岸田首相は、16日、海上保安庁の当初予算の規模について、2027年度までに現在の水準の約2千億円から1千億円程度増額する方針を表明した。首相官邸で開かれた会合で明らかにした。
会合で、岸田首相は「我が国周辺海域を取り巻く情勢は緊迫度を増している。海上保安庁の体制を一層強化し、自衛隊を初めとする国内外関係機関との連携を強化することが必要だ」と強調し、「海上保安能力強化に関する方針を新たに決定した」と述べた。
そして、「海上保安庁の当初予算について、2027年度までに現在の水準である約0.2兆円からおおむね0.1兆円程度増額する」と明らかにした。 さらに、「大型巡視船4隻の新規整備、無操縦者航空機の運用拡大などに直ちに着手する」と述べた。
政府は、16日、防衛力の抜本的強化と防衛費の大幅増額を盛り込んだ安全保障関連3文書を閣議決定する。