「助けてー!」夜道で大声叫ばれ逃走…女性が背後から羽交い絞め、引き倒され軽傷 強制わいせつ傷害容疑で陸上自衛官を逮捕

兵庫県伊丹市にある駐屯地に勤務する陸上自衛官の男が女性にわいせつな行為をしようとしてけがをさせたとして逮捕されました。

強制わいせつ傷害の疑いで、逮捕されたのは、陸上自衛隊伊丹駐屯地の2等陸曹・丸尾太志容疑者(44)です。

警察によりますと、丸尾容疑者は2021年7月深夜、兵庫県尼崎市の路上で帰宅途中の女性(当時26歳)にわいせつな行為をしようと背後から羽交い絞めにし、口を塞ぎ、女性を後ろに引き倒した時にけがをさせた疑いが持たれています。

女性は道に頭をぶつけ、全治1週間の軽傷です。

女性が「助けてー!」と大声で叫んだところ、丸尾容疑者はその場から逃走したということです。女性と丸尾容疑者の間に面識はありませんでした。

警察は周辺の防犯カメラの捜査などをしたところ、丸尾容疑者が浮上したということです。

警察の調べに対し、丸尾容疑者は「間違いありません」と容疑を認めていて、警察は犯行の動機などを詳しく調べる方針です。

陸上自衛隊伊丹駐屯地は「まだ調査中のためコメントは差し控える」としています。

丸尾太志容疑者(44) 未明の路上で女性を背後から羽交い締め 強制わいせつ致傷の疑い 陸上自衛官の44歳男逮捕 兵庫・尼崎市

3年前、兵庫県尼崎市の路上で当時26歳の女性にわいせつな行為をしようとし、けがをさせたとして陸上自衛官の男が逮捕されました。
27日、強制わいせつ致傷の疑いで逮捕されたのは、陸上自衛隊・中部方面総監部に所属する丸尾太志容疑者(44)です。

丸尾容疑者は、2021年7月11日の未明、尼崎市南武庫之荘の路上を歩いていた女性(当時26歳)に対し、わいせつな行為をしようとして、軽傷を負わせた疑いがもたれています。

警察によりますと丸尾容疑者は女性を背後から襲い羽交い締めにし、後ろに引き倒したということです。女性は頭を打ち、全治1週間のけがをしました。
丸尾容疑者は、警察の調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。

陸上自衛隊は「詳細を確認しています」とコメントしています。

過去最長・7年継続の「黒潮大蛇行」が終息か? 漁業や気象への影響は

気象庁は5月9日、紀伊半島から東海沖の黒潮大蛇行が5月8日現在みられなくなり、この状態が持続して大蛇行が終息する兆しがあると発表しました。
今回の黒潮大蛇行は2017年8月から過去最長7年9か月続いたもので、カツオやシラスなどの漁業や船舶の運航、気象など、私たちの生活への影響も見逃せません。
「黒潮親潮ウォッチ」で黒潮流路の変化とその予測について情報発信を行っている、海洋研究開発機構・アプリケーションラボの美山透主任研究員に、発生のメカニズムや影響など詳しく教えていただきます。
過去最長で続いた黒潮大蛇行
黒潮が大蛇行するとは、どういう現象でしょうか。
黒潮とは、東シナ海から日本列島の南岸に沿って北上する暖流です。透明度が高いため、沖を流れる海流が黒っぽい色にみえることから黒潮と呼ばれています。
「黒潮は、強い流れは幅100km深さ1000mにも及ぶ、世界最強の海流の1つです。
流速は速いところで毎秒2.5m以上に達しますが、これは自由形競泳世界記録保持者でも逆らっては泳げない速さです。運ぶ水の量は、季節や場所によっても変化しますが、約毎秒2000~5000万tで、世界最大の河川アマゾン川の100倍以上になります。
ところが、黒潮と本州の間に冷水塊(渦)がはさまり、黒潮がまっすぐ流れることができずに、大きく迂回してしまう、これが黒潮大蛇行です」(美山さん)
今回の黒潮大蛇行は2017年8月から始まり、過去最長7年9か月続いています。
「2017年8月紀伊半島から東海沖で南に大きく離岸して流れ、大蛇行が始まりました。大蛇行の形は渦によって変化し、複雑な動きをみせながら続いていました。
例えば、2020年10月には大規模に渦がちぎれ、黒潮が紀伊半島に近づいて蛇行は大幅に縮小しました。
一時は大蛇行終息かと思われたのですが、その後、ちぎれた渦が西に移動して、九州付近で黒潮にくっつくことで、蛇行は東に進む形で再発達しました。結局一時的な中断に終わり、その後も大蛇行は続いたのです」(美山さん)
「今年になって、黒潮大蛇行に大きな変化がありました。
2月と4月に冷水塊が南でちぎれ、黒潮と本州の間の冷水域が縮小し、黒潮の蛇行幅が小さくなったのです。大蛇行といえるような蛇行は見られなくなりました」(美山さん)
「このままの状態が持続されれば、黒潮大蛇行は終息ということになります。ですが2020年のような例もあるため、蛇行が再発達しないか、ちぎれた渦がどう動くか注目しています」(美山さん)
漁業・気象に与える影響?
黒潮大蛇行が問題となるのは、漁業などへの影響が大きいことです。
「日本列島周辺の豊かな環境は、海流のダイナミックな動きにより生まれたものです。
黒潮に乗って、カツオやマグロなどの暖水性の魚がやって来ます。千島列島沿いに南下して栄養豊富な冷たい水をもたらす親潮とぶつかることで、亜寒帯から亜熱帯までの生き物が生息する、世界でも有数な漁場となっています」(美山さん)
しかし、黒潮大蛇行が起きると、黒潮が本来とは違ったルートを流れると、海水温分布が影響を受け、沿岸漁業の漁獲量が変化することがあるのです。
例えば、2017年にはシラスの不漁、2018年春にはカツオの漁場の南下が話題となりましたが、漁獲量に変化が出ているとされるのがブリやカンパチ、クロマグロ、キハダ、カツオなど。
ワカメやヒジキ、テングサなど海藻類の生育の変化や2018年冬のサンゴの大量死、東京湾でしばしばクジラがみられることとの関連も指摘されています」(美山さん)
天候などにも変化をもたらします。
「暖流である黒潮は大気に熱と水蒸気を供給しており、日本を湿潤で雨が豊富な環境としています。
しかし、黒潮大蛇行により関東・東海沿岸で盛んに水蒸気が供給されることで、関東・東海で湿度が上がり、気温が上昇することがわかってきました。記録的猛暑に黒潮大蛇行が要因の1つとされたり、大雨の増加や、対流が活発になることで雷が増えることも指摘されています。
また、2018年1月22~23日未明に東京で20cmの積雪があったなど、黒潮大蛇行が発生すると南岸低気圧により東京で雪が降りやすくなるという研究もあります。
ほかに、黒潮大蛇行では東海から関東地方沿岸へ暖水が流入しやすくなり、静岡沿岸で潮位が高くなることがあります。台風発生時などに、高潮・高波が起こりやすくなります。実際、2017年台風 21号や2019年台風19号による清水(静岡県)などでの高潮被害には黒潮大蛇行の影響があったと考えられています。
黒潮の強い流れは、江戸時代には『黒瀬川』と呼ばれて恐れられていたほどでしたが、現在でも海難事故の元となりうるものです。
黒潮の流路が変われば、船舶の運航コースも変更しなければなりません。ほかにも、海の透明度が変わることでダイビングなどのマリンレジャーへの影響も考えられます」(美山さん)
地球温暖化で海の環境が変化している!?
黒潮大蛇行は今後も発生するのでしょうか。
「1965年以降、黒潮大蛇行は今回を含めて6回発生しています。黒潮大蛇行はいったん始まると1年以上継続し、影響が長期化するという特徴があります。今回はその中でも異常にく、7年9か月にも及びました。
地球温暖化により、黒潮の動力源になっている太平洋の風が変化して、黒潮大蛇行が発生、続きしやすくなっているのではないかと心配しています。
温暖化によって、海水温が上昇していることによる影響も懸念されます。特に日本近海の平均海水面の温度上昇率は100年当たり+1.24℃と、世界平均+0.6℃より大きく、水温が変化しにくい海域でこれだけの変化があるのは、際立っています。
黒潮の温暖化により、大気への水蒸気の供給が増えて雨が降りやすくなったり、水温が高く保たれることから台風が発達しやすくなったりする可能性があります。海の生態系の変化も、もちろんあるでしょう。今後も、さらなる観測が必要と考えています」(美山さん)
今回の黒潮大蛇行が終息するかを含め、私たちの生活を支える海や環境がどのように変化していくのか、引き続き注目されます。
ウェザーニュースでは、気象情報会社の立場から地球温暖化対策に取り組むとともに、さまざまな情報をわかりやすく解説し、皆さんと一緒に地球の未来を考えていきます。
参考資料JAMSTEC「黒潮親潮ウォッチ」(https://www.jamstec.go.jp/aplinfo/kowatch/)、気象庁報道発表資料「7年9か月続いた黒潮大蛇行が終息する兆し」、美山透「変わりゆく海洋環境: 黒潮大蛇行と温暖化」(消防防災の科学2023夏号)

週間天気予報 今週末も再び雨 西日本は大雨の可能性も

【 この先のポイント 】
・週末は広範囲で雨 強まるおそれも
・来週は前線が南下し晴れ間も期待
・週末以降は暑さ落ち着く見通し
梅雨前線は日本の南に停滞し、たびたび北上して本州に接近する予想です。
週末は広範囲で雨 強まるおそれも
23日(金)に大陸の梅雨前線上で低気圧が発生し、24日(土)は九州付近に進んできます。25日(日)にかけて低気圧が西日本から東日本に進み、西日本~東北の広範囲で雨が降る予想です。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため雨雲が発達し、激しい雨の降るおそれがあります。九州や四国などでは雨量がかさんで大雨となる可能性もあるため、今後の情報に注意してください。
来週は前線が南下し晴れ間も期待
予想天気図
26日(月)以降は太平洋高気圧の張り出しが弱まることで、梅雨前線は沖縄~日本の南に停滞する日が続きます。前線の北側は高気圧に覆われ、雲は多いながらも晴れ間の期待出来る日が多くなりそうです。
ただこの時期は、前線の位置がわずかに南北にずれるだけで天気が大きく変わるため、予報の変化に注意してください。
週末以降は暑さ落ち着く見通し
週末は雨が降ることで気温があまり上がらず、最高気温は低めになりそうです。来週になると前線の南下とともに日本付近への暖気の流れ込みが弱まるため、暑さは落ち着いた状態が続きます。
晴れる日には15℃前後まで気温が下がるため、夜は少しヒンヤリとした空気が感じられそうです。気温差で体調を崩さないようお気をつけください。

新農水大臣・小泉進次郎に集まる落胆と危惧、いまだ掘り返される「13年前のマツコの言葉」

「コメは買ったことはありません、正直言って。支援者の方々がたくさんコメをくださるので。まさに売るほどあります」
というありえない失言で、江藤拓元農林水産大臣が事実上の更迭。石破茂首相が次の大臣に選んだのは小泉進次郎元環境相だった。自民党農林部の会長として農協改革に携わった経験を期待されてとのことだが、有権者からは落胆と悲鳴の声が相次いでいる─。
小泉氏に対して鋭い指摘
《今度は米袋を有料化するのか?》 《こんな奴を農林水産大臣に起用したら食料安全保障が完全に崩壊する》 《父親が郵政を外国に売った様に、息子が農協を外国に売るシナリオですね》
など、小泉氏に対して鋭い指摘が飛び交っている。
問題の発端は、冒頭の江藤氏の問題発言を経て国民や野党から批判が殺到。国民民主党・榛葉幹事長は「国民に失礼。生産者に失礼。こんな庶民感覚が分からない、この人辞めなきゃダメですよ」などと批判し、野党5党が更迭を首相に要求。これを受けて江藤氏は事実上の更迭、辞表を提出する見通しになった。
「何かと批判される小泉進次郎氏はXで『世襲』と『ビジュアル』を最大限活用した政治家と揶揄されています。米の高騰やTPP問題、農家の高齢化に担い手不足といった課題が山積みのなか、具体的な成果をあげられていない小泉氏の起用に不満の声が集まるのは自然な流れだと思います。中には《何もしないなら百点満点だな》といった声もありますが、一部では成果次第では次の首相にといった声もあり、具体的な政策や数値目標の開示を期待したいです」(政治部記者)
マツコ・デラックスが指摘した小泉氏の本性
江藤農水大臣の後任として取り沙汰されるなか、生放送番組で小泉氏のことを「大っ嫌いです!」と批判したマツコ・デラックスの発言が再び注目を集めている。
2012年2月放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)に出演したマツコ・デラックスは小泉氏に対しての印象を聞かれ「何をしてくれたのよ、このガキが!」と批判。Xでは《マツコさん人の本質を見抜くチカラがすごいですからね》など、共感の声が続出し、マツコの批判が13年の時を経て掘り返される形になった。
農林水産大臣の後任の命を受けた小泉氏は「今までの政策に十分効果があればこういったことになっていない。(中略)消費者目線でコメ政策を進めていると思ってもらえるよう、政策でお返ししたい」と意気込みを語った。今回の起用で「何もしない」という評価を覆せるか、厳しい視線が向けられている─。

学科試験は“〇X式の10問”のみ…母国の運転免許を持つ外国人が使える『外免切替制度』浮かび上がる課題

三重県亀山市の新名神高速で2025年5月18日、乗用車が逆走し、避けようとした車に後続車が追突するなど4人がケガをした事故では、ペルー国籍で34歳の男が逮捕、送検されました。男はペルーの運転免許証を切り替え、日本の免許証を取得する「外免切替」をしていたことがわかりました。 「外免切替」は、「自分の国の運転免許」があれば、学科や技能の試験を受けるだけで「日本の免許」に切り替えることができる制度のことです。 期限が1年の国際免許証と比べて、有効期間が長いなどのメリットもありますが、課題が浮かび上がっています。 「実技試験はあるものの学科試験は『〇×式』で10問だけで、7問で合格」であることや、「日本に住民票がなく、滞在先のホテルの住所で免許を切り替えることができること」などがあげられます。 日本と海外では、「左側通行」と「右側通行」と違ったり、飲酒運転の基準や、踏切の一時停止の有無も違い、外国人の事故が相次ぐなか、もっと日本のルールをくわしく指導するべきではないかという声が高まっています。

「コメ担当」小泉農相に与党は局面打開の期待感、野党は「成果を上げて全国行脚されたら…」

自民党の小泉進次郎・元環境相の農相起用について、与党からは局面打開を期待する声が相次いだ。高止まりが続く米価の情勢は、6月の東京都議選や夏の参院選の行方に直結する。小泉氏には短期間で結果を出すことが求められており、実現のハードルは高い。(樋口貴仁、山崎崇史)
「コメの高騰にスピード感を持って対応できるように全力を尽くしていきたい」
小泉氏は21日、米価引き下げに最優先で取り組む決意を示した。現在のコメ政策については、「組織団体に気を使いすぎ、消費者目線でやってこなければいけなかった改革が遅れている」と述べ、抜本改革の必要性を強調した。いずれも石破首相と首相官邸で面会後に記者団に語った。
石破政権にとって米価対策は喫緊の課題だ。自民の森山幹事長は21日、記者団から米価が東京都議選や参院選に与える影響を問われ、「関係がある」と率直に認めた。首相周辺も「政権の命運は二つの『コメ』が握っている。米価と(関税交渉を抱える)米国だ」と見る。首相と小泉氏は河野太郎・元外相とともに「小石河連合」として連携した間柄で、首相は政権の浮沈を小泉氏に託した形だ。
小泉氏は2015年10月から党農林部会長を務め、全国農業協同組合連合会(JA全農)の改革に取り組んだ実績がある。公明党も「ビジョンと発信力がある」(斉藤代表)などと小泉氏への期待を隠さない。
これに対し野党は、抜群の知名度を誇る小泉氏が野党の追い風ムードを一変させかねないと警戒している。「農相として成果を上げて参院選で全国行脚されたら厳しくなる」(日本維新の会中堅)というわけだ。
もっとも、野党は短期間で米価を引き下げるのは困難ではないかと見ている。国民民主党の玉木代表は党会合で「適正価格のコメを多くの消費者に届けることを速やかに示さないと、大変厳しい状況にすぐ直面する」と指摘した。
立憲民主党の野田代表も国会内で記者団に「コメの価格形成や流通の改善などで徹底した審議を進めていく」と語った。

小学2年生の男児が自転車ごと車の下敷きに 鎖骨を折る重傷 車運転の56歳の会社役員を逮捕 神戸・兵庫区

21日午後、神戸市兵庫区の交差点で7歳の小学生の男の子が乗った自転車が車にはねられる事故があり、男の子は鎖骨を折る重傷を負いました。
警察は車を運転していた会社役員の男(56)を逮捕しました。
警察によりますと、21日午後6時ごろ神戸市兵庫区下沢通で目撃者から「自転車と車の事故、子どもが下敷きになっているかもしれない」と110番通報がありました。
交差点で北向きに進み右折しようとした乗用車が、南向きに横断歩道を渡っていた自転車に衝突したということです。
警察が現場に到着した際、7歳の小学2年生の男の子が自転車ごと車の下敷きになっていたといい、その後救助され病院に搬送されましたが、鎖骨を折る重傷です。
警察は車を運転していた、静岡県焼津市に住む会社役員の男(56)を過失運転致傷の疑いで逮捕しました。
調べに対し男は「間違いないです」と容疑を認めていて、警察は事故の詳しい状況を調べています。

SNS運用の委託巡り、自民・山口俊一衆院議員の陣営を告発…報酬支払いが買収にあたる恐れ

昨年10月の衆院選・徳島2区で当選した自民党の山口俊一氏(75)の陣営が「SNS運用委託」として徳島県小松島市の会社に150万円を支払ったことについて、徳島地検は21日、郷原信郎弁護士と神戸学院大の上脇博之教授が提出した公職選挙法違反(事後買収、被買収)容疑の告発状を受理したと発表した。15日付。
告発されたのは、山口氏の事務所長と出納責任者、会社社長の3人。告発状では、事務所長と出納責任者は昨年11月11日、SNSでの情報発信を通じた選挙運動への報酬として、会社に150万円を支払ったとしている。
総務省の指針によると、インターネットの選挙運動で主体的に企画立案を担った業者への報酬の支払いは、公選法が禁じる買収にあたる恐れがある。
告発状では「実際のSNS運用の具体的状況を解明しなければ、買収罪に該当するか否かの判断はできない」として捜査での解明を求めており、地検は「告発の内容を検討し、適正に捜査する」としている。
山口氏の事務所は取材に対し「動画撮影や編集作業を委託したが、指示書を毎日出しており、事務所内で作業を確認していた。公選法違反には抵触しない」と説明している。

「1発ヒットして倒れた」歩道上で男性殴られ重体 傷害の疑いでタクシー運転手の男(75)を逮捕

札幌市白石区の歩道上で車の運転を巡ってトラブルとなったとみられる男性の顔面を殴ったとして、タクシー運転手の男が逮捕されました。殴られた男性は意識不明の重体です。
傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市清田区のタクシー運転手=近江保夫容疑者75歳です。近江容疑者は21日午後1時半ごろ、札幌市白石区栄通12丁目の歩道で、男性の顔を殴り、けがをさせた疑いが持たれています。男性は病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。警察によりますと、近江容疑者と男性に面識はなく、それぞれ車を運転していましたが、お互い車から降りて口論となり近江容疑者が犯行に及んだということです。調べに対し近江容疑者は「一発ヒットして相手の男が倒れた」と容疑を認めているということです。