日本郵便関東支社は14日、流山郵便局(千葉県流山市西初石4)に勤務する契約社員が荷物245個を配達せず、商業施設内のごみ箱などに捨てていたと発表した。同支社は契約社員を13日付で懲戒解雇した。
同支社によると、捨てられたのは、送り主が指定した区域の全世帯に配達する「タウンプラス」。契約社員は2月下旬と9月9日の2回、配達区域外の商業施設など2カ所に捨てた。同13日に、商業施設側から「フードコートのごみ箱から大量の郵便物のようなものを発見した」と連絡があり、発覚した。
同支社は「再発防止策を講じるとともにコンプライアンスの指導の徹底に努める」とコメントした。【林帆南】