デジタル教科書が30年度にも正式な教科書に、検定の対象…中教審部会が了承

デジタル教科書の利用拡大を検討する中央教育審議会の作業部会は24日、デジタルを正式な教科書とする審議まとめを了承した。デジタルも紙と同じ教科書になれば、検定や授業での使用義務の対象となる。文部科学省は今後、子どもの発達段階を考慮し、取り入れる学年や教科などをガイドライン(指針)で示す。来年の通常国会での関連法改正を目指す。
審議まとめでは、デジタルを正式な教科書とし、検定や無償配布の対象に加えるとした。次期学習指導要領の実施に合わせ、2030年度から新たなデジタル教科書を使用できるようにすることが望ましいとの考えを盛り込んだ。デジタルを導入する学年などを示す指針の作成も求めた。
教科書の形態は〈1〉紙〈2〉完全デジタル〈3〉紙とデジタルを組み合わせた「ハイブリッド」――の三つを想定し、教育委員会などが選ぶ。ハイブリッドは紙に載せたQRコード(2次元コード)を学習用端末などで読み取り、ネット上のデジタル教材を教科書の一部として扱う。学習内容は紙とデジタルに分かれ、全体で一つの教科書とする。
デジタル教科書を巡っては、拾い読みや流し読みといった「浅い読み」につながり、集中力が阻害されるなどの懸念がある。特に小学校低学年には、情報量の多いデジタルは認知処理の負荷が高いとされる。

「テレビや新聞ではほぼ報じられず…」学歴詐称の田久保市長と小池都知事…“卒業証書チラ見せ”とカイロ大疑惑の“深い共通点”

伊東市の田久保真紀市長の振る舞いを見ていると2人の首長を思い出す。東京都の小池百合子知事と兵庫県の斎藤元彦知事である。もしかしてこの2人から学んでないか?とすら思える。
学歴詐称疑惑、小池知事の振る舞いは?
田久保市長は学歴詐称の疑いが指摘され、市議会で不信任の議決を受けた。すると市長は市議会を解散した。10月19日に市議会議員選挙が行われる。田久保市長は実際には大学を除籍となっていたにも関わらず、市の広報誌に「東洋大学法学部卒業」と記載した。
その上で比較してみよう。学歴詐称疑惑で思い出されるのが小池百合子氏だ。以前から疑惑が指摘されていたが、昨年には元側近の告発があった。
『「私は学歴詐称工作に加担してしまった」小池百合子都知事 元側近の爆弾告発 小島敏郎』(文藝春秋2024年5月号)
小池知事の大学卒業を認めるカイロ大学学長名の2020年の声明文を巡り、知事の元側近の小島敏郎氏が、声明文は知事側で作成した可能性があると告発。小島氏は知事から相談を受け「カイロ大から、声明文を出してもらえばいいのではないですか」と対策を提案したという。
衝撃的な告発だったがテレビや新聞ではほぼ報じられなかった。なぜなのか? 当時の「民放の報道番組スタッフ」コメントがわかりやすい。
《小島氏の手記を一読した時は『小池知事はここまでやるのか』と驚きました。しかし誰が文案を作成したにせよ、知事の卒業を今もエジプト大使館とカイロ大が認めている以上、疑義を挟む小島氏の告発に乗るわけにはいかない。(略)慎重に扱わざるを得ないのです》(『元側近の「爆弾告発」主要メディア黙殺のナゼ』日刊ゲンダイ2024年4月15日)
あの声明文作成の「プロセス」が明かされたから読者は驚いたのだが、エジプト大使館とカイロ大が認めているという「結果」は変わっていない。小池都知事にとっては心強い結果だ。しかしそうなると気になることもある。「疑惑のカイロ大声明」によって再選を果たした小池氏は「二期目に入るやエジプト関連予算を一気に増額させている」という事実もあった(「週刊文春」2024年4月25日号)。これにはどんな意味があるのか。
自民党や都連への借りが都政に影響している可能性も
元側近・小島氏の告発に戻すと、小池氏は学歴詐称問題における都議会対策で、
《自民党の二階さんや都連には大きな借りができた。その結果、自民党寄りに変節していったのでしょう。》
借りをつくったことが都政に影響している可能性も指摘していた。
念のために今回の田久保市長との違いを書いておくと、小池氏は大学側が卒業を認めており、卒業証書を公開している。田久保市長は卒業証書をチラ見せしたことが話題になった。除籍なら卒業証書は存在していないはずだ。これら一連の説明が曖昧なのである。
こうしてみると田久保氏が小池氏と似ているのは学歴詐称疑惑そのものではなく、説明する態度だ。小池氏は告発報道後に3期目を目指して東京都知事選に出馬した。しかしなかなか街頭に出てこなかった。理由には「公務」を挙げていた。では都知事選時の公務とはどんなものだったのか?
《公務は都庁に籠もるだけでなく、現場視察に重点を置く。同行するメディアを通じて、2期8年の実績や今後取り組みたい施策をアピールする狙いが透けて見える。》(読売新聞2024年6月24日)
なるほどこの手法なら小池氏にとって厄介なフリー記者に質問されないだけでなく、街頭演説をしなくても露出が増える。老獪な手法だった。田久保市長はこうした小池氏ののらりくらりした「戦法」を参考にした可能性はないか。ただ田久保氏はフリー記者以外からもツッコミの嵐なのだが……。
続いて田久保氏と兵庫県の斎藤元彦知事の比較をしよう。
《議会解散後も、田久保氏は報道陣の取材に「改革への灯は消してはならない」として「改革者」をアピール。SNS上では「既得権益に挑戦している」と支持する声もある。》(東京新聞9月18日)
田久保氏はメガソーラー建設計画の白紙撤回や新図書館計画中止といった訴えをしてきた。なのでSNSでは「利権につぶされた」という声もあるという。これは兵庫県知事選を思い出す。パワハラ疑惑や内部告発問題に問われながら、出直し選挙で再選を果たした斎藤氏には、「既得権益に切り込みワナにはめられた」との「陰謀論」を信じる支持者の存在が指摘されている(東京新聞8月2日)。既得権益と戦っている人なのに!という支援者の評価が似ていないか?
田久保市長と斎藤知事の最大の共通点は…
ちなみに不信任決議を受けた斎藤元彦兵庫県知事は解散ではなく失職を選び、知事選が行われた。この点は田久保氏と異なる。田久保氏の手法は、前・岸和田市長が自身の女性問題で不信任決議を受け、議会を解散させたのと同じだ。
では田久保市長と斎藤知事の最大の共通点と思えることを挙げたい。田久保氏の学歴疑惑は全市議に送られた匿名の文書で発覚したが、田久保氏は当初「怪文書には対処しない」と一蹴した。斎藤知事も自身に関するパワハラなど7項目の疑惑を指摘した内部告発について「うそ八百」と発言した。斎藤氏は告発を公益通報として扱わず、県幹部に調査を命じて元幹部を特定して懲戒処分にした。告発文書を怪文書扱いされた元県幹部はそのあと死亡した。自死とみられている。
いかがだろうか。権力を持つ側が自身の不都合な情報に対して潰しにかかった点がそっくりなのだ。首長が議会や百条委の判断を尊重しない事態も似ている。そのあと何があっても「真摯に受け止める」などの言葉で乗り切ろうとした斎藤知事の態度からも田久保氏は大いに学んでいないだろうか。
田久保市長を見ていて東京都知事や兵庫県知事の言動をあらためて思い出した。各地で似たような人が出てくるのもどこかわかるような。
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文春オンラインで好評連載のプチ鹿島さんの政治コラムが一冊の本になりました。タイトルは『 お笑い公文書2025 裏ガネ地獄変 プチ鹿島政治コラム集2』 。
(プチ鹿島)

須恵町の中学校で数学教える男性職員(60代)が教員免許を偽造か 警察が有印公文書偽造などの疑いで捜査

福岡県須恵町の中学校で数学を教えていた男性職員が、偽造した教員免許を見せて任用されていた疑いがあることが分かりました。
警察は、有印公文書偽造などの疑いで捜査しています。
須恵町の教育委員会と中学校は、22日数学の学習補助を行う60代の男性職員に関し保護者説明会を開きました。
男性職員は教員免許状の写しを提出して任用されましたが、保護者から教員免許を持っていないのではないかという指摘を受けたということです。
男性職員は調査にあいまいに答えたため町は自宅待機の処分としました。
警察は有印公文書偽造などの疑いで捜査しています。
また、男性職員は女子生徒に不適切な発言をした疑いも浮上しているということです。

年齢など身元は不明…駅で線路内にいた男性が回送電車にはねられる その場で死亡を確認 2時間近く運転見合わせ

愛知県あま市の名鉄津島線・七宝駅で22日夜、男性が電車にはねられ死亡しました。 警察によりますと、津島線の七宝駅で22日午後11時20分ごろ、日比野駅から須ケ口駅に向かっていた回送電車が、線路内にいた男性をはねました。 男性はその場で死亡が確認されましたが、年齢などの身元は分かっていません。 警察の聞き取りに男性運転士は、線路内に人影を発見し急ブレーキをかけるも衝突したと話しているということです。 この事故で、名鉄津島線は須ケ口ー津島駅間で2時間近くにわたって運転見合わせとなり、およそ400人に影響が出ました。 警察が男性の身元の確認を進めています。

散歩中にクマに襲われ女性けが

23日朝早く秋田県大館市で散歩中の80代の女性がクマに襲われました。女性は顔をひっかかれていて病院に運ばれています。
現場は大館市川口の鳴滝バス停付近です。
警察と消防によりますとクマに襲われたのは80代の女性で、午前6時過ぎ、家族を通じて「散歩していたところクマに襲われ、顔の右側をひっかかれた」と消防に通報がありました。
女性はクマに襲われた後、自力で自宅に戻っていて、会話も可能ということですが、右のこめかみ付近にひっかき傷があり大館市内の病院に運ばれています。
現場はJR下川沿駅から北西に約1キロで、国道7号からもほど近い場所です。
警察が周辺の住民に警戒を呼びかけています。

児童が教室で護身用催涙スプレー噴射、3年生13人搬送…滋賀・草津の市立小

22日午後1時25分頃、滋賀県草津市立草津第二小学校の教室で催涙スプレーが噴射され、3年生の児童13人が目やのどの痛みを訴えて病院に搬送された。いずれも意識はあり、自力で歩ける状態という。
市教育委員会などによると、当時は昼休み時間中で、3年生の1人が持参していた護身用の催涙スプレーを、別の児童が噴射したという。

今回の総裁選は自民党政治の”終わりの始まり”か

石破茂首相(自民党総裁)の退陣表明を受けた自民党総裁選挙が9月22日に告示された。10月4日の投開票で新総裁が選出される。
政策課題や連立相手をめぐる論戦が繰り広げられることになるが、衆参両院で少数与党に転落した中で、自民党の方針が実現する保証はない。自民党の政策や人材に対して、有権者は冷めた視線を向けている。「解党的出直し」ができないようだと、自民党は凋落の道をたどり、この総裁選は自民党政治の“終わりの始まり”となるだろう。
「『石破票』が誰に流れるか」が焦点に
立候補したのは、届け出順に小林鷹之元経済安全保障担当相、茂木敏充前幹事長、林芳正官房長官、高市早苗元総務相、小泉進次郎農林水産相の5人。
衆参両院の国会議員295人と約91万人の党員票を295票分にドント配分する票の合計で争われる。1回目の投票で過半数を得る候補がいない場合は、上位2人が国会議員(295人)と都道府県連代表(47人)の投票で争う。
関係者の話をまとめると、告示時点の情勢は、党員に浸透している小泉、高市両氏が先行。閣僚経験豊富な林氏が国会議員への支持を広げて追い上げている。茂木、小林両氏は支持拡大に懸命だ。
5人とも1年前の総裁選に立候補し、石破氏に敗れている。その石破氏が集めたリベラル系の党員票や議員票がどの候補に流れるかが焦点となる。保守派の高市氏が、これまで明言してきた靖国神社参拝についてトーンダウンさせていることや、小泉氏が石破氏の持論である「防災庁新設」を重点政策に掲げたのも、「石破票」狙いだろう。
テレビやネットを通じて総裁選の討論やニュースが大々的に流され、自民党への注目度が増しているが、今の自民党が抱える本質的な問題を見失ってはいけない。
5月配信の記事(7月参院選は大きな試練に!「結党70年」を前に行き詰まる自民党、原因は”GPS”にあり)では、自民党が抱える問題点として「GPS」と指摘した。すなわち、裏金問題で露呈した党組織のガバナンス(G)の欠如、物価高や格差拡大に対処すべき政策=ポリシー(P)が時代遅れになっている、小泉純一郎氏から石破茂氏まで21世紀の総裁・首相7人のうち6人が世襲(S)という現象に見られる人材不足、である。
昨年の衆院選と今夏の参院選では、こうした自民党の抱える問題が有権者から批判を浴び、衆参両院で少数与党に転落したのである。
ところが、今回の総裁選では裏金事件の真相解明や再発防止策などに正面から取り組む姿勢は示されず、自民党のガバナンス問題は「喉元過ぎれば熱さ忘れる」という状況だ。世襲議員の増加が自民党の活力を弱めていることも、ほとんど議論されていない。
置き去りにされた「物価高」と「格差拡大」

「子供が木刀のようなものでたたかれた」と通報…ボール遊びの男児3人軽傷、80代の男から話聞く

22日午後4時20分頃、川崎市川崎区伊勢町の公園で遊んでいた子供の保護者から、「子供が木刀のようなもので腕や足をたたかれた」と110番があった。
神奈川県警川崎署によると、公園でボール遊びをしていた小学2年生の男児3人が男に棒状のものでたたかれ、打撲などの軽傷を負ったとみられる。
同署は男児らの目撃証言と似ている80歳代の男を見つけ、事情を聞いている。

夜のキャンプ中にテントの外から熊の咀嚼音…そこにいたのは体長約1mの熊 福島

キャンプのテントの外で熊が目撃され、警察が警戒を呼びかけています。
熊が目撃されたのは只見町大字只見字向山地内です。22日午後7時頃、目撃者がキャンプ中にテント設置場所の南側にある山林から咀嚼音のような音が聞こえ、確認したところ、体長およそ1メートルの熊1頭がいたということです。熊はその後、山林の奥へ入っていき、これまでのところ人的被害などは確認されていません。警察が周辺の住民などに警戒を呼びかけています。

弁護団「日本の被害者救済を」 旧統一教会総裁逮捕受け声明

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の韓鶴子(ハンハクチャ)総裁(82)が韓国の特別検察に政治資金法違反などの疑いで逮捕された。
日本国内で旧統一教会による被害の救済に取り組む全国統一教会被害対策弁護団は逮捕を受けて、23日に声明を発表した。
声明では「(韓国における)違法な活動の背後にある統一教会の豊富な資金は、日本からの多額の送金が原資となっているとみられており、元々は霊感商法や高額献金により日本の被害者から奪い取ったお金だ」と指摘。その上で「日本の被害者に戻されるべきものであり、韓国において統一教会の身勝手な影響力拡大のため違法に使われていたなどというのは言語道断だ。韓国の教団本部も日本の被害者救済のため責任を果たすよう求める」などとしている。【宮城裕也】