「藩の復活」「都を京都に」「小卒で働く」…参政党の”創憲フェス”に潜入したウォッチャーが見た仰天改憲案

※本稿は、黒猫ドラネコ『参政党と大陰謀論時代』(文春新書)の一部を再編集したものです。
短い休憩を挟み、いよいよ「参政党員が考えた最高の憲法」のお披露目だ。全国各11ブロックから集まった方々が、「憲法案」を発表していった。持ち時間はそれぞれ5分間。スクリーンにスライドを映し、解説していくスタイルで進められた。
各支部ブロックの面々が「国防軍を置く」「米作りを中心とした自給自足」「絆を重んじる」「善を奨励し悪を戒める」などを披露し、司会の安達が短く講評していく。
目立ったのは「天皇の治(しら)す国」という言葉で、「シラス」は党員の共通認識らしい。「天皇が国家元首」であり男系継承による世襲というルールも同様だ。「大事なのは天皇・皇室。GHQからの押し付け憲法で日本が未来永劫に続くのかと疑問が出た。創憲運動は大切」と中年男性党員による熱い語りもあった。
それでいてスクリーンに映された「シン・日本国憲法」の文字には「流行りのゴジラなどのトレンドで」という説明もあり、客席から笑いが漏れていた。全体的に空気が緩くなっていった。
「神話を義務教育に入れる」と言い、スライドには「教育勅語、修身、日本古来の精神性を基本とした教育」との文字が並んだ。そして映された「都を京都に移す」の文字に、会場は大爆笑。ただ、それは現在の東京一極集中を解消する意図があるとした解説には、一転して感心の空気になった。「ほおぉ……」じゃねえんだよお前らは。
個人的に一番ヤバいと思ったのは教育制度の改革案だ。それが憲法なのかどうかはともかく、今の6・3・3・4の教育では、多様な人生は送れないという話だった。
発表した党員のおじ様は、戦前の教育制度の解説をしながら「小学校を出たあとに色んな階層で教育する流れで、早いうちから働いたりして自分の人生が選べるんですよね。若いうちから社会に出て多様なシステムで役に立つ人材が日本全体でできるのでは」とのご提案だ。
……ハァ 今も戦前と同じように小卒で働かせろってか? 何を言っているんだお前は……。いやいやいや、「おお……」じゃねえのよ観衆も。
思わず魂が抜けかけてしまい、次に私の意識が戻った時、スクリーンにはおなじみ「食料自給率100パーセントを目指す」との文字が踊っていた。もうダメだ。ずっとダメだけども。
この他、「報道機関を管理する」などが上げられ、「大統領制」と「一院制」「ネット選挙」などが熱く語られた。そして「原点回帰にフォーカス」とのことで、「親である天皇と子孫である国民は一つの家族なんだよ」と解説する、フリーイラスト「いらすとや」を使った図が映された。なんなんだこの幼稚な集会は。不敬だと思うぞ……。
憲法の前文を詩的にするとのことで、大してよくもない声でオリジナル詩吟をたっぷり披露して喝采を浴びる党員もいた。「国民を蔑ろにする政治家や省庁は即刻廃止する!」の提案には大拍手が起きた。こういうふわっとしたポピュリズムで成立する集団なのは言うまでもない。
また、独立国家を宣言して皇室の安定的な継承を期すそうで「全国に50の宮家を配置する」。そして「全ての土地を一旦、公有化。天皇公領と公領に分けて利用権を……」と、あのさ……今さらだけど、どんな権限があってお前らはそれを言ってんだよ。
その次のスライドには「藩の復活」と映されていた。参政党の案は道州制とか大阪都構想とかじゃなく「藩」なのであった。だから、お前らはそれをやってどうするってんだよ。
司会者から「愛国心に溢れていましたね」などと謎の総評があり、所属国会議員による講評へ入った。衆議院議員になったばかりの党のスターたちの登場だ。
鈴木あつしは都合により欠席したが、初当選の北野ゆうこには党員から温かい拍手が送られ「各ブロックの憲法があれば子どもたちは日本を必然的に好きになると思いました」という超極薄な感想が披露された。
同じく初当選の吉川りなからは、「皆さんは理解できると思いますけど、外に出た時に通じるのか。何言ってんの、神話って何? と伝わらないのが現実。参政党が実現したいことをどう形にできるかは、皆様のご尽力が必要」とのことだった。世間からの参政党の見られ方をよく分かっておられる。
やっぱり最後は神谷が登壇した。「石破首相(当時)は表向きには言わないが何か世界の危機的状況を分かっている気がする」といった話を披露し、「こんな状況でも選択的夫婦別姓が第一だとか。ふざけんなでしょ。国民がこんだけ苦しんでいるのに、財源どうすんだばかり。ボロボロになっちゃうと国会にいて感じる。私は一人だから声も上げられない。拷問のように座らされている」と述べた。
しかし衆院選で3議席獲得できたこともあって、今回の創憲フェスについては「元気をもらいました。勇気をもらいました。そうだよね、これがやりたくて参政党を作ったんだよね、と。みんなの思いだよねと確認できました」と上機嫌。会場からも感動の大拍手が起きていた。
「すぐ形にはならないし、普通の国民に言っても理解すらされない。でもここからやりましょうよ」

「日本がどうしたらいいんだとなった時に、我々の思想や哲学が注目される時が来ると信じてやっていきたい」
ただ、そうは言っても神谷は聴衆に「お詫び」をした。翌年の参院選を見越し、選挙を戦うためにこのフェスで出たような憲法のアイデアはそのままでは出せないとの趣旨だ。
「分かりやすい言葉に変えたり、なんじゃこの軟弱な政策はと思われるかもしれないけど、そこには選挙を戦う葛藤がある。負けたら国会で発言の機会をもらえない。まず議席をとって国会で思いを形にできるように。参政党の思いが伝わるようアレンジして出していきます」
そして、「『シラス』はどこにいったの『国体』はどこに入っているのと思われるかもしれないけど……」とヘラヘラしながら言うと、神谷の気持ちを理解したかのような爆笑が会場に拡がった。「神谷さんも苦労してんだなと、忖度してくださいね」と笑顔を向け、ひときわ大きな拍手を浴びていた。
実に上手いやり方だ。要は「憲法を創る」との名目で「参政党が思う理想の日本」を党員に議論させ、その思想を強化しつつ、表向きでは一般受けしないことは言わないと予め伝えておく。それは選挙用の政策作りにも繋げられる。こうして「政治に参加している気分にさせる」テクニックは天下一品。この巧みさが参政党にはあるのだ。
この日に出されたアイデアは25年春の党大会で党員に向けて発表された。そしてのちにこれが、「国民主権、法の下の平等、信仰の自由など色々なくなっている」「基本的人権が保障されていない」などと社会を震え上がらせることになるのだ。
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(Webライター、漫画原作者 黒猫ドラネコ)

【速報】民家で男性が胸など刺される 逃走したとみられる男が出頭 千葉・市原市

15日夜、千葉県市原市の民家で男性が胸などを刺される事件がありました。警察が刺した人物の行方を追っていましたが、16日午前2時過ぎに出頭したとのことです。
警察によりますと15日午後7時半ごろ、市原市大坪の民家で30代くらいの男性が胸などを刺され、病院に搬送されました。重傷とみられています。
救急車を呼んだ近所の人「お腹を押さえて、『すいません助けてください』って言って」
男性は搬送される際、救急隊員に「先輩に刺された」と話したということです。
警察が刺した人物の行方を追っていましたが、16日午前2時過ぎに、30代くらいの男が出頭したということです。
警察は殺人未遂事件として男を逮捕する方針です。

栃木強盗殺人で新たに緊急逮捕された容疑者は16歳…初めに逮捕された高校生とは、同じ高校に通う知人関係か

栃木県上三川(かみのかわ)町上神主の会社役員男性(68)宅に複数人が押し入り、親子3人が死傷した事件で、栃木県警は15日、相模原市の自称男子高校生(16)を強盗殺人容疑で緊急逮捕した。この事件を巡り同容疑で逮捕されたのは同市の男子高校生(16)に続いて2人目。県警は2人が強盗に加わった経緯を調べている。
発表によると、自称男子高校生が在籍する高校の裏付けはできていないが、初めに逮捕された高校生とは同じ高校に通っていた知人関係にあるという。県警は2人の役割について明らかにしていない。
今回逮捕された自称男子高校生は14日午前9時25分頃、同日逮捕された男子高校生や何者かと共謀して、同町上神主の男性方に強盗目的で押し入り、在宅していた妻(69)の胸を突き刺すなどして殺害した疑い。県警は認否を明らかにしていない。
事件では、外で農作業をしていて駆けつけた40歳代の長男と30歳代の次男も頭部を殴られるなどして負傷した。
県警によると、15日夜、自称男子高校生が相模原市内の自宅から出てきたところを緊急逮捕した。自宅近くの公園の駐車場では、強盗グループが移動手段として使用したとみられる、白色のセダンタイプの高級外国車も発見された。
県警は「匿名・流動型犯罪グループ(匿流(トクリュウ))」による犯行の可能性も視野に調べている。捜査関係者によると、逮捕された2人を含め少なくとも4人が現場で事件に関与し、さらに指示役なども存在しているとみられる。

「殺すつもりはなかった」女性に殺虫剤を噴射した上で両手で首を絞めたか 殺人未遂の疑いで自称・派遣社員の男(27)を逮捕・福島

15日午後2時40分ごろ、西白河郡のアパートで、女性(20代)に対して殺虫剤を噴射した上で、両手で首を絞めて殺害しようとしたものの、未遂に終わった疑いで、自称派遣社員の男が逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、西郷村の自称派遣社員・小菅裕紀容疑者(27)です。
警察の調べに対して「やったことは間違いないが、殺すつもりはなかった」と容疑を一部否認しているということです。
女性は命に別条なく、目立ったケガもないということです。
女性の関係者から「殺すぞと言われ、首を絞められた」との110番通報で警察が捜査したということです。
小菅容疑者と女性は面識のある程度だったということです。
殺虫剤は小菅容疑者が持っていたもので、計画的な犯行かどうかなど警察が調べを進めています。

富士山閉山中の遭難相次ぎ「助ける側は命がけ」、規制強化・救助有料化訴え…山梨・富士吉田市長

閉山中の富士山で今季も遭難が相次いでいることについて、山梨県富士吉田市の堀内茂市長が「趣味や道楽で登り、遭難した時にはスマホ1本で助けを呼ぶが、助けに行く側は命がけだ」などと強く非難した。冬季の富士登山については、静岡側の首長からも対策を求める声が上がっており、山梨・静岡両県では、救助の有料化などについて議論を重ねているが、一向に進展していないようだ。(涌井統矢、菅原智)
静岡側も要望書
山梨県側の登山道「吉田ルート」では、4月にスキー目的で入山した米国籍の男女2人がけがを負う山岳遭難が発生。その3日後にも同登山道でオランダ国籍の投資マネジャーの男性が滑落し、右足首を骨折。いずれも富士吉田署山岳救助隊らに救助された。
今月13日の定例記者会見で、堀内市長は、市や県が再三、冬季閉山中の登山自粛を呼びかけてきたことに触れ、「警告を無視して登るということは本当に残念」と嘆いた。
また「富士山は4000メートル級の山で、熟知している方でも危険な厳しい環境」と述べ、安易な登山の抑制のため、「(冬山への)規制を厳しくしていただき、救助にかかった費用は自己負担というかたちでやっていただきたい」と規制強化や救助の有料化を改めて訴えた。
一方、静岡県側でも遭難が多発しており、富士宮市の須藤秀忠市長が8日、静岡県庁で鈴木知事に富士山閉山期間中の規制強化を求める要望書を提出。「(市職員である)救助隊員の二次遭難のリスクも看過できない水準に達している」として、県道である登山道の物理的な封鎖などを求めた。
富士山以外の山の選定、有料化の時期課題
閉山期の遭難を巡っては、昨年4月、静岡県側で中国人の男子大学生が数日間で2度救助される事案があり、麓の自治体首長らから救助有料化を求める声が続出した。
その後、山梨、静岡両県では県防災ヘリでの救助有料化について検討を進めているが、課題は山積しており、時間を要しているのが現状だ。
例えば、原則無償で行われる県警や消防のヘリによる救助との兼ね合いに加え、富士山以外にも対象とすべき山の選定、救助を有料とする時期などが主な課題で、山梨県では、昨年以降、静岡県側とも定期的に意見交換を行い、対応を検討している。
実際に冬山で遭難した登山者の事例などを収集しつつ、既に有料化を導入した「先行事例」である埼玉県を視察し、有料化の経緯や効果、手数料の考え方などについても調査を進めているという。
検討を進める山梨県消防保安課の浅川豪課長は「関係法令も多岐に及び、場合によっては法令改正などを国に求めることも必要になってくるかもしれない」とした上で、「無謀な登山をどう防止するかが重要で、ヘリの有料化はその対策の一つにすぎない。あらゆる手段を考えていく必要がある」と話している。

「万引き犯を確保」スーパーからの通報で駆け付けた警察官の顔面につば…公務執行妨害容疑で78歳の男を逮捕 窃盗容疑でも捜査 北海道倶知安町

15日夕方、北海道倶知安町のスーパーで、窃盗事件で事情を聴かれていた78歳の男が、警察官の顔面につばをはきかける暴行を加え、職務を妨害したとして逮捕されました。
公務執行妨害の疑いで逮捕されたのは、住所と職業が自称の倶知安町に住む78歳の無職の男です。
男は、15日午後4時16分ごろ、倶知安町にあるスーパーで、46歳の男性警察官に対し、顔面につばを吐きかける暴行を加え、職務を妨害した疑いが持たれています。
警察によりますと、事件前、店から「万引き犯を確保している」と通報があり、駆けつけた警察が男から事情を聞いた際に、男は犯行に及んだということで、その場で逮捕されました。
取り調べに対し、78歳の自称無職の男は「つばを吐きかけたことは間違いない」と話し、容疑を認めているということです。
警察は、当時の状況を詳しく調べるとともに、窃盗容疑についても裏付け捜査を進めています。

キッセイ治療薬で20人死亡報告 新規投与中止呼びかけ

キッセイ薬品工業(長野県松本市)は16日までに、米企業が開発し、キッセイが国内で販売する血管炎治療薬「タブネオス」(一般名アバコパン)を服用後に死亡した患者が20人報告されたと発表した。因果関係が不明なものも含む。重篤な肝機能障害が報告されており、医療機関に対して新規患者への投与を控えるよう呼びかけた。
同社によると、2022年の市販後、国内では約8500人(今年4月27日時点)が使用したとみられる。肝機能障害は薬の「重大な副作用」に挙げていた。
肝臓の胆管が消失する「胆管消失症候群」は22人報告され、死亡した20人のうち13人を占めた。服用後3カ月以内に発症していたという。同社は5月1日付で「重大な副作用」の欄に「頻度不明」として同症候群を追記した。
現在投与中の場合は、肝機能障害のリスクや代替治療を十分に説明し、投与の可否を慎重に判断するよう求めた。
タブネオスは米医薬品アムジェンの子会社ケモセントリクスが開発した。

金閣寺から数km離れた森林で火災 16日午前5時時点で完全な鎮火には至らず 京都・右京区

15日、金閣寺から数km離れた京都市右京区の山林で火災が発生しました。
火災が起きたのは、世界遺産の金閣寺から北西に数km離れた京都市右京区鳴滝沢の山林で、5日午後4時半すぎ「白い煙が上がっている」と通行人から119番通報がありました。
京都市消防局によると、これまでに6万平方メートルが焼けたとみられています。
消防車など30台以上とヘリコプター1機が出動し、通報から約4時間後の午後8時半ごろに火はほぼ消し止められましたが、16日午前5時時点で完全な鎮火には至っていません。
現場周辺に住宅はなく、けが人の情報は入っていません。

栃木・上三川の強盗殺人容疑、3人目の16歳少年を逮捕…最初に逮捕された高校生を送検

栃木県上三川(かみのかわ)町上神主の会社役員男性(68)宅に複数人が押し入り、親子3人が殺傷された事件で、栃木県警は16日、新たに相模原市の男子高校生(16)を強盗殺人容疑で逮捕した。この事件で逮捕されたのは、いずれも16歳で同市の男子高校生と自称男子高校生に続いて3人目。県警は3人が事件に加わった経緯を調べている。
発表によると、3人は14日午前9時25分頃、何者かと共謀し、同町上神主の男性方に侵入して金品を物色中、男性の妻・富山英子さん(69)の胸を突き刺すなどして殺害した疑い。
県警によると、逮捕された1人目と2人目は同じ高校に通っていたことがあり、知人関係にあるという。16日に逮捕した男子高校生はこの2人とは別の高校に通っているが、15日に逮捕された自称男子高校生とは知り合いという。
自称男子高校生は、事件現場周辺の防犯カメラの映像などから浮上したという。15日夜、相模原市内の自宅から出てきたところを緊急逮捕された。近くの公園の駐車場では、このグループが移動手段として使用したとみられる白色のセダンタイプの高級外車も見つかった。県警は、自称男子高校生らが運転した可能性もあるとみている。
栃木県警は16日午前、最初に逮捕した男子高校生を宇都宮地検に送検した。男子高校生は調べに対し、「同学年の仲間に誘われた。ほかの仲間は車で逃げた」などと供述しているという。捜査関係者によると、高校生らを含め、少なくとも4人が現場で事件に関与し、さらに指示役なども存在しているとみられる。
この事件では、外で農作業をしていて駆けつけた40歳代の長男と30歳代の次男も頭部を殴られるなどして負傷した。県警は「匿名・流動型犯罪グループ(匿流(トクリュウ))」による犯行の可能性も視野に調べている。

グダグダ中道改革連合はどうなる? 離党ドミノ止まらず…「3カ月後」に空中分解危機

あの総選挙から3カ月。公示前議席の3分の1以下の勢力に落ち込んだ中道改革連合の前途は、相変わらず多難だ。落選者らのヒアリングなどを経て、12日に衆院選総括を取りまとめたものの、離党の動きに歯止めがかからない。参院側の立憲民主党、公明党との合流のメドも立たず、来春の統一地方選はバラバラ。今国会閉会後の7月末までに新たな政策をつくるというが、9月13日投開票の沖縄県知事選(8月27日告示)をめぐってこじれそうな気配である。
衆院選の総括には〈新党の結党理由、綱領・基本政策、党名、衆院選への立候補理由等が選挙戦の最前線に立つ関係者にすら十分に共有されなかった〉など、中道結成を主導した前執行部に対する怨嗟がにじみ出ている。落選した馬淵澄夫共同選対委員長(奈良1区)が比例近畿ブロックの名簿上位に登載されたことへの反発も相当だったようだ。
とりまとめ作業の最中から前職が次々に離党。3月には当選7回を重ねた福田昭夫氏(栃木2区)ら3人が去った。4月中旬には藤原規真氏(愛知10区)ら2人、今月12日には「立憲に戻りたい」と公言していた亀井亜紀子氏(島根1区)ら4人の離党が発表された。
■沖縄知事選も火種に
小川淳也代表は再起を期すものの、皇室典範の改正議論をめぐってもスッタモンダ。沖縄知事選への対応も火種になっている。「オール沖縄」が足場の玉城デニー知事は3期目を目指し、自民党が全力支援する新人と事実上の一騎打ちの構図だ。争点は米軍普天間基地の辺野古移設問題。前執行部の辺野古容認発言は総選挙中にも問題になった。立憲は玉城氏推しだが、公明は昨年10月に連立政権を離脱するまで自民に歩調を合わせてきた。
「衆院選は自民党が県内4選挙区を総どり。1996年に小選挙区比例代表並立制が導入されて以降初めてで、野党系は中道結成をめぐるゴタゴタもあってガタガタです。中道を軸にデニー支援で一本化できればベストですが、小川代表は火中に身を投じるタイプではない。自主支援の体で傍観する公算大。デニー知事を物心両面で支えるため、立憲の一部現職と中道の落選者が合流する構想が浮上しています」(県議会関係者)
中道は総括で〈党のイメージを「対案なく批判するだけの党」ではなく、現場の声を迅速に捉えつつ「先に現実解を示す党」への転換が不可欠〉としていた。3カ月後、どうなっているか。
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中道の小川代表は日刊ゲンダイのインタビューに「行き詰まった社会を正しく変革する」と語っていたが──。【もっと読む】『中道改革連合・小川淳也氏に聞いた「18の疑問」 火中の栗拾い代表就任から2カ月』で詳しく報じている。