声にも「パブリシティー権」 生成AI巡り指針公表へ

生成AIを使い、無断で人気声優らをまねた音声が作られている問題を巡り、法務省の検討会は声にも「パブリシティー権」が認められるとした指針案を大筋で了承しました。
【映像】声にも「パブリシティー権」 生成AI巡り指針公表へ
法務省の有識者検討会はきのう、著名人が名前や写真を無断で利用されない「パブリシティー権」に声も含まれるとの内容を盛り込んだ指針案を大筋で了承しました。
生成AIを使って、無断で人気声優らをまねた音声を作り、SNSに投稿して収益化することは権利侵害の可能性があるとしています。
一方、「物まね」芸については、芸であることを隠して視聴者らに本人と誤解されなければ、権利侵害に該当しないとの見解を示しました。
検討会は来月に正式な指針を公表する予定です。(ANNニュース)

政府、ストーカーにGPS検討 被害者への接近防止で

政府は28日、首相官邸で犯罪対策閣僚会議を開き、ストーカー加害者への衛星利用測位システム(GPS)端末装着の検討を盛り込んだ緊急対策をまとめた。加害者が接近したことを被害者に通知し、さらなる被害の防止につなげる狙い。性犯罪者らを対象に導入している海外事例を研究し、端末の小型化など技術的な課題も調査。ストーカー規制法改正を視野に入れる。
特殊詐欺対策としては、匿名・流動型犯罪グループ(匿流)などが秘匿性の高いアプリで送る指示内容を迅速に把握する手法を検討する。被害拡大を防ぐため、行政と金融機関が連携して情報共有する「金融犯罪対策センター(仮称)」の年度内設置も目指す。
GPS端末はストーカー規制法に基づき、付きまといなどの行為をやめさせる「禁止命令」が出された加害者への装着を想定。対象をより危険度の高いケースに絞るかどうかなど具体的な運用方法は今後議論する。2025年の禁止命令は3037件で、00年の同法施行以降最多だった。加害者へのカウンセリング受診義務化を検討することも決めた。

小泉防衛大臣「“別班”は存在しない」 ドラマ「VIVANT」で描かれる陸自秘密部隊の存在を否定

小泉防衛大臣はTBSテレビの日曜劇場「VIVANT」で描かれている“別班”について、「存在しない」と存在を明確に否定しました。
「“別班”は存在する?」記者からの質問に小泉防衛大臣が回答
小泉進次郎防衛大臣 「陸上自衛隊の“別班”といったような組織はこれまで存在しておらず、また現在も存在しておりません」
現在放送中の日曜劇場「VIVANT」では、テロ組織から国を守るべく暗躍する公にされていない陸上自衛隊の秘密情報部隊“別班”の活躍が描かれています。
2023年に石破前総理は…「あるともないとも言えません」
“別班”の存在は、これまで一部報道などで取り沙汰されてきましたが、小泉大臣はきょう(28日)の会見で存在を否定したうえで、「諜報・情報を専門とする部隊などの人的情報収集能力の強化は、防衛省を含め、政府全体の課題」と語りました。
2023年には石破前総理が“別班”について「あるともないとも言えません」と語っています。

飲食料品の消費税率1%に引き下げへ 高市首相、党幹部に意向伝える

政府は来年4月から2年間、飲食料品の消費税率を1%に引き下げる方針を固めました。
高市首相は、28日午前11時前から麻生副総裁、鈴木幹事長と30分ほど会談しました。減税方針への賛同を呼びかけたとみられます。
高市首相は、与野党の国民会議での減税案と給付案を併記した中間報告を29日に受け取り、その後、「来年4月から2年間、飲食料品の消費税率を1%に引き下げる」議長案にそって、自民党内の意見集約をはかる考えです。
ただ、党内では麻生副総裁や鈴木幹事長らが、消費減税に反対する国民民主党との連立拡大を模索し接触を続けてきました。2人は財務相経験者で財政規律も重視し、消費減税には慎重な立場です。首相周辺は「消費減税をやれば国民民主と組めなくなり、参議院で少数与党の状況が続くが仕方ない」と話していて、公約実現を優先する考えを示しています。高市首相としては、丁寧な調整で麻生氏と鈴木氏の理解を28日に何とか得たい考えです。
一方、高市首相が減税を判断するにあたり、もうひとつ重視するのは財政悪化を懸念する金融市場への影響です。
高市首相
「市場への発信、こういったことが重要になってくるんじゃないかなと」
ある政権幹部は「減税を発表する時には、財源と、2年後に必ず税率を戻すことを説明する」としていて、政府は正式表明への準備を進めています。

上野動物園パンダ舎解体へ 約50年間の歴史に終止符 再び日本にパンダ来る可能性は?

東京・上野からパンダがいなくなって、半年が経ちました。半世紀にわたって親しまれた上野動物園のパンダ舎も、来月その役目を終えることが決まりました。
【画像】ランラン・カンカンからシャオシャオ?レイレイまで…かつて日本で暮らしたパンダ
約50年間の歴史に終止符
上野動物園からパンダがいなくなって、27日で半年。およそ50年にわたって親しまれてきた、東園のパンダ舎。老朽化のため、来月解体されることが決まりました。
園内ではパンダ舎の歴史を振り返るパネル展が開かれ、多くのファンが思い出とともに振り返っていました。
15年毎日パンダを撮影 高氏貴博さん

「(シャンシャンが)ハンモックが大好きで、よくこの上で休んだり遊んだりしていました。パンダ舎と言ったら、上野動物園を代表する大事な建物だと思っていますので。一つの歴史が終わってしまうようで、とても寂しいです」
上野動物園にパンダが初めてやってきたのは1972年。日中国交正常化の象徴として贈られた「ランラン」と「カンカン」です。
一般公開初日には5万人以上が詰めかけるなど、社会現象となりました。
東園で最後に暮らしたのは、2017年生まれの「シャンシャン」です。
2023年に中国に返還されて以降、パンダの飼育は西園のみに。そこで生活していた「シャオシャオ」と「レイレイ」も今年1月、中国に返還されました。
パンダがいなくなって半年、「パンダの街」上野はどう変わったのでしょうか?
パンダ待つアメ横商店街
上野・アメ横商店街の土産物店には、今もパンダグッズが並んでいました。
アメ横商店街連合会 二木忠男名誉会長

「(売り上げは)若干下がった感じはしますけれども、『パンダがいないから』ということにならないように、上野はやっていかなきゃならないし、いつでも(再来日を)待ち受けている。我々としてはいつでも受け入れ態勢があるし、パンダが平和の架け橋であってほしい」
再び日本にパンダがやって来る可能性はあるのでしょうか?
パンダ外交について著書
東京女子大学 家永真幸教授

「中国にとって外交の重要な局面で、相手国との友好を演出するために(パンダを)これまで送り出してきています。中国側も日本側との友好を演出したいというタイミングはいずれ来るでしょうし。どこかでパンダが来る可能性というのはあると思いますが、今現在はそういう条件がそろっていないと、そういうことだと思いますね」
(2026年7月28日放送分より)

交通トラブル相手に土下座させ頭踏む 強盗傷害容疑で36歳男逮捕 スマホで暴行撮影も

口論になった男性に暴行を加えた上、金品を奪おうとしたとして、警視庁大崎署は、強盗傷害の疑いで、東京都目黒区目黒の会社員、工藤祐樹容疑者(36)を逮捕した。調べに対し、「相手がふっかけてきたけんかで私がけがをしたので治療費が欲しかった」と容疑を認めている。
逮捕容疑は5月17日午前2時ごろ、品川区東五反田の路上で、交通トラブルから口論になった40代の男性に対し、殴る蹴るの暴行を加え、男性の所持するスマートフォンを地面にたたきつけて壊した上、金品を奪おうとしたとしている。男性は頭に重傷。
大崎署によると、工藤容疑者が男性の自転車と衝突しそうになったことから口論に発展。男性に対して土下座をさせて頭を踏むなどの暴行を加え、その様子を自身のスマホで撮影していたという。事件後に男性が交番へ被害を訴え出たことから発覚した。

「仕事が滞って自信がなかった。自衛隊から距離をとりたかった」陸上自衛隊員が無断欠勤で停職1日

無断欠勤をして東京へ向かったとして陸上自衛隊の2等陸曹が停職の懲戒処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊第44普通科連隊の2等陸曹(51歳)です。
福島駐屯地広報室によりますと、2等陸曹は2025年3月17日、課業開始時刻になっても出勤せず、無断欠勤をして東京に向かったということです。
所在不明となったことから捜索していた隊員によって翌日、東京都内で発見されました。
聞き取りに対し「仕事が滞って自信がなかった。自衛隊から距離をとりたかった」などと話しており、隊の備品持ち出しなどは確認されていないということです。
2等陸曹は2026年7月28日付で停職1日の懲戒処分を受けました。

板東英二さんが22日に死去 慢性心不全 86歳 元中日投手でタレントでも活躍「晩年は家族に囲まれ穏やかな時間を」【報告全文】

中日で投手として活躍し、引退後はタレント・俳優として活躍した板東英二(ばんどう・えいじ)さんが、22日に慢性心不全のため死去していたことが28日、分かった。86歳だった。この日、公式ブログで家族が発表した。葬儀は家族のみで執り行った。
ブログでの報告は、以下の通り。
生前お世話になった皆様
突然のお知らせとなりますが、
板東英二は、令和8年7月22日に慢性心不全のため永眠いたしました。
享年86歳でした。
故人の強い希望により、葬儀は家族のみにて執り行いましたことをご報告させていただきます。
急な旅立ちとなり私共も心の整理がつきませんが、
晩年は、周りの皆様が最後まで本当にあたたかく見守ってくださったお陰で、
家族に囲まれ穏やかな時間を過ごせましたこと、
故人にとっては何よりの幸せだったと思います。
生前は長きにわたり、皆様より格別のご厚情とご支援を賜り、誠にありがとうございました。
たくさんの方々に支えられ、波瀾万丈ながらも故人らしい人生を送ることができました。
あらためまして心より御礼申し上げます。
尚、誠に勝手ながら、御香典・御供花等の御厚志につきましては固く辞退させていただきます。
何卒ご理解の程よろしくお願い致します。
しばらくは私共も、故人を偲び、静かな時を過ごせればと思っております。
本当にありがとうございました。
家族一同

「彼氏と喧嘩し殴り合った」交際相手の男性を棒で殴った疑いで女(55)を逮捕 男性はその後死亡警視庁が事件との関連を捜査東京・葛飾区

東京・葛飾区の住宅で交際相手の男性を棒で殴ってけがをさせたとして50代の女が逮捕されました。男性はその後死亡していて、警視庁が関連を調べています。
捜査関係者によりますと、傷害の疑いで逮捕されたのは松田春美容疑者(55)です。
松田容疑者は今月24日夜、葛飾区四つ木の住宅で、交際相手の石間幹己さん(54)を棒で殴り、けがをさせた疑いがもたれています。
今月25日の午前5時半すぎ、「彼氏と喧嘩をしてお互い殴った。彼氏が意識が朦朧としている」と通報があり、警察官が駆けつけたところ、石間さんが意識が朦朧とした状態で発見され、病院に搬送されました。
石間さんはその後死亡し、警視庁が死因を調べています。
警視庁は松田容疑者の認否を明らかにしていません。

【速報】70代女性が4億4300万円被害 “警官かたりの特殊詐欺”では大阪府内で過去最悪 「終活のための資産整理」と銀行に答えるよう工作も

大阪府警は28日、70代の女性が警察官をかたる特殊詐欺で約4億4300万円の被害にあったと発表しました。警察官をかたる特殊詐欺の被害額としては、府内では過去最悪だということです。
大阪府警によりますと、被害にあったのは府内に住む70代の無職の女性で、今年1月以降、警視庁の警察官や郵便局の局員を名乗る人物らから電話があり、「あなたの荷物を調べたらキャッシュカードが出てきた」、「捜査中の人物があなたに不正な金を渡したと言っているので口座を調べる必要がある」などと言われました。
女性は指示された通りに、暗号資産の口座に資金を送金したほか、「あなたの家に家宅捜索が入るので、その前に現金を回収する必要がある」と言われて、玄関前に現金が入ったリュックサックを置くなどして、総額約4億4300万円をだまし取られたということです。
7月になって、不審に感じた女性が弁護士に相談して、事件が発覚しました。犯人らは女性に対し、銀行には「終活のための資産整理」と答えるよう指示していて、警察は事件の発覚を免れるための隠ぺい工作だったとみています。
今年に入って5月末までの大阪府内の特殊詐欺の被害総額は、約144億円と、前の年の同じ時期に比べて約59億円増加していて、大阪府警は注意を呼びかけています。