川崎市バッグ死体遺棄事件、祖母語る「男は毎日ストーカー」 遺体は岡崎彩咲陽さんと判明

神奈川県川崎市の住宅から一部白骨化した遺体が見つかった事件で、遺体は行方不明になっていた岡崎彩咲陽さんと判明しました。神奈川県警が事情を聞いている20代の男はどのような人物なのでしょうか。
記者「午後1時半過ぎです。川崎市内で行方不明になっていた岡崎彩咲陽さんの元交際相手の男が、捜査員に声をかけられています」
事件は3日午後、急転しました。先月、出国したとみられていた岡崎さんの元交際相手の男が、アメリカからの航空便で帰国したのです。
メジャーリーグの帽子をかぶり、誰かと電話をしながら、ゆっくりと歩きます。捜査員が後ろから近寄り、男の前に立つと、男は立ち止まりますが、まだ電話を続けます。
特に抵抗する様子はなく、通路の窓際に寄り、捜査員と数分間、会話。その後、再び歩きだした際には、カメラを意識したのかマスクをつけ、パーカーのフードをかぶって、素顔を隠すようにカメラの横を通り過ぎました。
岡崎さんの祖母「毎日ですよ。昼間は昼間で、ここらへんストーカー。夕方は夕方で(ストーカー)。お店行けば、お店の前で、ずっとストーカー。毎日、毎日うちの店のまわりをストーカーして、私と、あさひが帰って、いつもそこにいて見て、私たちが部屋に入るのを見てる。それの繰り返しだったんです」
男のストーカー行為を証言するのは岡崎さんの祖母です。
岡崎さんは以前、この男と交際し、ストーカー被害を訴えていましたが、去年12月から行方がわからなくなり、およそ4か月後、変わり果てた姿で見つかりました。
行方がわからなくなった日。岡崎さんが身を寄せていた祖母の自宅1階の窓ガラスが割られ、2階にいた岡崎さんが連れ去られた…。祖母らは、このように考えていますが、警察に通報するも、「事件性はない」と言われたと言います。
岡崎さんの祖母「信じられない。みんな怒ってる。ここからスタートが失敗してるから、それを隠そう隠そうとして、事件になっては、まずいと思って、それを伏せていて、うちの孫を行方不明だけで終わらせようと思って。川崎臨港警察は本当に許せない」

改憲議論、着地点見えず 首相「自衛隊の明記最優先」

日本国憲法の施行から78年となる憲法記念日を迎え、東京都内で3日、集会が開かれた。石破茂首相は改憲派の集会に寄せたビデオメッセージで「緊急事態対応、自衛隊の明記を最優先に取り組みたい」と意欲を示した。一方、護憲派は「軍拡ではなく、平和に向けた施策を」と訴え、戦争放棄をうたう9条の意義を強調した。
ロシアによるウクライナ侵攻やイスラエルのガザ攻撃など混沌とする国際情勢を踏まえ、双方の集会で安全保障の在り方が議論された。
改憲派の集会はテーマを自衛隊の9条明記と緊急事態条項創設に絞り、登壇者は台湾有事の危険性などを述べた。石破首相はメッセージで「戦争を体験された世代の方々が元気なうちに、この憲法は国民に問うていかねばならない」と話した。
護憲派集会では、立憲民主党の辻元清美代表代行が、紛争を武力で解決しないとする憲法がある日本こそ「(世界で起きている紛争の)仲介の先頭に立つべきだ」とした。日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の代表委員田中熙巳さん(93)も登壇。核兵器廃絶を訴えた。

石破首相「日米間に隔たり」「対処の検討・調整を迅速、緻密に」…交渉終え帰国の赤沢氏と面会

石破首相は3日、米トランプ政権による関税措置撤廃に向けた日米交渉を終え、同日帰国した赤沢経済再生相と首相公邸で面会し、協議の結果について報告を受けた。
首相は面会後、記者団に「依然として日米間には隔たりがあり、一致点を見いだせる状況にはまだない」との認識を示し、「どのように対処するかの検討、調整を迅速、緻密にやってもらいたいと指示した」と述べた。
米国が同日、自動車部品への25%の追加関税を発動したことに関しては、「極めて残念なことであり、引き続き見直しを求めていく」と語った。

「9条守れ」「時代に合わせて」=護憲、改憲両派が集会―憲法記念日

憲法記念日の3日、護憲派と改憲派の団体が東京都内でそれぞれ集会を開いた。
江東区の東京臨海広域防災公園では、護憲派の「憲法大集会」が開催され、主催者発表で約3万8000人が参加。野党幹部らが登壇し、「改憲発議を許さず、憲法をいかし、平和・いのち・くらし・人権を守る」とスローガンを掲げた。
昨年、ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中熙巳代表委員(93)は、「(戦後)80年間、核戦争を起こさなかった。私たちの努力を皆さんが引き継いでください」と呼び掛けた。
毎年集会に参加しているさいたま市の本田昭二さん(81)は、「憲法9条を生かして、平和をつくり上げていくことが大事。そのためにも憲法を守らなければならない」と力を込めた。終了後、参加者はのぼりやプラカードを手に周辺を行進した。
一方、改憲派は千代田区の砂防会館別館で「第27回公開憲法フォーラム」を開き、主催者発表で全国19カ所の中継会場やネット視聴を含め計約2万1000人が参加した。
ロシアのウクライナ侵攻など国際的に安全保障環境が厳しい状況だとして、憲法9条を含む改憲への着手を自民党などに呼び掛ける声明文を採択。同党総裁の石破茂首相は「国会による発議が実現するよう党として尽力する」とするビデオメッセージを寄せた。
参加した神奈川県厚木市の男性会社員(55)は「戦後一度も変わっていない憲法で国民が守られるのか不安がある。時代に合わせて法も変えるべきではないか」と話した。 [時事通信社]

埼玉・八潮の道路陥没、運転席で見つかった遺体は成人男性…死因につながるような外傷なし

埼玉県八潮市で県道が陥没してトラックが転落した事故で、県警は3日、運転席部分から見つかった遺体について、司法解剖の結果、死因は判明しなかったと明らかにした。遺体は成人で、県警は運転手の男性(74)とみて、引き続き死因や身元の確認を進める。
司法解剖は2日午後に行われた。遺体は損傷が激しかったものの、死因につながるような外傷は認められなかったという。

愛子さま、公務で初のお言葉…世界災害救急医学会の開会式で「災害医療や救急医学の重要性高まっている」

天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは3日、東京都新宿区のホテルで開かれた国際会議「第23回世界災害救急医学会」の開会式に出席し、公務の場で初めてお言葉を述べられた。
愛子さまは、災害が激甚化、頻発化するなか「災害医療や救急医学の重要性はこれまでにも増して高まってきていると思われます」と述べられた。その上で、阪神大震災や東日本大震災などを経験してきた日本は「災害医療体制に変革を加え、進化させてきた」として、「この会議は、これからの時代を担う若い世代に、豊かな経験や知識を継承する機会として意義深い」と語られた。会場では、高校生らによる書道パフォーマンスが披露され、愛子さまは拍手を送られていた。

川崎の民家白骨遺体、20代男を死体遺棄容疑で逮捕へ…身元はストーカー被害訴えていた20歳女性

川崎市内の民家にあったバッグから白骨化した遺体が見つかった事件で、この家に住む20歳代の男が3日午後、滞在先の米国から帰国した。神奈川県警は死体遺棄容疑で逮捕状を請求しており、容疑が固まり次第逮捕する。
男の元交際相手で、川崎市川崎区の20歳代女性が男からのストーカー被害を県警に訴えており、昨年12月下旬から行方がわからなくなっている。
川崎市川崎区の民家にあったバッグから白骨化した女性の遺体が見つかった事件で、神奈川県警は3日、死体遺棄容疑でこの家に住む男(27)の逮捕状を請求した。また、遺体の身元を川崎区浜町、アルバイト岡崎彩咲陽(あさひ)さん(20)と発表した。岡崎さんは男の元交際相手で、男からのストーカー被害を訴えていたが、昨年12月から行方がわからなくなっていた。
男は3日午後、滞在していた米国から帰国し、羽田空港で県警の捜査員から任意同行を求められた。
発表などによると、川崎臨港署員が4月30日、ストーカー規制法違反容疑で民家を捜索し、台所の床下収納からバッグを発見した。同署で5月1日に中身を確認し、遺体が見つかった。司法解剖の結果、目立った外傷はなく、死後1か月以上が経過していた。
捜査関係者によると、遺体には燃やされた形跡があった。室内に何かを燃やした跡はないため、民家とは別の場所で燃やされた可能性がある。
岡崎さんは交際関係を解消後の昨年12月、自宅周辺を男がうろついているなどとして同署に相談。同月20日朝、身を寄せていた祖母宅からいなくなった。男は3月、県警から事情を聞かれ、「20日朝に(岡崎さんの)勤務場所近くまで行ったが会えなかった」などと話し、関与を否定していたという。

中国ヘリ、尖閣で領空侵犯 領海内の船から発艦

防衛省は3日、沖縄県・尖閣諸島周辺で同日午後、領海に入った中国海警局の船からヘリコプター1機が飛び立ち、領空侵犯したと発表した。航空自衛隊のF15戦闘機2機が緊急発進(スクランブル)して対応した。中国による領空侵犯は4回目。政府は外交ルートで中国側に厳重に抗議し、再発防止を求めた。
防衛省や第11管区海上保安本部(那覇)によると、船は4隻で、3日午後0時20分ごろから相次いで領海に侵入。ヘリはうち1隻から発艦し、約15分間飛行した。同時刻ごろに日本の民間小型機が周辺を飛んでおり、防衛省は関連を調べる。
11管によると、4隻は午後1時ごろまでに領海外側にある接続水域に出たことを海上保安庁の巡視船が確認した。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは4月7日以来で、今年11日目。
4隻は機関砲を搭載。領海から出るよう巡視船が要求した。
防衛省によると、中国による尖閣周辺での領空侵犯は今回で3回目。2024年8月には中国軍機として初めてY9情報収集機1機が長崎県五島市の男女群島沖の領空内を飛行した。

川崎・遺体遺棄 神奈川県警「必要な措置講じた」 女性は何度も相談

川崎市の民家で岡崎彩咲陽(あさひ)さん(20)の遺体が見つかった事件を巡り、神奈川県警は3日、「必要な措置を講じていた」とする見解を示した。元交際相手の白井秀征容疑者(27)から暴力やストーカー行為を受けたとして、岡崎さん側は何度も県警に相談していた。県警は岡崎さんが行方不明になってからも容疑者宅を確認したが、発見には至らなかった。
県警の説明によると2024年6月13日、岡崎さんから「彼氏とけんかになった」と通報があった。警察官が対応し、岡崎さんを祖母の家に避難させた。
さらに9月20日、岡崎さんが白井容疑者から刃物を向けられたり殴られたりしたと、岡崎さんの父親が通報。暴力行為等処罰法違反容疑でいったん被害届を出したが、岡崎さんが「事実と異なる説明をした」として取り下げたという。
それ以降、岡崎さんと白井容疑者は復縁した時期もあり、県警は2人や双方の家族にも話を聞きながら対応したと説明した。
12月には、岡崎さんから「(白井容疑者が)自宅近くをうろついている」などと何度も通報があった。警察官は岡崎さんに、連絡を取ったり訪ねたりしないよう助言したという。
岡崎さんは12月20日から行方不明になり、22日には祖母が「自宅のガラスが割られている」と通報。県警は白井容疑者から7回にわたって事情を聴き、自宅などを3回確認したが、岡崎さんは見つからなかった。
25年4月に入ると容疑者の所在がつかめなくなり、県警はストーカー規制法違反の疑いで30日に容疑者宅を捜索。遺体の入ったバッグが床下から見つかった。
県警の柳博泰・人身安全対策課長は「重大な事案と認識している。今後の捜査を踏まえ、適切に事案の全容解明を図る」と述べた。
こうした県警の説明について、岡崎さんの父親(50)は「怒りしかない」と憤る。父親は、祖母宅から岡崎さんが行方不明になって窓ガラスが割られていた際、捜査員から「事件性はない」と言われたと主張。県警はこの発言を否定し、言い分は食い違っている。
岡崎さんは12月9日から、行方不明になった当日の20日にかけ、ストーカー行為に関して県警に9回電話していた。19日には岡崎さんから家族へ「殺されるかもしれない」とメッセージが送られていたという。
父親は「捜査の仕方を間違ったから(岡崎さんが)死んだと思っている」と語気を強めた。岡崎さんの弟は「警察がもっと早く動いてくれていれば……」とショックを受けた様子だった。
5月3日夜には、岡崎さんの親族らが県警川崎臨港署を訪れ、激しく抗議する様子も見られた。【横見知佳、宮本麻由、白川徹】

北海道・富良野岳でハイキングの男性2人遭難、米国籍の21歳死亡…「霧で道に迷った」と110番

北海道富良野市の富良野岳(1912メートル)でハイキングをしていた男性2人が遭難し、このうち1人は3日、意識不明の状態で発見され、病院で死亡が確認された。
富良野署の発表によると、亡くなったのは米国籍で在日米軍所属の男性(21)(沖縄県金武町)で、目立った外傷はなかった。2日夕、同行していた男性(21)から「霧で道に迷った。友人がいなくなった」と110番があり、道警の山岳遭難救助隊員が捜索した。この男性は同日救助され、けがはなかった。