愛知・西尾で工場火災 隣にガソリンスタンド、住民に避難呼びかけ

28日午後2時20分ごろ、愛知県西尾市下町の工場から出火し、「2階の倉庫部分から煙が出ている」と従業員から119番があった。市消防本部や県警西尾署によると、火元は3階建ての工場で、午後9時半現在、消火活動が続いている。
この火災によるけが人は確認されていない。工場の西隣にガソリンスタンドがあり、同署は付近の住民に避難を呼びかけている。
市消防本部によると、工場は鉄骨造。火災で全焼し、北側の壁面は崩落しているという。2階でマグネシウムを保管していたほか、3階で燃えやすい繊維強化プラスチック(FRP)の箱を製造・保管していたという。
現場周辺には警察の規制線が張られ、付近の住民らが心配そうな表情で見つめていた。
近くに住む70代の男性は「工場の中は火柱が立っていて、何度か『ポコン』という音もした」と振り返り、「規制線の中に家があるので、今日は帰れない」。別の70代男性は「黒い煙が近くの小学校の方まで広がっていた。びっくりして怖かった」と話した。
現場は名鉄西尾駅から西に約2キロ。【山下俊輔、熊谷佐和子】