衆院選四国比例ブロックで、自民党前職の村上誠一郎さんの14度目の当選が確実になりました。
村上さんは自民党の比例名簿10位での立候補でしたが、四国各県の小選挙区で自民党が議席を伸ばす中、村上さんの当選が確実になったものです。
村上誠一郎さんは今治市出身の73歳。
中選挙区時代の1986年、愛媛2区が初当選というベテラン議員です。
これまでに小泉内閣での行政改革担当大臣、石破内閣での総務大臣と2度の入閣を果たしています。
区割り変更に伴い、比例区に転出したおととしの衆院選では、四国ブロック比例名簿単独1位の優遇措置を受け当選しました。
しかし今回は優遇は認められず、自民党の比例名簿10位での出馬でしたが、四国各県で自民党が小選挙区で議席を伸ばす中、14度目の当選を飾りました。
高市首相「一生懸命に取り組む」 当選議員の名前に次々と赤いバラ
単独過半数を大きく上回るのが確実となった自民党の高市早苗首相(党総裁)は「反対のある政策についても訴えた。信任を得られたら、一生懸命取り組まないといけないという思いだ」と神妙な面持ちで語った。時折笑顔を見せたが、声は少しかすれていた。
開票センターが置かれた東京都千代田区の党本部で当選議員の名前に次々と赤いバラを付けた。
公約に掲げた消費税減税については「各党の主張が別々なので、自民党の提案に(超党派の)国民会議で賛同を得ないといけない」と説明。選挙期間中には、首相の事務所が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係者にあいさつ状を送った疑いがあると週刊誌が報じたが「明確に否定している」と強調した。
首相は「選挙の顔」として応援演説で全国を飛び回り、多くの聴衆を集めた。2024年の前回衆院選や昨年の参院選で自民が議席を減らす一因となった派閥裏金問題にはほとんど触れず、自身を信任するかどうかが争点だと強調。手の治療を理由にNHK討論番組を欠席し、他党から討論のやり直しを求める声が出た。
減税日本・ゆうこく連合の原口一博氏、佐賀1区で当選ならず…自民党・岩田和親氏が当選
衆院選佐賀1区は、減税ゆうこくの原口一博氏が落選した。
同区で立候補している自民党の岩田和親氏が6回目の当選を決めた。原口氏は比例九州ブロックにも重複立候補しており、復活当選の可能性も残っている。
原口氏は民主党政権時代に総務相を務めた。立憲民主党に所属していたが、同党と公明党による「中道改革連合」には参加せず、自身が代表を務める「ゆうこく連合」と、河村たかし氏が率いる「減税日本」が合流した「減税日本・ゆうこく連合」から立候補していた。
首相、消費減税2年しかできない 結論得れば法案提出
高市早苗首相は8日の民放番組で、自民党が衆院選公約に掲げた飲食料品を消費税ゼロとする期間に関し「2年限定しかできない」と重ねて説明した。その後は中低所得者に税控除と給付を実施する「給付付き税額控除」に移行させたい意向を示した。具体的手続きについては「国民会議で議論し、検討を加速する。早期に結論を得られれば税法改正案を提出する運びになる」と語った。
円安を巡り「外国為替資金特別会計(外為特会)の運用もホクホク状態だ」とした自身の発言を巡り「切り取られて報道された。円高と円安にはメリットもデメリットもある。為替変動に強い経済構造をつくる」と強調した。
神谷代表「決して喜べない」=議席増も目標届かず―参政【2026衆院選】
躍進した昨年の参院選に続いて外国人政策を打ち出し、議席を増やす見通しとなった参政党。しかし、比例代表で目標とした30議席には届かない可能性が高く、神谷宗幣代表は「決してそんなに喜べるものではない」と険しい表情を見せた。
午後8時15分ごろ、東京都新宿区に設けられた開票センターに、イメージカラーのオレンジ色のネクタイを締めた神谷代表が姿を見せた。テレビ各局のインタビューに応じ、「高市総理の人気は大きかった。得意としていたSNSは生かし切れなかった」などと厳しい選挙戦を振り返った。
キャッチコピーの「ひとりひとりが日本」は、有権者の政治参加の意識を高める意図だったと説明。神谷代表は「ちょっと分かりにくかった」と苦笑した。 [時事通信社]
【速報】中道・山井和則氏 小選挙区での敗北が確実に 京都6区で自民候補が当選確実【衆議院選挙】
2月8日(日)に行われた衆議院議員選挙。京都6区で中道改革連合・山井和則氏(64)が、自民党候補に敗れることが確実となりました。
山井氏はこれまで当選9回。立憲民主党から出馬した前回2024年の衆院選でも9万7千票あまりを獲得し、自民・園崎弘道氏に約3万2千票差をつけて当選していました。
しかし今回の衆院選では、園崎氏の当選&山井氏の敗北が確実となりました。
山井氏は比例代表近畿ブロックにも重複立候補していますが、8日午後11時半時点で復活当選の可能性は低い状況となっています。
高市首相、連立の拡大にも意欲 維新との連立を維持した上で政権基盤をさらに安定させるため
高市首相は8日、「zero選挙」に出演し、日本維新の会との連立の維持した上で、政権基盤をさらに安定させるため、連立の拡大にも意欲を示しました。
高市首相
「まず日本維新の会との連立。これはしっかりとこれからも続けていきたい。この思いは強くございます。さらに一緒にやろうよと言って下さる政党がありましたら、ぜひご一緒にやらせていただきたいなと思ってます」
一方、選挙後に閣僚や党役員を代える考えがあるか問われると、「まだ発足して3か月あまりだ。 それぞれの持ち場で一生懸命頑張ってくださっている」と述べ、現時点で交代させる考えはない、としています。
また、一部週刊誌が旧統一教会との関係を指摘した文書については、「統一教会と私の繋がりを示す記述は一切ない」「明確に否定する」と述べました。
高市早苗首相「なんかいじわるやなぁ」 選挙特番で太田光が踏み込む…できなかった場合は「どういうふうに責任を?」質問
2026年2月8日に投開票が行われた第51回衆議院議員総選挙に際して放送されたTBSの選挙特番「選挙の日2026 太田光がトップに問う!結果でどう変わる?わたしたちの暮らし」での、自民党・高市早苗首相と、スペシャルキャスターをつとめたお笑いコンビ・爆笑問題の太田光さんとのやりとりがネットの注目を集めている。
「『サンジャポ』大好き」「私も早苗ちゃん大好き」とやりとり
各社の情勢報道によると、与党の自民党と日本維新の会が合計で350議席以上を獲得する見通しだ。
番組中、中継で太田さんが高市氏とやりとりする一幕があった。最初、太田さんは「高市総理、太田です。今度『サンジャポ(サンデージャポン)』でお待ちしてます」と自身がMCをつとめる情報番組をひきあいに呼びかけた。
これに高市氏は笑顔で「ありがとうございます」と応じ、太田さんが「本当ですね? ぜひ出ていただきたいと思ってます」と念を押すと、高市氏は「だって『サンジャポ』大好き」と快諾。太田さんは「私も早苗ちゃん大好きなんですけれども」と冗談まじりに語り、スタジオは和やかな雰囲気に包まれた。
笑顔で会話を交わしていた二人だが、「物価高対策やりきる?」との質問をきっかけに、その空気は一変した。
「高市総理はどういうふうに責任を取るんでしょうか?」
自民党が掲げた消費税減税案をめぐり、太田さんは「ここまで勝っちゃうと、自民党内でも『やらなくてもいいんじゃないか』という声が出てくるかもしれない」と疑問を呈した。高市氏は「公約を掲げて選挙を戦って、それで『やらない』という候補者はいないと信じています」と返答する。
太田さんはさらに「大変失礼なことを言いますが、日本の政治家っていうのは、責任の所在があやふやになることが僕は多いなと思うんですよね」と前置きした上で、「もし、(公約を実現)できなかった場合、高市総理はどういうふうに責任を取るんでしょうか?」と踏み込んだ。
高市氏は「できなかった場合?」と驚いた表情を見せ、「公約に掲げたんだから、一生懸命、今からやるんですよ」と強調。「できなかった場合とか、そんな暗い話はしないでくださいよ」とした。
太田さんは、「暗いというか……責任の取り方(の話)です。政治家としての責任の取り方をどうするかという、覚悟がおありなのかという。大変失礼ながら質問させていただきます」と続けた。
「最初から『できへん』と決めつけんといてください」
これに対し、高市氏は「なんかいじわるやなぁ……」と漏らし、「最初から『できへん』と決めつけんといてください」と関西弁で返答。声色には、やや苛立ちがにじんだようにも受け取れる。
高市氏は「一生懸命公約で訴えて、たくさんの方々にお認めいただいたことだと思っているんです」と述べ、「だから、他党にも呼びかけていって『財源はこうだから、一緒にやろうよ』と。給付付き税額控除に少しでも早く移行したいわけです」と説明した。
太田さんはなおも「責任の所在をどうするのか……」と食い下がり、「いじわるですかね? この質問」と自問。高市氏は「うん。これから必死にやろうとしている私に対して、すごいいじわる」と応じた。
SNSでは、こうしたやりとりが拡散。「この質問になんの意味があんねん」「意地悪だし聞いててイライラすると思ったら高市さんも同じこと言ってて草」「このタイミングで言う事じゃないよね」など厳しい反応があった。
自民の裏金関係、42人が当選 萩生田、下村氏ら
8日投開票の衆院選では、自民党派閥裏金事件に関係した公認候補ら44人のうち旧安倍派の有力者「5人組」の1人、萩生田光一幹事長代行(東京24区)ら42人が当選を確実にした。小選挙区で33人が勝利し、2024年前回選で落選した下村博文元文部科学相(東京11区)も返り咲いた。4人が比例復活し、比例単独の5人は全員当選した。杉田水脈氏(大阪5区)と加納陽之助氏(大阪10区)は落選が確実となった。
自民は今回、比例代表との重複立候補を認めた。前回は一部候補を非公認とし、公認しても比例代表との重複を認めず、立候補した裏金関係46人のうち当選は18人にとどまった。
今回は小選挙区で、5人組の松野博一元官房長官(千葉3区)、西村康稔選対委員長代行(兵庫9区)、離党し無所属で出馬した世耕弘成元参院幹事長(和歌山2区)が勝利。旧二階派幹部の武田良太元総務相(福岡11区)も勝ち抜いた。
簗和生氏(栃木3区)、鈴木淳司氏(愛知7区)、中山泰秀氏(大阪4区)、宗清皇一氏(大阪13区)は比例復活した。
中道・枝野幸男氏が落選 元立民代表、埼玉5区
中道改革連合の枝野幸男氏が埼玉5区で、自民党新人の井原隆氏に敗北した。重複立候補した比例北関東ブロックで復活できず、落選した。2017年衆院選直前に旧立憲民主党を結成。代表に就任し、野党第1党に躍進した。20年には旧国民民主党の一部などが合流して誕生した新しい立民も率いた。
枝野氏は1993年衆院選で日本新党から出馬して初当選し、連続11期務めた。民主党政権で官房長官や経済産業相を歴任し、2011年の東日本大震災や東京電力福島第1原発事故の対応に当たった。