新潟市が個人情報紛失 児童・高齢者ら1万4500人分 民生委員が紛失や誤廃棄

新潟市は、民生委員に配布していた児童や高齢者の個人情報 約1万4500人分を紛失したと5月1日に発表しました。 これまでに情報の流出は確認されていないということです。
【新潟市福祉部 上所 美樹子部長】 「当該名簿に記載されている市民の皆様には、大変なご迷惑とご心配をおかけすることとなり、心よりお詫び申し上げます」
紛失したのは、児童や高齢者の氏名や住所が記された名簿 約1万4500人分です。 去年、一部の民生委員が名簿を廃棄していたことが発覚し、全ての民生委員から名簿を回収したところ、186の区域で紛失したり廃棄されたりしていることがわかったということです。
【新潟市福祉部 上所 美樹子部長】 「適切な管理をお願いしておりましたが、本市が名簿の管理方法を明確にしていなかったことなどが、今回の事案発生の主な要因」
新潟市は今のところ「外部への情報流出は確認されいない」としていて、「民生委員への研修などを行い情報管理を徹底したい」としています。

【5人死亡】北海道で火災相次ぐ《稚内市・北見市・余市町》警察が身元の特定急ぐ 札幌市北区でも住宅火災で住人の男性が気道熱傷

北海道では、4月30日夜から5月1日朝にかけて火事が相次ぎ、あわせて5人が死亡しました。
激しく噴き出す炎。1日午前0時すぎ、稚内市富岡4丁目の住宅から火が出て全焼し、焼け跡から2人の遺体が見つかりました。
警察によりますと、この住宅には70代の女性と40代の息子の2人が暮らしているとみられ、いずれとも連絡がついていないことから、警察は、遺体はこの2人とみて特定を進めています。
昨夜からけさにかけて、道内では北見市と余市町でも、住宅で火事があり、あわせて5人が死亡しました。
また、けさは札幌市北区太平でも、2階建ての住宅から火が出ました。
近所の人 「煙がもうもうと、うちのほうに向かってきた」
この火事で、住人の男性が気道にやけどを負いました。

「包丁で母親を刺した」と自ら通報 殺人未遂容疑で無職の男(51)を現行犯逮捕 北海道北見市

北海道・北見警察署は4月30日、北見市に住む無職の菅田均容疑者(51)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。
菅田容疑者は4月30日午後11時ごろ、北見市留辺蘂町の自宅で、同居する母親とみられる女性の腕を刃物で刺し、殺害しようとした疑いが持たれています。
女性は病院に搬送されましたが、意識はあり、命に別条はありません。
警察によると4月30日午後11時ごろ、菅田容疑者本人から「包丁で母親を刺した」と110番通報があり、事件が発覚しました。
警察の調べに対し菅田容疑者は「母を刺したことに間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は、犯行の動機や2人の関係性を調べています。

旭山動物園焼却炉から、なにかが見つかったのか 職員逮捕の背景を元捜査官が「news zero」で説明

北海道・旭山動物園の焼却炉に妻の遺体を遺棄した疑いの事件は2026年4月30日、動物園職員鈴木達也容疑者(33)の逮捕に至り、同日夜放送の「news zero」(日本テレビ系)では、逮捕までのいきさつなどを報じた。番組では鈴木容疑者はレッサーパンダやカバなどを担当していたといい、来園者に向かって説明している容疑者の様子がVTRで流された。
焼却炉から遺体の一部が見つかった可能性
鈴木容疑者は動物園の焼却炉で妻の遺体を遺棄したとして任意で事情聴取を受けていた。焼却炉から遺体の一部が見つかったことで、逮捕に至ったとみられる。妻の殺害をほのめかす供述もしているという。
ただ、逮捕容疑は、死体遺棄ではなく死体損壊容疑である。なぜ、本人が「遺棄した」と供述しているのに損壊容疑なのか。
動物園によると、妻の遺体を遺棄したとされる焼却炉は死んだ動物を燃やすためのもので、骨が灰になるほどの火力があるという。その焼却炉から遺体の一部が見つかったことから、逮捕という急展開となったとみられる。
警察はなぜ「死体損壊容疑」を適用したのか
番組では、元神奈川県警捜査1課長の鳴海達之さんが「死体遺棄容疑を適用するには、死体が出てこないと難しい。損壊に関わる何かが焼却炉の中から出てきたならば、死体損壊(容疑)で持っていける(逮捕できる)と踏んだのではないか。死体損壊は遺体が正規の手続きを経ないで火葬されたことを立証すればいい。(逮捕の)ハードルは若干下がる」との見方を話した。
今後の捜査のポイントについて鳴海さんは「容疑者の話の内容がどれだけ裏がとれて、どれだけ秘密の暴露があるのかがポイントになる」と言う。
真相は依然、不明のままだ。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)

大阪市、絆HD側を刑事告訴 詐欺容疑で 就労支援不正受給巡り

大阪市にある福祉関連会社「絆ホールディングス」傘下の4事業所が障害者就労支援の加算金を不正受給していた問題で、大阪市は各事業所の代表や元代表ら計5人を詐欺容疑で大阪府警に刑事告訴した。
市によると、4事業所は市に対して2024年4月~26年1月、障害者1114人分の加算金約79億円を不正に請求した疑いがあるという。告訴は4月30日付。
絆HDは、障害者に働く場や訓練を提供する「就労継続支援A型事業所」を運営。4事業所は利用者が就職して半年以上働いた場合、事業者に加算金が支払われる制度を悪用して加算金の受け取りを繰り返していた。
大阪市は3月、4事業所が少なくとも約150億円を不正受給していたとする監査結果を発表。大阪市から約79億円、関西を中心とした他の75市町から約71億円を受け取っていたと明らかにした。大阪市はペナルティーを含む約110億円の返還を求めているが、期限を過ぎても支払われていない。
絆HD側は処分を不服として取り消しを求める訴訟を大阪地裁に起こしている。【長沼辰哉、井手千夏】

「よけてというジェスチャーをしたのに」新千歳空港駐車場で男性はねて引きずったか 傷害容疑で37歳男逮捕

4月30日夕方、新千歳空港の駐車場で、車の前にいた男性に車を衝突させて引きずり、けがをさせたとして、37歳の男が逮捕されました。
傷害の疑いで現行犯逮捕されたのは、札幌市東区の37歳の会社員の男です。
男は4月30日午後5時半ごろ、千歳市美々の空港駐車場で、自分が運転する普通乗用車の前に42歳の男性がいるのを知りながら車を発進させて衝突させ、引きずるなどの暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。
被害に遭った埼玉県の男性は、右足の親指を擦りむくなどの軽傷です。
目撃者からの「人と車の事故」という通報で警察が駆けつけ男を逮捕しました。
2人に面識はないとみられています。
調べに対し男は、「車の前にいたことは認識していた。よけてというジェスチャーをしたのにどいてくれず、車につかまってきたのでそのまま引きずった」という趣旨の話をしていて、容疑を一部否認しています。

【速報】高市総理「中東情勢踏まえた協力を確認する」 ベトナム・オーストラリア訪問へ

高市総理はきょうからベトナムとオーストラリアを訪問するのを前に、先ほど「中東情勢を踏まえた協力を確認する」と意気込みを語りました。
高市総理 「今回の一連の訪問を通じまして、現下の中東情勢を踏まえたアジア域内のエネルギー安定供給や重要鉱物などを含むサプライチェーン強靱化についても協力を確認してまいります」
高市総理は1日から5日間の日程でベトナムとオーストラリアを訪問します。
最初の訪問先であるベトナムでは、ラム国家主席やフン首相らと会談する予定ですが、高市総理はベトナムの指導部との間で「経済安全保障分野を新たな協力の軸として打ち出したい」と述べました。
また、滞在中、ベトナム国家大学で外交政策に関するスピーチをおこなう予定です。
ルールに基づく国際秩序を地域に定着させ、平和と繁栄を目指す「自由で開かれたインド太平洋」を進化させた外交の方針を打ち出すことにしています。
4日にはオーストラリアでアルバニージー首相と会談し、重要鉱物の供給網強化といった経済安全保障の分野などで連携を強化したい考えです。

【速報】「森友学園」問題の国有地 購入希望の社会福祉法人が審査通らず 一般競争入札へ

国土交通省大阪航空局は1日、学校法人「森友学園」に対して、一時、格安で売却されていた大阪府豊中市にある国有地について、購入を希望していた社会福祉法人が必要な要件を満たさず、審査を通過しなかったことを明らかにしました。今後、一般競争入札による売却を予定しているということです。
大阪航空局によりますと、去年10月、公的利用という条件を付けて、土地の購入者の募集を始め、今年1月、社会福祉法人から購入希望があったことを公表していました。その後、4か月かけて、利用計画や事業の必要性、緊急性や実現性などを審査していましたが、1日、必要な要件を満たさなかったとして、社会福祉法人への売却は妥当でないと判断しました。
今後は、一般競争入札による売却を予定していて、国有地と建設会社が所有している建物についても撤去せずにそのまま売却する予定です。一般競争入札の時期は決まっていないということです。
この国有地は2016年、小学校建設のためとして、森友学園に対し鑑定価格から約8億2000万円が値引きされた約1億3000万円で売却されました。その後、国土交通省が調査した結果、国による8億円以上の大幅値引きの根拠となった地中ゴミの撤去費用は、約6億3000万円と見込まれることが明らかになっていました。

「怒り乗り越え、今日ここに」 語り部の会・会長、水俣病慰霊式

水俣病の公式確認から70年となった1日、熊本県水俣市で、市などが主催して水俣病犠牲者慰霊式が営まれ、「水俣病資料館語り部の会」会長、緒方正実さん(68)=水俣市=が患者・遺族代表として祈りの言葉をささげた。水俣病に家族を奪われ、差別に傷つき、補償の壁にも苦しんだ。「その怒りと不満を乗り越えて今日ここに立っています」。恨みの日々を経て、教訓を伝える活動に尽くすようになった自らの心の軌跡をたどり、水俣病の真の解決を訴えた。
水俣市の北東約15キロ、熊本県芦北町女島(めしま)で漁師の網元の家に生まれた。1959年、まだ1歳の緒方さんを毎晩抱いて寝てくれていた祖父福松さんが発病。数カ月後、病室の壁をかきむしり、もがき苦しんだ末に死んだ。
2歳違いの妹は重い障害を持って生まれた。胎児性水俣病だった。父も患者認定申請の準備中に38歳で逝った。
「緒方家とは結婚するな」「緒方家の魚は買うな」。地域で最初の患者だった祖父の発症以降、心ない差別を受けた。緒方さん自身も高濃度の水銀が毛髪から検出され、2歳になっても歩けなかった。手足のしびれなど水俣病の症状もあった。しかし偏見を恐れ隠し続けた。妻と結婚した時にも、生まれた娘にも言わずにいた。
転機は95年に訪れた。厳格とされる患者認定に漏れた人を救済するため、国が一時金支払いなどの政治解決策を打ち出した。ちょうど父が亡くなったのと同じ38歳。「自分の水俣病に一つの区切りをつける」と覚悟して翌年申請した。
ところが「非該当」と判断された。国に「切り捨てられた」との思いが、むしろ正式な患者認定を求める闘いへと向かわせた。
闘いは約10年に及んだ。認定申請は4回にわたり棄却され、周りからは「金がほしいのか」と言われた。行政や社会への不満と怒りを抱きながら続け、2007年に認定を勝ち取った。
認定は念願のはずだった。一方で、水俣病になりたいわけではもちろんなかった。矛盾する感情があふれ、涙がかれるまで泣いた。
語り部となったのは認定の約半年後だ。
「行政、社会へ不満を並べながら、自分は何もしなくていいのか」
一族の惨めな話を大勢の前で語ることに、当初は心労を覚えた。それでも、回を重ねると「二度と過ちを起こさぬようにする役目に選ばれたのではないか」と考えるようになっていった。
水俣で建具店を経営する傍ら、約20年重ねた講話は850回を超えた。自身や仲間の活動で、差別や偏見は薄らいだと自信を持って言える。
昨年からは原因企業チッソの事業子会社JNCの新入社員に対する講話も実現し、加害企業の姿勢の変化に手応えを感じている。
祈りの言葉を述べるのは15年前に続き2度目。怒りの言葉を並べた前回から、解決に向けた取り組みに重きを置く中身になった。
「正実」の名前は、福松さんが「正直に生きろ」と願いを込めて付けてくれた。逃げるのをやめ、正直に水俣病と向き合い続けたからこその心境の変化だと思う。そんな一人の患者の歩みから、水俣病の真実を感じてほしいと、一言一言を大切にして語りかけた。
公式確認から70年となった水俣病。補償・救済、差別や偏見、水銀規制。まだ多くの問題が残る。駆け引きをしている間は表面的な解決でしかないと思う。問われているのは「人間の心」。行政も加害者も自分たち被害者も含め、全ての立場の人たちに、正直な努力が求められている。その思いを言葉に込めた。
「私が思う水俣病の真の解決とは、全ての人たちが起きた出来事と向かい合い心から反省をし、教訓につなげることができた時だと思います」【中村敦茂、諸隈美紗稀】

【続報】奈良県・台高山脈で真夜中の登山中に滑落した男性見つかる 7~8メートル滑落か 命に別状無し

1日未明、奈良県川上村の台高山脈で登山中に滑落し、遭難していた男性について、警察は約10時間後に男性を発見しました。 命に別状はないということです。 1日午前2時14分ごろ、奈良県川上村の台高山脈で、「複数名で登山中、1名が滑落した」と消防から警察に通報がありました。 男性は、東京の会社が企画した登山イベントに十数人と共に参加していたとみられ、7~8メートル滑落したということです。 警察や消防が1日午前6時ごろから捜索していましたが午後0時半ごろ、台高山脈の三重県側で男性を発見しました。 顔面打撲や胸の痛みがあるものの、意識はあり、命に別状はないということです。 警察はイベントを企画した会社や同行者らに聞き取りをし、男性が滑落した当時の詳しい状況などを調べる方針です。