物流大手「センコー」 下請け会社に対価を支払わず『荷物の積み下ろし』『長時間の荷待ち』などさせたとして勧告

下請け会社の作業に対価を支払わなかったとして、公正取引委員会が物流大手「センコー」に再発防止などを求める勧告を行いました。

下請法違反があったとして勧告を受けたのは、大阪市に本社をおく物流大手「センコー」です。

公正取引委員会によりますと、「センコー」は2022年12月以降、下請け会社のトラック運転手らに荷物の積み下ろしや指定時間から2時間を超える長時間の「荷待ち」などをさせたにも関わらず、その代金を支払っていなかったということです。

対象の下請け業者は少なくとも36社におよび、同様の違反についても調査するよう求めています。

センコーは取材に対し、「勧告を厳粛に受け止めている」「再発防止に努めてまいります」などとコメントしています。

北陸新幹線の延伸ルート 維新が自民に再検討の議論求める 8パターンの案を提案

北陸新幹線の延伸ルートをめぐり、連立入りした維新と自民が初会合を開きました。

北陸新幹線の大阪までの延伸ルートは、2016年に、京都市内の地下を縦断するいわゆる「小浜ルート」で決まっていました。

ところが、建設費が倍になる見通しになり、日本維新の会からは琵琶湖の東を通る「米原ルート」などルートの見直しを求める声も上がっています。

こうした中、12日、維新が連立入りしてから初となるプロジェクトチームの会合で、維新は自民側に8パターンの案を提案し、ルートの再検討の議論を求めました。

(与党整備新幹線建設推進PT 前原誠司共同座長)「新たに我々が提案した資料等をぜひ自民党さんには俎上に載せていただいて、収まるところに収まっていければいい」

両党は来週からより具体的な議論を進めていくとしています。

国道49号で大型貨物車と普通車正面衝突か…3人重軽傷 どちらかが対向車線にはみだしたか 福島

国道49号で大型貨物車と普通乗用車が正面衝突し、3人が重軽傷となる事故がありました。
事故があったのは平田村大字蓬田新田字新田前190番地の国道49号です。12日午後3時頃、20歳の女性が運転する普通乗用車と、対向してきた45歳の男性が運転する大型貨物車が正面衝突したとみられています。この事故で、20歳の女性は急性硬膜下血腫の疑いで重傷、同乗していた22歳の男性も高エネルギー外傷の疑いで重傷です。大型貨物車の男性は軽傷でした。3人とも命に別条はないということです。現場は直線道路で、警察はどちらかの車がはみだして正面衝突したとみていて、事故の原因を調べています。

《台湾有事のゼロ日目は始まっているのか》米・シンクタンクが想定する3つの“開戦シナリオ” 防衛族の与党重鎮は「中国側に開戦の口実を与えてしまった」と憂慮

12月6日夕方、沖縄本島南東の公海上空が緊迫した。中国軍のJ15戦闘機が、航空自衛隊のF15自衛隊機に複数回レーダー照射を行ったからだ。
7日未明には小泉進次郎防衛相が記者団に経緯を説明した上で、レーダー照射に強い懸念を表明。高市首相も同日夕方に囲み取材で「安全な飛行に必要な範囲を超える危険な行為で極めて残念だ」と批判した。
中国は8日に「関係海空域での活動は国際法に合致している」「(日本サイドが)中国の軍事活動を妨害し『レーダー問題』として騒ぎ立てている」などと応戦。9日には中国国営中央テレビ系メディアの「玉淵譚天」が、中国海軍が自衛隊に対して訓練の事前通知を行ったやりとりとする音声を公開したが、小泉防衛相は「危険回避のための十分な情報はなかった」などと厳しく批判した。
日中関係はどこまで悪化していくのだろうか──。
台湾有事を巡る高市早苗首相の発言から、緊張感が高まり続けている2国間。ある防衛族の与党重鎮は「中国側に開戦の口実を与えてしまった」と嘆いた。
高市氏の答弁は中国の猛反発を誘い、中国政府が日本への渡航自粛要請を発出し、2年ぶりに再開された水産物の輸入はわずか2週間でストップ。中国が国際市場で優位に立つレアアース(希土類)の輸出規制など、さらなる経済圧力に踏み切るかどうかに注目が集まっているが、前出の与党重鎮をはじめとする防衛族議員らは”さらに深刻なシナリオ”を警戒している。
米国のシンクタンク「CSIS(戦略国際問題研究所)」が想定する「台湾有事」の開戦シナリオがそれだ。一部の防衛族議員らが「現実味を帯びだしている」と漏らしている。
「砲声が鳴る前」始に始まる「侵攻未満のグレーゾーンシナリオ」
「CSISはここ数年、『台湾有事』をテーマとした集中的なウォーゲームとシナリオ研究を行っています。大きく3つのシナリオを描いていて、【1】中国が台湾本島上陸に踏み切る『全面侵攻シナリオ』、【2】高市氏も言及した海上封鎖による”兵糧攻め”を行う『封鎖シナリオ』、【3】敵対勢力に罪をかぶせる形で政府や軍が自作自演で行う偽旗作戦や、情報操作を含む政治戦を仕掛ける『侵攻未満のグレーゾーンシナリオ』です。
防衛関係者の間では、高市氏の台湾有事答弁によって、【3】『グレーゾーンシナリオ』を仕掛けられる危険性の可能性がかなり高まったとみています」(大手紙政治部記者)
CSISは、2022年にレポート「What If… Alternatives to a Chinese Military Invasion of Taiwan(もしも…中国軍による台湾侵攻の代替案)」を発表している。中国は『全面侵攻に替わる選択肢を模索する』と予測。それは『圧力と限定的な軍事作戦』を組み合わせたものになるという。

マンホールから水が高さ10メートルほど噴出 千葉・四街道 すでに解消、家屋の浸水なし

12日午後6時15分ごろ、千葉県四街道市のJR物井駅近くで、目撃者から「マンホールから水が高さ10メートルくらい噴き上がっている」と110番通報があった。
県企業局施設設備課によると、工業用水道のマンホール内に設置してあった空気弁と送水管の接合部材が破断したことにより漏水が発生し、水が噴き出したという。13日午前4時半ごろ、上流の制水弁を閉めて漏水が解消された。同日午前11時の時点で、工業用水を利用している企業9社に断水などの影響出ているという。
同課によると、家屋の浸水などは確認されておらず、付近を通るJR総武本線の運行にも影響がなかった。

JR北海道 作業員2人が“ルール違反” 列車の見張り業務に専念せず踏切の除雪作業に加わる

JR北海道は、列車の見張り員2人が社内ルールに違反して業務に専念せず、踏切の除雪作業に加わっていたことを明らかにしました。
JR北海道によりますと、保線所の作業員5人は、2025年11月18日午前10時ごろから、室蘭線の栗丘駅と栗沢駅の間にある3か所の踏切で除雪作業を行いました。
このうち、2人はそれぞれ列車の進入を監視する見張り員でしたが、見張りに専念せず、他の3人と一緒に除雪作業に加わっていたということです。
その後、JR北海道の社員が、国土交通省の改善指示などを受けて導入したウェアラブルカメラの映像を確認したところ、今回のルール違反が発覚。JR北海道は今月に入って、ルール違反の内容などを北海道運輸局へ報告しました。
JR北海道によりますと、現場の踏切には警報機と遮断機が設置されていて、警報が作動すれば列車の接近を把握できる状況だったということです。
また、現場の踏切を通過する次の列車まで3時間ほどあったということで、作業員や列車の安全に直ちに影響する状況ではなかったとしています。
JR北海道は「工務関係の全職場と情報共有するとともに、全職場で職場内議論を行うことで、ルールを守ることの重要性について指導した」と話しています。

これからも「戦後」であり続けるために――「一億総特攻」に異を唱えた芙蓉部隊 戦後80年の慰霊祭

空や海から敵の艦船に体当たりする「特攻」。この捨て身の作戦に真っ向から異を唱え、戦い抜いた部隊が曽於市にいました。戦後80年。全国から遺族や関係者が集まり、慰霊祭が行われました。
11月10日、静岡から鹿児島へやってきた中野桂子さん。終戦の年に生まれた80歳です。
(中野桂子さん)
「1年ぶりですね。皆さんとお会いできるのが、楽しみ」
中野さんの父は、太平洋戦争末期、曽於市大隅町の岩川を拠点とした芙蓉部隊の指揮官、美濃部正少佐。アメリカ軍の猛攻に追い込まれた旧日本軍がとった「全機特攻」の方針に 真っ向から異を唱えた人物です。
「同じ死ぬなら確算ある手段を」と、上層部に決死の覚悟で訴え、部隊は終戦まで夜間攻撃を貫き、戦果を上げました。
それから80年、長女の桂子さんが訪ねたのは、当時を知る町の写真館です。
(澤俊文さん)
「わざわざお越しくださいまして、ありがとうございます」
澤俊文さんは、写真を撮りに来た隊員に遊んでもらっていたと言います。澤さんを訪ねてきた人は、他にも――。
隊員の孫世代の遺族です。
(梶原隆司さん・山口あゆみさん)
「昨日、福岡から」
「私は長崎から」
「私は大叔父と会ったことがなくて、写真とか見せてもらって教えてもらっている。生きている間、本人が全然話さなかったので」
「私も、生まれて1か月後に(隊員だった)おじいちゃんが亡くなったので、記憶が全く無いのです」
(澤俊文さん)
「僕は、5歳やったからね。兵隊の人たちは、うちに来てうちで写真を写して、うちから郷里に送っていた」
慰霊祭を翌日に控えた夜――。地元で芙蓉部隊の歴史を語り継ごうと活動する、岩川芙蓉会が、交流会を企画しました。全国から遺族や関係者が集い、芙蓉部隊を題材にした落語をつくった桂竹丸さんと、多くの関係者への取材をもとに本を出版した境克彦さんが語り合う場面もありました。
夫婦で参加した中濱さんは、19歳で戦死した隊員の姪です。戦後80年という節目の慰霊祭に、どうしても参加したいと愛知から駆け付けました。
(中濱正江さん)
「特攻って聞いていたけど、芙蓉部隊って聞いたことなかった。だから家族も誰も知らなくて」
叔父は特攻隊ではなく芙蓉部隊だったと知り、中濱さんが感じたのは安堵でした。
(中濱正江さん)
「『帰ってきていい』と言われて出ていくのと、『帰って来ちゃだめ』と言われて出ていくのって、すごく違うと思う。だから私は、ここに籍を置けたこと、美濃部さんの部下であったことが、叔父は幸せだったなってすごく感じています」
過酷で危険な夜間の出撃。美濃部さんは、隊員たちに「帰ってこい」と声をかけ、滑走路で何時間も待ち続けたといいます。
戦後――。美濃部さんは、家族や周りの人に当時のことをほとんど語りませんでした。しかし、亡くなる少し前、桂子さんに「岩川へ参ってほしい」と願いを託していました。
(中野桂子さん)
「亡くなった方もいっぱいいらっしゃるし、ご遺族に申し訳ないという気持ちはたくさんあったと思う。来られてよかったなと」
翌日――。雨のため屋内で行われた慰霊祭には、隊員の遺族や地元の中学生、岩川芙蓉会のメンバーなど、約80人が参列しました。遺族を代表して追悼の言葉を述べたのは、18歳で亡くなった隊員・松木千年さんの甥です。
語ったのは、出征前日の出来事――。
(渡辺広晴さん)
「父親である私の祖父が、おじさんの髪が伸びてもいない丸坊主の頭を、バリカンで刈ったそうですね」
最後の別れを覚悟し、遺髪を残そうと兄の坊主頭を刈る父親の姿を、まだ幼かった渡辺さんの母は不思議そうに見ていたそうです。
(渡辺広晴さん)
「伯父の頭を刈るときに母が…そんなに伸びていない髪なのになぜ刈るのか分かっていなかったので、おばあちゃんに袖を引っ張られて『いらんこと言うな、今は大事な時間なんだ』と。そういうことがあったと聞かされた」
渡辺さんは7年前、車いすの母を岩川に連れて来ました。母は、戦死者を祀る芙蓉之塔に抱きついて、幼くして生き別れた兄を偲んだそうです。その母も、兄の元へ旅立ちました――。
(渡辺広晴さん)
「そう簡単に『昔のことだね』と忘れ去ることは到底無理。私の子どもにももちろん伝えるし、生きている間の責任は全うしたい」
岩川芙蓉会のメンバー、前田孝子さんは、渡辺さん親子との出会いを機に、ある決意をしました。隊員の遺影や遺品を、この岩川の地に集めることです。
(前田孝子さん)
「生きた証が戦没者の方には無いなということに気づかされた。私たちに何ができるのかな、やっぱり生きた証を残さないと(いけない)と強く思った」
数年前までは、慰霊祭に足を運ぶ元隊員もいましたが、今やそれも難しくなりました。
(中野桂子さん)
「80年は短いようで長い。生きていらっしゃる戦争を味わった方がいなくなり、子どもや孫世代になって、その人たちが平和のことを考えながら、これから二度と同じような戦争が起こらないでほしいと切実に思う」
『一億総特攻』という時代の流れにあらがい信念を貫いた人たちが、この岩川の地にいたこと――。戦後80年・・・。これからもずっと「戦後」であり続けるために忘れてはならない記憶です。
(KYT news.everyかごしま 2025年11月20日放送)

「考え事をしていた」 乗用車が歩道に乗り上げ電柱に衝突 けがなし 東京・杉並区

けさ(13日)、東京・杉並区の交差点で走行中の乗用車が歩道に乗り上げ、電柱に衝突しました。この事故によるけが人はいません。
きょう午前7時40分ごろ、杉並区本天沼の交差点で「乗用車と歩行者の事故が起きた」と110番通報がありました。
警視庁によりますと、19歳の女性が運転する乗用車が交差点を直進しようとして、運転操作を誤り歩道に乗り上げ、電柱に衝突したということです。けが人はいませんでした。
女性は「考え事をしていた」と話しているということです。
警視庁は、事故の原因を調べています。

世田谷一家殺害25年、解決願う 母「夜なると悲しい」、有志集会

東京都世田谷区の住宅で2000年12月、会社員宮沢みきおさん=当時(44)=一家4人が殺害された事件から25年を迎えるのを前に、解決を願う有志が13日、同区で集会を開いた。高齢のため欠席したみきおさんの母節子さん(94)が「夜になると悲しく寂しくなる」などと心境をつづった日記が読み上げられた。
未解決殺人事件の被害者遺族らでつくる「宙の会」代表幹事高羽悟さん(69)も参加。高羽さんの妻は26年前に名古屋市西区の自宅アパートで殺害され、今年10月に容疑者が逮捕された。集会後、取材に応じ、節子さんに「気を強く持ってもらって諦めないでほしい」と呼びかけた。
現場近くの小田急線成城学園前駅では、捜査本部が置かれる警視庁成城署や捜査1課の捜査員らがチラシを配って情報提供を呼びかけた。佐藤圭一郎署長は「絶対犯人を検挙するという強い信念で捜査を続ける」と述べた。
情報提供は成城署、電話03(3482)0110。

「お前を殺して俺も死ぬ」70代女性に5キロの鉄アレイを振り上げて脅迫した疑い 50歳の男を現行犯逮捕≪新潟≫

13日、新潟市西区で70代女性に凶器を用いて脅迫した疑いで50歳の男が逮捕されました。
暴力行為等処罰に関する法律違反の疑いで現行犯逮捕されたのは、新潟市西区の無職の男(50)です。
警察によりますと、男は13日午前10時20分頃、新潟市西区の建物内で面識のある70代女性に対して、5キロの鉄アレイを振り上げながら「お前を殺して俺も死ぬ」などと脅迫した疑いが持たれています。
女性から助けを求められた第三者から「トラブルがあった」などと110番通報があり、事件が発覚しました。
実際に男は女性に対して危害を加えることなかっため、女性にけがはありません。
警察の調べに対して、男は「私がしたことに間違いありません」と容疑を認めています。