5年前 福岡市の大型商業施設で、21歳の女性が当時中学生だった元少年に刺殺され、女性の遺族が損害賠償を求めた裁判。
福岡地裁は24日、元少年におよそ5400万円の賠償を命じました。
2020年8月福岡市中央区の大型商業施設で、21歳の女性が少年院を仮退院したばかりの当時15歳の元少年に包丁で刺されて殺害されました。
元少年は懲役10年以上、15年以下の不定期刑が確定しましたが、女性の遺族が元少年と母親におよそ7800万円の損害賠償を求める訴えを起こしていました。
24日の判決で福岡地裁の上田洋幸裁判長は、元少年におよそ5400万円の賠償を命じましたが、母親については「少年院に入る前の不適切な監護などが、犯行に影響を与えたとは言えない」として、遺族側の請求を棄却しました。
殺害された女性の母親
「言葉が出てきません。問題がある子どもは施設に預けて放っておいていいってことでしょ。こんな悔しいことないですよ」
女性の遺族は少年院での不適切な対応が事件につながったとして、国に対しても損害賠償を求めています。
元・明石市長の泉房穂氏が今夏の参院選・兵庫選挙区への立候補を表明
今年夏に予定されている参議院選挙の兵庫選挙区に、元・明石市長の泉房穂さん(61)が立候補することが分かりました。24日午後の会見で明らかにしました。
兵庫県明石市出身の泉さんは、衆議院議員などを経て2011年に明石市長に初当選し、2023年まで3期12年務めました。
市長退任後もコメンテーターなどを務め、最近ではSNSで、「衆議院・参議院、両院での過半数の確保が新しい政治のスタート」などと発信していました。
参院選の兵庫選挙区では、現職の自民・加田裕之氏(54)と公明・高橋光男氏(48)の2人が改選を迎えるほか、参政党の藤原誠也氏(36)がすでに立候補を表明し、元・参院議員で去年の兵庫県知事選に立候補した清水貴之氏(50)も、日本維新の会から出馬する意向を示しています。
統合作戦司令部が発足=陸海空3自衛隊を一元指揮―防衛省で編成完結式
陸海空3自衛隊を一元的に指揮する「統合作戦司令部」が24日発足し、東京・市谷の防衛省で「編成完結式」が行われた。強い指揮統制権限を持つ常設の司令部で、厳しさを増す安全保障環境に迅速かつ円滑に対応することが目的。自衛隊と米軍の連携をさらに強める狙いもある。
初代司令官には統合幕僚副長だった南雲憲一郎空将(59)が着任。司令官は陸海空の幕僚長と同格で、副司令官には俵千城海将(58)が就いた。防衛省のある市谷に約240人規模で設置し、今後必要に応じて拡充する。
南雲司令官に隊旗を授与した中谷元防衛相は「あらゆる事態に24時間365日対応できる体制を構築し、統合運用の実効性を向上させてほしい」と訓示。南雲氏は「覚悟を新たに隊員一丸となって任務にまい進する」と決意を語った。
統合作戦司令部は、従来の陸海空に宇宙・サイバーも加えた広範囲をシームレスに指揮。各分野を組み合わせる「領域横断作戦」の能力向上を図る。常設組織とすることで、領空・領海警備や弾道ミサイル対処、大規模災害やサイバー防御などが同時多発的に起こるケースにも円滑に対処。武力攻撃に至らないグレーゾーンも含め、平時から有事まで隙間なく対応できるようにする。 [時事通信社]
「何もしていない」利益供与事件の元総会屋、那覇市の土地巡る贈収賄事件初公判で無罪主張
那覇市有地の所有権争いを巡り、土地購入を希望する不動産業者らから現金計5千万円を受け取ったとして前那覇市議会議長が収賄罪で起訴された事件で、贈賄罪に問われた元総会屋の無職、小池隆一被告(81)=鹿児島県姶良市=の初公判が24日、那覇地裁(佐藤哲郎裁判長)で開かれ、被告は「何もしていない」と無罪を主張した。
小池被告は初公判で、土地購入を希望する不動産会社役員の知人の男(贈賄罪で在宅起訴)に現金を渡したことは認めたが、「全く賄賂ではない。贈賄とか賄賂とか、全く覚えがない」と述べた。弁護人も「賄賂性の認識、故意がなく、共謀も成立しない。被告人は無罪だ」と主張した。
小池被告は、四大証券と第一勧業銀行における利益供与事件を巡って平成11年に有罪判決を受けた元総会屋として知られる。
釧路市長が公職選挙法違反か 「弁解するつもりはない」市長続ける考え 香典や酒を寄付 北海道
北海道釧路市の鶴間秀典市長が、道議会議員だった2024年夏ごろ、後援会関係者の葬儀後に自ら香典を渡していたことを明らかにしました。
公職選挙法に抵触する可能性があるということです。
釧路市の鶴間市長は3月24日、道議だった2024年夏ごろ、自身の後援会関係者の葬儀後に香典1万円を自ら渡していたことを明らかにしました。
葬儀後に香典を渡すことを禁じている公職選挙法に抵触する可能性があるということです。
さらに、公選法では選挙区内の有権者への寄付も禁じられていますが、町議だった20年以上前から、市内の町内会や神社などに対し、慣習的に酒を寄付していたということです。
鶴間市長は市長を続ける考えを示しています。
(釧路市 鶴間秀典市長)「すべて私がやったことで弁解するつもりはない。判断は市民に任せたい」
また、鶴間市長は2024年の釧路市長選後にも、当選のお礼が書かれた手紙を後援会関係者3000人以上に郵送したことも明らかにしています。
40年超原発3基、運転継続へ=使用済み核燃料、搬出計画容認―福井知事、関電社長・経産相と会談
福井県の杉本達治知事は24日、原発から出る使用済み核燃料の搬出方針を見直した関西電力の工程表を容認し、県内にある運転開始から40年を超えた同社の原発3基が来年度以降も運転を継続できる見通しとなった。杉本氏は同日、県庁で関電の森望社長と面談した後、武藤容治経済産業相とオンラインで会談した。
関電は今年度中に工程表に対する県の理解を得られなければ、美浜原発3号機(美浜町)、高浜原発1、2号機(高浜町)の計3基の運転を停止するとしていた。
杉本氏はこの日、工程表の確実な実行と立地地域の振興に向け、森氏と武藤氏に責任ある対応を要望した。森氏は「確実に搬出し貯蔵容量を減少させることが私の責務。引き続き全力で取り組む」と応じ、地域振興の取り組みに継続的に資金を拠出する枠組みを新設する考えに言及。武藤氏は「国も責任を持って取り組む」と強調した。これを受けて杉本氏は工程表について「実効性があると判断する」と述べ、容認する意向を表明した。
関電は日本原燃の再処理工場(青森県六ケ所村)の完成延期を受けて工程表を見直し、先月13日に福井県に提示。実証研究用にフランス企業へ約400トン、2026年度中の完成を目指す再処理工場に198トンをそれぞれ搬出する方針を示していた。 [時事通信社]
三井住友信託銀元部長インサイダー疑い、監視委が告発…顧客企業の未公表情報を悪用か
三井住友信託銀行(東京)の元社員によるインサイダー取引疑惑で、証券取引等監視委員会は24日、同社証券代行営業第二部長だった片山肇・元社員(55)(懲戒解雇)を金融商品取引法違反容疑で東京地検特捜部に告発した。監視委の聴取に対し、片山元社員は不正を認めているという。
発表によると、片山元社員は2022年12月~24年8月、顧客企業に関する新株発行や株式公開の情報管理を担当する同部の部長や次長として、東証スタンダード上場などの3社に関する株式公開買い付け(TOB)の未公表情報を把握。公表前に、3社の計2万5900株を約3200万円で買い付けた疑いがある。
関係者によると、TOB公表後に株価が2倍以上に上昇した銘柄もあり、片山元社員は買い付けた株を売却し、約3000万円の利益を得ていたとみられる。
片山元社員は昨年10月30日、同社に不正を申告。同社は同11月1日にインサイダー疑惑を公表するとともに、片山元社員を同日付で懲戒解雇した。監視委は同社からの情報提供で疑惑を把握し、今年2月に片山元社員の関係先を強制調査していた。
同社は調査委員会を設置し、原因究明や他に不正取引があったかどうかについて調査を進めている。同社は金融庁から銀行法に基づく報告徴求命令を受けたことを明らかにし、「関係者の皆様に多大なご迷惑・ご心配をおかけし、深くおわび申し上げる」とのコメントを出した。
「前市長は市民の思いを無視している」 農業NPO法人代表・花野真典氏が立候補表明 岸和田市長選
議会から2度の不信任決議を受け市長が失職したことによる大阪府岸和田市長選で、農業NPO法人代表理事の花野真典氏が岸和田市内で会見を開き、立候補を表明しました。「前市長は市民の思いを無視している」としています。
花野氏は忠岡町生まれの46歳で、大学卒業後、京都府内で派遣社員として働いた後、岸和田市に移住。
コンサルタント会社の正社員を経て、農業NPO法人を設立し、現在は法人の代表理事を務めています。
花野氏は会見で、女性問題で二度の不信任決議を受けた永野耕平前市長が市長選に立候補することについて、「法律上問題ないが、市民・有権者の思いを無視している」とし、「納得がいかない感情で立候補を決断した」と語りました。
その上で、「市民目線で民間の立場から市政を正して、明るい未来を作りたい」と話しました。
また政策については、「教育未来都市岸和田」をコンセプトに、子どもの教育環境や生涯学習制度の充実が重要だと訴えました。
花野氏は、無所属での立候補となる見通しです。
市長選は4月6日投開票予定で、永野前市長に加え、無所属で新人の佐野英利氏(45)が立候補の意向を示しているほか、政治団体「NHKから国民を守る党」の党首・立花孝志氏(57)が、永野前市長を応援するための、いわゆる「二馬力選挙」での立候補を表明しています。
泉房穂氏「だれも国民を助けないのであれば、自分が助けに行く」参院選への立候補を表明 前明石市長
前の明石市長・泉房穂さん(61)。参議院選挙への立候補を表明しました。
泉さんは衆議院議員などを経て2011年に明石市長に初当選し、子育て政策で市民から支持を得ました。しかし職員に暴言を浴びせた問題で一度辞任。出直し選挙で圧勝したものの、今度は市議会議員への暴言が発覚し、3期目の任期満了をもって退任しました。
今年の参院選には、兵庫選挙区から無所属で立候補することを表明。物価の抑制や減税などによって「国民を救う政治」を目指すとしています。
(泉房穂さん)「自分がやらないと、だれもやらない。だれも国民を助けないのであれば、自分が助けに行く」
兵庫選挙区には、ほかに自民党から加田裕之さん(54)、公明党から高橋光男さん(48)、参政党から藤原誠也さん(36)が出馬する予定です。
浜松市で軽トラが姉妹ら小学生4人はねる…妹死亡・姉重体、78歳容疑者「なぜぶつかったかわからない」
24日午後4時40分頃、浜松市中央区舘山寺町の市道で、小学生の女の子が車にはねられたと通行人から119番があった。静岡県警浜松西署によると、坂を下ってきた軽トラックが小学生の女児4人の自転車の列に後ろから突っ込んだとみられ、近所の小学2年の女児(8)が搬送先の病院で死亡が確認された。
女児の小学4年の姉(10)も頭を打ち重体、ほかの2人も病院に搬送されたが軽傷という。
同署は軽トラックを運転していた、同市中央区、農業の男(78)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕した。容疑を過失運転致死に切り替えて捜査する。調べに対し、容疑者は「なぜぶつかったかわからない」と話しているという。
現場は浜松市動物園近くの片側1車線の緩いカーブ。同署で詳しい事故原因を調べている。