高市首相は今月23日に召集される通常国会の早期に衆議院を解散する意向を与党幹部に伝えました。高市首相は19日に記者会見を開き方針を説明する考えです。
――解散は通常国会冒頭でよい?
高市首相「先ほど鈴木幹事長や日本維新の会代表がお答えしたとおり 」
高市首相は自民党の鈴木幹事長と日本維新の会の吉村代表と会談し、今月23日に召集される通常国会の早期に衆議院を解散する意向を伝えました。
日本維新の会 吉村代表「総理から通常国会の早期において解散をすると伝達を受けました。詳細は19日の月曜日に総理からその考え方も含めて述べると」
自民党 鈴木幹事長「(党として)準備を急がなくてはなりません。しっかりとした選挙に向けての態勢作りを加速させていきます。」
高市首相がその理由と一連の日程について、19日に記者会見を開いて説明するということです。
解散の判断について高市首相は「連立パートナーが替わり、連立合意について信を問う必要がある」「責任ある積極財政、防衛三文書の見直しなど新しい政策について審判を受ける」などと説明したということです。
吉村代表は「経済政策についても不安定な政権でいくより信を得られればスピードを高められる」と強調しました。
自民党の鈴木幹事長は、維新との選挙協力については「基本的にはしない」と述べました。
日韓首脳会談で警備中の警察官らに銃口?向ける 奈良県警、銃刀法違反容疑で無職男逮捕
刃渡りが長い刃物を所持していたとして、奈良県警奈良署は14日、銃刀法違反の疑いで、奈良市内に住む58歳の無職男を現行犯逮捕した。日韓首脳会談で警備中だった警察官らに銃口のようなものを向けたため、職務質問を受け、犯行が発覚した。
逮捕容疑は同日午後0時15分ごろ、奈良市内の路上に止めた車内に刈り込みばさみ(刃渡り8センチ超)1本を所持していたとしている。
男は墓参りの草刈りをするために「携帯していた」と容疑を認めている。警察官に向けたものは発射機能がないプラスチック製の玩具という。
同署が犯行動機などを詳しく調べている。
高市首相の「早期解散」に野党反発…「『一任をよこせ』と言わんばかり」「政策を最優先に取り組んでほしかった」
高市首相が衆院を早期に解散する意向を与党幹部に示したことに対し、野党は一斉に反発した。首相による与党幹部への意向伝達を踏まえ、野党各党は選挙準備を本格化させる方針だ。
立憲民主党の安住幹事長は14日、党本部で記者団に対し、「理不尽な解散だ。『支持率が高いから一任をよこせ』と言わんばかりの態度で容認できない」と批判した。国民民主党の玉木代表は記者団に「残念だ。政局よりも政策を最優先に取り組んでほしかった」と指摘した。
共産党の小池書記局長は記者会見で、「解散権をもてあそぶ態度は許されない」と非難した。選挙戦では社民党と協力を進める意向を表明した。
日本保守党の百田代表は「1年半で3度の国政選は多すぎる」と述べた。チームみらいの安野党首は、「唐突な印象は拭えない」と語り、5議席以上を目指す考えを示した。
大阪ダブル選「衆院選に利用」=立・国幹部、相次ぎ批判
立憲民主党の安住淳幹事長は14日、大阪府の吉村洋文知事(日本維新の会代表)と大阪市の横山英幸市長(維新副代表)が辞職し、衆院選に合わせて出直し選に立候補する意向を固めたことを批判した。党本部で記者団に「衆院選に勝つために知事・市長選を利用しようということだ」と強調し、「そんなことに税金を使うなんて(維新が掲げる)身を切る改革でやることではない。いやしい手法だ」と述べた。
国民民主党の玉木雄一郎代表も記者団に、維新の地方議員が国民健康保険料の支払いを逃れていたとされる問題を引き合いに「国保逃れ隠しの疑念を持たれる」と指摘。「(疑惑について)きちんと説明するのがダブル選より先ではないか」と疑問を呈した。 [時事通信社]
【独自】立民・公明、新党結成視野に協力 衆院選、中道勢力結集し対抗
立憲民主、公明両党は、衆院選に向けて新党結成を視野に選挙協力を進める調整に入った。公明は斉藤鉄夫代表(広島3区)ら現職議員を含め小選挙区から撤退し、全国各地で立民側の候補を支援する案が浮上している。立民内にあった、各党の比例代表候補を同じ名簿に登載する「統一名簿」構想をさらに進展させる。複数の関係者が14日明らかにした。中道勢力を結集し、高市政権に対抗する構えだ。
両党は候補の比例名簿の登載順などについて調整を進めるとみられる。選択的夫婦別姓制度の導入推進や、自民党派閥裏金事件を受けた政治改革を共通政策に掲げる方向で検討している。立民は両院議員懇談会・総会を15日に開くと発表。野田佳彦代表と公明の斉藤代表による党首会談も模索している。
立民の安住淳幹事長は選挙協力に関し、記者団に「断続的に協議している。15日には報告できると思う」と述べた。
公明は昨年10月、自民との連立政権から離脱し、野党に転じた。
「ラブホ密会」小川晶氏が前橋市長選再選 “秒殺”当確も万歳なし「本当に日本中を騒がせてしまいました」
前市長・小川晶氏(43)の辞職に伴う群馬県前橋市長選が12日、投開票され、無所属前職の小川氏が新人4人を破り再選を果たした。
投票が締め切られた午後7時、報道各社が一斉に小川氏の当選確実を報じると、前橋市内のホテルの一室で開票を見守った陣営は大きく湧いた。午後7時半すぎ、当確を受けた小川氏が姿を見せると「あきら」コールが起こったが「市民にご迷惑をおかけしたので、万歳をしないで祝いたい」との意向により万歳はなかった。
小川氏は、支援者を前に「この厳しい選挙戦、出直し選挙。本来であれば4年間の任期を務めるはずだったところを、その途中で選挙をやらなければいけなくなってしまった。自分の責任でみなさんに迷惑をかけて、今回の厳しい選挙をやらなければいけなくなってしまった。厳しい選挙を一緒に戦っていただいて、そしてこの結果を勝ち取っていただいたみなさまに、感謝を申し上げます」と深々と頭を下げた。
さらに「すべては私の責任だというふうに思っています。自分の軽率な行動によって、本当に日本中を騒がせてしまいましたし、自分がいちばんつらい時にみなさんに本当に助けていただきました」と、選挙戦を振り返った。
続投を受け「もう一度、みなさんに託していただいた。本当にもう一度『小川さんを信じてみよう』と、多くの市民のみなさんに選んでいただけたということで、改めて責任の重さを感じているところでございます。今度はもっといい仕事をしていきたい。もうすぐにでも働いて、みなさんと一緒にみなさんのために、もっといい前橋をつくっていきたい。任期の途中からですけれども、またみなさんと一緒にこれからの前橋をつくっていきたい」と、2028年2月までの2期目を見据えた。
選挙戦での批判の声も受け「私に期待してくれている方々ばかりではない。厳しい声もたくさんあると思います。すべての市民のみなさまに、これからしっかりと仕事をして、これからの私の行動で、すべての市民のみなさまの信頼をまた積み重ねていきたい」と誓った。
勝因を問われた小川氏は「多くのみなさんがしっかり反省をして、しっかり働けということで、もう一度信じて託していただいたということに尽きると思います」と分析した。
共同インタビューで、記者団から“ラブホ密会騒動”に関して「説明に納得していない有権者も一定数いる」と問われた小川氏は「本当に最初から答えられること、すべて真実をお答えしている。私としては、お話しできることはすべてお話ししているところなので、今後もていねいに説明を尽くしていきたい。私の起こした行動で議会、県ともいろいろと接触していくことが必要となってくると思いますので、まずはていねいに各機関と信頼回復を図っていきたい」と強調した。
(よろず~ニュース編集部)
万博閉幕3か月、衰えぬ「ミャクミャク」人気…記念撮影の倍率100倍超「あの興奮よみがえる」
大阪・関西万博の閉幕から13日で3か月となる。公式キャラクター「ミャクミャク」の人気は衰えず、各地で行われるグッズ販売には行列ができている。話題になった各国グルメを提供する店も登場しており、万博の余韻を楽しみたい人たちを引きつけている。(藤本将揮、福井支局 加藤優衣)
JR福井駅(福井市)の土産物店で10日、万博のオフィシャルグッズを売るコーナーが、25日までの期間限定でオープンした。北陸新幹線で東京からもファンが駆けつけ、開店前には約150人が列を作った。
店にはキーホルダーや菓子など約50種類が並び、黒とグレーの「黒ミャクミャク」のぬいぐるみなどは午前中に完売した。10日未明から並んだという兵庫県西宮市の会社員女性(43)は「ずっと買えなかった商品を入手でき、福井まで来たかいがあった」と笑顔で話した。
期間限定のショップは今月18日から富山市で、2月には金沢市でも開店する。一方、今月18日に閉店する大丸梅田店(大阪市)のショップは駆け込みの客でにぎわっており、品定めしていた大阪府豊中市の派遣社員の女性(49)は「まだまだグッズを集めたい」と話していた。
関西電力本店ビル(大阪市)で10日に行われたミャクミャクとの記念撮影は、90組の応募枠に9329組から申し込みがあり、倍率は100倍超に。大阪府門真市のパート従業員の女性(43)は「万博へは32回行った。こうしてミャクミャクに会うと、あの興奮がよみがえる」と話し、長女(4)と記念写真に納まっていた。
各国の食文化を伝えたメニューを継承する飲食店も現れている。
クウェート館のレストランで腕を振るったシェフは昨年12月、羊肉料理など万博の味を持ち帰れるテイクアウト専門店「エキスポ・クウェート・キッチン」を大阪市中央区に開店した。
神戸市中央区のルーマニア料理店「Conte」では、ルーマニア館にあったレストランから移したテーブルや椅子を置き、万博で提供した郷土料理を味わえる。
フランス館に出店したパリ発祥のパン店「メゾンカイザー」は、万博会場で約15万個を売り上げた特別レシピのパンのうち3種をルクア大阪店(大阪市)とJR京都伊勢丹店(京都市)の2店で販売している。手間や時間がかかり、各店とも製造は1日50~60個が限界だが、反響は大きく、今月末だった終了期間の延長を検討しているという。
大阪・うめきたにあるレストラン「A dining」は、マレーシア館で話題を呼んだ国民食「ロティチャナイ」を10月下旬から提供している。現地人スタッフが生地を空中で回して作るパフォーマンスが人気になった薄焼きのパンで、カレーをつけて食べる。1日50食限定で、2月まで予約が埋まっているという。
店を運営するヤスミン・ビンティ・アブドゥラさん(33)は「タイやベトナムの料理のように、マレーシア料理の知名度をあげていきたい」と意気込む。
「6月解散説」を流したのは“罠”だった? 電撃解散に漂う高市政権の打算「国民の負担増の前に選挙を終わらせたいのでは」
通常国会の召集日とされる1月23日。その日、国会論戦の幕開けと同時に、衆議院が解散されるそんな異例のシナリオが永田町でささやかれている。読売新聞の報道をきっかけに浮上した「年明け解散」観測だが、当の自民党選対や広報は沈黙したまま。なぜ、あえて1月なのか。なぜ、国会論戦を避けるような日程なのか。その裏に透けて見えるのは、政権の自信なのか、それとも焦りなのか。永田町を包む不穏な空気の正体を追う。
【画像】1月12日、「政治の師」の慰霊碑を訪問し、深く頭を下げる高市首相
自民党の選対本部や広報本部は沈黙したままの不思議
永田町の乾いた冬の空気の中に、ひとつの日付が重く、そして鋭く投げ込まれた。1月23日。通常国会が召集される予定のこの日に、衆議院を解散するという驚くべきシナリオが、水面下で蠢いている。
号砲が鳴れば、2月上旬には投票箱の蓋が閉まる。あまりに急な展開だ。多くの国民が正月気分から抜け出し、日常に戻ろうとするタイミングで、政治だけが喧騒の渦に飛び込もうとしている。
読売新聞が1月9日に報じた解散情報は、単なる観測気球ではないだろう。複数の政府・与党関係者が口を揃える通り、首相周辺が強い意向を示していると報じられている。
だが、不思議なことに、自民党内で選挙の実務を担う選対本部や広報本部は沈黙したままだ。ポスターも、スローガンも、何一つ決まっていない。党の幹部たちさえ、寝耳に水の状態である。
なぜ今なのか。なぜ通常国会での論戦を拒否するのか
通常、選挙とは組織の総力戦だ。準備不足は敗北に直結する。それにもかかわらず、なぜこれほど強引な日程が組まれようとしているのか。
不可解な動きを紐解いていくと、そこに浮かび上がるのは、勇ましいリーダーの決断ではない。追い詰められた権力者が、不都合な未来から逃走しようとする姿である。
事態を動かしているのは、党の組織ではない。首相官邸の奥深く、ごく限られた側近たちだ。複数の関係者によれば、具体的には木原稔官房長官、そして内閣官房参与の今井尚哉氏であるという。
かつて安倍官邸のエースとして権勢を振るった今井氏の名前が出てくることに、因縁めいたものを感じる向きも多いだろう。
だがなぜ、1月なのか。なぜ、通常国会での論戦を拒否するのか。
理由は明白だ。春が来れば、国民の怒りが爆発することを知っているからだ。
4月。本来なら桜が咲き、新生活が始まる希望の季節だが、2026年の春は様相が異なる。数々の「負担増」が家計を直撃する手はずが整っているからだ。
「子ども・子育て支援金」という美名のもと、健康保険料への上乗せが始まる。独身者を含め、月平均数百円程度が給与から天引きされる。これは実質的な増税である。高市政権下で決定された負担増はこれにとどまらない。
給与明細を見た現役世代が「また手取りが減った」と唇を噛む前に、選挙を終わらせてしまいたい。有権者が痛みを感じる前に、白紙委任状を奪い取ってしまいたい。1月解散、2月投開票という日程には、そうした透けて見えるほどの打算がある。
高市首相を支えているのは、テレビ番組でお馴染みの「お友だち」たちだ。加えて、石破茂前首相の陰鬱な立ち居振る舞いに対する拒否反応が、相対的に高市氏の評価を底上げしている面もあるだろう。
「石破氏よりはマシだ」という消極的な支持を、自身の政策への熱狂的支持と勘違いしている節があるのではないか。たしかに、私も、「石破首相と高市首相、どっちがいい?」と聞かれたら、当然、高市首相だと思う。
外交でも日本の存在感は希薄になる一方
しかし、冷静に実績を見つめ直せば、看板に掲げた「保守」のメッキは剥がれはじめていることに気づくはずだ。
保守とは何か。それは、国益を最優先し、歴史と伝統を重んじ、国家の威厳を守り抜く態度のことではないか。だが、首相就任以来、高市氏は靖国神社への参拝を見送っている。総裁選前にあれほど勇ましく語っていた信念は、権力の座に就いた途端、どこかへ消え失せたようだ。
外交においても、日本の存在感は希薄になる一方だ。米国ではトランプ大統領が再登板し、中国との貿易交渉をビジネスライクに進めようとしている。米中が頭越しに手打ちをするリスクが高まる中、日本外交は完全に蚊帳の外に置かれている。
高市首相の国会発言から、中国が大騒ぎをはじめた日中関係。当面、改善の余地はないだろう。全体の構図から見れば、中国の過剰反応に問題があるのは疑いようもないが、中国につけいれられてしまうような発言をした脇の甘さがあることは否めない。
深刻なのが、経済政策の迷走
そこからくる経済への影響は、やはり高市首相に責任の一端がある。そして何より深刻なのが、経済政策の迷走である。
高市首相は「責任ある積極財政」を標榜している。聞こえはいいが、その実態は、古色蒼然としたバラマキ政治への回帰に他ならない。
官僚が机上の空論で描いた産業政策に巨額の税金を投じ、効果の怪しい公共事業を積み重ねる。これは「投資」ではない。単なる「浪費」だ。
政府が赤字国債を発行し、市場に金を流せば、一時的に数字上の景気は良く見えるかもしれない。しかし、生産性の向上を伴わない通貨の供給は、通貨の価値を毀損し、悪性のインフレを招くだけだ。現に、円安と物価高は止まる気配がない。
実質賃金を見てほしい。2025年10月時点で、10ヶ月連続のマイナスを記録している。働いても働いても、生活は楽にならないどころか、貧しくなっている。政府が金を使い、余計な仕事を作り出せば作り出すほど、民間活力は削がれ、国民の購買力は奪われていく。
国民が心から望んでいることはシンプルだ。汗水垂らして働いた金を、勝手に奪わないでほしい。使い道のわからない補助金や、天下り先を潤すだけの事業に税金を湯水のように使うのをやめてほしい。つまり、「ムダ遣いの撲滅」と「減税」だ。
現在から逃亡するための号令
政府が余計な口を出さない自由な経済活動、そして勤勉な者が報われ、負担の少ない社会。これこそが、経済原則に合致した繁栄への道である。
本来、保守政治家であれば、自助努力を尊び、政府の肥大化を戒めるはずだ。しかし高市首相がやっていることは、どうだろうか。官製春闘で企業に賃上げを強要し、その裏で社会保険料を引き上げ、補助金漬けにして産業の新陳代謝を阻害する。
「6月解散説」を流したのは、野党や公明党の準備を遅らせるための罠だったと言われる。どこかで自らの口で「解散」と発せられる言葉が、どのような美辞麗句で飾られていようとも、賢明な国民は騙されてはいけない。それは未来を切り拓く宣言ではなく、現在から逃亡するための号令なのだから。
私たちは問わねばならない。「高市さん、あなたは一体、どんな国を作りたいのですか」と。
負担ばかりが増え、賃金は上がらず、外交では無視され、理念なきバラマキだけが横行する国。それが目指す「国の形」なのだろうか。
空回りを続ける積極財政と、理念なきバラマキの果てに
今、求められているのは、痛みを伴う改革から逃げず、国民に真実を語るリーダーだ。
「皆さんの税金は、一円たりとも無駄にはしない。だからこそ、国に頼るのではなく、自らの足で立ってほしい」
そう語りかけ、減税とムダ使いをやめる政治を断行する。そんな当たり前の政治が行われることを、願ってやまない。
1月23日、もし本当に解散の号砲が鳴るならば、それは国民にとって「信を問う場」ではなく、政権による「責任転嫁の儀式」に過ぎない。
美辞麗句で包み隠した負担増の請求書を、国民が中身を確認する前に無理やり判を押させるようなやり方は、およそ保守が重んじる「誠実さ」とはかけ離れている。
空回りを続ける積極財政と、理念なきバラマキの果てに待つのは、国家の衰退という冷厳な現実だ。高市首相が守ろうとしているのは、日本の未来なのか、それとも自身の権力という名の蜃気楼なのか。有権者は、その化けの皮を剥がす覚悟を問われている。
文/小倉健一
のぞき穴から冬眠するクマ観察、相次ぐ出没で例年以上の注目…寝室の隅で丸くなる姿「寝息でも聞こえるかと」
盛岡市動物公園「ZOO(ズー)MO(モ)」で、飼育員が冬眠するクマの生態などを解説する「ニホンツキノワグマの冬眠ガイド」が開催されている。同園によると、冬眠中のクマを観察できる動物園は全国的にも珍しく、人里に相次ぐクマの出没で例年より注目が集まっているという。2月15日まで。
同園では、できる限り野生の生態に近い形で暮らしてもらおうと、1989年の開園当初からクマを冬眠させている。飼育されているのはツキノワグマの成獣で雌の「姫」と「リオ」。2頭は昨年12月中旬に冬眠に入ったという。
11日は、県内外から5組が参加。飼育担当から説明を受けながら、寝室ののぞき穴からライトをかざし、真っ暗な寝室の隅で丸くなって冬眠しているクマの様子を観察した。
参加した盛岡市の団体職員(53)は「寝息でも聞こえるかと思ったが、微動だにしない。飲まず食わずで冬眠する動物のすごさに驚いた」と目を丸くした。
冬眠ガイドは1組15分程度で、料金は1組1000円(税込み)。土日・祝日の開催で、1月は満員の日もあるが、2月は空きがあるという。
さいたまスーパーアリーナ、大規模改修で最大1年半の休館へ…エレベーターや音響設備の更新で139億円計上
スポーツや音楽など、幅広い用途で活用されてきたさいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区)が大規模改修工事のため、13日から最大で1年半休館する。老朽化に伴う音響設備などの更新を行うためで、2000年の開館以降、長期休館は初めて。
スーパーアリーナは最大3万7000人を収容できる県有施設。県はエレベーターやエスカレーター、音響設備などの更新費用として、139億円を計上している。
大規模イベント向けの「スタジアム」や「メインアリーナ」などは、壁や床が可動することで、客席数を増減できる作りだ。これまで多くの展覧会やスポーツ、音楽イベントなどで親しまれており、東京五輪ではバスケットボールの会場にもなった。11年の東日本大震災直後には、福島県双葉町の町民約1200人を受け入れ、避難所としても機能した。
さいたま市の成人式(二十歳の集い)も、02年からスーパーアリーナで行われてきた。市は休館にあたって、27年の二十歳の集いを埼玉スタジアム(同市緑区)で開くことを検討している。
現在、県はスーパーアリーナの命名権(ネーミングライツ)を公募中だ。希望契約額は年5億円以上で、3月末までの契約締結を目指している。締結されれば、休館明けには愛称の使用が始まりそうだ。
休館中でも、中・小規模イベント向けの「展示ホール」や隣接する「けやきひろば」などは使用できる。