【速報】中部電力 勝野哲会長と林欣吾社長が辞任を発表 浜岡原発の“データ不正問題”受けて 浜岡原発3号機・4号機の再稼働審査は取り下げ

先ほど中部電力は、勝野哲会長と林欣吾社長がそろって辞任すると発表しました。
きょう公表された、浜岡原子力発電所の再稼働審査を巡るデータ不正問題の調査報告書では、経営陣の直接的な関与は指摘されていませんが、ガバナンス不全の責任を取り、辞任するということです。
後任の社長には、10月1日付で安井稔取締役が就任します。
また、浜岡原発3号機、4号機の再稼働審査を取り下げると発表しました。

富士山の救助ヘリ、有料化へ 山梨県、閉山期の遭難抑止に

山梨県は、閉山期の富士山で遭難が相次ぐ問題を受け、登山届の提出がなかった場合などに県防災ヘリコプターの救助費を有料化する方針を固めた。14日、県関係者への取材で分かった。来年9月からの運用を目指して制度設計を進める。
富士山の開山期間は例年7月1日~9月10日。それ以外の閉山期は気象状況が厳しく、救護所も閉鎖しているため遭難リスクが高まるが、登山者が後を絶たない。地元自治体から無謀な登山の抑止策を求める声が上がっていた。
山梨県は静岡県と協議を重ね、条例で救助ヘリの有料化を導入した埼玉県の事例も参考に検討を進めていた。

共産・田村智子氏「官邸と自民党が選挙に介入」と持論展開 現職敗北の沖縄県知事選めぐり

共産党の田村智子委員長は13日夜、同日投開票された沖縄県知事選で支援した現職の玉城デニー氏(66)が落選する見通しになったことを受けて、都内で取材に応じた。
今回の選挙戦を通じ「高市政権が玉城デニー県政を転覆するためにはどんな手でも使うという姿勢で、官邸と自民党が選挙に介入し、国政6政党を並べて選挙が戦われたという異常(なものだった)」との私見を示した。
玉城氏は、与野党6党が推薦した新人で元那覇市副市長の古謝玄太氏(42)に大差で敗れた。選挙戦では、SNS上で玉城氏に関する偽情報や誹謗(ひぼう)中傷ともいえる内容の投稿が数多く確認され、11日には陣営が「デマメール」に関する抗議声明を出すなど、終盤まで混乱の中での闘いを余儀なくされた背景がある。
田村氏は「玉城デニーさんに対し、誹謗中傷、デマのような卑劣な攻撃が、SNSも通じて大量に繰り返し行われた。その攻撃は玉城知事を支援する人にまで広がり、本当に重大な問題だ」と、一連の動きを厳しく批判。「日本の民主主義に関わる問題として、今後、事実の解明と検証を求めていきたい」との意向を示した。
「大義の旗がどちらにあったかは、選挙の論戦を通じて明らかだととらえています」とも語った。
一方、永田町でも注目された今回の与野党決戦での敗北が、来年春の統一地方選や、今後の国政での与野党論戦に影響するか問われると、「やはり、今度の選挙は、なぜここまで高市政権が異常なまでに介入をしたのかというふうに考えると、戦争をする国づくりは沖縄が1番の焦点になる。米軍基地の負担の問題だけでなく、自衛隊のミサイル基地の問題や南西諸島の軍事要塞(ようさい)化という問題がある。こういう国に立ち向かう力を許さず、国の言いなりの県政をという、ものすごい攻撃が行われたということは、明らかだというふうに思います」と主張した。
「攻撃があればあるほど、私は市民のみなさんの平和への願いとの矛盾というものは、沖縄を含めて、今後大きく広がっていくと思いますので、この結果を私たちは、『戦争する国づくり反対』という闘いの力としていきたい」とも述べた。
選挙結果は、古謝氏が、過去最多となる42万3124票を獲得し、共産や社民、いのちなどの野党が支援した玉城氏の27万6060票を15万票近く上回り、圧勝となった。

「ガスが充満した」 工場が爆発 3人けが

東京・大田区の金属加工工場で爆発があり、従業員3人がけがをしました。工場内で充満したガスに引火した可能性があります。
【映像】爆発した工場の様子
午前9時前、大田区本羽田で「裏の工場付近で爆発音がした」と近くに住む住民から110番通報がありました。
警視庁によりますと、爆発があったのは鉄パイプなどを作る金属加工工場で、建物の中にいた男性従業員3人がやけどなどの軽いけがをしました。
従業員は当時、「部品を加熱する際にガスが充満した」と話していて、現在も東京消防庁などが現場周辺でガス漏れが起きていないか確認しています。
現場は、京浜急行大鳥居駅からおよそ700メートルの住宅が密集する地域です。(ANNニュース)

中部電、浜岡原発の再稼働申請取り下げ 会長・社長は辞任

Shiho Tanaka
[東京 14日 ロイター] – 中部電力は14日、浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の3・4号機について、原子力規制委員会に提出していた再稼働のための申請を取り下げると発表した。再稼働に向けた審査でデータを不正に操作していたことが発覚し、申請書類や審査対応の信頼性に「重大な疑義が生じている」として申請を維持することは適切ではないと判断した。経営責任を明確化するため、勝野哲会長と林欣吾社長、水野明久相談役が辞任する。
準備が整い次第、規制委に申請取り下げを正式に提出する予定。両機の再稼働の見通しは立っていない。業績への影響についても、現時点では未定としている。
会見した林社長は、度重なる不適切行為により「広く社会からの強い不信を招いた」として陳謝した。浜岡原発の再稼働を巡っては、決して再申請は諦めておらず、「企業体質を見直し、生まれ変わることで再申請を目指すことが適切と判断した。浜岡原発の必要性、重要性は何ら変わるものではない。いったん出直すことが必要不可欠」と語った。
林氏の後任には10月1日付で安井稔専務が就く。林氏、勝野氏、水野氏は新たに特別嘱託に就任する。
浜岡原発3号機・4号機は再稼働のための新規制基準適合性確認審査を規制委に申請し審査を受けてきたが、今年1月、耐震設計の「基準地震動」のデータを操作し地震の揺れを実際より小さく見せていたことなどが発覚した。社外弁護士による調査委員会の報告書によると、「虚偽説明」「隠ぺい」などの不適切行為に加え、早期再稼働へのプレッシャーなどを背景に「社内に独自の正当化理論があった」という。

佐藤沙織里・東京都議が議員辞職を表明 1度撤回表明も…投稿動画で思いを吐露 病院から配信か

東京都の佐藤沙織里(さとう・さおり)都議が、都議の辞職願を議会に提出したことが14日、分かった。都議会議会局は日刊スポーツの取材に、佐藤都議からの申し出を受けて、所定の手続きに入っていることを明らかにした。
佐藤氏は同日、自身のXに「本日、辞職しました」のタイトルでYouTube動画を投稿。「本日、議員辞職をいたしました。すでに東京都議会の方には辞職届を提出済みです」と語った。
佐藤氏は8月29日に議員辞職の意向をSNSで表明したが、今月4日、辞職意向を撤回する考えを明らかにしていた。この日の動画では、「前回の動画で何とか議員辞職をせずにすむ方法がないか、関係者の方々に相談した結果、一種の道筋が見えてきたので、このまま議員を続けさせていただくお話をさせていただいたが、その道筋というものが一種の幻のようなもので、現実と向き合う中でその道を歩んでいくことは難しいと。そのような決断に至りました」と語った。
理由については「今後の人生に大きく関わる事情が多く重なり、今までと同じ前提で議員活動を続けていくことが困難となったため」とし、「今まで以上に命を守り、今を生きる活動に専念したい」などと語った。「東京都議という仕事は、ただ議席に座っていればいいものではなく、都民の付託を受けた以上、精いっぱいの責任をもって行う仕事。今の自分は、その責任をまっとうできるような状況に置かれていない。こうなった以上、議席をお返しするのが筋だと判断しました」とも話し、支援者らに心配や迷惑をかけたとして陳謝。議員辞職について「正解か不正解かで言えば、不正解だと思う」としながら「無意味とは思っていません」とも語った。
これまでの仕事(公認会計士)や自宅も手放したとして「今あるのは数個のキャリーケースと自分の身体だけ」などと言及。病院のベッドの上とみられる場所での配信で語った。
佐藤氏は千代田区(定数1)選出。昨年の都議選に無所属で出馬し、都民ファーストの会の現職や自民や共産の候補らを破り、初当選していた。今後、議会側が許可すれば正式に辞職が認められる。

【イオンモール熊本爆発】事故調査委員会が初の現地調査LPガスタンクや施設内部からガス漏れ原因や着火源を調べる方針7人死亡の事故めぐり

7人が犠牲となったイオンモール熊本の爆発事故をめぐり、政府の「事故調査委員会」が初めて現地調査を行いました。
事故調査委員会は、火災や建築構造の専門家で構成されていて、きょう、イオンモール熊本のLPガスのタンクや施設の内部を調査しました。
調査委員会が事故現場に入るのは今回が初めてで、関係者によりますと、爆発で残ったガス管の状況などを確認し、ガス漏れの原因や着火源を調べる方針だということです。
この事故について、経済産業省は「LPガス爆発の可能性が高い」と発表していますが、詳しい原因などはまだ分かっていません。
原因究明のため、政府は事故調査委員会を立ち上げ、今月行われた初会合では、出席した専門家から、イオンモール熊本の現地調査を希望する声が上がっていました。
今後、爆発の再現実験なども行う予定で、会合を重ねて事故原因を推定する方針です。

敗北現職「SNS中傷が野放し」 玉城デニー氏陣営、告訴を準備

沖縄県知事選で敗れた現職玉城デニー氏は13日夜、自身を誹謗中傷する投稿やデマが交流サイト(SNS)上などで横行したとして「ひどいありさまが野放しになっている」と記者団に述べた。陣営幹部はうち一部について、刑事告訴の準備を進める方針。玉城氏は国によるSNS対策を求めた。
玉城氏側への中傷は、3月に名護市辺野古沖で2人が死亡した船転覆事故後からSNSで飛び交った。知事選期間中には、玉城氏に似た人物が工事車両にひかれるような動画も拡散した。
玉城氏の選挙事務所によると、11日には玉城氏を装った偽メールが県内各所に一斉送信された。「『沖縄県』を『琉球県』に改称する」「投票した方へお礼の品を渡す」という事実無根の内容。事務所は、刑事告訴に向けた法的手続きを準備するとの声明を出した。
知事選で勝利した古謝玄太氏は選挙期間中、記者団からSNSによる選挙への影響を問われ「私もSNSを開くのは怖い。どう規制していくのかは、知事選だけでなく、これからの大きな課題だ」と語った。

岐阜ケーキ店放火車内で発見の死亡男性はオーナー女性に強い執着か事件前に店を何度も出入り知人は「籍は入れないが良い関係と聞いた」

岐阜県本巣市のケーキ店が放火され5人が死傷した事件で、死亡した男性が事件前、店に頻繁に出入りしていたことがわかりました。
今月5日、本巣市のケーキ店「さんらいず」で起きた火災では、焼け跡から、同窓会で集まっていた自営業の福田達哉さん(66)とパートの堀部真由美さん(65)の遺体が見つかりました。
また、駐車場の車内で見つかった瑞穂市に住む葬儀会社役員の林寛至さん(70)もその後、死亡。病院で治療を受けていたオーナーの曽野さとみさん(66)も今月11日に死亡が確認され、この事件での死者は4人となりました。
その後の捜査関係者などへの取材で、林さんが事件当日や前日にケーキ店を訪れていたことが新たにわかりました。
1日に何度も出入りする日もあり、オーナーの曽野さんに強い執着があったとみられています。
2人を知る人 「籍は入れないけれど良い関係だと、林社長から聞いている。付き合っていた。旦那さんが亡くなった時に林社長に助けてもらって、それから付き合いが始まったと言っていた」
警察は、林さんと曽野さんの間に何らかのトラブルがあったとみて、事件に至った経緯を調べています。

水戸ネイリスト殺害事件元交際相手の大内拓実被告が起訴内容認めるぬいぐるみに「紛失防止タグ」隠し入れるなど“執拗なストーカー行為”

去年の大晦日に水戸市でネイリストの女性を殺害した罪などに問われている元交際相手の男が、初公判で起訴内容を認めました。検察側は男がぬいぐるみに「紛失防止タグ」を隠し入れるなど、執拗に女性の所在を突き止めようとしたと主張しました。
裁判長 「間違っているところはありますか」
大内拓実被告 「ないです」
落ち着いた様子で起訴内容を認めたのは大内拓実被告(29)。
記者 「小松本さんはこちらのアパートの玄関先で血を流して倒れていたということです」
大内被告は去年の大晦日、ネイリストの小松本遥さん(当時31)の頭をハンマーで殴打し、首を包丁で刺すなどして殺害した罪に問われています。
小松本さんは夫と2人暮らしで、おなかには赤ちゃんがいました。
大内被告は、小松本さんの元交際相手。
小松本さんの自宅近くを複数回にわたりうろつき、「紛失防止タグ」を車のナンバープレートの裏に取り付けたストーカー規制法違反の罪にも問われています。
きょう行われた初公判で起訴内容を認めた大内被告。
検察側は大内被告の“執拗なストーカー行為”の末に事件が起きたと説明しました。
検察によると、事件のおよそ1年前に交際を解消したといいますが、大内被告は納得せず…
大内被告のSNSメッセージ 「もう一度ちゃんと話せたらと思っている」
こうしたメッセージや電話を何度も小松本さんにかけたといいます。
小松本さんはSNSをブロックし、着信拒否。大内被告は所在を探すために小松本さんの勤務先に出勤状況をたずねるなど、およそ半年にわたってさまざまな方法で接触を試みます。
しかし、それが叶わず…
検察側 「大内被告は殺害することで、被害者と出会う前に戻って人生をリセットしたいと思うようになった」
殺意を抱くようになったといいます。
その後、大内被告は“巧妙な偽装工作”で小松本さんの所在をつかみます。
事件の5日前。大内被告は小松本さんの実家の玄関先に段ボールに入れた「ぬいぐるみ」を置きます。
ぬいぐるみの股の部分には縫い目があり、位置情報をスマホなどで確認できる「紛失防止タグ」が隠されていました。
ぬいぐるみは、人気キャラクターのもので“キャンペーンの当選のお知らせ”と手書きで書かれた送付状が添えられていて、送付状からは大内被告の指紋が検出されたといいます。
小松本さんはタグが隠されたぬいぐるみを自宅へ。
そして、事件当日。自ら宅配業者に偽装し、段ボールを抱えて自宅を訪ね、小松本さんが出てきたところで犯行に及んだということです。
その後、逃走した大内被告。凶器として使用したハンマーや包丁などは川に捨て、処分したということです。
これら検察側の主張を、まっすぐ前を向き落ち着いた様子で聞いていた大内被告。
一方の弁護側は「量刑を争う」とした上で、大内被告が自身の犯行をどう考えているのかについては、今月17日に行われる予定の被告人質問で明らかにするとしています。