テヘラン支局長保釈情報でNHKがコメント「お答えできることなし。安全確保に万全期す」

イランで現地当局に拘束されたNHKのテヘラン支局長が保釈されたと日本政府関係者が明らかにしたことについて、NHK広報局は7日、「取材にあたって、人命の尊重と安全の確保を第一に報道しており、安全管理者を置き、安全に関わる情報収集にあたっている。テヘラン支局長をめぐる報道について現段階でお答えできることはない。引き続き、職員・スタッフの安全確保に万全を期しつつ、平和の実現に寄与するという報道の使命を果たしていく」とするコメントを発表した。
関係者によると、支局長は治安に関する罪に問われており、今後裁判になる見込み。日本政府は帰国を認めるようイラン政府に求めている。イランではNHK支局長を含め邦人2人が拘束され、うち1人は既に解放されて3月に帰国している。

天皇ご一家、福島・富岡町の震災遺産を視察…津波にのまれたパトカーに皇后さま「痛ましいですね」

東日本大震災から15年にあたり福島県を訪問中の天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは7日午前、震災の教訓などを伝える展示施設「とみおかアーカイブ・ミュージアム」(富岡町)を訪ねられた。
施設には、住民の避難誘導中に津波にのまれたパトカーや震災発生時刻で止まった美容室の時計など約430点が展示されている。ご一家は午前10時頃に車で到着し、集まった住民らに笑顔で手を振られた。その後、館長の説明を聞きながら館内を見て回り、パトカーの展示の前では、皇后さまが「痛ましいですね」と述べられていた。
両陛下は6日夜、訪問初日の感想を側近を通じて公表された。地震、津波、原発事故という複合災害の被害の大きさや教訓を再認識したとして、「苦難を乗り越えてこられた福島の人々の思いを改めて深く心に刻み、災害の記憶や教訓を引き継いでいくことの大切さについて思いを新たにいたします」とつづられた。
福島県初訪問の愛子さまにとっては、「被災された方々や復興を担う方々からお話を直接うかがう貴重な機会になる」との考えを示された。

「俺の元嫁と浮気しとったやろ」日本刀の刃先を押し付け、現金を奪ったか 山口組系組員を逮捕 大阪・鶴見区

去年、大阪市鶴見区の自宅で知人男性に金属バットで殴るなど暴行を加え現金6万円を奪った疑いで、特定抗争指定暴力団「六代目山口組三代目杉本組」の組員・仲松光志容疑者(27)が逮捕されました。
警察によりますと、仲松容疑者は「俺の元嫁と浮気しとったやろ」「全部吐けや。杉本組に喧嘩売っとんのか」などと男性を脅し、金属バットで暴行を加えたほか、日本刀の刃先を押しつけたということです。
脅迫は10時間近く続き、男性は肩や股関節などにケガをしています。
警察は、仲松容疑者の認否を明らかにしていません。

「反社や」“取り調べで侮辱”と告訴された元特捜部検事の不起訴は「不当」 詐欺事件被告が検察審査会に申し立て

東京地検特捜部に詐欺などの疑いで逮捕・起訴された被告を取り調べで侮辱したなどとして刑事告訴された男性検事が不起訴処分となったことに対し、被告側が7日、検察審査会に審査を申し立てたことがわかりました。
融資金名目で金融機関から約22億円をだまし取った詐欺などの罪に問われている太陽光発電関連会社「テクノシステム」の生田尚之被告(52)は、東京地検特捜部による捜査で担当の男性検事から違法な取り調べを受けたなどとして、この男性検事を特別公務員暴行陵虐の疑いで刑事告訴していました。
生田被告は、男性検事から「反社や」などと侮辱されたり、人格を傷つけられたりする取り調べを受けたなどと主張していましたが、捜査を行った東京高検は先月、「検察官の言動が著しい精神的苦痛を与える違法な行為であると認めるに足る証拠がなかった」などとして、男性検事を嫌疑不十分で不起訴処分としました。
これに対し、生田被告が、不起訴は不当だとして7日、検察審査会に審査を申し立てたことが関係者への取材でわかりました。
生田被告は、男性検事を裁判にかけるよう求める「付審判請求」も今月3日に行っています。

ホルムズ海峡へ艦船派遣めぐり 高市総理「憲法についても話した」日米首脳会談 野党「憲法9条に助けられた?」と追及

高市総理は7日、参議院・予算委員会に出席し、今年3月のアメリカのトランプ大統領との首脳会談で、ホルムズ海峡への自衛隊の派遣をめぐり、「憲法についても話をした」と明言しました。また、“憲法9条に助けられ、派遣要請を断れたのではないか?”との指摘に対しては、「法律的にできること、できないことを伝えたまでだ」と話しました。
立憲民主党 杉尾秀哉参院議員 「(自衛隊の)派遣要請を断る理由にこの憲法9条が使われました。総理に申し上げます。日本国憲法第9条に助けられたんじゃないですか」
高市総理 「憲法についてもお話をしましたが、自衛隊法についても話をしてます。法律的にできること、できないことをお伝えしたまででございます」
また、立憲民主党の杉尾議員が“高市総理の持論通りに憲法9条を改正して自衛隊を派遣したいと思っているか”と問うと、高市総理は“憲法9条の改正で、現に戦闘がおこなわれている所に自衛隊を派遣できる内容になるかは、国会で議論いただくことで、予測がつかない”と答えています。

違法な職務質問と大阪府を提訴へ 40代男性、後遺症で賠償請求

大阪府八尾市内を自転車で走行中に府警の警察官に背後から服を引っ張られて転倒し、左膝の痛みやしびれの後遺症を負ったことは違法な職務質問に当たるとして、40代男性が府に約640万円の損害賠償を求め大阪地裁に提訴することが7日、代理人弁護士への取材で分かった。訴状を8日に提出する。
訴状などによると、2024年5月、警察官が自転車の男性を職務質問するため停止させようと前方で両手を広げたが、男性は通行止めの合図だと考え脇道を左折。男性は停止を求める声が聞こえないまま走行し、追いかけてきた警察官に服をつかまれて転倒し、病院に救急搬送されたとしている。

『くにおくん』シリーズを生み出した岸本良久さん死去 『ダブルドラゴン』も手がける

人気ゲーム『熱血硬派くにおくん』といった『くにおくん』シリーズや、『ダブルドラゴン』シリーズを生み出したクリエーターの岸本良久さんが4月2日に亡くなっていたことが、『くにおくん』の公式Xで発表されました。
岸本さんは、アーケード版を経て1987年4月にファミコン用ソフトとして発売された『熱血硬派くにおくん』をはじめとした『くにおくん』シリーズの生みの親。さらに、1987年にアーケード版として登場し、2人の主人公“ビリー・リー”と“ジミー・リー”を操作し、敵を倒しながら進んでいく『ベルトスクロールアクションゲーム』というジャンルを確立させた『ダブルドラゴン』シリーズなどを手がけました。
『熱血硬派くにおくん』は、2026年に40周年を迎えます。
『くにおくん』の公式Xでは、「『くにおくん』や『ダブルドラゴン』などの名作シリーズを生み出した岸本良久氏が4月2日に逝去されました」と報告。
続けて、「世界中のファンから愛される伝説的クリエイターの早すぎる訃報に接し、誠に残念でなりません。楽しい思い出の数々をありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします」と、追悼しました。

高市首相「完全な誤報です」今井参与との自衛隊ホルムズ海峡派遣めぐる「羽交い締め」報道を否定

高市早苗首相は7日の参院予算委員会締めくくり質疑で、先月19日の日米首脳会談前に自衛隊のホルムズ海峡派遣の是非をめぐり、派遣に反対する今井尚哉・内閣官房参与に、派遣を強く止められたとされる一部報道について、「完全な誤報です」と、語気を強めながら否定した。
立憲民主党の杉尾秀哉議員の質問に答えた。
この内容は、月刊誌「選択」4月号で報じられた。報道では、高市首相は訪米前、ホルムズ海峡への艦船派遣への協力を求めていたトランプ米大統領に、自衛隊派遣を約束する意向だったが、今井氏が高市首相の執務室に乗り込み「羽交い締めにして」止めた、などと報じられたもの。今井氏は安倍晋三元首相の懐刀として知られ、長期政権となった第2次安倍政権を総理秘書官として支えた人物。昨年10月の高市政権発足後、高市首相が参与として官邸に迎えた経緯がある。
高市首相は日米首脳会談で、トランプ氏に対し、日本として憲法などに照らして「できることとできないことがある」として、停戦前の派遣に否定的な見解を伝えた経緯がある。
杉尾氏は、一連の経緯に関して「憲法9条に助けられたのではないか」と、高市首相に繰り返し質問。高市首相は「助けられる、助けられない、ではなく、憲法は守らないといけない」と主張したが、杉尾氏はその後、「選択」の報道に言及。「総理は当初、ホルムズ海峡に自衛隊を派遣する腹づもりだった」と問われた高市首相は、「事実ではございません」と、報道内容を否定した。
杉尾氏はさらに、「(報道では)今井尚哉氏が(首相を)羽交い締めにされた、という表現だった。羽交い締めかどうかは分からないが、私が聴いた話でも、今井参与はかなり強硬に(自衛隊派遣に)反対されたと聴いている。総理が退陣を口にした、という報道もある。真相は分かりませんが、(結果として)決断は正しかったのではないか」と、報道内容を元に指摘。「総理は今や、『護憲派』とも言われている。これについてどう思われるか」として、見解をただした。
杉尾氏のこの質問に、高市首相は「今井さんの名誉のために言いますが、そのような話を、私の所にしに来られたことはありません。完全な誤報であります」と述べ、報道内容を強い調子で否定。その上で「護憲派であるのは、当たり前です」とも訴えた。

【速報】南海高野線の踏切に盗んだ自転車を放置… 往来危険疑いで中学校教諭の男(33)を逮捕 大阪府警 「自宅までの足代わりに盗んだ」「軽い気持ちで線路上に捨てた」と供述

南海高野線の踏切内に他人から盗んだ自転車を放置したとして、大阪府警は4月7日、電汽車往来危険の疑いで、中学校教諭の男(33)を逮捕しました。
3月22日午前0時すぎ、南海高野線の中百舌鳥2号踏切(堺市北区金岡町)で、普通電車が踏切内に放置されていた自転車と接触。自転車は線路外にはね飛ばされました。電車の乗客に、ケガはありませんでした。
踏切内に設置された防犯カメラの映像では、電車と自転車がぶつかる数分前に、自転車を押しながら横断する人物が踏切内でその自転車を倒し、立ち去る様子が映っていました。
大阪府警は電汽車往来危険の疑いで捜査していましたが、4月7日、堺市北区在住の中学校教諭・中村太樹容疑者(33)を逮捕しました。
中村容疑者は、堺市内在住の大学生が路上にとめていた自転車を盗んだとして、窃盗の疑いも持たれています。
取り調べに対し中村容疑者は容疑を認め、「自転車を自宅までの足代わりに盗んだ」「盗んだ自転車を自宅近くに置きたくないと思い、軽い気持ちで線路上に捨てた」と述べているということです。

赤沢経産相「石油8カ月分確保」=代替調達で期間延伸方針

赤沢亮正経済産業相は7日の参院予算委員会で、中東情勢の悪化により調達難が懸念される石油について「8カ月分(の備蓄)は確保している」と強調した。中東以外からの代替調達を進め、「しっかりその期間を延ばしていく」との方針も説明した。国民民主党の後藤斎氏への答弁。
一方、石油製品ナフサも、ポリエチレンなどの「川中製品」の在庫活用や国内での精製で需要の4カ月分を確保したと改めて述べた。重要物資安定確保に向けた政府の作業部会で、流通の目詰まりに融通支援などを通じてきめ細かく対処するとしている。立憲民主党の勝部賢志氏への答弁。 [時事通信社]