駅伝の強豪、大牟田高駅伝部の監督が体罰で解任…合宿中に部員の顔を複数回平手打ち

高校駅伝の強豪校として知られる福岡県大牟田市の私立・大牟田高校で、駅伝部の監督を務めていた50歳代の男性教諭が部員の顔を複数回平手打ちする体罰を加えていたことがわかった。教諭は学校の調査に体罰を認め、今月1日付で監督から外された。同校は他にも体罰がなかったか調査を続けるとしている。
同校によると、教諭は昨年8月、長野県での駅伝部の合宿中に、3年生(当時)の男子部員に対し、顔を複数回平手打ちして鼻血が出るけがを負わせた。保護者に連絡して謝罪したが、学校には報告していなかった。同校は今後、教諭を処分する方針。
同校駅伝部は、全国高校駅伝に43回出場し、優勝5回を誇る。教諭は2006年から監督を務めていた。