前橋の教会に侵入、司祭宅に放火した容疑で無職男を逮捕…教会内の聖堂は国の有形文化財

群馬県警は29日、住所不定、無職の男(34)を現住建造物等放火と建造物侵入の疑いで逮捕した。
発表によると、男は25日午後7時40分頃~同10時半頃、前橋市大手町のカトリック前橋教会内に侵入して男性司祭(57)宅に火をつけ、2階の一部約10平方メートルを焼いた疑い。男は28日夜、桐生署管内の交番に「前橋市にある教会で火をつけた」と自首した。調べに対し、容疑を認めている。当時、男性司祭は外出中でけが人はいなかった。2人には面識があったという。
同教会内にある聖堂は国の有形文化財に登録されている。

今日6月30日(月)の熱中症警戒アラート 今年最多の20地域に発表

環境省と気象庁は、今日6月30日(月)を対象とした熱中症警戒アラートを西日本を中心に今年最多の20地域(17県)に発表しました。そのうち、佐賀県は今年初の発表です。
対象地域では特に熱中症のリスクが高くなります。こまめな水分補給を心がけるとともに、屋外での長時間の行動を避けて室内でエアコンを使用するなど、積極的に熱中症予防を行ってください。
気温だけでなく暑さ指数も上昇
▼熱中症警戒アラートの発表状況(計20地域)
三重県 兵庫県 広島県 島根県 山口県 香川県 徳島県 愛媛県 高知県 福岡県 大分県 長崎県 佐賀県 熊本県 宮崎県 鹿児島県(奄美地方除く) 奄美地方 沖縄本島地方 大東島地方 八重山地方
今日30日(月)も西日本や東海は高気圧に覆われるため、強い日差しが照りつけて気温が上がります。熱中症警戒アラートの対象地域では暑さ指数(WBGT)も高くなり、熱中症のリスクが上昇するところがあるので、エアコンをつけたり、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。十分な睡眠と栄養補給も熱中症予防の基本です。
熱中症警戒アラートが発表されていなくても、30℃以上の真夏日や35℃以上の猛暑日が予想されているところもありますので、最新の情報に注意してお過ごしください。
熱中症警戒アラートとは
熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、以前発表されていた高温注意情報を置き換えたものです。2021年から全国で本運用が始まりました。
環境省と気象庁は、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。
暑さ指数(WBGT)とは
暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目し、気温、湿度、日射・ 輻射、風の要素から算出されます。
熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。

《模擬店では「ベビー核テラ」を販売》「悠仁さまを話題作りの道具にしてはいけない!」筑波大の学園祭で巻き起こった“議論”と“ご学友たちの思いやり”

6月1日、秋篠宮家の長男・悠仁さまが通う筑波大学で、新入生を中心に運営される学園祭「やどかり祭」が開催された。やどかり祭は、筑波大学の寮である平砂学生宿舎周辺で毎年春に行なわれる学園祭で、模擬店やステージ企画などが構内を賑わせる。
新入生のための交流の場も設けられており、新1年生にとっては学内での関係を広げる大切な機会だ。そんなやどかり祭でひときわ注目を集めたのが、生命環境学群生物学類の新1年生である悠仁さまが所属するクラスの模擬店だ。
同店では細胞の核分裂をテーマにし、「ベビー核テラ」と称したベビーカステラを販売していた。模擬店の準備段階では、悠仁さまの学園祭への関わり方をめぐって学生の間である議論が交わされていたという。筑波大学の関係者はこう明かす。
「模擬店の企画会議では、商品名に悠仁さまの名前を冠すといった案も出たといいますが、『悠仁さまを話題づくりの道具にしてはいけない』という考えでクラス内の考えは一致したそうです。『悠仁さま監修』『皇室御用達』といった文言を使う、『悠仁さまが座った椅子で記念撮影してもらう』といった案も出ましたが採用されることはなく、最終的に『悠仁さまも1人の筑波大生として接するべきだ』という意見でまとまったわけです」
元気に呼び込みをする姿も
悠仁さまは他の学生と同様に準備をこなし、当日も模擬店のスタッフとして積極的に来場者に声をかけていたという。店先で「カステラいかがですかー?」と元気に呼び込みをする悠仁さまの姿も目撃されている。
「驚いたのは、悠仁さまがとても気さくに来場者と会話されていたことです。『悠仁さまに会いたい』と模擬店周辺に人が集まる場面もありましたが、ツーショットを求められても嫌な顔ひとつせず、笑顔で快く応じておられました」(同前)
しかし不思議なことに、そうした写真がSNS上に出回ることはなかった。この空気感こそ、悠仁さまと筑波大学の学生との関係性を象徴しているという。
「誰もがスマホを持ち、気軽に発信できるこの時代に、悠仁さまとのツーショットをSNSに投稿する学生を見かけない。それは、学生たちの間で『悠仁さまはクラスメイトの一員』という共通認識があるからです。必要以上に特別視しない、それが筑波大生なりの思いやりなんだと思います」(同前)
やどかり祭での悠仁さまに対する筑波大生の配慮などについて聞くと、筑波大学広報局は「お答えすることはありません」と回答、宮内庁は「承知しておりません」(総務課報道室)と答えた。
悠仁さまは学生たちに受け入れられ、筑波大学の一員として学生生活に馴染んでいるようだ。

不信任決議受けた沖縄県石垣市長が自動失職、50日以内に市長選へ…議案の日付を執行部が改ざん

議案の日付を執行部が改ざんしたとして、沖縄県石垣市議会から不信任決議を受けた中山義隆市長(58)が29日、自動失職した。市選挙管理委員会が通知を受けて50日以内に市長選が行われる。行政区域にある尖閣諸島の領土保全について積極的に発信し、防衛力の南西諸島シフトにも理解を示してきた中山氏が5選に向けて立候補するかどうかが焦点となる。
市は国民健康保険事業特別会計を巡り、昨年度の赤字を補填(ほてん)するための今年度補正予算を5月30日付で専決処分したとする議案を、6月定例会に提出した。処分は地方自治法上、5月末が期限とされる。しかし、実際は6月に入って処分していた。問題視した市議会は今月18日、中山氏の不信任決議案を可決した。
中山氏は市議会で「違法状態の赤字を解消するために決裁した。深くおわびする」と謝罪した。その後、市側に責任があることから議会を解散せず、失職を選択する方針を示していた。
中山氏は自民、公明両党の推薦を受けて2010年に初当選し、4期目だった。次期市長選で自民党は中山氏を軸に候補者選考を進めている。県内では玉城デニー知事を支える「オール沖縄」系首長が全11市でゼロの状態が続いており、擁立に向けた動きが注目される。

自称「ロケット野郎」の熱血漢、H2A6号機の失敗糧に790項目の課題洗い出し「失敗は神様の贈り物」

20年以上にわたって日本の宇宙開発を支え続けた主力ロケット「H2A」の最終号機は29日未明、満天の星に吸い込まれていった。幾多の困難を乗り越え、98%という高い成功率を実現させた関係者は、晴れやかな笑顔を見せた。
熟練エンジニア「まさに有終の美」

午前1時50分頃、打ち上げ成功が伝えられると、種子島宇宙センター(鹿児島県)に待機していた三菱重工業などのスタッフからは「よくやった」などの歓声が上がり、拍手に包まれた。
H2Aで唯一失敗した2003年の6号機打ち上げ後、再発防止の責任者を務めた元同社技術者の浅田正一郎さん(69)は、同センターの展望台で航跡を見守った。「あの失敗があったからこそ、H2Aは成長することができた」と語る。
浅田さんは、H2Aの前身となる初の純国産ロケット「H2」の設計などに携わった熟練エンジニア。技術者として大切にしてきたのは「失敗は神様の贈り物」という思いだ。6号機失敗で気落ちする部下を「失敗は自分たちの考えが及ばなかったことに気づかせてくれる。それを改善すれば、次は必ずうまくいく」と励ました。
浅田さんらは7号機打ち上げに向け、見過ごされた問題がないか洗い出しを徹底。課題は約790項目に上り、対策の要否を一つ一つ検証した。職場のある名古屋市から東京の本社、種子島、全国の各メーカーへの出張が重なり、「ほとんど自宅にいなかった」。
「ロケット野郎」を自称する熱血漢でもある。失敗原因を究明する文部科学省の委員会では、なぜ自動車のように信頼性が高まらないのかとの批判に、「大量生産の車とは違う」と反論し、「技術に100%なんてない」と啖呵(たんか)を切った。

今も、人工衛星を造る東京の宇宙新興企業に籍を置く。思い出深いロケットの最後を見届けようと、種子島に駆けつけた。失敗を糧に成長したH2Aが上昇するさまを見て、目を細めた。「あの時から一度も失敗せず、44回連続で成功を続けてきたことに称賛を送りたい。まさに有終の美を飾ってくれた」
三菱重工責任者「まだ夢を見ているみたいです」

最後の打ち上げでも、細心の注意が払われた。50号機は当初、24日に打ち上げる予定だったが、ロケットの2段目で電力を分配する機器に、通常とは異なる電圧の変化が検出される不具合が見つかった。延期を決断したのは、予定日の5日前。電圧は規定内だったが、三菱重工業で打ち上げの責任者を務める鈴木啓司さん(59)は「正体の分からない不適合を抱えたまま打ち上げはできない。最優先させるべきは成功。迷わなかった」と説明した。
50号機は延期を経て、29日午前1時33分、予定通りの時刻に打ち上げられた。打ち上げ後に記者会見した鈴木さんは「全てをH2Aに懸けてきた。成功したというけれど、まだ夢を見ているみたいです」と感慨深げに語った。

種子島宇宙センターから約3キロ離れた恵美之江(えびのえ)展望公園では、未明の打ち上げにもかかわらず、詰めかけた多くのファンが最後の雄姿を見届けた。
埼玉県川口市から初めて訪れた会社員男性(26)は事前に購入した記念Tシャツを着て見守り、「映像で見るのとは迫力が全然違い、感動した」と興奮気味に語った。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力で宇宙について学べる「宇宙留学」で、関東から家族と種子島に移住した南種子町立花峰小5年男児(10)は、H2Aのポスターが貼られた地元の盛り上がりに触れ、「H2Aは最後だけど、これからも見に来たい」と声を弾ませた。

がれきの下に見えた手を残し救命へ、「無力な自分」を痛感…警察官が見た能登半島地震

石川県警は、能登半島地震の被災地に派遣された警察官ら114人の手記をまとめた。道路が寸断された半島での救助活動の難しさや助けられなかった無念さ、日頃の備えの大切さなどへの思いが記されている。現場での経験を語り継ぐことで、今後の災害対応の向上につなげる考えだ。(金沢支局 宮崎乃亜)
手記を寄せたのは、県警の警察官83人や家族6人、全国から派遣された警察官25人。被害が甚大だった珠洲市内の珠洲署に勤務していた50歳代警部補は、倒壊して1階が押しつぶされた家を目の当たりにした。がれきを取り除くと、手のひらが見えた。この家に住んでいた中学生だった。
声をかけて手を握ったが、「冷たく呼び掛けには一切応答がなかった」。他にも多数の人が下敷きになっているとの報告が入り、「助けられる命」を優先して現場を離れざるを得なかった。警部補は「『明日、必ず救助するから、寒いけど我慢してな』と心の中で手を合わせ、次の倒壊現場に向かった」とつづった。
輪島署員だった30歳代巡査長が命じられたのは、家屋が倒壊するなどした輪島市門前町地区での遺体安置所の開設で、軽トラックで来た高齢男性から「息子を置いてもらえませんか」と声をかけられた。荷台から運び込まれた遺体は「昔一緒に遊んでくれた男性」だった。その後、何人もの顔見知りと遺体で再会した。
「被害者の話などを聞いて少しでも気を楽にしてもらうこと」が職務だと思っていたが、声をかけることすらできなかった「無力な自分」を痛感した。それでも「淡々とこなすことはせず、ご遺体に礼を尽くそう」と心がけたといい、「この経験を糧に警察人生を歩んで行こうと思います」と結んだ。
地震では道路の寸断が相次ぎ、珠洲市などで捜索活動の指揮を執った八田泰広警視(53)は「現地にたどり着くことの難しさ」を感じたという。情報収集や捜索活動を進めながら道なき道を走破し、現場にたどり着くまで30時間かかった経験から、装備品の小型化や軽量化が課題だと指摘する。八田警視は「肉体的、精神的にも過酷な環境で互いを励まし合いながら活動した」と振り返り、「人命救助にあたった警察官の思いを知ってほしい」と話している。

手記「あの日からそれぞれの思い」は、石川県警のホームページ(https://www2.police.pref.ishikawa.lg.jp/security/security16/security01.html)などで公開されている。

「脱法モペット」販売の“中国人”を逮捕! 「もっとやれ」「バンバン検挙すべき」の声も! ナンバーなし「危険走行」を黙認… 異例の“販売店”摘発の背景は? 元警察官が解説

客が違法走行していることを知りながらペダル付き電動バイク「モペット」を販売したとして、販売店経営者が逮捕されました。一体何があったのでしょうか。
■違法走行を「黙認」 販売店を摘発
客が違法な状態で公道を走行していると知りながら、ペダル付き電動バイク「モペット」を販売したなどとして、大阪市内にあるモペット販売店の経営者らが逮捕されました。
一体どのような事案だったのでしょうか。
大阪府警は2025年6月25日までに、客が違法な状態で公道を走行すると知りながら、ペダル付き電動バイク「モペット」を販売したとして、大阪市内のモペット販売店の中国籍経営者ら4人を、道路交通法違反(整備不良など)ほう助の疑いで逮捕しました。
これは、6月中に40代の男性客らがモペットを購入した直後、本来設置しなければならないナンバープレートやサイドミラーなどを備え付けないまま運転していたものの、店側がそれを黙認していたというものです。
大阪府警ではこれまでに、時速20キロ超で走行可能なモデルのモペットにナンバープレートを取り付けて販売するよう店に指導していたということですが、逮捕された容疑者らは従っていませんでした。
なお、大阪府警はモペットの購入者が整備不良の車両に乗って店から帰る様子などを確認し、店側に違法性の認識があったと判断したということです。6月23日には店に家宅捜索をおこない、モペット数台を押収したといいます。
このペダル付き電動バイク モペットをめぐっては、たびたび重大な事故が発生しており、悪質な運転が問題視されてきました。
2024年10月には東京都世田谷区の路上で、大学生がモペットを無免許運転して事故を起こし、50代の男性に重い障害が残る大けがを負わせた上、知人に犯人の身代わりを依頼したという事件もあり、その後懲役3年の実刑判決が言い渡されています。
しかし今回の事例のように、モペットの販売店側が道路交通法違反のほう助容疑で立件されるのは異例のことです。
このニュースに対しては、インターネット上で「ほう助で逮捕!よくやったという気持ちと、もっとやれという気持ちです」「これを契機に悪質なお店をバンバン検挙すべき」など、今回の取り締まりを好意的に受け止める声が多数聞かれました。
また、「ナンバー登録、自賠責保険の加入を購入者任せにしているお店も多い」との現状を指摘する意見や、「自賠責保険に加入していない違法なモペットに乗って他人にぶつかって怪我をさせたらどう責任を取るつもりだろうか?そんな事を何も考えていない販売者と運転者を厳しく取り締まって下さい」など、取り締まり強化を求める声も上がっています。
そもそもペダル付き電動バイクは、ペダルおよびモーターを備える車両のうち、「スロットルが備えられておりモーターのみで走行させることができるもの」「電動アシスト自転車のアシスト比率の基準を超えるもの」をいいます。
これは自転車の性能を大きく超えるため、運転する際には「原付免許」以上の運転免許が必要であり、車道を通行する、ヘルメットを着用するなどの交通ルールを守らなければなりません。
ペダルを備えていることから自転車に分類されると勘違いする人も少なくなく、ペダル付き電動バイクには運転免許が必須であるとの認識を持つことが大切です。
さらにペダル付き電動バイクには、原付同様にブレーキやヘッドライト、サイドミラーといった装置のほかナンバープレートの取り付けが義務付けられています。加えて、自賠責保険(共済)の契約をしていなければ、運転することはできません。
そのほかペダル付き電動バイクは、モーターを使わずペダルのみを使って走行した場合でも自転車ではなく、原付または自動車扱いとなります。誤って歩道を走ることがないよう注意しましょう。
※ ※ ※
ペダル付き電動バイクの販売に際しては、店側がナンバープレートの設置義務や自賠責保険の加入義務などについて、顧客にきちんと説明していないケースが散見されます。
運転者自身はもちろん、販売店にも法令を遵守する意識を持つことが求められています。

教室で女子児童を監禁 わいせつ未遂で38歳の教諭を逮捕 広島・安佐南署

広島市の小学校の教室で、女子児童を監禁し、わいせつな行為をしようとしたとして、38歳の教諭の男が逮捕されました。
わいせつ誘拐や監禁などの疑いで逮捕されたのは、広島市安佐南区に住む、広島市立小学校の教諭・中島健夫容疑者38歳です。
警察などによると、中島容疑者は今月27日の午前8時55分ごろから午前9時5分ごろまでの間、10歳未満の女子児童にわいせつ目的で「待っといて」と言い、無人の教室のイスに座らせ、手を目で覆うなどして監禁しました。そして、自身の下半身を露出し、わいせつな行為をしようとしましたが、女児が目を開けたため未遂に終わった疑いです。
調べに対し、中島容疑者は「おおまかあってます」と容疑を認めているということです。当時、女子児童以外の児童は授業で別の教室に移動しており、事件があった教室には、中島容疑者と女子児童の2人だけだったということで、警察が動機やほかに同様の被害がないか調べています。

備蓄米放出「幻想振りまくな」 立民・小川幹事長「参院選はただちに政権選択選挙」

立憲民主党の小川淳也幹事長は29日、横浜市港北区の東急東横線日吉駅前で演説した。「参院選は、ただちに政権選択選挙であると言っても過言ではない」と述べ、自民・公明両党を過半数割れに追い込むため支持を呼びかけた。
小川氏は、小泉進次郎農相が随意契約で放出した政府備蓄米は国内消費量で2~3週間分にとどまると指摘し、「2週間分で全部が解決するような幻想を振りまくことはやめてほしい。ほとんどの人は買えず不公平だ」と批判。少数与党の石破茂政権に「そろそろ選手交代の時期ではないか」と迫った。

別の保護者4人からも262万円詐取 容疑で日大重量挙げ部の元監督を再逮捕

日大重量挙げ部の元監督らが、奨学生の保護者らから授業料などを不正に徴収していたとされる事件で、警視庁捜査2課が詐欺の疑いで、同部元監督で無職、難波謙二容疑者(64)=東京都狛江市=を再逮捕したことが30日、捜査関係者への取材で分かった。
同課は難波容疑者が少なくとも平成27年度以降の約10年間、入学予定者計48人から計約3795万円を不正に徴収していたとみている。
捜査関係者によると、難波容疑者は令和5年12月ごろ、同部の男性コーチと共謀し、奨学生として入部予定の生徒の保護者4人に対し、「2年目以降スポーツ奨学生で申請予定。1年目のみお支払いください」などと、本来免除される施設整備資金などの入金を求める文書を郵送し、架空請求分計約262万円を含む計約537万円を振り込ませてだまし取ったとしている。
難波容疑者は今月10日、同様の手口で別の入部予定者の保護者4人から計約205万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、警視庁に逮捕されていた。