日本保守党の百田尚樹代表は新橋駅前、共産党の田村智子委員長は池袋駅前、参政党の神谷宗幣代表は東京駅前、チームみらいの安野貴博党首は渋谷駅前、社民党の福島瑞穂党首は新宿駅前で、それぞれマイクを握る。
れいわ新選組の大石晃子共同代表は大阪市、新党「減税日本・ゆうこく連合」の原口一博共同代表は地元の佐賀市で、それぞれ支持を訴える。 [時事通信社]
465議席争う衆院選、1280人立候補予定…読売集計
第51回衆院選は27日公示され、2月8日の投開票に向けて12日間の選挙戦に入る。読売新聞社の集計によると、465議席(小選挙区選289、比例選176)を争う今回の衆院選に、26日現在で約1280人が立候補を予定している。
政党別の内訳は、自民党約340人、中道改革連合約240人、日本維新の会約90人、国民民主党約105人、参政党約190人、共産党約180人、れいわ新選組約30人、減税ゆうこく約15人、日本保守党約20人、社民党とチームみらい各約15人。諸派や無所属は計約50人が出馬する見込みだ。
連立を組む自民、維新が選挙区調整を行わなかったほか、野党による選挙協力も一部の選挙区でしか実施されず、与野党ともに競合する選挙区が相次ぐ見通しとなっている。高市首相(自民総裁)は与党で過半数(233)確保を勝敗ラインに掲げ、中道改革は自民を上回る比較第1党になることを目指す。
英首相、31日来日を発表 経済安保、防衛協力議論へ
政府は26日、スターマー英首相が31日に来日すると発表した。高市早苗首相と会談し、経済安全保障や防衛分野などでの協力について議論する方向だ。関係者によると、スターマー氏は来日前に中国を訪問する予定で、中国への対応も話し合うとみられる。
スターマー氏の来日は就任後初めて。会談では、中国による軍民両用(デュアルユース)品目の対日輸出規制を受け、重要物資のサプライチェーン(供給網)強化なども議題になる可能性がある。両首脳は会談後に夕食会を予定している。
スカウトグループ「ナチュラル」会長、みかじめ料支払い容疑で逮捕…公開手配中に奄美大島で確保
暴力団にみかじめ料を支払ったとして、警視庁は26日、公開手配していた国内最大規模のスカウトグループ「ナチュラル」会長・小畑寛昭容疑者(40)(住所不定)を鹿児島県の奄美大島で確保し、東京都暴力団排除条例違反容疑で逮捕した。
発表によると、小畑容疑者は2023年7月、ナチュラルが東京・渋谷駅前の繁華街で女性のスカウト行為をすることを容認する対価として、山口組系暴力団幹部の男に現金60万円を支払った疑い。「今は何も話しません」と供述している。
同庁が昨年1月、逮捕状を取得し、同年11月に全国に指名手配。今月21日に公開捜査に切り替えていた。
ナチュラルはスカウトした女性を全国の風俗店に紹介し、22年の1年間だけで店側から約44億円の紹介料を得たとされる。現在も1500人以上のスカウトが活動しているという。
「1階の台所にクマが…」 新潟県阿賀野市の旅館に一時クマが侵入 家族3人は2階に逃げてけがはなし
新潟県阿賀野市の旅館で25日、クマが侵入しているのが見つかりました。建物内には旅館の家族3人がいましたが、2階に逃げてけが人はいませんでした。クマはすでに立ち去っているということです。
クマが侵入したのは、阿賀野市出湯の旅館です。 警察によりますと、25日午前7時45分ごろ、旅館の関係者から「現在、旅館の1階台所にクマ1頭が侵入している。客はおらず、旅館の家族3人は2階に避難していて、けが人はいない」と110番通報がありました。クマの体長は不明で、台所の流し台の付近にいたということです。 午前9時10分ごろ、警察と猟友会のメンバーが建物内に入り確認しましたが、クマはすでに立ち去っていたということです。 現場は、旅館や住宅が密集する温泉街であることから、警察と市役所は注意を呼び掛けています。
海水浴で17歳死亡 障害者施設の運営法人に改善指導 群馬県
群馬県邑楽町の障害児支援施設に通所していた男子高校生(当時17歳)が海水浴の行事で体調を崩して死亡した事故について、県が施設を運営する社会福祉法人への調査を踏まえ、指導を行ったことが分かった。県は事故の要因として「病院への搬送の遅れ」を挙げ、海水の誤嚥(ごえん)対策が話し合われていなかった点についても「リスク管理がされていなかった」と指摘した。【湯浅聖一】
県の調査結果などによると、事故は2024年8月に実施した「宿泊学習」で新潟県に海水浴に出かけた際に発生。帰路の車内で、生徒は呼吸が弱くなって嘔吐(おうと)し、呼吸が確認できなくなった。施設側は救急要請をして心肺蘇生を行い、生徒は入院して集中治療室に入ったが、亡くなった。死因は、海水などの誤嚥による溺水や肺水腫、持病などが複合したと診断された。
関係者によると、この施設は、邑楽町の放課後等デイサービス(放デイ)。県は放デイなど障害児通所支援事業の指定をする立場であり、こども家庭庁の通知で死亡事故の報告や再発防止を求められていることから、町とともに調査に着手した。
県は施設側から報告書の提出を受け、24年12月、訪問調査を行った。施設側は、生徒の様子について「唇が青いと気づいた職員が浜に上げた。別の職員が『体調が悪そうだ』といい、水道で体を洗っている際には足がガクガクしていた」と説明。海水浴から帰宅する車中では「このまま帰宅させられると思った」といい、「(病院に連れて行くのは)不要との判断だった。軽度の熱中症と見立てていた」などと報告していた。
誤嚥対策、医療機関との連携不足
県は25年2月、外部委員会による調査報告書を受け、5月に改善指導を実施。事故の要因として「体調不良が認められてから、容態が急変し意識不明に至るまで2時間程度経過している。早期に搬送しなかったことが重症化の要因となった可能性がある」と指摘した。海水浴の事前会議では熱中症やクラゲの対策が中心となり、海水の誤嚥対策が話し合われていなかった点、持病のリスク評価ができていなかった点も要因に挙げた。
事業者の対応として、新潟県から群馬県に戻る判断をしたのは「意識不明になる直前までは、不安定ながらも自分で歩き、呼名にも返事をしていた」として「重大な瑕疵(かし)があるとは言えない」と認定。一方で「安全を優先し、病院への搬送を早急に判断する必要があった」とも指摘した。
さらに、医療機関との未調整などが「病院を受診する判断に至らなかった原因の一つ」と問題視。児童福祉法の省令は、障害児に病状の急変が生じた場合、速やかに医療機関への連絡を行うなど必要な措置を講じなければならないと定めており、改善を求めた。
毎日新聞は、施設が行った保護者説明会の資料や議事録を入手した。これらによると、新潟県の海水浴場から、車で約3時間かかる群馬県の施設に戻るよう指示したのは施設長だった。保護者には電話をしたが、かかりつけ医には連絡せず、看護師資格など専門的な知識を持った職員は引率していなかった。
施設側は、参加者の体調不良に備えて事前に付近の医療機関を調べていたものの、受け入れの是非などを直接確認していなかった。別の放デイ関係者は「障害が重い場合、受診を断られることもある。医療機関との連携は常に必要だ」と解説する。
遺族は「病院に行ってくれれば助かったかもしれない」との思いがあると話す。
県によると、法人は指導を受けて、安全対策マニュアルの見直しや職員研修を実施するとしている。毎日新聞は法人側の求めに応じて事実関係などを尋ねる文書を2回送ったが、期限を4カ月過ぎても回答はなかった。
放課後等デイサービス
小中高校などに通っている障害のある子どもが放課後や休日、長期休暇中に通える施設。一人一人に合った個別支援計画書を作った上で、遊びや学習などを通じて地域社会と交流し、生活能力や社会性を育むのが目的。2012年の児童福祉法改正で制度化された。利用者負担は原則1割で、残りは国や自治体の公費で賄われる。厚生労働省によると24年10月1日現在、全国で2万2643事業所、同年9月の利用実人数は63万3631人に上る。