「バイクの騒音がうるさい」駆け付けた警察官に16歳少年のバイクが衝突 釧路市

北海道・釧路市広里の路上で2025年8月7日午前0時ごろ、会社員の少年(16)が運転するバイクが釧路警察署地域課・巡査長の男性(35)に衝突する事故がありました。
この事故で、巡査長の男性は左頬を骨折する重傷で病院に搬送されたほか、バイクを運転していた少年も、歯を折れるけがをしました。
警察によりますと、事故の前に付近の住民から「バイクの騒音がうるさい」という通報がありました。
巡査長の男性が現場に駆け付けたあと、少年が運転するバイクが騒音を鳴らしながら現れて、巡査長の男性と衝突したとみられています。
男性は現在も入院中です。
少年はほかの警察官により現行犯逮捕され、調べに対し「オレが原因で警察にぶつかる事故を起こしたことに間違いありません」と容疑を認めています。

JR鹿児島線で電気機関車が脱線 一時運転見合わせも順次再開 北九州貨物ターミナル駅構内 福岡

今朝、JR鹿児島線・北九州貨物ターミナル駅構内で電気機関車が脱線し、電柱に衝突する事故がありました。
けが人はいませんでしたが、この影響で、周辺では停電が起きているほか、一部区間で運休や遅延が出ています。
警察や消防によりますと、7日午前6時50分ごろ、北九州市門司区大里本町のJR鹿児島線・北九州貨物ターミナル駅構内で「貨物列車が脱線しています」と近くに住む人などから通報がありました。
JR貨物九州支社によりますと、2両編成の電気機関車は、門司機関区から北九州貨物ターミナル駅に向かう途中だったということです。
運転士が1人乗車していましたが、けが人はいませんでした。
また、電気機関車は、方向転換の停止線を超えて脱線していて、近くの電柱に衝突しました。
この影響で、周辺で停電が発生していて警察などが警戒にあたっています。
JR九州によりますと、この事故の影響で、山陽線の下関から門司駅の間と、鹿児島線の門司港から博多駅の間で、上下線ともに運休や遅延などが出ているということです。
JRや警察が、運転手から当時の状況を聞くなどして事故の原因を調べています。

国民民主“激ヤバ”女性議員の選挙違反疑惑には党本部が関与か…ダンマリ玉木代表に真相究明はできるのか?

一介の国会議員の「選挙違反」では終わらない可能性が出てきた。先の参院選千葉選挙区で当選した国民民主党の小林さやか議員を支援していた岡野純子衆院議員が、小林氏とは無関係の比例候補に交付された街宣用の「標旗」を流用した選挙違反疑惑。岡野議員の“単独犯”ではなく、党本部が関与していた疑いまで浮かびあがった。
標旗とは、候補者が街頭演説する際に必要な選挙の「七つ道具」のひとつ。選挙区出馬の小林陣営には1枚しか交付されないが、比例候補に6枚交付される標旗の1枚を岡野議員が流用。事実上の“2馬力選挙”になっていた。岡野議員が流用したのは、比例候補の川崎稔氏(落選)に交付されたもの。本来、標旗に川崎氏の名を書くべきなのに、小林氏の名を記していたのだ。自民党千葉県連が公職選挙法違反の疑いで千葉県警に告発状を提出。受理されたことで捜査が始まっている。
注目は、その川崎氏が3日に投稿したX(旧ツイッター)の内容だ。
〈千葉の件には一切無関係〉とした上で〈使用しない余った標旗等については、党本部からの協力要請により、公示日にそのまま党本部に提供いたしました。これらの標旗等は、「国民民主党」として比例代表選挙運動に使用されると聞いておりました〉と記していた。
国民民主党千葉県連も選挙期間中に公式サイトで「標旗は党としての比例運動を盛り上げるために、川崎稔候補より一時的に本部経由でお借りしたもの」とコメント。川崎氏は無関係としていた。本人と県連の見解が一致しており、確かに川崎氏は関係なかったのかもしれない。
となると、浮上するのは党本部の関与だ。川崎氏と県連の見解を総合すると、標旗は「川崎陣営→党本部→小林陣営」という流れで渡っていたことになる。川崎陣営から預かった標旗を党本部の誰がどんな意図で小林陣営に渡したのか。不正な標旗の差配に関わっていたとしたら大問題だ。
「現時点でお答えできる情報がない」
日刊ゲンダイ記者は5日の定例会見で玉木代表に「党本部ではどんな立場の人が標旗の管理をしているのか」と聞いた。すると、玉木代表は「現時点でお答えできる情報がない」とし、県警の捜査を理由に説明を避けた。
しかし、党本部による標旗の管理体制はあくまで一般的な話で、捜査とは直接的には関係ないはず。その点をただすと、玉木代表は「いや、関係すると思います。誰が誰にどういう意図で渡したとかは、捜査対象になると思う」と再びダンマリ。党本部の関与の有無について重ねて聞くと「何か予断を与えるようなことを言うことは控える」と口をつぐんだ。
「川崎さんが関与を完全否定したことで、今回の不正標旗の問題は『党本部』と『小林陣営=岡野さん』の2者で主導していた可能性が強まりました。果たして、岡野さんの独断でここまで大それたことができるのか。党本部や千葉県連の幹部クラスの意図が働いていたとしても不思議ではありません」(県政関係者)
玉木代表は内部調査も進めていると言ったが、果たしてどこまで調べ切れるのだろうか。
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岡野純子氏の「選挙違反」疑惑はここから始まった。●関連記事【もっと読む】『参院選千葉で国民民主党に選挙違反疑惑! パワハラ問題で渦中の女性議員が「証拠」をXに投稿』は必読だ。

西成・三角公園近くで自称ユーチューバーの48歳男性が刺される、男は逃走

7日午前5時45分ごろ、大阪市西成区萩之茶屋の萩之茶屋南公園(通称・三角公園)近くの路上で、京都府宇治市の自称ユーチューバーの男性(48)が男に刃物のようなもので刺された。男性は太ももや頭部をけがしたが、命に別条はない。男は60歳ぐらいで現場から逃走しており、大阪府警西成署が殺人未遂容疑で行方を追っている。
同署によると、男性は刺される前に逃げた男を含む数人とトラブルになっていたとの情報があるといい、同署が詳しい状況を調べている。

【瞬間】飛び出してきたクマ… 走行中の乗用車と衝突 体長約1.5メートルか 北海道上ノ国町

上ノ国町の道道で8月3日、走行中の乗用車が飛び出してきたクマ1頭と衝突する事故がありました。
衝突の瞬間をドライブレコーダーが捉えていました。
3日午後7時半すぎ、上ノ国町の道道を木古内方面に走行していた乗用車が、右から来たクマと衝突しました。
車は右側の前方部分がへこみ、男性にけがはありませんでした。
クマは体長1.5メートルほどとみられ、衝突した後、森の中に逃げていったということです。
上ノ国町ではクマによる農作物への被害が相次いでいて、道が「ヒグマ注意報」を出して注意を呼びかけています。

商業施設で女性にスプレー缶噴射か 男逮捕“刃物を携帯” 東京・足立区

商業施設で女性にスプレー缶を噴射する暴行を加えたなどとして、61歳の男が逮捕されました。
東京・足立区の商業施設に設置された防犯カメラの映像では、黒い服を着た男が女性を追い回し、女性の顔めがけてスプレー缶を噴射します。
警視庁によりますと、根岸秀男容疑者は先月、商業施設で、面識のない女性にスプレー缶を噴射する暴行を加えた疑いなどがもたれています。
根岸容疑者は刃物を携帯し、女性を刺そうとしていたとみられ、調べに対し「自分より弱い人を見つけたらやろうと思っていた」「長く刑務所に入りたかった」と容疑を認めているということです。

大川原えん罪で捜査指揮系統の機能不全を謝罪、19人処分へ…警視庁が検証報告書を公表

精密機械製造会社「大川原化工機」(横浜市)を巡る捜査が違法と認定されたことを受け、警視庁は7日、公安部の捜査指揮系統の機能不全が誤った逮捕につながったとする検証報告書を公表した。立件に不利な消極要素の検討が行われず、幹部への報告も形骸化していたと総括。再発防止策もまとめ、逮捕した同社社長ら3人や関係者に「多大なご心労、ご負担をおかけした」と謝罪した。
警察庁と警視庁は、当時の公安部長ら捜査に関与した19人(退職者含む)について、処分や「処分相当」としたと発表した。
警視庁は2020年3月、軍事転用可能な噴霧乾燥機を不正輸出したとして、同社社長ら3人を外為法違反容疑で逮捕。東京地検が起訴したが、21年8月の初公判直前に取り消された。逮捕と起訴の違法性を認めた今年5月の東京高裁判決が確定し、同庁は6月から検証を進めてきた。
報告書ではまず、噴霧乾燥機を巡る輸出規制の省令に関する同庁の解釈について、経済産業省が疑問点を示していたことから、捜査を進めることの適否を公安部幹部も交えて慎重に検討すべきだったと指摘した。
同庁の省令解釈を前提に行った噴霧乾燥機の殺菌性能を調べる実験に関しては、捜査段階から十分な殺菌性能がなく、規制対象とならない可能性が浮上していた。報告書では、捜査員が上司の外事1課5係長らに追加実験が必要と申し出たのに歴代課長ら幹部に報告が上がらず、「立証上の重要な論点が幹部に認識されていなかった」とした。
訴訟では、捜査員3人が「(事件は)捏造(ねつぞう)」などと証言した。報告書は、係長が逮捕を第一に考えて捜査方針に沿わない証拠に十分な注意を払わず、課長は部下への指揮監督が不十分だったと認定した。
その上で、公安部長ら幹部も軌道修正できず、組織として「捜査の基本を欠いた」と判断。捜査運営を誤ったのは組織の側であり、捜査員による批判的な証言を訴訟の場で「壮大な虚構」と表現したことは不適切だったとして撤回した。
今後、公安部が扱う重大事件では部長ら幹部が参加する会議を開くほか、部内に「公安捜査監督指導室」(仮称)を新設し、事件の法令解釈や証拠収集のあり方などについてチェック機能を強化する。捜査員の相談や意見を受け付けるホットラインも開設する。
迫田裕治警視総監は7日午前、記者会見を行い、「公安部で組織的な捜査指揮がなされず、控訴審判決で違法とされた捜査を真摯(しんし)に反省している」と述べた。
最高検も東京地検の捜査の検証を実施。捜査が不十分なまま起訴したと総括する検証結果を7日午後にも発表する。
警察の信頼失墜、結果重く

検証報告書では、立件の判断が事実上、現場の係長らに丸投げされ、法令解釈もぐらついたまま逮捕に突き進んだことが明らかになった。大川原化工機の社長ら3人は長期間の勾留を強いられ、元顧問は保釈されないまま死亡した。結果は重く、当時の警視庁公安部幹部らの責任は免れない。
事件を捜査したのは、大量破壊兵器に関連した不正輸出事件を扱う公安部外事1課5係。こうした事件は端緒を得るのが難しいとされ、摘発件数は平成以降、8件にとどまっていた。
報告書は、捜査主任官の係長が逮捕を第一に考え、不利な証拠に目を向けなかったとした。係長や上司の管理官はこの分野の「エキスパート」だったとされるが、公安部幹部らは詳しい報告を求めず、課長は後任への十分な引き継ぎも行わなかった。ずさんな捜査が放置されていた事実に、がくぜんとした。
そもそも、起訴が取り消された段階で、検証を行えなかったのか。信頼を失った影響はあまりにも大きい。(警視庁キャップ 井上宗典)

民泊事業者の名前や電話番号など個人情報1137件をホームページに誤掲載 北海道が公表 個人情報含まれるエクセルシートを削除しないまま掲載が原因

7月、北海道が民泊事業者の名前や電話番号などの個人情報1137件を、誤ってホームページに掲載していたことがわかりました。
道は7月18日から31日までの間、道内の民泊事業者の届け出番号と住所を公表しているホームページに、誤って名前や電話番号、メールアドレスなどの個人情報を掲載していました。
掲載したのは、1137件の事業者の個人情報で、7月31日に職員が気づいて削除しました。
道によりますと、ホームページを更新する際に、担当者が個人情報が含まれるエクセルシートを削除しないまま掲載したことが原因だということです。
道は、個人情報が掲載された事業者に謝罪と説明を行うとともに、今後はダブルチェックをするなど再発防止を徹底するとしています。

博多湾で見つかった上半身の遺体は成人男性か 砂浜で見つかった右足と同一人物か調べる

福岡市の博多湾で6日夜、上半身のみの遺体が見つかりました。警察は、6日午前に見つかった右足がこの人物のものか調べています。遺体は、成人男性とみられることが新たに分かりました。
6日午後8時前、福岡市東区のアイランドシティの岸壁に止まっていた船の作業員から「腕のようなものが漂流している」と通報がありました。
警察が調べたところ、岸壁からおよそ40メートルの海上で、成人男性とみられる遺体が見つかりました。遺体は胸から上だけが残っていて、下半身と左腕はなく、首のあたりに肌着のような布をまとっていました。
6日午前には、福岡市東区西戸崎の砂浜で、人の右足が見つかっていて、警察は、遺体が同一人物のものか調べるとともに、事件と事故の両面で捜査しています。

“70人ほどの乱闘騒ぎ”逮捕の不良グループ少年ら 愛知のトクリュウ「ブラックアウト」から襲撃されると思い込み…別グループを誤って襲撃か

今年4月に東大阪市で起きた少年グループ同士の乱闘騒ぎで少年5人が逮捕された事件で、少年らが対立するグループとは別のグループを誤って襲撃していたことが分かりました。
大阪の不良グループ「悪麻邪鬼」のメンバーとみられる少年5人は今年4月、東大阪市で起きた70人ほどによる乱闘騒ぎで、別グループの少年(17歳)の頭部を殴打するなどして全治1か月の重傷負わせ殺害しようとした疑いなどがもたれています。
警察によりますと、「悪麻邪鬼」は対立する愛知県の匿名・流動型犯罪グループ「ブラックアウト」が自分たちを襲撃すると思い込み、偶然、駅前にいた被害少年らのグループを誤って襲撃したとみられるということです。
警察は少年らの認否を明らかにしていません。