小池百合子都知事、上野パンダ返還に思い「さまざまな思いがおありと思うが温かく見送って」

東京都の小池百合子知事は23日の定例会見で、上野動物園(東京都台東区)の双子のジャイアントパンダ、シャオシャオ(オス)とレイレイ(メス)が中国に返還されることをめぐり、「(園側は)これからも繁殖研究プロジェクトについては継続をしていきたい、と聞いている」と述べた。2頭は25日に最終観覧が行われて、27日に中国に向けて出発する予定となっている。
パンダが上野からいなくなるをことについて都民から惜しむ声が上がっていることや、今後中国に対して、どのように新たな貸与を求めていくかなどの受け止めを問われた小池氏は、「返還が決まってから、多くの方々に上野動物園にお越しいただいている。都民のみなさまには、さまざまな思いがおありだと思うが、ぜひ温かく見送っていただきたい」と述べた。その上で「これからも繁殖研究プロジェクトについては継続をしていきたいと。上野動物園とすれば、この取り組みを継続したいという意思を持っていると聞いております」と、園側の思いを代弁するように語った。
2頭の返還はもともと2月20日が期限に設定されており、既定路線だったが、高市早苗首相の台湾有事をめぐる昨年11月の国会答弁以降、日中関係は悪化し、改善の見通しが見えていない中での返還となる。都側は繁殖保護研究プロジェクトの継続に向けて、これまで新たなパンダの貸与を中国側に求めてきたが正式な回答はなく、新たな貸与の見通しは立っていない。
上野の2頭が中国に返還されれば、1972年(昭47)にカンカン、ランランが来日してから初めて、ジャイアントパンダが日本国内で不在となる。

食品消費税ゼロ、来年度中にと高市首相=野田氏は今秋主張【26衆院選】

与野党7党の党首は25日、フジテレビの討論番組に出演し、衆院選で主要な争点になる食料品の消費税率ゼロを巡って議論した。高市早苗首相(自民党総裁)は、2026年度中の実現を目指す考えを表明。中道改革連合の野田佳彦共同代表は、今秋からの導入を主張した。
食料品の消費税ゼロについて、与党は2年限定、中道は恒久化を掲げている。首相は「各党の訴えている中身が違う」と述べ、制度設計などを急ぐ姿勢を強調。日本維新の会の藤田文武共同代表は「26年度内に、これ(消費減税)を実現するための法案を成立させる」と同調した。
野田氏は立憲民主党の代表当時、10月1日からの消費減税を掲げていた。番組では「赤字国債を発行しないで、年内実施に全力を尽くす」と説明。今秋からの導入は「可能だ」と明言した。
国民民主党の玉木雄一郎代表は、食料品に限定した消費減税に反対の立場を示した。その上で「26年度に減税するなら、26年度予算案の閣議決定はやり直しだ」と迫った。
共産党の田村智子委員長は、一律5%への消費減税を提起。れいわ新選組の大石晃子共同代表は早期、参政党の神谷宗幣代表は段階的に、いずれも全廃するよう訴えた。 [時事通信社]

出直し大阪市長選5人の争い=来月8日投開票

横山英幸前市長(44)の辞職に伴う出直し大阪市長選が25日告示され、日本維新の会公認の横山氏と新人4氏による争いが確定した。投開票日は22日告示の大阪府知事選、27日公示の衆院選と同じ2月8日。横山氏は大阪府の吉村洋文前知事(維新代表)と共に、大阪市を廃止して特別区に再編する「大阪都構想」への3度目の挑戦を争点に掲げる。
立候補したのは届け出順に、横山氏、いずれも無所属新人で不動産業の中条栄太郎氏(56)、芸術家のネペンサ氏(51)=本名・安達真、不動産賃貸業の千代知洋氏(58)、NPO法人理事の林成典氏(52)。
横山氏は大阪市内で第一声を上げ、都構想について「(府市の首長を維新が独占する)属人的な関係が未来永劫(えいごう)続くことはない。だから制度化させてほしい」と訴えた。新人4氏は都構想の考え方や住民投票実施に反対した。
吉村・横山両氏は都構想について、住民投票で民意を問うため、任期途中で辞職願を提出し、衆院選と同じタイミングで知事・市長の出直し選に打って出た。都構想は過去2回の住民投票で否決されており、維新を除く各党は「選挙制度の私物化だ」などと批判。対立候補を擁立しなかった。
横山氏が再選した場合、任期は元の任期と同じ2027年4月まで。他の候補が当選すれば4年間となる。 [時事通信社]

ガソリン混ざった灯油を販売 使用しないよう注意呼び掛け 佐渡市のガソリンスタンド《新潟》

1月24日午後に新潟県佐渡市相川地区ののガソリンスタンド「遠市(大間店)」で、ガソリンが混ざった灯油を誤って販売したとして、佐渡市消防本部が絶対に使用しないよう注意を呼び掛けています。
対象となるのは店頭で直接購入した人で、数人が購入したということです。
なお、タンクローリーでの販売は対象外です。
佐渡市消防本部は、暖房器具等の燃料として使用すると火災危険が高いため、絶対に使用せず、近くの消防署まで問い合わせるよう呼び掛けています。
これまでに購入した人からの連絡や、火災の報告は無いということです。

《公用車が追突するドラレコ映像》“幹部官僚2人”が乗った車両が火花を散らし…現場は内閣府からわずか200m、運転手は直前の勤務状況に「問題なし」報道【9人死傷事故】

後方の様子を映したドライブレコーダー上の映像。車が交差点を通過した直後、突如右側から「ドカン!」という衝突音が響き、白のワゴン車が吹っ飛んだ。
宙に浮いたワゴン車はそのまま隣の車線にいたタクシーに直撃。画面外から突入してきた黒色の車両は、タイヤから火花をあげながら横向きにドリフトし、やがて動かなくなった。
1月22日の午後6時半過ぎ、内閣府の公用車が東京・永田町にある特許庁前の赤信号の交差点に進入し、9人が死傷した事故。冒頭のドライブレコーダーは、まさに事故直前に交差点を通過した男性の車両に残っていたものだった。この男性が事故を振り返る。
「いつも通り運転していたら、突然後方からガシャンという衝撃音がした。思わず速度を緩めバックミラーを見ると、粉々になった車体の破片とバンパーが道に転がっていました。当時、事故車がどこにいるかはわかりませんでした」
交差点進入直後に白のワゴン車に衝突した公用車は、衝突した車両を交差点の反対方向まで突き飛ばしたため、男性は事故車を確認できなかったのかもしれない。
「衝突前に、後方から『ブロロロロ』というエンジン音がしました。何の音かわかりませんが、白のワゴン車の後ろにいたバスの音かもしれません」(前出・男性)
捜査関係者によると、「現場にはブレーキ痕がなかった」という。全国紙社会部記者が事故について解説する。
「公用車は内閣府から業務委託されている会社の男性運転手(69)が運転しており、事故当時も業務中だったといいます。巻き込まれていたタクシーに乗車していた32歳の男性は、脳挫傷などで午後8時ごろに死亡が確認されました。
男性運転手はろっ骨骨折などの重傷で現在も入院中となっており、警視庁は男性の回復を待って事故の経緯を聞く方針です」
高市早苗首相が衆議院を解散する前日に起きたこの事故だが、公用車の後部座席には高市氏が重用する幹部官僚が乗っていたことを、NEWSポストセブンは報じている。官邸関係者の話。
「2人は、高市氏の首相就任直後に内閣府に発足した”肝いり”組織、日本成長戦略本部に名を連ねる大物官僚ですが、両足を骨折するなどの重傷を負っていて、直後に都内の病院に搬送されていました」
なぜ事故は起きたのか都外に住む男性運転手が勤務する会社は、事故直前の勤務状況に「問題はなかった」と、TBSの取材に答えたという。前出・全国紙社会部記者の話。
「事故現場である特許庁前交差点は、内閣府からわずか200~300mほどの場所です。公用車は内閣府下交差点方向から現場交差点に突入している。
詳細は分かりませんが、乗車していた幹部官僚が当日夕刻まで内閣府で仕事をしていたのであれば、状況的には内閣府から出てすぐに事故を起こしていることになります」
1人の未来ある男性が命を落とした凄惨な事故。真相究明が待たれる。

ヘリ強風で基地内の学校教員死亡 米軍嘉手納、着陸時に転倒

米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)内の小学校付近で昨年4月、米軍ヘリコプターが学校行事のため着陸する際、回転翼の強風により当時60歳の日本人女性教員が転倒し、死亡したことが分かった。米軍準機関紙スターズ・アンド・ストライプス電子版が米空軍の調査報告を25日までに報じた。
軍人の子弟らが通う小学校では、教育の一環として児童らに救難用ヘリを見せる予定だった。調査報告は、ヘリから150メートル以上離れる空軍の安全規則を行事担当者が把握しておらず、観客らが接近しすぎていたと指摘。教員は約26メートルしか離れていなかったとした。
教員は、沖縄県内にある別の米軍関係の小学校に勤めていた。

冬季閉山中の富士山で救助要請相次ぐ 中国のSNSには柵すり抜け立ち入る映像

冬季閉山中の富士山で、中国人の男性が遭難し救助要請を行い、物議を醸しています。中国のSNSには、強行登山する方法を指南する情報がいくつも投稿されていることが分かりました。
【画像】静岡県警が公開 冬の富士山、命がけの救助
救助要請が相次ぐ
すべてが凍てつく銀世界。この時期、登山道は立ち入り禁止ですが、中国のSNSでは、冬の富士山を登頂したという投稿がいくつも見られます。
中国のSNSから

「厳しい冬の富士山登頂に成功!」
一方で…。
中国のSNSから

「富士山登山失敗記録。たとえ夏に富士山登頂の経験があってもダメだ。全く別の山だからです」

「山を下りるのは危険です。一度滑り落ちたらもう終わりです。これはとても怖いです」(去年11月投稿)
自治体から救助費用の有料化を求める声が上がる中、この冬も、警察が遭難者の救助に向かうケースが絶えません。
救助の映像を公開
中国籍の男性(20代)

「右くるぶしを負傷して歩けない」
18日には、弾丸登山をしていたとみられる20代の中国籍の男性が下山途中、8合目付近で転倒し、救助を求めました。
静岡県警が、この時の救助の映像を公開しました。暗闇の中、ライトで照らしながら男性のもとへ向かう山岳遭難救助隊。足元はガチガチに凍った状態だといいます。
命に別状はないものの、けがをした男性を手当てしたのち、担架に乗せて慎重に下山しますが、滑落のリスクと隣り合わせの危険な現場です。
延べ11人態勢での救助が完了するまで、通報からまる1日を要しました。
中国籍の男性(20代)

「冬の富士山に登りたかった」
番組の取材で、男性は登山道が閉鎖されていることを知っていたものの、登山計画書を提出せず入山していたことが分かりました。
男性は、主要登山口とは別のハイキングコースの入り口から入山したとみられます。ここを登っていくと富士宮ルートの6合目につながるため、冬登山の抜け道になっている可能性があります。
登山者はこうした情報をどのように得ているのでしょうか。
中国SNSで強行登山を指南
中国のSNSを調べてみると、登山口を“強行突破”する方法を指南する投稿がいくつも上がっていました。
中国のSNSから(おととし6月投稿) ※遭難した男性とは別ルート

「積雪期のため閉山していて、立ち入り禁止の看板があります。無視してそのまま進みます」
立ち入り禁止の看板を堂々と無視して通り過ぎる投稿者。さらに、なんとバリケードの隙間をもすり抜けるよう指南します。
中国のSNSから

「その先は金属板でふさがれていますが、無視して左の脇道を進みます」
ただ、その先に待つのは、死と隣り合わせの冬の厳しい環境です。
そんな冬登山に警鐘を鳴らすのは、毎年山開き中の2カ月間、山頂に住み込みで働く、富士山頂写真家の植田めぐみさんです。
「凍りついた雪なのでツルツル滑る。スケートリンクのような状態なので、一度バランスを崩すと下まで何百メートルと滑落する危険があります。体が浮くほどの風が吹くことが結構ありまして、救助する側も命がけというのをひしひしと感じます」
そもそも夏の山開きの期間以外はすべての登山道が通行禁止となり、違反した場合、6カ月以下の拘禁刑または30万円以下の罰金に処される可能性があります。
ただ、県道である登山道以外については、立ち入りを禁止できる法的根拠がなく、入山規制には限界があるというのが現状です。
植田さん

「冬の富士山に登るということがどれだけ危ないことで命に関わるかということを頭に置いて行動の判断をしてほしいと思います」
(2026年1月25日放送分より)

最強寒波の惨事… 屋根の除雪で56歳男性死亡 積雪2m超で平年倍近く 命綱・ヘルメットなしの一人作業か 新潟・十日町市

新潟県十日町市で25日、自宅の屋根の除雪作業をしていたとみられる56歳の男性が敷地内に倒れているのが見つかり、その後、搬送先の病院で死亡が確認されました。ヘルメットや命綱を装着していなかったということです。
死亡したのは、十日町市四日町新田の会社員の男性(56)です。警察によりますと25日午前8時50分ごろ、近所の住民が敷地内で倒れている男性を発見、救急搬送されましたが約1時間後に死亡が確認されました。
男性は1人で作業をしていたとみられ、ヘルメットや命綱などは装着していなかった模様とみられています。
先週からの寒波により十日町市の積雪は、25日正午現在2m41㎝と平年の倍近くに上っています。新潟県内では雪による事故が相次いでおり、自治体などは、除雪作業時には必ず2人以上で作業し、命綱やヘルメットを適切に使用するよう強く呼びかけています。

札幌市で4年ぶりの積雪1m超 車のスタックに十分注意を

札幌市では断続的な強い雪で昨夜以降、積雪が急増し、今日25日(日)昼に1mに到達しました。乾いた雪が一気に積もったことで車がスタックしやすく、雪道に慣れていても油断は禁物です。
車での移動は最小限に
石狩湾からのびる活発な雪雲が札幌市付近に停滞し、昨夜から昼過ぎにかけて断続的に強い雪が降りました。積雪は13時の時点で105cmまで増加。札幌市で1m以上の積雪を観測するのは2022年3月以来、4年ぶりです。

半日で40cmほどの新たな雪が積もった上に、気温が-5℃前後で推移したことで非常に乾いた雪質になっています。サラサラの雪が大量に積もることで、冬用タイヤを装着していてもタイヤが空転しやすく、車のスタックが相次いでいる状況です。

雪のピークは過ぎても、除雪が行われていない道路ではスタックしやすい環境が続くとみられます。雪道の運転に慣れていても油断をせず、車での移動は最小限に留めるようにしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

オートレース落車事故で選手死去 川口、後続車と接触

競輪とオートレースを統括するJKAは25日、埼玉県川口市の川口オートレース場で24日に開催された第2レースで鈴木辰己選手(72)=浜松=が落車して後続車と接触し、25日午前2時40分に多発性損傷で死去したと発表した。オートレースの殉職者は97人目。
JKAの木戸寛会長(68)は「このような痛ましい事故が起きないよう改めて関係者一同で努力してまいります」とコメントした。鈴木選手は1975年に選手登録され、優勝107回。