新潮社に110万円賠償命令=ドリフ仲本工事さん妻への名誉毀損―東京地裁

ザ・ドリフターズの故仲本工事さんの内縁の妻が、自身を「モンスター妻」とする週刊新潮の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の新潮社に2200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が19日、東京地裁であった。中野琢郎裁判長は「意見や論評の域を逸脱した」として一部について名誉毀損(きそん)を認め、110万円の賠償を命じた。
仲本さんは2022年10月に交通事故に遭い、81歳で死去した。
判決によると、週刊新潮は同月~23年5月、「ドリフ『仲本工事』を虐げる27歳下『モンスター妻』」などと報じた。
中野裁判長は、記事の大半は真実か、真実と信じる相当な理由があると認定した。一方、「モンスター妻」との表現は妻の特定の言動と結び付いておらず、人格をやゆし、おとしめるなどとして訴えを一部認めた。
週刊新潮編集部の話 主張が認められず、納得できない。判決を精査して控訴を検討する。 [時事通信社]

天皇陛下 風邪のため20日の「春季皇霊祭」欠席 せきの症状で大事をとって 皇后さまも18日に体調不良で行事欠席

天皇陛下が風邪の症状のため「春季皇霊祭」を欠席されると宮内庁が発表
天皇陛下が風邪の症状のため、あす予定されている宮中祭祀のひとつ「春季皇霊祭」を欠席されると、宮内庁が発表しました。
宮内庁によりますと、陛下はきょう午前中から、せきの症状があり、来週、東北の被災地訪問を控えていることなどを考慮して、大事をとって出席を取りやめられるということです。
きのう、皇后さまが微熱やせきの症状で行事を欠席されていました
天皇ご一家では、きのう、皇后さまが微熱やせきの症状で行事を欠席されていました。
現在、皇后さまは平熱に戻りつつあり、少しずつ回復に向かわれているということです。
毎年3月の「春分の日」には、皇居・宮中三殿のひとつ「皇霊殿」で、歴代天皇や皇族の祖先をまつる「春季皇霊祭」が行われていて、今回は陛下の代理で宮内庁掌典長が参拝するということです。
陛下が体調不良で宮中祭祀を欠席されるのは即位後、初めてです。

小学校教諭ら2人に有罪判決=盗撮共有グループ―名古屋地裁

教員グループが女子児童の盗撮動画などをSNSで共有したとされる事件で、性的姿態撮影処罰法違反などの罪に問われた東京都豊島区立小教諭の沢田大樹(34)、北海道千歳市立中元教諭の柘野啓輔(41)両被告の判決が19日、それぞれ名古屋地裁であった。村瀬恵裁判官はいずれも懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年)を言い渡した。一連の事件で判決が言い渡されたのは初めて。
村瀬裁判官は沢田被告について、「立場を悪用し悪質性は顕著。児童を保護すべき立場にもかかわらず、盗撮を繰り返したことは極めて厳しい非難に値する」と述べた。柘野被告については、事前にペン型カメラを購入していたことから計画性を認め、盗撮グループへの加入について「規範意識の欠如と言わざるを得ない」と非難した。
一方、2人とも被害弁償をしていることなどから執行猶予が相当とした。 [時事通信社]

16年前の神戸・高校生刺殺事件 元少年に約9600万円の賠償命じる判決 両親の監督責任は認めず 神戸地裁

16年前、神戸市で高校2年生の男子生徒を殺害した元少年とその両親に対して、遺族が損害賠償を求めた裁判で、19日、神戸地裁は元少年に対して、約9600万円の支払いを命じました。一方、堤さんの遺族側が主張していた元少年の両親に対する「監督責任」などについては認められず、両親に賠償は命じられませんでした。
2010年10月、神戸市北区の路上で、堤将太さん(当時16歳・高校2年生)は、交際していた女子中学生と話していたところ、男に刃物で刺され死亡しました。男は現場から逃走し、堤さんの両親らが事件解決の手がかりを掴もうと情報提供を求め続けた末、11年後の2021年8月、事件当時17歳だった元少年が殺人の疑いで逮捕されました。
一審の神戸地裁は2023年、殺意と完全責任能力をともに認め、懲役18年の判決を言い渡しました。被告側は控訴していましたが、二審の大阪高裁でも一審の判断は相当であるとして控訴を棄却。さらに被告側は最高裁に上告したものの、最高裁がこれを棄却する決定を出したことで、懲役18年の判決が確定していました。
堤さんの遺族はおととし、元少年とその両親に対しておよそ1億4900万円の損害賠償を求めて民事裁判を起こしました。両親については監督する義務を怠ったなどとしました。
これまでの裁判で、堤さんの遺族は「息子の命を突然、理不尽な形で奪われた。被害者及び遺族を冒とくしている、裁判自体を冒涜しているとしか思えない」などと訴えていて、これに対し、元少年の両親側の代理人は「家族に対して暴力をふるったことはなかった。逮捕されるまで事件を起こしたことを知らず、犯行を予測することはできなかった」などと主張していました。
19日の判決で、神戸地裁は元少年に対し、堤さんの両親に9300万円、堤さんのきょうだい3人にそれぞれ110万円ずつ、合計9630万円の支払いを命じました。一方、かねてから主張していた元少年の両親に対する監督責任等については、「客観的にみると、被告少年の逃亡に寄与したと言え、検挙が遅くなった一因であると言える。しかし、被告両親らにおいては少年の犯行であることを疑いつつも確定的に認識していたとまではいえない」として、両親には賠償は命じませんでした。

JR山手線内で財布窃盗 容疑で中国人2人を現行犯逮捕 すり目的で入国か

JR山手線の車内で女性のバッグから財布を盗んだとして、警視庁捜査3課は19日、窃盗の疑いで、いずれも中国籍で住居・職業不詳の陶文生容疑者(57)と計海純容疑者(43)を現行犯逮捕した。いずれも容疑を否認している。
逮捕容疑は共謀し、19日午前8時5分ごろ、渋谷-恵比寿間を走行中の車内で、ドア付近に立っていた女性(56)が持つバッグから現金4500円やクレジットカードなどが入った財布1つ(時価1万円相当)を盗んだとしている。
捜査3課によると、陶容疑者が手元を隠しながら財布を抜き取り、計容疑者が見張りをしていた。2人は18日に中国から成田空港に到着しており、捜査3課はすり目的で入国したとみて、詳しい経緯を調べている。

「よくご注意なさって」 小池都知事「おじさん発言」に不快感

東京都の小池百合子知事は19日の定例記者会見で、鳥取県の平井伸治知事が18日の県議会で小池氏を念頭に「おばさん」と発言したことを問われ、「知事自らが先頭に立って、こうした『おじさん発言』をしているからこそ、女性がその土地に希望を持てなくなる」と不快感を示した。
鳥取県議会事務局によると、平井氏は18日の県議会で、少子化対策として子どもへの現金支給を提案した県議の一般質問に対し、「鳥取県は財政的に厳しい。東京都にはすぐにやる『おばさん』がいらっしゃる」といった趣旨の答弁を行った。
直後に別の県議から「女性差別ではないか」と指摘され、平井氏は発言を議事録から削除するよう議長に求めた。
小池氏は会見で「何か答えるのもむなしい感じがする」とした上で、「トップとして、女性に対していろいろな思いを伝えることは影響が大きい。よくご注意なさった方がよい」とくぎを刺した。
平井氏は2018年にも、税収の偏在是正措置を巡る全国知事会での議論の中で、「母の慈愛の心を持って」と小池氏を揶揄(やゆ)するかのような発言をした。後日、小池氏が不快感を表明し、平井氏は謝罪した。【加藤昌平】

2人の死因は溺死 辺野古転覆、死亡した女子生徒の救命胴衣は平和丸の船尾に引っかかる

沖縄県名護市辺野古沖で平和学習中の同志社国際高(京都府)の生徒が乗った船2隻が転覆し生徒ら2人が死亡した事故で、第11管区海上保安本部(那覇)は19日、亡くなった2人を司法解剖した結果、いずれも死因は溺死だったと明らかにした。亡くなった同校2年の女子生徒(17)が転覆した船の下で見つかった際、着ていた救命胴衣の一部が船尾付近の構造物に引っかかった状態だったことも判明。11管も把握し、当時の詳しい状況を調べている。
名護市消防本部によると、潜水士の隊員が転覆した2隻や周辺に取り残された人がいないか確認していたところ、同日午前11時15分ごろ、裏返った平和丸の船体の下で、仰向けの状態の女子生徒を発見。救助する際、女子生徒は着用していた救命胴衣の一部が船尾付近の構造物に引っかかった状態だったため、潜水士の隊員がその一部を外して引き上げたという。
引っかかっていたのは船尾付近にある船体の穴のようなもので、消防関係者は産経新聞の取材に「蓋らしきものは見当たらなかった」と話した。
11管によると、平和丸の最大搭載人員は13人、不屈は10人。当時、平和丸には12人、不屈には9人が乗っており、2隻は法定の定員に近い人数だった。事故で平和丸に乗っていた2年生の女子生徒が死亡し、他に生徒12人と乗組員2人の14人が負傷した。

日米首脳ランチ中止に=トランプ氏意向、会談延長へ

【ワシントン時事】日米両政府は高市早苗首相とトランプ米大統領が19日の首脳会談後に予定していたワーキングランチを取りやめた。約30分間と想定されていた首脳会談が延長される見通しだ。
日本政府関係者は「ランチの時間も惜しんで、会談を続けたいとのトランプ氏の意向だ」と説明した。夕食会は予定通り行われる。 [時事通信社]

大阪・熊取町の小中学校で280人が下痢や嘔吐 感染症の可能性

大阪府熊取町の町立小中学校全8校で19日、児童生徒と教職員計280人が下痢や腹痛、嘔吐(おうと)などのため欠席したり、登校後に症状を訴えたりした。町教育委員会は感染症の可能性があるとして、午前中で8校を臨時休校とし、給食を中止して全校児童生徒を下校させた。
町教委によると、19日午前7時55分ごろ、熊取中の校長から「60人以上が症状を訴えている」と連絡があり、全小中学校で調査した。症状が重く入院したとの報告は受けていないという。18日までは特に異状がなかった。泉佐野保健所が原因を調査している。
町教委は、児童生徒が部活動などで登校しないよう22日まで学校の臨時休業の措置をとった。町教委は「ご心配をおかけてしている。原因を究明していく」とコメントした。【中村宰和】

3有害物質が基準値超「土壌汚染のおそれ」道が詳細調査を命令 釧路でメガソーラー計画の日本エコロジーへ

道は事業者が行った釧路湿原周辺のメガソーラー建設予定地の土壌調査で、ヒ素などの有害物質が基準値を超えていたとして、より詳しい調査を求める命令を出しました。
釧路市北斗でメガソーラーの建設を計画している大阪の日本エコロジーは土壌汚染対策法にもとづく道への届け出を怠り、道の指導のもと、1月から土壌調査を行っていました。
道によりますと、3日に日本エコロジーが提出した報告書では、ヒ素、フッ素、ホウ素の3つの有害物質が基準値を上回っていたということです。
道は弁明書を受け取ったうえで「土壌汚染の恐れがある」として、詳しい調査を求める調査命令を19日付で発出しました。
鈴木知事)
「調査にあたっては汚染の範囲や程度が的確に把握できるように国や道総研の助言もいただきながら、実施内容を指導していきたい」
道は調査結果の報告期限を7月16日までとし、調査が終わるまで工事は停止することとしています。
道が土壌汚染を認めた場合、日本エコロジーに対し汚染土壌の除去などを求める可能性があります。