首相「足腰の強い自民に」 来春統一選へ決意強調

高市早苗首相(自民党総裁)は11日、党本部で開催された全国幹事長会議で、来春の統一地方選勝利に向けた決意を強調した。「勝ち抜くために今年結果を出さなければならない。国でも地方でも、選挙に勝ち続けられる足腰の強い自民党をつくりたい」と述べた。鈴木俊一幹事長ら党幹部もあいさつした。執行部は、12日に東京都内で開く党大会で採択予定の2026年運動方針案などを示す。
会議には都道府県連の幹事長らが出席した。
首相はこれに先立つ青年部・青年局、女性局合同全国大会で「内閣提出法案はできる限りのスピード感を持って提出している」と説明した。
自民は2月の衆院選で大勝し、衆院では3分の2を超える議席を確保した。ただ参院では連立政権を組む日本維新の会と合わせても過半数に満たない少数与党となっており、統一地方選に加え、28年夏の参院選も課題に挙がる。

元警察官、懲役30年確定へ 浜松の3人殺害

最高裁第2小法廷(三浦守裁判長)は、浜松市の自宅で2022年、祖父母と兄の計3人を殺害したとして殺人罪に問われた元警察官の無職山田悠太郎被告(26)の上告を棄却する決定をした。10日付。懲役30年とした一、二審判決が確定する。
公判では、被告の刑事責任能力が争点になったが、一、二審はいずれも完全責任能力があったと判断していた。
判決によると、22年3月8日夜、自宅で祖父浦山毅さん=当時(79)=と祖母秀子さん=同(76)、兄山田健人さん=同(26)=をハンマーで殴るなどして殺害した。

<独自>岐阜朝鮮学園、3自治体に補助金多重申請 領収書使いまわしか 市議らが監査請求

岐阜朝鮮初中級学校(岐阜市柳津町)を運営する学校法人岐阜朝鮮学園が、令和5年度に教材や施設整備費に充てるとして岐阜市など3市に補助金を多重申請していた疑いがあることが11日、分かった。同一の領収書を使いまわした可能性がある。実際の事業費34万634円に対し、受け取った補助金は計43万4500円に上っていた。
岐阜、大垣、羽島市が交付
不正の疑いがある補助金を交付したのは、学校が立地する岐阜市(27万5千円)のほか、隣接する大垣市(11万円)と羽島市(4万9500円)の3市。東京朝鮮学園に属する東京都内の教材出版社から雑誌や練習課題帳などの教材費として21万7434円、放送機器の修繕費用として岐阜市内の会社に12万3200円を、それぞれ支払ったとする領収書と振込用紙を添付して、3市に決算報告していた。
しかし、振込用紙に記載された日時や領収書の内訳などから、3市にそれぞれ同じものが提出されたとみられる。羽島市の佐藤健市議が行った情報公開請求で判明。3市が交付した補助金の総額は、実際の費用を上回る「黒字状態」だった。
佐藤氏らは不当な公金支出だとして岐阜朝鮮学園に返還を求めるよう市に監査請求を行った。羽島市教育委員会によると、大垣市、岐阜市と協議を開始し、書類の突き合わせなど事実関係の調査を進めている。返還請求も視野に3市で足並みをそろえて対応するといい、5月上旬までに方針を決めたいとしている。
今年度から休校
政府関係者によると、岐阜朝鮮初中級学校は生徒数の減少などで今年度から休校し、在校生は愛知県内の朝鮮学校に移ったとみられる。3市によれば、岐阜朝鮮学園の担当者とは連絡を取っており、仮に休校しても学校法人が残っていれば返還請求などは可能で、朝鮮学園側は3市に「事実関係を調べる」と回答したという。
産経新聞が朝鮮学校に問い合わせたところ「朝鮮総連愛知県本部に尋ねてほしい」との回答があり、愛知県本部は「担当者が不在で分からない」と答えた。佐藤氏は「朝鮮学園の対応は教育機関として、あまりにずさんで、公金に対する極めて悪質な取り扱いだ」と指摘している。

「殺すつもりはなかった」本籍宮崎市の男(38)が殺人未遂容疑で逮捕 面識ある女性の首絞める

面識のある女性の首を絞めて殺害しようとしたとして、本籍宮崎市の男(38)が4月11日午後、逮捕されました。
逮捕されたのは本籍・宮崎市で自称・建設業の小玉悠太郎容疑者(38)です。
警察によりますと小玉容疑者は4月5日の午前2時頃から午前5時半頃までの間に鹿児島県内の屋内で、面識のある女性(30代)の首を手で絞めて殺害しようとした殺人未遂の疑いがもたれています。
女性が翌6日に警察に被害を相談し、11日午後、逮捕に至りました。
小玉容疑者は「首を絞めたが殺すつもりはなかった」と容疑を一部否認しているということです。
女性は首の打撲などのケガをしたということです。
警察が動機などについて調べています。

高市首相「国論二分政策」実現訴え=自民が全国幹事長会議

自民党は11日、全国幹事長会議を党本部で開いた。高市早苗首相(党総裁)は、「国旗損壊罪」の導入や旧姓の通称使用拡大など、自身の掲げる「国論を二分する政策」の実現について「何としても約束を果たす」と強調。来春の統一地方選や2028年の参院選に触れ、「選挙に勝ち続ける足腰の強い党をつくりたい」と結束を呼び掛けた。
首相は、自民が大勝した先の衆院選で掲げた公約に関し、「責任ある積極財政、インテリジェンス(情報収集・分析)機能や安全保障の強化など、議論を呼ぶ内容もあったが、国民から『やり抜け』と背中を押してもらった」と主張した。
その上で、来年を「勝負の年」と位置付け、「統一地方選を勝ち抜くためには、どこまで公約を実現できたかだ。今年、結果を出さなければならない」と訴えた。さらに、統一地方選で敗れた場合は「再来年の参院選もいい結果は得られない」と危機感を示した。 [時事通信社]

静岡市で真夏日30・3度、東京都心も27・3度で今年初の夏日に

日本列島は11日、晴れて気温が上昇し、各地で季節外れの暑さとなった。静岡市では最高気温が平年より11・1度高い30・3度に達し、本州で今年初の真夏日を観測。東京都心も27・3度で今年初の夏日となった。
午後1時過ぎに30・3度を観測した静岡市駿河区のJR静岡駅前では、日傘を差して歩く人たちの姿がみられた。同区の会社員男性(25)は「暑さで思わず長袖を脱いだ」と半袖姿になっていた。買い物客でにぎわう東京・原宿でも、半袖など薄着の人が目立った。
気象庁によると、12日も各地で晴れ間が広がるが、最高気温は11日よりも低くなる見通しという。

大阪・ミナミの繁華街でタクシーが事故 歩行者の女性2人けが

11日午後4時半ごろ、大阪市中央区宗右衛門町2丁目付近で、タクシーが事故を起こし、歩行者の女性2人がけがをしました。
警察によりますと、午後4時半ごろ、中央区宗右衛門町の路上で「タクシーが人につっこんだ」と消防から警察に連絡がありました。
この事故により女性の歩行者のけが人が2人出ていて、外国人と日本人だということです。
2人とも打撲の症状を訴え、軽傷の見込みです。
タクシーの運転手にはけがはないということです。
警察によりますと、タクシー運転手の脇見が原因とみられるということです。
現場は大阪・ミナミの繁華街を通る一方通行の道で、普段から歩行者・車ともに通行量の多い道です。

学校法人同志社から聞き取りへ 文科省、辺野古沖転覆事故

沖縄県名護市辺野古沖で船2隻が転覆し、研修旅行中だった同志社国際高(京都府)の女子生徒ら2人が死亡した事故を巡り、安全管理の状況を詳しく確認するため、文部科学省が同校を運営する学校法人同志社に対して現地調査として聞き取りを実施する方向で調整を進めていることが11日、関係者への取材で分かった。
文科省はこれまで、私立学校を所管する京都府を通じて主に書面で経緯や安全管理状況の確認を行ってきたが、十分な回答が得られず、直接確認する必要があると判断したとみられる。
関係者によると、早ければ今月下旬にも文科省の担当者が直接法人を訪れ、聞き取りなどを行う予定という。
学校側はこれまで、出航の判断を船長に任せていたと明らかにしていた。同志社は第三者委員会を設置し、経緯や事故に至る要因を調べるとしている。
文科省は事故を受け、今月7日に全国の教育委員会や私立学校に対し、修学旅行など校外活動での安全確保の徹底を求める通知を出した。宿泊を伴う学校行事では、事前の実地調査で必要十分な情報を確認することを求めた。

金沢市で道路が幅10mにわたって陥没…道路の下には排水用の地下水路、水あふれ出した可能性

11日午前0時25分頃、金沢市二俣町の県道で、「車のタイヤがパンクし、道路が陥没した」と現場を通行した車の運転手から110番があった。道路に幅約10メートル、深さ約5メートルの穴ができており、けが人はいなかった。
石川県県央土木総合事務所によると、現場の道路の下に排水用の地下水路が通っている。何らかの原因で地下水路から水があふれ出し、陥没につながった可能性があるという。陥没を受け、現場を含む約50メートルの区間を通行止めとした。
同事務所は「これ以上穴が拡大しないように状況を注視し、対応を検討したい」としている。

元日本テレビアナ・多昌博志さん 7日に死去、63歳 1993年松井秀喜のプロ入り初本塁打、2001年長嶋茂雄監督の勇退試合で実況

元日本テレビアナウンサーの多昌博志(たしょう・ひろし)さんが、7日に多発肝腫瘍のため、神奈川県内の病院で死去したことが9日、スポーツ報知の取材で分かった。63歳だった。葬儀は近日中に近親者のみで執り行われる。
はつらつとした耳なじみのいい声色で、名物スポーツアナとして知られた多昌さんが急逝した。関係者によると、3月27日から体調不良のため入院。今月1日の63歳の誕生日を病床で迎えていた。アナウンサー、キャスターらを育成する「日テレ学院」の学院長職への復帰に向けて闘病していたが、帰らぬ人となった。
中大卒業後の1985年、同局に入社。アナウンス部ではプロ野球、サッカーなど、主にスポーツ中継を担当した。キャリアの代名詞と言えるのが、93年の巨人・松井秀喜選手のプロ入り初本塁打の実況。5月2日の巨人―ヤクルト戦(東京D)、7番・左翼で先発した松井選手が9回2死一塁から、高津臣吾投手の内角球を右翼席へたたき込む様子を、「ライトへ、ライトへ、ライトへ!」「松井のプロ入り第1号!」「とてつもないルーキー!」と高揚感あふれる語り口で伝えた。
89年7月15日の巨人・斎藤雅樹投手の11試合連続完投勝利や、2000年10月22日の日本シリーズ第2戦、巨人の長嶋茂雄監督とダイエー(現ソフトバンク)の王貞治監督のON対決などを担当。翌01年には、9月30日の長嶋監督の勇退試合(巨人-横浜)で実況を務め、「(アナとしての)デビュー戦より緊張しています」と重責を口にしていた。
「箱根駅伝」の中継には、87年の中継開始時から担当。99年、2000年は1号車の実況を務めた。03年に営業局に異動。23年に日テレイベンツ取締役に着任すると、昨年6月から「日テレ学院」学院長として後進の育成に尽力していた。
◆多昌 博志(たしょう・ひろし)1963年4月1日、神奈川県出身。中大法学部を経て、85年日本テレビ入社。86~91年まで「今日の出来事」のスポーツコーナーを担当。91年世界陸上東京大会では、男子走り幅跳びのマイク・パウエル(米国)の8メートル95の世界新記録を実況。2002年のサッカー日韓W杯準決勝ドイツ-韓国戦を実況した。