奄美大島の希少な鳥「オオトラツグミ」と「アマミヤマシギ」の保護完了、全国初…マングースの防除などで個体数回復

環境省は30日、南西諸島に生息する希少種の鳥類「オオトラツグミ」と「アマミヤマシギ」について、捕食者のマングースの防除などで個体数が回復したとして、種の保存法に基づく保護増殖事業を完了したと宣言した。絶滅の恐れがある動植物を対象にした保護増殖事業が完了するのは全国で初めて。
同省によると、オオトラツグミは鹿児島県・奄美大島にのみ生息する国の天然記念物で、アマミヤマシギは奄美大島や同県・徳之島などに分布する固有種。ともに森林伐採による生息域の減少や天敵からの捕食などで個体数が減少し、1999年から保護増殖事業の対象になっていた。
生息地を管理する取り組みに加え、マングースの防除事業などで個体数の回復が確認された。同省は今年3月に公表した「レッドリスト」の改訂版で、いずれも「絶滅危惧2類」から「準絶滅危惧」に1段階引き下げていた。生息状況の監視を続け、悪化した場合は事業の再開も検討するという。

露出度を測るバロメーター「雑所得」、高市首相が突出して多く…昨年総裁選候補では茂木外相が所得トップの8258万円

30日に公開された2025年分の国会議員の所得のうち、同年10月の自民党総裁選に出馬した5人を比較すると、茂木外相が8258万円でトップだった。テレビ出演料や講演料など露出度を測るバロメーターとなる「雑所得」では、高市首相が突出して多く、発信力の高さがうかがえた。
茂木氏の所得は、株式の売却で6080万円を得るなど24年分から急増した。高市内閣の閣僚で最も多く、議員全体でも9位に入った。首相が3641万円、林総務相が3450万円で続いた。
雑所得に限って比べると、茂木氏を除く4人が24年分より増加した。5人は同年の党総裁選にも出馬しており、国民への発信を強めたようだ。
首相の雑所得は1282万円で、全議員でトップだった。著書の印税や原稿料などが伸び、24年分の899万円から383万円増となった。
次は小林政調会長で、24年分の311万円から470万円に増やした。事務所関係者は理由について「全国各地での講演と出張が増えた」と説明した。
林氏も出演料などで約4倍に増やし、175万円で続いた。小泉防衛相は24万円増の108万円だった。一方で、茂木氏は50万円から13万円に減らした。
この日は所得等報告書のほか、新たに保有した土地や建物などに関する「資産等補充報告書」(参院議員のみ)、報酬を得て就いている役職を届け出る「関連会社等報告書」も公開された。

歩道で倒れていた男性が死亡 発見時に一度は立ち上がるも30分後に再び倒れる 目立った外傷や服の乱れなし 北九州市小倉北区

1日早朝、北九州市小倉北区の歩道上で倒れていた高齢男性が、搬送先の病院で死亡しました。男性には目立った外傷はなく、警察が死因や身元の特定を急いでいます。
1日午前5時前、北九州市小倉北区片野の歩道上で「60代から70代の男性が倒れている」と近所に住む男性から110番通報がありました。倒れていた男性は病院に搬送されましたが、約1時間後に死亡が確認されました。通報した男性によりますと、午前4時半ごろにゴミ捨て場の近くで男性が倒れているのを発見。「大丈夫ですか?」と声をかけたところ、「大丈夫」と応答があり、一度は立ち上がったということです。しかし、約30分後に通りかかったところ、男性が再び倒れていたため、通報したということです。死亡した男性は右ひざに擦り傷があるものの、車にはねられたり殴られたりしたような目立った外傷や衣服の乱れはありませんでした。警察は、死亡したのは近くに住む66歳の男性とみて身元の確認を進めるとともに、死因を詳しく調べています。

自称・プロ野球独立リーグ選手の男(20)ひき逃げと過失運転致傷の疑いで逮捕 被害男性は軽傷 千葉県警

自称・プロ野球独立リーグ選手の20歳の男が、千葉県白井市の駐車場で男性をはねてケガをさせ、そのまま逃走したとして、1日に逮捕されました。
警察によりますと、自称・プロ野球のルートインBCリーグ「千葉スカイセイラーズ」に所属する阪本誠一容疑者(20)は先月30日午後0時半すぎ、千葉県白井市の駐車場で、住人の男性(40)をはねてケガをさせ、そのまま逃走した疑いがもたれています。
阪本容疑者は、何らかの理由で男性の住宅の敷地内にある駐車場に車をとめていたところ、車を発進させ右折した際に男性をはねたとみられています。
男性は転倒し右肘などに軽いケガをしましたが、命に別条はないということです。
調べに対し、阪本容疑者は「被害者に右側のサイドミラーをたたかれてそのまま走り去ったことは間違いないが、転んでケガをしたことは知らなかった」と容疑を否認しているということです。
警察は、2人の間に何らかのトラブルがあったとみて調べています。

米兵2人への賠償命令が確定 16歳未満少女を連れ去り性的暴行・20代女性への性的暴行で 那覇地方裁判所

2023年に沖縄本島中部で面識のない16歳未満の少女を連れ去り自宅で性的暴行を加えたとして、わいせつ目的誘拐と不同意性交の罪で懲役5年の判決が確定した在沖米空軍兵(当時)に対し、被害者側が275万円の損害賠償命令を認めるよう求めた訴訟で、損害賠償命令を認めた那覇地裁(西尾洋介裁判長)判決が26日に確定した。加害者側が控訴しなかった。
被害者側は、刑事裁判手続きの中で被告に賠償請求ができる「損害賠償命令制度」に基づいて那覇地裁に申し立て、地裁は損害賠償命令を出した。加害者側が異議を申し立て、民事訴訟に移行していた。
また、24年に本島中部で20代女性に性的暴行をしようとして負傷させたとして、不同意性交致傷の罪で懲役7年の判決が確定した在沖米海兵隊上等兵(当時)に対し、被害者が損害賠償を求めた訴訟で、請求通り660万円の支払いを命じた那覇地裁(片瀬亮裁判長)判決も23日に確定した。加害者側が控訴しなかった。

野党側の審議拒否続く中…森衆院議長が与野党幹部と会談“協力求める”終盤国会正常化なるか

国会で野党側が与党の国会運営に反発し、全ての審議への出席を拒否する事態が続くなか、先ほど、森衆院議長と与野党の幹部が会談しました。事態は打開されるのか、国会記者会館から中継です。
国会の会期末まで2週間あまり、与野党の対立によって皇室典範の改正案など重要法案の審議にも影響が出かねない状況をみかねて、議長自ら仲裁に乗り出す形となりました。
衆議院の特別委員会ではきょうも、自民党と日本維新の会が共同で提出した議員定数削減法案と副首都法案に関する審議がそれぞれおこなわれていますが、野党側は与党側の国会運営が強行だと反発し出席を拒否する状態が続いています。
こうしたなか、先ほど、森衆院議長は国会内で与野党の幹部と会談しました。
会談はおよそ5分ほどで終了し、出席者などによりますと、森議長は「立法府の総意」を受けてまとめた皇室典範の改正案を速やかに成立させるため、与野党に協力するよう求めたということです。
また野党側が求める高市総理出席の集中審議や党首討論の開催に向けて与党に努力を促し、国会の正常化に向けて与野党双方に働きかけをおこないました。

石川・小松市の男子児童の行方不明 学校近くの滝で子どもとみられる1人を救助 関連は不明

30日から石川県小松市で行方が分からなくなっている特別支援学校の男子児童の捜索が1日も行われています。現在は、学校近くを流れる川にある滝で、子どもとみられる1人が救助されたということです。
行方が分からなくなっているのは、石川県立小松特別支援学校に通う小学部5年生の10歳の男子児童です。
現在は、警察犬の捜索により痕跡が見つかった学校近くの十二ヶ滝に規制線が張られていて、重点的に捜索が行われています。
警察によりますと、先ほど午前11時過ぎ、子どもと見られる1人が救助され、この後、搬送されるということです。
今回の事案を受け、教員全員で捜索に当たるため、学校は1日、臨時休校とし、校長が先ほど会見を開きました。
■石川県立小松特別支援学校・瀬川 真司 校長:
「今回、このような事態となってしまいまして、大変申し訳ございませんでした。なんとか早く見つかってほしいという思いでいっぱいです」
男子児童の特徴は、身長131センチのやせ型で、学校の体操服である白い半そでのTシャツと青いハーフパンツを着用していたということです。
情報は、小松警察署0761-22-0110で受け付けています。

女性をソープランドに紹介し働かせたか 「歌舞伎町の伝説のスカウト」の男逮捕

知り合った女性を東京・吉原地区のソープランドに紹介し働かせたとして、警視庁生活安全特別捜査隊は職業安定法違反(有害業務目的紹介)の疑いで、東京都豊島区池袋の無職、佐藤健(たけし)容疑者(41)を逮捕した。「記憶があいまい」などと供述している。
逮捕容疑は昨年4月と12月、SNSなどで知り合った女性2人を台東区千束の2店舗に紹介し、雇わせたとしている。
生特隊によると、容疑者は新宿区の歌舞伎町地区を中心に20年以上スカウトを続け、複数の性風俗店関係者から「歌舞伎町の伝説のスカウト」などと呼ばれていた。今年4月にスカウトを行った都迷惑防止条例違反の疑いで逮捕した際に押収した携帯電話などから今回の事件も発覚した。容疑者は「月約30万円を受け取っていた」という趣旨の供述をしており、同隊はスカウト組織の関与があるとみて調べる。

中学生が「父親に襲われた」と通報、逃走中の父親を殺人未遂容疑で逮捕…自宅に元妻と娘の遺体

1日午前7時15分頃、長野県東御(とうみ)市新張で、男子中学生(14)が「父親に襲われた」と近くの店舗に助けを求め、従業員が110番した。
駆けつけた警察官が自宅で母親の飯島瞳さん(49)と、妹で中学1年の絃巴(いとは)さん(12)が死亡しているのを発見。県警は約4時間後に、行方がわからなくなっていた父親で職業不詳、飯島啓輔容疑者(46)を長男の男子中学生に対する殺人未遂容疑で、緊急逮捕した。容疑を認めているという。
発表によると、飯島容疑者は同日早朝、自宅で長男を刃物で切りつけるなどして殺害しようとした疑い。長男は手にけがを負い、病院に搬送されたが、命に別条はないという。飯島容疑者は死亡した2人の殺害をほのめかす供述もしており、県警は2人への殺人容疑も視野に捜査する。
県警によると、瞳さんは飯島容疑者の元妻。長男と絃巴さんは飯島容疑者と瞳さんの実子で、4人で暮らしていた。飯島容疑者は逃走していたが、同日午前、長野市内で自家用車を運転していたところを警察官に発見された。
県警は同日夜、飯島容疑者を入院治療のため釈放したと発表した。逮捕前に有毒物を飲んだ可能性があるといい、体調の回復を待ち、長男への殺人未遂容疑で改めて逮捕する方針。

ギャンブルで8000万円の損失か さらに別の借金も 倉本幹太容疑者を強盗殺人の疑いで送検 広島・三原市強盗殺人

広島県三原市で男性が殺害された強盗殺人事件で、逮捕された男には、ギャンブルで8000万円の損失があったことが分かりました。
強盗殺人の疑いでけさ送検されたのは、広島市南区の倉本幹太容疑者(29)です。
警察によりますと、倉本容疑者は3月、三原市の会社敷地内で、友人の徳田雅希さん(29)から借りた700万円の返済を免れようと、徳田さんを殺害した疑いがもたれています。
倉本容疑者には、去年5月から、ギャンブルによる損失がおよそ8000万円あったということです。
さらに、倉本容疑者には別の借金もあり、徳田さんから借りた700万円を返済などに充てていたということです。
事件の背景にはこうした金銭の困窮があったとみられ、警察が全容解明に向け、捜査を続けています。