東京・福生市で29日、44歳の男が自宅の前にいた少年をハンマーで殴るなどして一時自宅に立てこもり、その後逃走した事件で、警視庁は男を殺人未遂の疑いで公開手配しました。
公開手配されたのは、東京・福生市の職業不詳、高林輝行容疑者です。
警視庁によりますと、高林容疑者は29日午前、自宅の前にいた17歳の少年をハンマーで殴り、殺害しようとした疑いがもたれています。また、高林容疑者は通報を受け駆けつけた警察官らにサバイバルナイフを向け、さらに噴霧器のようなもので液体をまいて、警察官3人にケガをさせたとみられています。
高林容疑者はその後、自宅に1人で一時立てこもっていましたが、警視庁が室内に突入した際に姿はなく、その後の行方が分かっていないため、警視庁は公開手配に切り替えました。
また高林容疑者の母親が30日、日本テレビの取材に応じました。
高林容疑者の母親
「(連絡)入れたけど着信拒否になるから。もちろん出てきてほしいです」
高林容疑者は身長173センチほどで、警視庁が情報提供を呼びかけています。
【情報提供】警視庁福生警察署 042-551-0110
発端はSNSの投稿か…「お前死ぬぞ」知人への恐喝容疑 男2人と少年1人再逮捕 トクリュウか
知人の男性から現金を脅し取ったとして、男2人と少年1人が再逮捕されました。
3人は匿名・流動型犯罪グループ=トクリュウとみられています。
恐喝の疑いで逮捕・送検されたのは、住所不定・無職の今岡奨護容疑者と橋本太陽容疑者、19歳の少年の3人です。
3人は2025年、SNSのメッセージ機能で「35万だ」「さっさとおわらせねーとお前死ぬぞ」などと知人の男性を脅し、銀行口座に現金8万円を振り込ませた疑いがもたれています。
警察によりますと、被害者の男性がSNSで3人をからかうような投稿をしたことでトラブルに発展したとみられるということです。
3人は2025年11月に豊平区で発生した殺人未遂事件や、札幌市内で相次いだ強盗傷害事件などにかかわったとして、すでに逮捕されています。
警察は匿名・流動型犯罪グループ=トクリュウとみて捜査を進めています。
書き直しは原則「同じ認定医」に 障害年金審査で調書破棄巡り
障害がある人が受け取る障害年金の審査で、日本年金機構の職員が医師の作成した認定調書に誤りなどがあると判断し、当初の調書を破棄して別の医師に作成を依頼し直していた問題で、厚生労働省は30日、調書に不備があっても同じ認定医に書き直してもらうことを原則とするなどの対応方針を公表した。
厚労省は問題を受け、障害年金の審査に関わっていた機構の職員約300人に聞き取りを実施。その結果、機構が定める標準的な処理期間の3カ月を守るために、別の認定医に依頼せざるを得なかった▽別の医師に調書の作成を依頼する際、当初の調書の内容を伝えるかが明確になっていない――などの課題が明らかになった。
厚労省がまとめた対応方針では、審査の透明性を確保するために、調書の不備で作成し直す必要がある場合は、同じ認定医に確認することを原則とする。やむを得ず別の医師に依頼する場合でも、当初の認定調書を作成した認定医の意見も反映して審査するようにする。また、処理期間は現場の実情に合わせて審査に時間を要する場合には4カ月に延ばすことにした。
厚労省は「審査のやり直し自体に違法な点はないが、より丁寧に審査をする観点から見直す」としている。【寺原多恵子】
漫画家・田森庸介さん死去 74歳 日本漫画家協会が公表 代表作「ポポロクロイス物語」はアニメ化なども
「ポポロクロイス物語」で知られる漫画家の田森庸介さんが4月10日に死去したことが分かった。74歳だった。日本漫画家協会が30日までに公式サイトを通じて伝えた。
同サイトは20日付で訃報を伝え、「当協会会員の田森庸介氏が、2026年4月10日に74歳でご逝去されました」と明かした。葬儀は近親者で執り行われ、香典などは故人の遺志により辞退する。同協会は「謹んでご冥福をお祈り申し上げます」と偲んだ。
1951年生まれ、東京都出身の田森さんは、慶大在学時から活動を行い、1977年に高峰丈名義で「ぞうり虫の詩序曲」でデビュー。78年に、田森庸介名義としての初作品にして代表作の「ポポロクロイス物語」を発表。同作は96年に初のゲーム化、03年にはアニメ化もされるなど人気を博した。他にも「まほうねこダモン」、「金の月のマヤ」などのシリーズで知られている。
田森さんは運営する個人サイトで今年5月に開催予定の「Japan Comic Art Expo2026」への参加の意向を明かしており、「Japan Comic Art Expo2026に参加する予定です。いつものように、午後から出る予定です。もはや出す物はもうないと思われましたが、只今発掘中です。何か発掘しましたらまたお知らせします」とつづっていた。
抗体製剤、予防接種で使用可に=RSウイルス、新生児を想定―法改正、定期化目指す・厚労省部会
厚生労働省の専門部会は30日、RSウイルス感染症の予防効果がある抗体製剤について、ワクチンと同様、予防接種に使用可能とするよう提言を取りまとめた。
厚労省は改正予防接種法案を今国会にも提出し、新生児を対象に同剤の速やかな定期接種化を目指す。予防接種に使用できる医薬品の範囲が拡大されるのは初となる。
RSウイルスは乳幼児の大半が感染し、風邪のような症状で、肺炎など重症化することがある。厚労省は4月から、妊婦への接種で子に予防効果が表れる「母子免疫ワクチン」を用いた定期接種を開始している。
新生児に用いる抗体製剤も効果が認められているが、現行法では予防接種に用いることができない。このため、専門部会が検討を急いでいた。 [時事通信社]
平和学習アドバイザーに辺野古反対抗議者 沖縄・玉城デニー知事「適当と認めた」
沖縄県名護市辺野古沖で船2隻が転覆し、平和学習中の同志社国際高(京都府)2年の女子生徒ら2人が死亡した事故を巡り、県の委託で運営されている修学旅行サイトに米軍普天間飛行場の辺野古移設反対の抗議活動を続けてきた男性が平和学習のアドバイザーとして登録されていたことについて、玉城デニー知事は30日、「適当と認めたわけで登録している」との考えを示した。
玉城氏は同日開かれた定例記者会見で、平和学習の政治的中立性の観点から見解を問われ、「どのような学習を選択し実施するかは、実施主体である各学校が判断するものだ」と述べた。
そのうえで、「常に公平・公正な視点で講話できる方、学校側との事前の打ち合わせの内容に沿った講話ができる方などを本人の(登録)申請から確認しており、適当と認めたわけで登録している」と強調した。
平和学習のアドバイザーとして男性が登録されていたのは、県の委託で沖縄コンベンションビューロー(OCVB)が運営する修学旅行専門サイト「おきなわ修学旅行ナビ」。この男性は、抗議活動中の女性を制止した警備員が令和6年6月、ダンプカーに巻き込まれ死亡した名護市安和(あわ)の土砂搬出港周辺で抗議活動に参加していることが、何度も確認されている。
玉城氏はアドバイザーの登録可否の判断について、「アドバイザーがどういった団体に所属しているかではなく、修学旅行に訪れる生徒に対し、どのような内容を提供してもらえるか、講座の内容が学校の要望に合致しているかなどを基準としている」とし、「その講座を受ける、受けないは学校側の判断によるものだ」との見解を示した。(大竹直樹)
元検事正からの性被害訴えた女性検事が辞表提出…「訴えが無視され続け、戻る場所がなくなった」と涙
女性副検事の不起訴は不当と検察審査会に申し立て
部下への準強制性交罪に問われた大阪地検の元検事正・北川健太郎被告(66)の捜査を巡り、被害者の女性検事を中傷したとする名誉毀損(きそん)などの疑いについて女性副検事を不起訴にしたのは不当だとして、女性検事が30日、大阪第2検察審査会に審査を申し立てた。
女性検事は、女性副検事が「虚偽告訴」と職場で言いふらしたなどとして名誉毀損容疑などで告訴・告発。大阪高検は昨年3月、女性副検事を不起訴とした。一方で女性検事の名前を同僚に伝えたことなどは不適切だとして戒告の懲戒処分とした。
また、女性検事は30日、大阪地検に辞表を提出した。職場に被害を訴えた後、体調不良となり仕事を続けることができなかったという。女性検事は同日、大阪市内で記者会見し、「検事の仕事が大好きだったが、私の訴えは無視され続けて戻る場所がなくなってしまった」と涙を流した。
北川被告は2024年10月の初公判で起訴事実を認めたが、弁護人が今後の公判で無罪主張に転じる方針を明らかにしている。
クマ1頭を緊急銃猟で駆除 富山市北部 昨夜、女性がクマに襲われけが
富山市の住宅街で昨夜、犬の散歩をしていた女性がクマに襲われ大けがをしました。現場付近できょう、自治体の判断で発砲できる緊急銃猟によりクマ1頭が駆除されました。
「パンパン」
吉本記者
「3分ほどで10発の発砲音のような音が聞こえています」
富山市によりますと、駆除されたクマは、体長150センチ、体重は推定110キロのオスの成獣1頭です。
駆除された現場に近い富山市森ではきのう午後7時半すぎ、犬の散歩をしていた45歳の女性がクマに襲われ、顔や頭、首などを引っかかれる大けがをしました。
きょう午前、ヘリコプターによる探索で、近くのやぶの中にクマと見られる熱源が見つかったため、富山市長が緊急銃猟の許可を出しました。
猟友会があわせて12発を撃ち、午後1時ごろ、クマの駆除を確認したということです。
女性がクマに襲われたのは、富山市北部の海に近いエリアの住宅街です。富山県内でのクマによる人身被害はことし初めてです。
安全よりも稼働率優先か「安全装置の無効化」が事故原因の可能性 スキー場5歳児死亡…調査報告書を発表
北海道小樽市にある朝里川温泉スキー場で2025年12月、当時5歳の男の子がベルトコンベヤー式のエスカレーターに右腕を挟まれ死亡した事故で、第三者委員会が調査報告書を発表しました。
事故の要因は「現場責任者による安全装置の無効化」の可能性があるということです。
事故があったエスカレーターは、駐車場とゲレンデを結ぶために設置されたもので、男の子は終点付近でしりもちをつき転倒し、ローラーとベルトの間に右腕が巻き込まれました。
男の子の死因は窒息死で、腕とともに衣服も巻き込まれ、首を圧迫したとみられていています。
報告書によりますと、事故が発生したエスカレーターには4つの自動停止機能と、手動の緊急停止スイッチが備えられていましたが、現場責任者はこのうち3つの安全装置について、これまでに無効化(正常に機能しない状態)したことがあり、事故当日は1つを無効化していたと説明していることが分かりました。
しかし報告書では、エスカレーターに問題がなかった場合、男の子が転倒し安全蓋が開いた時点でベルトが緊急停止していたはずであり、実際には男の子の腕が安全蓋奥のベルトとブラシの間に挟まれたことから、ほかの安全装置は稼働していたとする現場責任者の話には疑義があるとしています。
大雪による雪詰まりでセンサーが頻繁に誤作動したり、エスカレーターが停止した際に利用者から「早く動かせ」と要求されるケースが相次ぎ、現場では安全よりも稼働率や作業効率を優先し、安全装置の一部を無効化していたということです。
また、事故発生後から警察の捜査が始まるまでに、無効化されていた設定を元の状態に戻した可能性を指摘する証言が存在するということです。
スキー場は2019年、中国メーカーのエスカレーターを日本の正規代理店を通さず中国から直接輸入していました。
正規代理店を通した場合、高額な仲介手数料が必要なところ、直接輸入であればコストが抑えられることなどが理由でしたが、2019年8月に北京の工場で現場責任者が講習を受けた際、通訳の質の低さなどから十分な情報を得られていなかったということです。
取扱説明書は中国語のみで、日本語の公式な取扱説明書がなく、現場スタッフが安全装置の正確な仕様や調整方法などを理解していなかった可能性があるとしています。
警察は、業務上過失致死の疑いで捜査を続けています。
【連続空き巣】GW直前に…滋賀・彦根市で5軒が被害 高級外車など被害総額は約1400万円相当 玄関こじ開け、窓ガラス破壊など類似の手口で同一犯の可能性も 半径300mの範囲に集中
「連休が狙われた」ということなのでしょうか…琵琶湖畔で、連続して空き巣被害が発生しました。
(MBS前田春香アナウンサー)「おととい=28日、滋賀県彦根市の住宅5軒で空き巣被害が相次ぎました。そのうち4軒がこのあたりの住宅で発生したということです」
警察によりますと4月28日午前7時ごろから午後7時ごろにかけて滋賀県彦根市の住宅5軒で空き巣被害がありました。
被害にあった住宅のうち4軒はびわ湖岸から歩いてすぐの住宅街にあり、半径300mの範囲に集中。
盗まれたのは現金55万円のほか高級外車や貴金属などあわせて約1400万円相当だということです。
被害にあった住宅は玄関が工具のようなものでこじ開けられたり窓ガラスが割られたりするなど手口が似ていて、同一犯の可能性もあるとみられています。