日本生命の元営業職員が1530万円詐取、顧客に架空の保険持ちかけ…「生活費に充てた」

日本生命保険は13日、長崎県内の40歳代の元営業職員が顧客から約1530万円詐取していたと発表した。
元営業職員は長崎支社長崎中央営業部に勤務していた。在籍中の2017年4月~22年10月、1人の顧客に架空の保険を持ちかけ、保険料名目で金銭を不正に取得していた。被害に遭った顧客から今年1月に申し出があり、発覚した。元営業職員は「生活費に充てていた」と話しているという。
日本生命は被害に遭った顧客に弁済し、告発する準備を進めている。元営業職員には不正に取得した金銭の返還を求める。