「事件直前に仕事辞めた」矢沢勇希容疑者が供述…小学生の列に車で突っ込み児童7人重軽傷 父親「おととしの大晦日から元日にかけて自殺未遂」

大阪市で小学生の列に車が突っ込み児童7人が重軽傷を負った事件で、逮捕された男が事件の直前に仕事を辞めたと供述していることが分かりました。
東京都東村山市の無職・矢沢勇希容疑者(28)は5月1日午後、大阪市西成区の千本小学校近くで、下校中だった小学2年と3年の児童7人を車ではねて重軽傷を負わせたとして、殺人未遂の疑いで3日に送検されました。
その後の捜査関係者への取材で、矢沢容疑者が「事件直前の4月下旬、放射線技師として勤務していた病院を辞めた」と供述していることが新たに分かりました。
一方、矢沢容疑者の父親はJNNの取材に対し、「おととしの大晦日から元日にかけて自殺未遂をしたことがある」と話していて、警察が動機などを慎重に調べています。

キタとミナミで毎夜の根こそぎ自転車撤去 対策年3.3億円「放置地獄」大阪の最終作戦

大阪の街は自転車が多い-。そう感じる人は多いのではないだろうか。大阪市内は坂が少なく、街がコンパクトなため、自転車で移動するのに適している。そのためか放置自転車が日本で最も多いとされ、大阪市が撤去などにかける費用は年間3億3千万円超になる。市は令和5年から市内の繁華街で放置自転車を即時撤去する対策を開始。一定の効果は見られたものの、抜本的な解決には至っていない。4月13日に開幕した大阪・関西万博で来阪者が増えることを見込み、市は放置自転車の夜間撤去を毎日実施することに踏み切った。いたちごっこに終止符は打たれるだろうか。
防犯用チェーンも切断して撤去
ネオンきらめく大阪の繁華街・道頓堀。日本人のみならず、訪日客も多く行き交い、周辺の歩道はかなり混雑している。
4月7日午後7時ごろ、道頓堀を象徴するグリコ看板近くの「道頓堀橋」の上には、100台近くの自転車が違法に止められており、駐輪場と見まがうほどだった。
この放置されている自転車を大阪市の職員らが次々と軽トラックの荷台に乗せていく。防護柵につながれていた防犯用のチェーンも切断され、あっけなく回収された。
作業中、自転車を取りに来た男性もいたが、荷台に乗せられた自転車は撤去されたものとして、後日保管場所まで取りに来るよう職員に諭されていた。
大阪市では5年11月から、繁華街などで放置自転車を見つけ次第、即時撤去する「リアルタイム撤去」を始めている。歩行者の通行の妨げになったり、景観を悪化させたりしているとして、長年にわたり違法駐輪に悩まされてきた地元商店街などとタッグを組んで実現した取り組みだ。
大阪・ミナミの商店街や企業などでつくるワーキンググループによると、南海難波駅周辺ではリアルタイム撤去開始前は1日平均3333台の放置自転車が確認されたが、開始1カ月後には3101台に減少した。
一方、作業が日中に限られ効果が限定的だったことから、夜間に毎日撤去する施策に踏み切った。夜間撤去は、ミナミだけでなく、夜の街として知られる北新地などキタエリアでも実施する。
8割は保管料を支払い返還
ミナミなどで撤去された自転車を保管している浪速西自転車保管所(同市浪速区)では、常時約1千台の自転車が所狭しと並べられている。中には数十万円を超える高級自転車もある。
自転車はここで20日間保管され、期限内に保管料(自転車3500円、ミニバイク5千円)を支払った場合は返還される。撤去した自転車のうち、約8割が返還されているという。
保管所の職員は「リアルタイム撤去が始まってからは自転車の放置が『悪いこと』という意識が高まっているように感じる」と話す。
持ち主に返還されなかった自転車は売却するが、利益が出るには程遠い。市は放置自転車にかかる費用として令和5年度に3億3千万円以上を計上。昨年2月までに計287万台の放置自転車を撤去した。
横山英幸市長は「放置自転車は歩行者の安全に危険をきたし、事故につながるリスクもある。自転車の放置を控え、駐輪場を利用してもらいたい」と呼び掛ける。
なぜ大阪市は放置自転車が多いのか。
市の資料によると、市内の地形は平坦で自転車が利用しやすく、通勤や通学の交通手段として自転車を使用している割合が政令市で最も高いという。
その一方で、需要に対して駐輪場が不足しているとの指摘もある。市は「中心部の駅によっては、限られた空間の中で整備に適した用地が少なく、必要な駐輪場が不足している状況」と説明。引き続き、設置可能な場所の検討を行うとしている。(石橋明日佳)

神戸で道路の法面『高さ約5m・幅約2m』にわたり崩落 給水管の破損判明し「一時断水」

神戸市長田区の住宅街で道路の法面が崩落し、断水が一時発生しました。
5月2日午後11時すぎ、神戸市長田区鶯町で「道路が陥没し、ガードレールが落ちている」と警察に通報がありました。
神戸市の職員が現場を確認したところ、住宅街の道路の法面が高さ約5m・幅約2mにわたり崩れていたということです。
また、市によりますと、地中の給水管が破損していることがわかり、3日朝に断水。破損している部分をつけかえる作業を行い、現在は断水が解消されています。
この崩落でけがをした人はいません。破損した給水管は1965年から1978年にかけて敷設された管の一部だということです。

川崎・民家遺体 住人の男性帰国 神奈川県警が任意同行

川崎市川崎区の民家で女性とみられる遺体が見つかった事件で、海外に渡航していた住人の男性が3日、帰国した。神奈川県警は、羽田空港に到着した男性を任意同行し、事情を聴く。
捜査関係者によると、男性の元交際相手の岡崎彩咲陽(あさひ)さん(20)の行方が分かっておらず、遺体の身元の確認を進めている。男性は4月上旬から所在不明になっていた。
県警が4月30日にストーカー規制法違反の疑いで男性宅を家宅捜索したところ、床下のバッグの中から一部が白骨化した遺体が見つかった。司法解剖の結果、遺体は死後1カ月以上が経過し、死因は分からなかった。遺体には燃やされた痕跡があったという。
岡崎さんの家族によると、岡崎さんは男性からストーカー行為を受けていると訴えていた。2024年12月20日朝に祖母の家からいなくなり、不在に気づいた家族が同22日に県警に通報。行方不明になる前には、本人や家族が県警に相談や通報をしていたという。
捜査関係者によると、男性はストーカー規制法に基づく警告を受けていた。県警は海外渡航前にも男性から複数回にわたって任意で事情聴取し、「自分も心配している」などと話していたという。【清水夏妃、宮本麻由、横見知佳】

【速報】憲法改正めぐり石破総理「主権者である国民の判断に委ねることが必要」国民投票に向け国会の早期発議に尽力誓う

憲法記念日のきょう、石破総理は憲法改正をめぐり、「あくまで主権者である国民の判断に委ねることが必要だ」と訴えました。
石破総理 「憲法はその国の最上位法であり、ある意味、その国の姿を現すものであります。果断に見直しを行い、議論し、あくまで主権者である国民の判断に委ねる、そういうことが必要である」
石破総理は憲法改正を目指す団体の集会にビデオメッセージを寄せ、「憲法改正は新たな情勢への的確な対応と民意の反映のために重要な機会だ」と訴え、国民投票に向け、「国会による発議が早期に実現するよう、自民党として尽力する」と語りました。

川崎・遺体遺棄事件 遺体は行方不明の20歳女性と判明

川崎市川崎区の民家で遺体が見つかった事件で、神奈川県警は3日、遺体の身元が同区の岡崎彩咲陽(あさひ)さん(20)と確認されたと発表した。2024年12月から行方不明になっていた。発見された民家に住んでいた元交際相手の20代男性が3日に海外から帰国しており、県警は詳しい事情を知っているとみて聴取を進める。
県警が4月30日にストーカー規制法違反の疑いで男性宅を家宅捜索したところ、床下のバッグの中から一部が白骨化した遺体が見つかった。司法解剖の結果、遺体は死後1カ月以上が経過し、死因は分からなかった。遺体には燃やされた痕跡があったという。
岡崎さんの家族によると、岡崎さんは男性からストーカー行為を受けていると訴えていた。24年12月20日朝に祖母の家からいなくなり、不在に気づいた家族が同22日に県警に通報。行方不明になる前は、本人や家族が県警に相談や通報をしていたという。
男性は4月上旬から所在不明だった。米国に滞在していたとみられ、3日午後1時半ごろに航空機で羽田空港に到着した。捜査員が任意同行を求めると従ったという。【清水夏妃、宮本麻由、横見知佳】

「関税撤廃を強く要求」=赤沢担当相が訪米から帰国

トランプ米政権の関税措置見直しを巡る協議のため訪米していた赤沢亮正経済再生担当相は3日午後、帰国した。赤沢氏は羽田空港で記者団の取材に応じ「一連の関税措置を撤廃をすることを強く求め続けている」と説明。米国は自動車や鉄鋼・アルミニウムへの関税は交渉の対象外との認識を示しているが、見直しに向けて粘り強く協議していく姿勢を強調した。 [時事通信社]

容疑者「苦労せず生きている人が嫌」 境遇に不満も 大阪7人重軽傷

大阪市西成区で小学生の列に乗用車が突っ込み7人が重軽傷を負った事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された矢沢勇希容疑者(28)=東京都東村山市=が「苦労せずに生きている人が嫌だった」という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材で判明した。大阪府警は容疑者が社会に対して一方的に恨みを募らせ、無差別殺人を思い立った可能性があるとみて詳しい動機を調べている。
捜査関係者によると、容疑者は児童7人をはねて逮捕された直後に「全てが嫌になった。人を殺そうとして車で突っ込んだ」と話していた。その後の調べに対し「苦労せずに生きている人が嫌だ」などと自身の不遇や社会に対する不満とも取れる趣旨の話をしているという。ただ、負傷した児童らと面識は無かったとみられ、なぜ標的にしたのか経緯を捜査している。
関係者によると、容疑者は東京都内の大学を卒業後に診療放射線技師として病院で働いていた。しかし、4月下旬に自己退職したと府警に説明。仕事を辞めてすぐに大阪まで移動したとみられ、4月29日にJR新大阪駅近くのレンタカー店で事件に使われた白色のスポーツタイプ多目的車(SUV)を借りていた。
車の返却予定は5月1日の朝だったが、容疑者は返さずにこの日午後、事件に及んだとされる。大阪市西成区千本中2の路上で午後1時半すぎ、下校していた市立千本小学校2、3年の男女児童7人を車ではねて殺害しようとした疑いが持たれている。容疑を認めているという。
現場の道路は幅3・7メートルと狭く、南向きの一方通行だった。容疑者が運転する車は蛇行するように進みながら、児童らの列に後方から突っ込んだとみられる。防犯カメラなどには車が速度を緩めずに児童らに近づく様子が記録されており、府警は明確な殺意があったとみている。
事件で負傷した7人の児童のうち2人が骨折などの重傷、残る5人が打撲などの軽傷を負った。
府警は3日、矢沢容疑者を送検した。【斉藤朋恵、大坪菜々美】

赤沢経済再生相「日米双方に利益となる合意実現へ前進できた」…2回目の関税協議終え帰国

米国のトランプ政権との2回目の関税協議を終えた赤沢経済再生相が3日、帰国した。羽田空港で記者団の取材に応じ、「早期に日米双方に利益となる合意を実現できるよう建設的な議論を行い、前進することができた」と強調した。
協議では、日米間の貿易の拡大や非関税措置の見直し、経済安全保障面での協力などのテーマで議論を深め、5月中旬以降、閣僚協議を集中的に行うことで合意した。その準備として、2日には事務レベルでの協議を開始した。赤沢氏は「個別論点や技術的な内容に関する事務レベルの議論も大変重要だ」と指摘した。
また、米側は、「相互関税」の上乗せ分(日本は14%)だけを協議の対象とし、自動車などの関税は対象外だと主張したという。赤沢氏は自動車や相互関税など一連の関税措置について「導入は遺憾で撤廃を強く求め続けている」との姿勢を示した。

「部屋が…」 容疑者の父が語った2年前の異変 大阪・7人重軽傷

大阪市西成区で小学生7人が車にはねられて重軽傷を負った事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された矢沢勇希容疑者(28)が送検された。動機の解明について本格的な捜査が始まる。
矢沢容疑者の60代の父親は3日、毎日新聞の取材に応じ、「メンタルは強い方じゃないが、なぜこんなことになったのか分からない」と涙を流しながら複雑な心情を吐露した。
父親によると、矢沢容疑者は大学卒業まで埼玉県内の実家で過ごした。両親が医療に携わる仕事を勧めたことから診療放射線技師を目指し、東京都内の大学に進学。学生時代はフットサルサークルに入っていたといい、「明るくて活発な子だった」という。
目標がかない、大学卒業後は診療放射線技師として病院で勤務。4、5年前から東京都東村山市の団地で1人暮らしを始めた。引っ越しを手伝った父親は部屋や身なりを整えるようアドバイスし、「頑張れよ」と声をかけた。
異変を感じたのは2年ほど前。部屋が散らかりだし、「無精ひげを生やして、だらしなくなっていた」。2024年1月には自殺を図り、救急搬送された。父親は理由を聞いたが、明確な答えは返ってこなかった。
その後に家族で食事に出かけた際は容疑者が笑顔を見せることもあり、「(息子は)まだ頑張れるなと、少し安心したところだった」と語った。容疑者と会ったのは、これが最後だった。
事件については「お子さんたちにけがをさせてしまい、本当に申し訳なく思っている」と声を震わせた。容疑者は大阪に土地勘がないといい、「なぜあそこに行ったのか分からない。事件を思いとどまれなかったのか。(息子に)何があったのか知りたい」と話した。【松原隼斗】