妻の姉を監禁・虐待か 夫婦逮捕
千葉県松戸市の自宅に51歳の姉を監禁して日常的に虐待し、数千万円の現金を受け取っていたとみられる夫婦が逮捕されました。姉は「洗脳されて逃げられなかった」と話しているということです。
逮捕されたのは、千葉県松戸市に住む市川奈美容疑者(45)と夫の陽崇容疑者(38)で、2023年3月、自宅で女性(51)を監禁し、現金80万円を要求したうえで、腹を蹴るなどの暴行を加えた疑いがもたれています。
1日に茶碗1杯分の米しか与えられず「洗脳されて逃げられなかった」
女性は奈美容疑者の姉で、2022年11月ごろから2人と同居を始め、姉は日常的に虐待を受けていたということです。
記者 「女性は夫婦から暴行や脅迫を受け、数千万円の現金を渡していたとみられています」
女性は1日に茶碗1杯分の米しか与えられず、「洗脳されて逃げられなかった」と話しているということです。
いずれも容疑を否認
取り調べに対し、奈美容疑者は「事実とは違います」、陽祟容疑者は「殴ったり蹴ったり、監禁していない」と、いずれも容疑を否認していますが、警察は事件に至ったいきさつを調べています。
原口一博氏ギブアップ「ゆうこく連合」政党要件満たせず「私の力不足」安野貴博氏にラブコールも
20日に立憲民主党に離党届を提出し、自ら立ち上げた政治団体「ゆうこく連合」から、衆院選(1月27日公示、2月8日投開票)立候補を発表した原口一博衆院議員(66)が22日、自身のX(旧ツイッター)を更新。政党要件条件の1つである「現職国会議員が5人以上」を満たせなかったと発表した。
「解散前日ですが、政党要件を満たす同志を募ることができませんでした。ゆうこく連合の現時点での国政政党要件獲得に失敗しました。私の力不足です」と書き出した。
続けて「しかし全国でゆうこく連合の小選挙区で勝ち抜く候補を打ち立て、または推薦してこの総選挙を戦い抜こうと考えています」とつづった上で、「皆さま、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます」と投げかけた。
原口氏は20日の会見で立憲民主党側に離党届を提出し、同党と公明党による新党「中道改革連合」に合流しないことを発表。「ゆうこく連合」には立民の末松義規衆院議員(69)が合流するとしていたが、末松氏側が否定。同氏の公式サイトでも「中道」入りを表明した。
この日は「チームみらい」の安野貴博党首にラブコールを送った。「どうか、私たちを入力してください。私たちを、チームみらいのシステムに一つのパラメーターとして加えてください」とつづっていたが、同日に行われた「チームみらい」の会見内での言及はなかった。
「罪償い更生して」「昭恵夫人はどう思ったのか」 宗教2世ら、山上被告の判決に思い
安倍晋三元首相銃撃事件で、殺人や銃刀法違反などの罪に問われた山上徹也被告(45)に無期懲役の判決が言い渡された。裁判では、旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)の高額献金問題などが被告の生い立ちに影を落としたことも明らかになった。元信者や宗教2世らからは被告の更生を願う声が聞かれた。
「殺人という重い罪を犯したことは本人も分かっていると思う。罪を償って更生してほしい」。こう話したのは、元信者のジャーナリスト、多田文明氏(60)。一連の裁判を「宗教2世の被害が裁判官にうまく伝わらなかった。宗教2世の被害というのは第三者には分かりづらいものがある」と振り返った。
宗教2世で元信者の30代女性は「司法の決めることを安倍昭恵夫人がどう思われるかが気になっている」と、遺族の心境をおもんぱかった。山上被告には、「人の命を突如として奪ったことの重大さをきちんと受け止めてほしい」と語った。
(長谷川毬子、永礼もも香)
東電・柏崎刈羽原発で警報 制御棒で不具合、作業中断
東京電力は22日、21日に再稼働した柏崎刈羽原発6号機(新潟県)で制御棒の引き抜き作業中に警報が鳴り、作業を中断したと発表した。制御棒を操作する装置の電気部品に不具合があり、部品を交換しても改善されなかったという。原因は調査中。原子炉の状態は安定しており、放射性物質の外部への漏れもないという。原子力規制委員会は「安全上問題ない」としている。
東電によると、22日午前0時28分、制御棒を引き抜く作業をしていたところ、異常を知らせる警報が鳴った。制御棒は計52本が完全に引き抜かれた状態。追加で26本を引き抜く作業中に警報が鳴り、中断した。
6号機は21日午後7時2分に原子炉を起動し、再稼働した。約1時間半後に核分裂反応が連鎖的に続く「臨界」に達し、今も継続している。17日にも制御棒に関する不具合が起き、当初予定していた20日を延期して再稼働させていた。機器の設定ミスが原因だった。
東電が原発を再稼働させるのは2011年3月の福島第1原発事故後初めてで、今月27日に首都圏などに試験的に送電する予定。
妹に伝言を 山上被告と面会の宗教学者「判決受け止めている様子」
安倍晋三元首相銃撃事件の裁判員裁判に弁護側証人として出廷した北海道大大学院の桜井義秀特任教授(宗教社会学)が22日、大阪拘置所で山上徹也被告と面会し、被告の様子について「判決を受け止めている様子だった」と語った。
21日の奈良地裁判決は、被告に求刑通り無期懲役を言い渡した。
桜井教授によると、被告は「判決が出る前から(厳しい量刑になることは)雰囲気で分かった。覚悟していた」と述べ、不満は示さなかった。
公判で過酷な宗教被害の実態を証言した妹に「『大丈夫だ』と伝えてほしい」と希望したとし、控訴については「来週に弁護士の先生と相談して決めたい」と語ったという。
被告の一家では、被告の母親が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に入信したことが事件の遠因になったが、判決は「殺人の意思決定に生い立ちが大きく影響しているとは言えない」とした。
桜井教授は、教団による違法な献金勧誘がなければ事件は起きなかったと指摘し、「判決で、不遇な生い立ちを軽く扱われてしまったような気がする」との見解を示した。【岩崎歩】
政権批判票「受け皿」へ、新党「中道」きょう正式発足…立民は衆院議員144人と新人ら参加・公明は28人
立憲民主党と公明党が結成した新党「中道改革連合」は22日午後、国会内で結党大会を開き、正式に発足する。「27日公示―2月8日投開票」で行われる衆院選で政権批判票の受け皿を目指す考えだ。
公明は22日午前、党本部で中央幹事会を開いた。斉藤代表は「新しい政治の流れを作るため、新しい党に参画する」と述べ、党所属衆院議員ら28人の新党合流を報告した。立民側は衆院議員144人のほか、新人らが参加する。
結党大会では、新党の幹部人事なども発表される。執行部は共同制とし、代表に立民の野田代表と斉藤氏、幹事長に立民の安住幹事長と公明の中野洋昌幹事長代行が就く見通しだ。
衆院選公約も22日午後に発表する。食料品の消費税率ゼロのほか、奨学金減税や社会保険料の負担で手取りが減る「130万円のガケ」解消などを盛り込む方向で調整している。
【速報】1台が横転 交差点で車3台がからむ事故で男女3人が病院搬送 大阪市天王寺区上本町
22日午前11時半ごろ、大阪市天王寺区の交差点で車3台が絡む事故があり、50代~70代の男女3人が病院へ搬送されました。
警察によりますと、22日午前11時半ごろ、大阪市天王寺区上本町6丁目の交差点で「交差点の中央付近で車どうしの事故。車両1台が横転しています」と通行人から119番通報がありました。
車3台がからむ事故で、1台は横転。男女3人が病院へ搬送されましたが、いずれも意識はあり、命に別条はないということです。
警察が事故当時の詳しい状況を調べています。
角川歴彦前会長に有罪判決 五輪汚職「祭典に汚点」
東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、大会組織委員会元理事側への贈賄罪に問われた出版大手KADOKAWAの前会長角川歴彦被告(82)に東京地裁は22日、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。中尾佳久裁判長は「アスリートが目指す世界最大規模のスポーツの祭典に汚点が残された」と非難した。
一連の事件で検察が立件した贈賄側計12人の一審判決が出そろい、全員が有罪となった。うち11人は既に有罪が確定している。角川被告側は判決後の記者会見で、控訴する意向を示した。
主な争点は、元理事高橋治之被告(81)=受託収賄罪で公判中=側への資金提供に関し、角川被告が同社元専務ら2人=いずれも贈賄罪で有罪確定=から報告を受け、了承したかどうかだった。
中尾裁判長は判決で、元専務らが虚偽の説明をする動機がないなどとして、証言の信用性を認定。角川被告が会社のブランド力向上のために賄賂を元理事側に支払うことを了承し、進めさせたとして「誤った意思決定だ」と指摘した。
大分の時速194キロ暴走 福岡高裁が1審破棄 2審は懲役4年6月
大分市で2021年、時速194キロで衝突死亡事故を起こし、同市の会社員、小柳憲さん(当時50歳)を死亡させたとして自動車運転処罰法違反(危険運転致死)に問われた当時19歳の男性被告(24)の控訴審判決で、福岡高裁は22日、危険運転の成立を認め懲役8年とした24年11月の1審・大分地裁判決を破棄し、同法違反(過失運転致死)を適用して懲役4年6月を言い渡した。平塚浩司裁判長は「立証が不十分」として危険運転の成立を否定した。
不注意で死亡事故を起こした場合などに適用される同法の過失運転致死は法定刑の上限が懲役(現在は拘禁刑)7年であるのに対し、「故意」を認めて罰する危険運転致死は懲役(同)20年で、より重い。公判では危険運転の成否が争点となり、検察側は被告が①「制御困難な高速度」で車を運転し、小柳さんの車に②「妨害目的で接近(妨害運転)」して衝突した――という2要件で危険運転が成立すると主張。弁護側は過失運転致死にとどまると訴えていた。
1審判決は①を認めた一方、②は「積極的に妨害しようとした意図は認められない」と判断。検察側、弁護側の双方が控訴した。
1審判決によると、被告は21年2月9日午後11時ごろ、大分市の県道交差点で乗用車を運転し、法定速度が時速60キロのところ、制御困難な時速194キロで直進。対向車線から右折してきた小柳さん運転の車と衝突し、小柳さんを出血性ショックで死亡させた。【森永亨、井土映美】
【訃報】加藤一二三さん死去86歳 将棋の世界で数々の大記録打ち立てる 晩年は“ひふみん”の愛称で親しまれ2022年には文化功労賞を受賞
愛称は“ひふみん”
“ひふみん”の愛称で親しまれ、将棋の世界で数々の大記録を打ち立てた加藤一二三さんが亡くなりました。86歳でした。
所属事務所によりますと、加藤一二三さんがきょう未明、肺炎のため亡くなったということです。86歳でした。
加藤さんは1954年に14歳7か月の若さでプロ入りし、早稲田大学に進学した18歳で八段に昇段。将棋界、最高レベルの「A級」になるなど、史上最年少記録を続々と更新しました。
将棋界のレジェンドとして活躍
将棋界のレジェンドとして活躍してきた加藤さん。2016年には自らの最年少記録を更新する14歳2か月でプロ入りした藤井聡太四段と対戦し話題にもなりました。
2017年に引退した後は“ひふみん”の愛称で親しまれ、テレビでも活躍するなど将棋の普及・発展に大きな貢献をし、2022年には文化功労賞を受賞しました。