逮捕された16歳孫「人を殺してみたくなった」という趣旨の供述 70代夫婦が殺害された事件 遺体のほぼ全身に刺し傷

愛知県田原市で2025年5月9日、高校2年で16歳の少年が、同居する75歳の祖父を殺害した疑いで逮捕され事件で、少年が「人を殺してみたくなった」という趣旨の供述をしていることがわかりました。 愛知県田原市の高校2年で、16歳の少年は5月9日未明、同居する75歳の祖父の首を刃物で刺すなどして殺害した疑いで逮捕され、調べに対し容疑を認めた上で、現場で死亡していた72歳の祖母の殺害もほのめかしています。 その後の捜査関係者への取材で、逮捕された少年が「人を殺してみたくなった」という趣旨の供述をしていることが新たにわかりました。 少年は祖父、祖母の順番で就寝中に相次いで襲ったとみられ、2人の遺体にはほぼ全身に刺し傷や切り傷があったということです。 警察が殺害に関心を持った経緯など動機を詳しく調べています。

時限的な減税「効果疑わしい」=立民・小沢氏

立憲民主党の小沢一郎衆院議員は13日、同党が夏の参院選公約として決めた食料品の消費税率を原則1年に限って0%に引き下げる案に関し、「短期間やってやめるというのは効果が疑わしい。生活の安定化という意味からもよくない」と疑問視した。食料品などの税率を恒久的に0%とする持論を主張した。国会内で記者団の取材に答えた。
小沢氏は消費税減税を巡り野党間の足並みがそろっていないことについても批判。「(野党が)1本にまとまってやるなら実現の可能性があるが、各党がばらばらではしょうがない」と語った。 [時事通信社]

立花氏、公開した兵庫県元幹部の私的情報は「県職員からもらった」

兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑を巡り、文書で告発した元県西播磨県民局長の私的情報をインターネット上で公開した政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首は13日、「(私的情報は)県職員からもらった」と明らかにした。報道各社の取材に答えた。
立花氏によると、この職員は「誰でも閲覧可能な状態だった」と話しているという。
私的情報はもともと、元局長の公用パソコンに保存されており、告発に関して元局長を聴取した片山安孝元副知事らがパソコンを回収。立花氏はこの私的情報を入手したとして、24年11~12月、動画投稿サイトやX(ツイッター)でファイル名などを明らかにしていた。
情報が公開された経緯について調べた第三者委は13日に明らかにした調査報告書で、公開されたデータは県が保有していたものと同一としたうえで、データの漏えいに県職員が関わった可能性が高いとした。ただ、「漏えい者、漏えい経路に複数の可能性があり、究明に至らなかった」としている。【栗田亨、山田麻未、稲生陽】

「維新はガバナンス不全」離党した梅村みずほ議員の胸中 参院選の予備選めぐり疑問抱く「“燃えたら処分”は維新ではない」

日本維新の会を今年4月に離党した梅村みずほ参院議員。「維新はガバナンス不全」とその胸中を激白しました。
(梅村みずほ参院議員)「6年前に私が当選できたのは維新の看板のおかげです。離党というのは非常に苦しい決断でした」
5月8日、神妙な面持ちでこう語るのは、大阪選出の梅村みずほ参院議員。もとはフリーアナウンサーとして活動していましたが、2019年、日本維新の会から政治経験ゼロで参院選に出馬。
(梅村みずほ参院議員※2019年)「自分に与えられた役割は『一般の感覚』。普通のお母さんの感覚。女性の感覚」
主婦目線をアピールしてトップ当選。今夏の参院選で2期目を目指す予定でした。しかし、4月27日に離党。
きっかけとなったのは、参院選に向けた公認候補を選ぶために維新で行われた予備選挙でした。現職の梅村議員も立候補しましたが、大阪市議の新人2人に敗れました。
実は、維新が、現職がいる選挙区で予備選挙を行ったのは今回が初めて。岩谷良平幹事長は次のように述べていました。
(日本維新の会 岩谷良平幹事長)「現時点では大阪の参議院、今回に限った措置であるというふうに考えております。次回も実施するかは、大阪維新の会の選対を中心として議論がされるものと思います」
「今回に限った措置」。この言葉が梅村議員に離党を決意させました。
(梅村みずほ参院議員)「『予備選挙の実施が現段階で今回のみの措置』という発言が幹事長からなされたときに、すごく強い違和感を感じたんです。狙い撃ちと言われてもおかしくないような選挙になってしまった」
自身が候補者にならないよう“狙い撃ち”されたと感じたのです。岩谷幹事長は「問題がなければ今後も予備選を実施すべき」との考えも示しましたが、梅村議員はこれまでにも党に疑問を抱く場面があったと話します。
2023年、入管で亡くなったスリランカ人女性に関する梅村議員の発言が問題視された際、党が委員の交代や正式な質疑の取りやめを求めなかったのにもかかわらず、6か月の党員資格停止という重い処分がくだされたこと。
また、兵庫県の斎藤元彦知事をめぐっても、当初は真相解明を優先するとしていたものの、百条委員会の途中に一転して不信任案に賛成したことなどを挙げ、「維新は世論の反応を見て対応を決めていて、ガバナンス不全だ」と指摘しました。
(梅村みずほ参院議員)「(維新はかつて)反対勢力も大きいような政策を進めていった。日本のために必要な政策をどれだけ風当たりが厳しかろうが訴えていく。そこに私は維新らしさを見出していたんです。けれども、燃え上がったら処分されるということにもしなるのであれば、それはすでに維新ではないのではないかと」
維新から離れた今、改めて思うことは…
(梅村みずほ参院議員)「日本維新の会の掲げた社会像や理念に私は今も共感していますし、だからこそ、これから維新の会が、本当に皆さんに愛される政党として成長してほしいと思っています」
今後の政治活動については梅村議員は「白紙」としていて、参院選に出馬するかも決めていないということです。

幼稚園元職員逮捕=児童ポルノ容疑、被害数千人か―大阪府警

販売目的で宿泊施設の脱衣所で男児の裸を撮影したとして、大阪府警少年課は13日までに、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで、徳島県美馬市の市立幼稚園元職員、鎌田裕樹容疑者(38)=同市脇町=を逮捕した。「性欲を満たすためと金を稼ぐためにやった」と容疑を認めているという。
同課は、被害児童が数千人いるとみて全容解明を進める。勤務先の幼稚園での被害は確認されていないという。
逮捕容疑は昨年2~11月、香川県の宿泊施設の脱衣所で、当時9~14歳の男児3人の裸をタブレットなどで撮影した疑い。
同課によると、鎌田容疑者は「5年前ごろから5、600人に販売し、2、300万円をもうけた」などと供述。運動クラブに所属していた男児などを狙っていたとみられ、「体格が良くて高く売れるから」と説明しているという。 [時事通信社]

「全員と仲悪く…」 千葉の女性殺害 逮捕の中3の家族が語ったこと

千葉市若葉区の路上で女性の背中を刃物で刺して死亡させたとして、同区内に住む中学3年生の男子生徒(15)が殺人容疑で逮捕された。男子生徒の家族は逮捕当日の12日夜、報道陣の取材に応じた。何を語ったのか。
父親「警察に期待」
「何かしら悪いことを起こす可能性を秘めていると思った。それで定期的に警察の方に行って、抑止になるんじゃないかということに期待していたんですが……」
男子生徒の父親は報道陣にそう答えた。
一家は男子生徒ら3人きょうだいと父親、祖父母の6人家族。父親によると、男子生徒は小学生ごろまでは「明るい、いい子だった」。
中学校に進学して入った部活動はすぐにやめ、次第に家庭内でも会話をしなくなり、うまくコミュニケーションが取れなくなっていった。父親は「干渉を嫌がるようになった」と振り返り、「家族の全員と仲が悪かった」とも明かした。
中学2年になると、補導や家出があり、月に1回、定期的に警察と面接し、そこで生活態度などの指導を受けていたという。一方、同級生とトラブルになって学校から連絡を受けたこともあった。
父親は言う。
「次に何かやったら捕まってしまうというのを、(男子生徒に対して)うちの家族から言ってもちゃんと聞いてくれるかどうかという部分がある。警察の方からそういった指導をしていただいた方が抑止力になるかなというのを期待していた」
だが事件が起きてしまった。受け止めを聞かれた父親は「通常は起こるとは思っていない事態なので、全然受け止められていない」と話し、被害者に「申し訳ない」と繰り返した。
祖父母「私にしてほしかった」
祖父は男子生徒の性格について「内向的でうちにこもるタイプ」だと表現し、「基本的には本人が会話したがらない。女房(祖母)が気にかけて話しかけていた」と説明した。学校には登校していたという。
祖母は「私たちもびっくりしています。正直言ってうちの孫がそんなことをしているとは思っていなかった。(12日の)朝起きたら警察の方が来ててびっくりして」と目を潤ませた。
男子生徒が逮捕後、「誰でもよかった」と供述していると報道されたことについて、祖母は「誰でもよかったんだったら、せめて私たちにしてもらいたかった。私にしてほしかった。被害者の方には申し訳なくて。家族がいらしたでしょうし……」と声を震わせた。
祖父も「誰でもいいなら、私を殺してもらった方がよっぽどよかった。どうやって償えばいいのか」と嘆いた。男子生徒に対して言いたいことはないか聞かれると、「言葉が出てこないです」と答えた。
事件当日の夜「至って普通」
男子生徒は11日、日中外出していたといい、夕方に事件を起こした後に帰宅したとみられるが、家族は、事件に関わったことに全く気づかなかったと口をそろえる。
父親によると、その日の夜、男子生徒は祖母の作った夕食を食べていた。「変な話だが至って普通だった。特に落ち着きのないこともなかった」。翌12日は警察署に面接に行く日だったため、その話をしたが「警察という言葉が出ても挙動不審になることもなかった」と振り返る。
12日早朝、約10人の警察官が家宅捜索に来て、家族は事件への関与を知る。
2階の部屋で寝ていた男子生徒を警察官が起こし「何できたか分かるか」と聞いた。男子生徒は慌てることなく、素直に調べに応じたという。その後、父親は別々に調べを受けた。
事件の予兆はなかったか。
そう問われると、父親は「(男子生徒が)語気を強めることもあり、あまり詳しく聞き取りができていなかった」と話した。
その上で、今後について「家族としてどうサポートしていくのか。我々も力不足があるというのは、警察の方にも相談させていただいています」と打ち明けた。【洪香、平塚雄太】

「射撃訓練で事件起こす」 部隊に脅迫文送付 容疑で海自隊員を逮捕

海上自衛隊の佐世保地方警務隊は13日、脅迫文を送りつけて射撃訓練を中止させたとして、長崎県の佐世保警備隊に所属する3等海曹、岩崎仁亮容疑者(36)を威力業務妨害の容疑で逮捕したと発表した。
逮捕容疑は2024年9月25日ごろ「射撃訓練にて事件を起こしたいと思います」などと記載した脅迫文を上級部隊の佐世保地方総監部宛てに封書で送付。佐世保警備隊司令が9月30日~10月4日に長崎県佐世保市内で実施を計画していた射撃訓練を中止させたとしている。
「捜査に支障がある」として、認否や動機など詳細を明らかにしていない。脅迫によって訓練が中止になる同種事案は、海自では直近5年間で確認されたことはなく異例という。【松浦吉剛】

兵庫第三者委“文春への情報提供者も対象” 「報道の自由」萎縮の声

県の第三者委員会は「週刊文春電子版」の報道についても調査した。文春側に情報提供した人物が刑事告発の対象となり、専門家からは「報道の自由を萎縮させる」との声が上がる。
調査対象となったのは「週刊文春電子版」が2024年8~9月に配信した記事6件。元副知事が元局長を聴取した際の音声データなどが含まれていた。立花氏らが公開した私的情報とは異なるが、第三者委は「県の保有情報と同一性がある」と指摘。情報の提供元については特定できなかったとしている。
第三者委は13日に開いた記者会見で、立花氏や文春側に事情を聴かなかったと明らかにした。弁護士の工藤涼二委員長は「報道の自由を侵害する恐れがある。流出の経緯を調べるのが目的だ」と説明した。
県は立花氏や文春への情報提供は公益通報とされなかったことから、刑事告発したとしている。会見に同席した山口充・県法務文書課長は「報道の自由に圧力をかけようという趣旨ではないが、秘密の漏えいは放置しておけない」と強調した。
週刊文春編集部は「特にコメントする立場にありません」とした。
一連の対応について、専修大の山田健太教授(言論法)は「秘密の漏えいを放置できないとする県の言い分は理解できなくないが、公権力による情報源の特定はあってはならない」と指摘する。
立教大の砂川浩慶(ひろよし)教授(メディア論)は文春への情報提供を調査対象としたことについて「行政による圧力につながる」と問題視する。そのうえで「行政が媒体名を挙げたうえで、情報漏えいを刑事告発したことは聞いたことがない。県民が有益な情報を得るための知る権利を萎縮させる」と述べた。【稲田佳代、土田暁彦】

N党立花氏が出馬表明=「当選狙う」、斎藤氏の応援期待―参院兵庫

政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首は13日、兵庫県庁で記者会見し、今夏の参院選兵庫選挙区に立候補すると正式に表明した。同選挙区から出馬する理由について「兵庫県でくすぶり続けている問題を兵庫県で訴えたい」と話した。
立花氏は昨年11月の同県知事選で、候補者だった斎藤元彦知事を応援し、いわゆる「2馬力選挙」が問題視された。「今回は当選を狙う出馬だ」と説明した。
立花氏は、参院選に斎藤知事支持を表明している候補者がいないとして、知事選で斎藤氏に投票した県民に支持を呼び掛ける考えも示した。「斎藤さんから応援をもらえればうれしい」と語った。 [時事通信社]

藤岡市副市長ら逮捕=体育館工事で官製談合疑い―群馬県警

群馬県藤岡市発注の体育館改修工事の入札で業者に最低制限価格を漏らしたとして、県警は13日、官製談合防止法違反などの疑いで、同市副市長の塚本英夫容疑者(57)=同市下戸塚=と、土木建築会社「多野産業」代表取締役の小坂裕一郎容疑者(70)=同市藤岡=を逮捕した。県警は2人の認否を明らかにしてない。
逮捕容疑は、2024年7月に実施された同市立小学校の体育館改修工事の条件付き一般競争入札を巡り、塚本容疑者が最低制限価格を小坂容疑者に漏らし、同社が同価格と同じ6856万1000円で落札し、公正な入札を妨害した疑い。
藤岡市によると、塚本容疑者は1990年に同市役所に入庁。23年9月から副市長を務めている。
新井雅博・藤岡市長の話 一報を受け、驚愕(きょうがく)するとともに、極めて遺憾だ。心から深くおわびを申し上げる。 [時事通信社]