マンホールに落下し救助の3人も転落、4人全員死亡…埼玉・行田市で下水道点検に向け清掃中

2日午前9時25分頃、埼玉県行田市長野で下水道管内の清掃をしていた作業員から、「マンホールに作業員が転落した」と119番があった。行田署によると、作業員1人が落下し、助けようとした3人も落ちた。市消防本部によると、同日午後4時過ぎまでに4人とも救助されたが、いずれも心肺停止状態で病院に搬送された。その後、全員の死亡が確認された。現場から硫化水素が検出された。
マンホールは直径60センチで、深さは約6メートル。直径2・6メートルの下水道管につながっているという。市によると、現場では市が発注した下水道の点検作業に向け、排水作業などが行われていた。

野党、関税交渉と消費減税で攻勢 両院で与党少数、初の論戦へ

国会は、石破茂首相が出席する予算委員会集中審議を4日に衆院、5日に参院でそれぞれ開く。衆参両院で少数与党となった石破政権にとって初の国会論戦となる。首相は日米関税交渉の合意を受け、政権を継続し合意の履行に取り組む姿勢を強調、続投に理解を重ねて求める。攻勢を強める野党は、参院選で訴えた消費税減税やガソリン税の暫定税率廃止を求める構えだ。
参院選を受けた臨時国会は1日に召集された。通常、参院選後の国会は正副議長や委員長の選出など手続きが中心だ。ただ少数与党の国会運営は、予算、法案の審議で野党の理解が欠かせず、与党は野党が求める予算委の開催に応じた。
予算委で首相は、交渉経過の説明や、関税措置に伴う経済対策に万全を期す考えを表明する方針だ。ただ、野党側は米国との間で合意文書を交わさなかったことに加え、解釈の違いが生じているなどとして政府の対応を問題視している。
4日に質問に立つ立憲民主党の野田佳彦代表は、暫定税率の廃止を首相に求めると明言。食料品の消費税率0%への引き下げも、改めて要求する。

台風9号は三陸沖を北東へ、伊豆諸島の南海上の熱帯低気圧は今後台風へ…強風や高波に注意

台風9号は2日明け方に千葉県に最接近した後、三陸沖を北東に進んだ。その後も日本から遠ざかっていき、気象庁によると、5日までに温帯低気圧に変わる見通し。
一方、熱帯低気圧が2日、伊豆諸島の南海上を北東に進んだ。今後台風に変わる可能性がある。3日明け方にも伊豆諸島に近づくとみられ、気象庁は強風や高波への注意を呼びかけている。

山西智裕容疑者(31) 防衛医科大医師を不同意わいせつ致傷容疑で逮捕 転ばせけがさせたか

見知らぬ女性の体を触ってけがをさせたとして、警視庁東村山署は30日、防衛医科大病院(埼玉県所沢市)小児科医、山西智裕容疑者(31)=東京都東村山市野口町1=を不同意わいせつ致傷容疑で逮捕したと発表した。 逮捕容疑は6日午前0時過ぎ、東村山市の幹線道路沿いの歩道で、通行中の都内の20代女性の体を後ろから無理やり触り、女性を転ばせて膝に全治2週間のけがをさせたとしている。「触っただけだ」と容疑を一部否認している。 東村山署によると、山西容疑者と女性に面識はなかった。付近の防犯カメラの捜査から浮上した。 山西容疑者は陸上自衛隊三宿駐屯地(世田谷区)内の衛生学校に所属し、同病院に勤務。同駐屯地の白石智将司令は「判明した事実関係に基づき、厳正に対処する」としている。

85歳・上條恒彦さん老衰のため死去「3年B組金八先生」の教師役や「ラ・マンチャの男」などに出演

俳優で歌手の上條恒彦(かみじょう・つねひこ)さんが22日に長野県内の病院で老衰のため死去した。85歳だった。所属事務所が発表した。葬儀・告別式は妻の悦子さんが喪主を務め、親族のみで執り行った。
温かみのある演技とスケールの大きな歌声でミュージカル「ラ・マンチャの男」などに出演した上條さんが天国へと旅立った。昨年6月に最後の舞台となった「六月の雨 ~梅雨は嫌いですか?~」に出演したが、年末に誤嚥(ごえん)性肺炎で入院。今年1月に登壇予定だった映画「シンペイ~歌こそすべて」(神山征二郎監督)の舞台あいさつを欠席した。最期は家族に見守られて息を引き取った。
長野県で生まれ、高校卒業後の58年に上京すると、4年間で10回以上も転職を繰り返しながら、芸能界への道を模索。新宿の歌声喫茶「灯」で週6日、1日に50曲以上を歌ってバリトンの歌声を鍛えた。
62年に歌手活動を始め、71年に歌手デビューすると、同年の「出発(たびだち)の歌」で第2回世界歌謡祭グランプリを受賞。72年にドラマ「木枯し紋次郎」の主題歌「だれかが風の中で」がヒット。俳優としてはドラマ「3年B組金八先生」の教師役で注目され、「ハイリハイリフレ、ハイリホー」の歌声が印象的な丸大食品のCMでも親しまれた。
87年に長野県の八ヶ岳山麓に移住。ひげがトレードマークで山男のような風貌とは対照的に、内面は繊細だった。下積み時代の苦労と研究熱心さが、上條さんの長いキャリアを支えた。
◆上條 恒彦(かみじょう・つねひこ)1940年3月7日、長野県生まれ。62年から新宿の歌声喫茶「灯」で歌手活動を始め、72年にNHK紅白歌合戦に出場。76年の「ピピン」日本初演をはじめ、「屋根の上のヴァイオリン弾き」「マイ・フェア・レディ」などミュージカルに多く出演。私生活では65年に最初の結婚をしたが、77年に離婚。83年に元女優の悦子夫人と再婚。5児の父。
武田鉄矢「『3年B組金八先生』で服部先生を演じてくださり、いつも支えていただきました。子供と一緒に泣きながら芝居をしていると、クラスの隅で泣きながら見てくださる先生でした。演じることに対して非常に真面目で、誠実な方で。熱演が終わると『良かったよ』と褒めていただき、励みになりました。心より感謝しております」

「海上から煙が…」小型船舶が沈没か 乗組員3人が行方不明 下田海上保安部

きのう、式根島と三宅島の間の海上で小型船舶が沈没したという通報があり、3人が行方不明になっています。
下田海上保安部によりますと、きのう午後2時50分ごろ、式根島の漁業関係者から「式根島と三宅島の間の海上から煙が上がっている」と通報がありました。
その後、新島村の小型船舶「三和丸が燃えている」と、現場に急行した乗組員の親族からも通報があり、午後4時15分ごろに船は沈没したということです。
乗組員3人が行方不明になっていて、海保の巡視船と航空機が捜索しています。
現場は、新島灯台から南方向におよそ10キロの海上ということです。

同居の父親を暴行し死亡させた疑い 40歳の無職の男逮捕 生活上のトラブルが原因か

福岡県宮若市の自宅で同居する父親に暴行を加え死亡させたとして、40歳の無職の男が逮捕されました。
傷害致死の疑いで逮捕されたのは福岡県宮若市の無職野見山優也容疑者(40)です。
警察によりますと野見山容疑者は、先月30日午後3時ごろから午後6時半ごろの間に、宮若市の自宅で同居する父親の修さん(67)に殴る蹴るの暴行を加え死亡させた疑いです。
野見山容疑者は事件のあと自宅から立ち去っていて、外出から戻った野見山容疑者の母親が、修さんの意識がないと119番通報しました。修さんは搬送先の病院で死亡しました。
修さんの全身にはあざがあったほか複数のろっ骨が折れていて、警察が司法解剖をおこなった結果、死因は外傷性ショックと判明しました。
家族の話などから野見山容疑者の関与が浮上し、警察は31日に自宅に戻った野見山容疑者から任意で事情を聞いていましたが、容疑が固まったとして1日に逮捕しました。
野見山容疑者は「私がやったことに間違いありません」と容疑を認め、生活上のささいなトラブルが原因で殴ったという趣旨の話をしているということです。

万博アンゴラ館工事費未払い、下請け業者2社が発注会社の経理担当者らを提訴

大阪・関西万博のアンゴラ館を巡る工事費の未払い問題で、工事の下請け業者2社が31日、発注した大阪市鶴見区の「一六八(いろは)建設」の経理担当だった男性と、男性が経営する会社に計約5800万円の支払いを求めて大阪地裁に提訴した。
訴状によると、2社は一六八建設から内装などの工事を請け負い、4月までに作業を終えたが、代金の一部の計約5800万円が支払われていないとしている。原告側は、男性が一六八建設から自身の会社に約1億2000万円を移したとして、男性側に未払い分を請求することにした。
一六八建設は男性について、約1億2000万円を横領したとする業務上横領容疑の告訴状を大阪府警に提出している。男性はこれまでの読売新聞の取材に「横領ではなく、一六八建設に貸した金を返してもらった」としている。

クマと乗用車が衝突し高速道路が11時間通行止めに…山口県内の中国自動車道 死んだクマを撤去し解除

山口市徳地の中国道でクマと乗用車が衝突し、中国道の一部区間が通行止めとなっていましたが、その後クマは高速道路外に搬出され、通行止めは午前6時23分解除されました。通行止めはおよそ11時間におよびました。
県警高速隊によりますと、31日午後6時40分頃、山口市徳地の中国道上りで追い越し車線を走行中の乗用車がクマと衝突しました。
運転していた30代の男性は軽傷ですが、クマが道路の中央分離帯付近にとどまり、午後7時半から中国道の上りは山口ICから鹿野IC間が下りは鹿野ICから徳地ICの間で通行止めになりました。
警察によるとクマは死んでいて、その後、高速道路の外に搬出され、1日午前6時23分、通行止めは解除されています。

少数与党下、臨時国会召集 参院議長に自民関口氏を再選

7月の参院選を受けた第218臨時国会が1日、召集された。参院本会議で議長選挙を行い、自民党の関口昌一氏が再選された。副議長には立憲民主党の福山哲郎元官房副長官が選ばれた。会期は5日まで。自民、公明両党は参院選の結果、衆参両院で少数与党となった国会を迎える。立民など野党7党は、ガソリン税の暫定税率廃止法案を共同提出。与野党の実務者協議を経て秋の臨時国会での成立を目指す。
1日午後には天皇陛下を迎え、参院本会議場で開会式を開く。4日に衆院、5日に参院で予算委員会集中審議をそれぞれ行い、石破茂首相が日米関税交渉合意に関し説明する。
林芳正官房長官は1日の記者会見で「関税協議に関する日米合意など政府の取り組みを丁寧に説明し、国会審議に誠実に対応する」と述べた。
会期を巡り、立民など野党は当初、自民が提案する5日間に反対していたが、秋の臨時国会で暫定税率廃止法案の成立を図る方針を与野党で確認できたため、受け入れた。今国会では廃止法案の審議は予定していない。